[モヤさま] 千円自販機の価値 -大山(1)-
千円自販機の本質は詐欺でしかないが、「モヤモヤさまぁ~ず」の手で救われ、自らが名乗る「夢の自販機」としての生き方を赦された。
大山で発見されたその自販機も、彼ら千円自販機業者にとって神様であるさまぁ~ずを祀っていた。何故か英語表記だったが。
先ほど録画したものを見返すと、千円自販機に近づいた時、音声にひどいノイズが混じっている。あの自販機、有害な電波でも発しているのではないか。
今回の収穫は「エルチュンメル」のワニ皮風の財布、「ムーングラス」のシボレー風キーホルダー、「ハオバンジャ」のCDケース等。相変わらず、国籍不明な響きのブランド名と、高級品を薄っぺらく真似たイカサマな質感が笑える。
この千円自販機、たいていは白い無地の箱に商品が隠されていて、中にはがっかりさせられるような商品しか入っていないのが解っているのに、なぜかドキドキする。箱を開けるだけで笑いをとれるなんて、さまぁ~ずは得な芸人だ。
そして出てきた変なブランド名の商品を、さまぁ~ずの二人は「ここにあったか!」「遂に見つけた!」とはやしたて、「CDがたくさん入る!」「シボレーっぽい高級感」と褒め称える。
出来が悪いなりに良い所を見つけてあげられるその包容力は、関根勤か、さまぁ~ずか、といったところか。さすが、人を傷つけない平和な笑いを追求する番組。
あの千円自販機から出てくる商品に対して千円以上の価値を見出せるのも、彼ら三人ならではである。普通に自分の金で千円出して、あんなのが出てきても、千円をドブに捨てたような無力感しか残らないだろう。
私なら、千円自販機をやるくらいだったら、Unicefの募金箱にでも突っ込んだほうが良いと思う。
「モヤモヤさまぁ~ず」のおかげで密かなブームになりつつあった千円自販機だが、最近の消費の冷え込みにより、増え始めた千円自販機は絶滅の危機にあるのではないだろうか。このご時勢に誰がやるんだ。
福袋の中にあった蛇の柄のズボンをにおい、
「イカのにおいがする。」
と答えた大江アナ。
相変わらず、あの率直さは見ていて何故か心配になる。
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