[モヤさま] 三時の貴方はキラキラ -阿佐ヶ谷①-
「モヤさま」スタッフの皆様。あの放送以来、「モヤさま マズい店」というキーワードで検索する人が急増したようなのですが…。
小平こと「妖怪 雨降らし」を調伏せしめたはずが、悪天候の続く「モヤさま」ロケ。雨の中訪れた阿佐ヶ谷では、独自の道を追求する三人の芸術家に出会った。
一人目の芸術家は米屋を営む「タマゴ師匠」。ある日、目玉焼きをつくろうと普通に卵を割ったら、中身が抜け落ちた後の殻を見つめ「何だか良い」と感じたのをきっかけに、「芸術作品としての卵の殻」を追求しようと思い立った師匠は、今では数々の自信作を店の中に展示している。まさに「抜け殻」となったそれの、無造作に破壊された後の残骸に退廃的な美を感じたのか。
おそらくタマゴ師匠以外の誰もが理解できないだろうが、自分一人にしか理解できないものこそが究極の芸術美であるかも知れない。私などは、台風が去った後の街に取り残された、無残に折れたビニール傘を見て、「雨をしのぐ」というたった一つ課せられた役目を無残に奪われた哀しみに美を感じた。
ええ、病んでます。
卵の殻が集まっているのを見て、「タマタマ」という名のポケモンに例えた三村。そのポケモンの例えは解らないと大竹に指摘されたが、三村は無自覚なまま、テレビ東京で看板番組を任された者としての責任を果たしている。
三人が挑戦した「タマゴの殻アート」。これらを詳しく批評しようかと思ったが、放送の中で
「三角の穴を空けるという女性らしい気遣いがある作品」
などという文言が出た時、何だか先に言われてしまった感があったので止めておく。偶然ながら、いかにも私が好んで使いそうな言い回しを……。
二人目の芸術家は、商店街に掲げられたフクロウの絵を描いた服屋の店主。山崎努をスマートにしたような顔をしている。フクロウの絵は魔除けらしい。
この店には白いオウムがいた。このオウムは少し変わっていて、気が昂ぶると、あれはトサカというべきなのか、ライオンのたてがみのようなものを逆立てて威嚇してくる。それは王冠のようにも見えてなかなか高貴な感じがする。
今まで鳥に嫌われ続けてきた三村。戯れに、己の腕にオウムを乗らせようとした。意外にもオウムはトサカを降ろし、ゆっくりと片足を三村の腕に乗せてみたが、少し考えるように首をかしげた後、もう一つの足を乗せることはなく、腕に乗せた足をゆっくりと止まり木に戻した。そして再びトサカを逆立てて威嚇してきた。
街の魔除けをつくる店主に飼われたオウム。三村の大きな腹の中に潜む魔物の気配を感じたのだろうか。
青果店のおばさんが、三村に言った謎の言葉。
「今日はやらないんですか、ラジオ。三時からのキラキラ。」
キラキラ…。「きらきらアフロ」じゃないよね。まさか三村を鶴瓶とは間違えんだろう。あれもラジオじゃなくテレビ番組だし。
三人目の芸術家、「山の本の収集家」はかなり謎だが省略。
今回ははじめて、「DVD化しても多分入る特典映像」のコーナーがあったが、この回がDVD化されるのは一体何年後なのかね。今年はあと1回あるかと思っていたが、本当に年1回ペースでしかDVD発売されないのか。一般人が中心の番組だから許可を取るのも一年がかりなのだろうか。第三弾は大量リリースされれば良いのに。
そんな特典映像。相変わらずこの番組は、芸人ではなく会社員がオチをつけます。
次回、天候はさらに悪くなり、ビニール傘が壊れるようだ。まさにあれこそが…。
結局、懸賞の応募ハガキは出さなかった。私は珍しい名字なので、万一当選したとしたら知人にすぐバレる。そんな危険は冒せなかった。
ましてや万が一、実生活での知人に「共食い狼」の正体がバレたとしたら、それは取り返しのつかぬ過ちである。
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