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2009年4月

2009年4月30日 (木)

[ニュース新書] 4/25 政界再編をかき回す悪役、「どん亀」静香。

4/25の「週刊ニュース新書」のゲストは、国民新党の亀山静香代表代行。警察庁出身で、警察官の頃は「あさま山荘事件」等、過激な学生運動の鎮圧の為に働いたことで有名。新聞記者時代の田勢康弘氏が亀井氏とはじめて会ったのも、連合赤軍が立て篭もったあさま山荘事件の現場だったという。当時の通称は「どん亀」。

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。出処進退を政権交代という観点から判断すべきと申し上げた。」
小沢代表の進退に関する発言がタブーのようになっている民主党に対し、民主党と統一会派を組む亀井氏は公の場で「政権交代を果たす為には辞任すべき」と発言し続けている。

西松建設疑惑により、次期衆院選は単独過半数獲得もあり得るとまで言われていた民主党の勢いは大きく下がった。かといって自民、公明の連立与党が、次期衆院選でも議席の2/3を獲得することはまずあり得ない。
「どちらにしても今の自民党が、今の形のままで存続していくことはあり得ない。」
例え次期衆院選で連立与党が政権を維持できても、野党が過半数を占める参議院で法案を否決され続ければどうしようもない。よって、次期衆院選で政界再編が起こるのは必然だと亀井氏は指摘する。

では、来るべき政界再編の時に、国民新党はどう動くのか。
私が気になったのは、同じく「郵政造反議員」として自民党を離党した無所属議員、平沼赳夫氏との関係について訊かれた時の亀井氏の答えだった。
「彼とはずっと盟友関係で、優れた政治家だと思う。ただし…、最近の政局じゃないが、行動について、我々とは一緒にやれないという状況で…。非常に残念だ。」
急に言葉の歯切れが悪くなった。平沼氏についての発言はそこで終わったが、何があったのだろう。あの言い方だと、平沼氏の方が断った形なのだろうか。
むしろ、福田・小沢会談での「大連立」構想からさらに踏み込んだ形での、いわゆる「救国大連合」を目指す平沼氏に対し、あくまで「政権交代」を目指す亀井氏が「それには乗れない」と断ったのかと思ったが、そんな単純な問題でもないのだろうか。ぜひ平沼氏に真意を聞いて欲しいものだ。(平沼氏が「ニュース新書」に出るのを期待していたが、どうもテレビに出るのはあまり好きではないらしい。)

次に尋ねられたのが、いわゆる「YKKK」。すなわち、自民党の山崎拓氏、加藤紘一氏、民主党の菅直人氏、そして国民新党の亀井静香氏の党を越えた繋がりである。
現に自ら自民党を割った亀井氏は、山崎、加藤両氏の優柔不断さに苦言を呈し、尻を叩いているが、本人達は決心がつかないという。
「『あんたらも度胸が無いと駄目だ、評論家的に「自民党は駄目だ」と言っているだけではなく、渡辺喜美氏のように行動しなければならない。
選挙で敗れた自民党サイドに乗って、我々とまた一緒にやろうと言うわけにはいかない。今の自民党を否定するなら否定する立場で旗を立てなさい。』と再三言っている。それなのに奴らはウニャウニャウニャウニャと…!
司会の二人はまさかの爆笑。

加藤氏、山崎氏は、「加藤の乱」の敗北が今でも強烈なトラウマとして残っているのでは。YKKのもう一つのKである小泉純一郎氏は呼応せず、乱が去った後でちゃっかりと首相の座に就いた。それもさぞかし悔しかっただろう。それに彼らも歳を取った。
それでもあえて私は、「第二次加藤の乱」を期待したい。「第二次加藤の乱」では、YKKKが内外呼応して事を進めることができるか。

番組公式サイトでの「田勢のあとがきのあとがき」では、「政治を良くする為に、亀井氏には政局をかき回すヒール(悪役)の役目を期待したい」と書いていた。まさしく亀井氏にはお似合いの役回りだ。
そして「大江アナのホッとひと息」では、番組で紹介した野菜工場で栽培されたルッコラを、ウサギのように黙ってモサモサと食べ続ける大江アナの映像が。曰く、番組が終わってからもずっと食べ続けていたと。ちょうどお昼時だからね。
そして、
「工場で作ったルッコラ、やはり水辺で育ったものと違って、叩き上げたような根性を感じないですね。でも美味しいです。」
と的確な批評をした後、再びモサモサと食べ続ける。
やはりこの人、面白すぎる。彼女はいわゆる「天然」ではなく、見かけによらずユーモアセンスがかなり独特なのでは。
4月に公式サイトのコンテンツがリニューアルされてから、番組と公式サイトとの相乗効果がはたらき、俄然面白くなってきた。二人が何を言い出すか目が離せない。

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2009年4月28日 (火)

民主党に骨肉の争いが起きたとしたら

いざ政権奪取、と意気込んだものの衆院選が行われず、焦れているうちに小沢代表のスキャンダルが持ち上がり一気に勢いを失った民主党。
しかし、小沢代表と距離を置く立場の議員達も含め、小沢氏の代表辞任を求める声は上がらず、不気味な沈黙を続けている。

その理由として、反小沢系とされる議員達は「小沢氏の暴走を怖れている」、すなわち、「代表を辞任した小沢氏が、衆参の小沢グループ50名を連れて民主党を割る」可能性もあり得ると考えているのだと指摘する声もある。(週刊文春 2009年4月30号「小沢民主なぜ戦わない」より 民主党担当記者の見解)

素人考えで恐縮だが、今の小沢氏に、ここで民主党を割るほどの気力や勝算があるのか、いささか疑問に思える。疑惑の渦中にあるのは自分自身なのだから、政界再編の軸になるどころか、今回こそは完全に厄介者扱いされるのでは。

もし小沢氏が党を割ろうとしたところで、岡田克也氏、前原誠司氏ら若手の有力議員が「やれるものならやってみろ。」と毅然とした態度に出て、むしろ小沢氏が離党した後に「クリーンな政治」を掲げ巻き返しを図る、などとケンカ腰とも思える主張をしたらどうなるか。「小沢グループ」と目される議員達も、有権者の支持を得られるのはどっちか、と気持ちが揺らぐのではないか。
例え、鳩山由紀夫氏や菅直人氏らの最高幹部が仲裁に入ってもなお、若手議員達の決意は固く、むしろ鳩山、菅両氏もろとも追い出してしまうような強硬姿勢に出ればいよいよ面白い。

次期衆院選は、かつての「郵政選挙」の時と同じように、民主党内の「骨肉の争い」として、メディアを巻き込んだ劇場型の選挙を演出すればいい。
「国民の生活が第一」を掲げる小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人ら重鎮を中心とする党と、「クリーンな政治への改革」を掲げる岡田克也、前原誠司、野田佳彦ら中堅・若手を中心とする党の決戦。対立の構図が実に解り易い。
選挙後、埋没した自民、公明は議席を大きく減らし、旧民主党の二党はほぼ引き分けで、どの政党が勝ったのか解らないような結果となったとする。その時は旧民主党二党が連立して過半数となり、政権を獲得するという選択肢も生まれる。
そう、政権奪取の最後の手段は、「劇場型」ならぬ壮大な「自作自演」。

管理人は、ムネオさんの「新党大地」を応援しようと思います。北海道民ではありませんけど。

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[モヤさま] ローソクが燃え尽きても、どうか泣かないで下さい。 -浅草橋 前編-

「モヤさま」初の雨天ロケとなった浅草橋。雷門で有名な浅草とは関係無いらしく、さまざまな商品の問屋が並んでいる。

三人が最初に見つけたのは、わずか5mmの出っ張りがあれば引っ掛けられる「どこでもハンガー」を売る問屋。ハンガーの先にマイクのような黒い出っ張りがあり、これが吸い付くように引っ掛かって強く固定されるようである。
考案したのは浅草橋「マジで」ハンガー社長。「モヤさま」が訪ねる店の店主は60代、70代の人が多いが、自分で商売をやっていると常に気が張っているからか、不思議と老人といった感じがしない。

扉の上のわずかな出っ張りに「どこでもハンガー」を引っ掛けてみる。確かに落ちない。では普通のハンガーならどうなるかと試してみたら、予想通り、やっぱり引っ掛かる。もっと重たいコートとかを用意しておくべきだったのでは。
これではよく解らないからと壁に取り付けられた鏡の上で試してみる。普通のハンガーでは当然引っ掛からない。では「どこでもハンガー」ではどうか。引っ掛かった、と思いきやすぐに外れた。
結局、社長の個性は伝わったものの、「どこでもハンガー」の効果はそれほど正確に伝わらないという「モヤさま」らしい結果に終わった。

次に訪ねたのはローソク問屋。お勧めは、火を点けたら明かりに反応してテープが作動し、録音された般若心経が流れるというもの。読経は一回あたり2分半。ローソクはかなり大きいので、毎日読経一回分使ったとして三年もつという。
つまり、毎日ちゃんと使ったとしたら、
「あら、もうすぐ三回忌ね…。もうそんなに経ったかしら。」
と、燃え尽きるローソクを見て故人を偲ぶこともできるのではないでしょうか。

「SM用のローソクもありますか?」
と尋ねる大竹。アンタの頭の中でローソクと言えばそれなんかい。
案の定、SM用の赤いローソクを大江アナに渡して、
「これ持って笑ってみ?」
などという三村。素直にやってしまう大江さんも……。いや、良いんですけどね。
ここにいるのがさまぁ~ずではなくダチョウ倶楽部だったとしたら、えらいことになっていただろうな。

昔、ダチョウ倶楽部の上島が言っていたが、あの赤いローソクはちゃんと人体用になっていて、皮膚に落ちてもギリギリ火傷しないように作られているらしい。
彼が新婚の頃、赤いローソクをうっかり切らしてしまったものの欲情を抑えきれず、仏壇に供えるような普通の白いローソクを使ってやってみたら、とんでもないことになったと語っていた。本気で火傷したと。
ロウを垂らされて興奮する心理は全く理解できん。

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2009年4月25日 (土)

[モヤさま] 1,000円でなれるデヴィッド・ボウイ -下赤塚①-

記念すべき100回目の放送は、埼玉県に接する下赤塚。名物は「大仏サブレー」

大仏サブレーを売っているのは、「造ってうる店 フランス製菓」。あまりに知名度が低いが、東京・赤塚には、奈良、鎌倉に次ぐ大きさの大仏があるらしい。歴史はわずか25年。
25年前…。その前年として、何を鎮めるために造られたのか、1983年の出来事を検索してみた。
「日本海中部地震」「三宅島噴火」「ロッキード事件の裁判で田中角栄に実刑判決」
三宅島の噴火が最もそれらしいが、関係あるのかは不明。

激安の服屋「のとや」、Tシャツやジーンズが100円、おばさんが履くようなゴム入りのズボンが50円というありえないほどの安さ。この店、こんな値段でも商売が成り立つのなら、原価はいくらなんだ、こんなに安くできるのなら、あのユニクロも実はボロい商売やってんじゃないか、などと憶測を呼び、同業者に迷惑がられてはいないか。
近所の床屋のマスターも「のとや」を愛用し、ベージュのジャケットに白いパンツというコーディネイトにリーゼントで、デヴィッド・ボウイ風に決めていた。

【デヴィッド・ボウイ】
英国のミュージシャン。私には「戦場のメリークリスマス」で坂本龍一にキスしていた美青年、というイメージしかない。

5人兄弟で営む刺繍屋の職人芸を見て、ぜひ自分達も刺繍をしてもらいたいと思った三人は、先ほどの「のとや」で刺繍をしてもらう服を買いにいこうと思いつく。
前回の予告で、三人とも刺繍入りのジャケットを羽織り、ギャング風の帽子を被って颯爽と歩く後姿があったのはそれだったのか。あれは何なのだろうと楽しみにしていたのだが、それは後編に持ち越された。来週か…って、卓球のせいで再来週?

卓球にはまるで関心が無いのでがっかりだ。仕方ないから、来週は杉作の「妄想恋愛」でも見ておくか。

「週刊ニュース新書」のゲストは国民新党の「どん亀」亀井静香氏か。また過激な発言が飛び出すのかと期待している。「ニュース新書」が終わったら「レイン・フォール 雨の牙」を観に行きたい。混んでるかな。

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[モヤさま] 三村たぬき腹 -新高円寺 後編-

土曜は朝8時頃に起き、朝食後にこのレビューを書こうとパソコンとテレビを点けるのが基本の流れになっている。テレビを点けると、いつもテレビ東京はペンギンのアニメをやっているのだが、このアニメ、シュールすぎないか。

新高円寺だけに、高円寺という寺があるのではないか。そう思いついた三人は近くの松應寺というお寺に入り、聞き込みを行った。
神社や寺にお参りするたび、「モヤモヤさまぁ~ず」が続きますようにと祈願する三人。その気持ちは大切である。幸せは、それが当たり前のようになってありがたみさえ意識しなくなった時、突如消えていくものなのだから。
ちなみに管理人は、かつては夢だった幸せが続けば続くほど、だんだんと失うその日が怖くて逃げたくなるような……いや、ここで個人的なトラウマは語るまい。(ほとんど言ってしまったが。)
予想通り、高円寺に向かうという目的は忘れられたまま、この回は終わるのであるが。

お寺で一服した後、イライラした感じのレストランに戻った三人。店内にも貼り紙はたくさんあり、「足元にお気をつけ下さい」「お水はセルフサービスで」「ごはん大盛りは無料。ただし少しでも残すと+50円いただきます」など、お客を気遣っているようでどこかイライラ感が見え隠れする文言。

三村「おすすめは何ですか?」
店主「今はおいしい肉はなかなか無いですね。みんな同じですよ。」

言い方よ、言い方。言葉を選びなさい。「どれも美味しいですよ。」って言えばそれで良いじゃない。全部不味いみたいに聞こえるじゃない。

けっこうな量の肉を注文した上に、ライスを大盛りにする三人。思えば「大盛り」という日本語も曖昧なもので、ここの大盛りは「なか卯」での牛丼ミニくらいの小さい丼に、まさしく山盛りに盛られていた。そうか、この量を残すなと……。
肉だけじゃなくて、大盛りご飯の量も何gか書いておきなさいよ。残されたくないのなら。
大竹、大江アナは健闘したが、さすがに全部食べることはできなかった。しかし三村は、410gの肉と山盛りのご飯を完食。凄い。
店を出た後、明らかに大きくなった三村の腹。顔のむくみを取ったばかりなのに、肝心の腹が突き出てしまった。人間、こんなわずかな時間でここまで太れるのか。

謎めいた美容院、「サウンドカット ヒロ」。ドアの向こうから胸が黄色、頭が青の毛色をした奇妙な犬が覗く。人間の染毛剤で染められたのは明らかだが、犬の本来の愛らしさが損なわれている。
美容師でありながら、自らはカツラ(ヘアーウィッグ)を装着しているマスター。彼は趣味で四コマ漫画も描いているのだが、自称「芸術家」にありがちな、奇抜な演出にこだわるものの物語は破綻している意味不明なものだった。ああいうの見せられた時、感想を言うのが本当に困るんだよな。

モヤさまの定番である、メニューのカタカナを間違える喫茶店。ちゃんと書けていない上に、自分の書いたカタカナを読めていない。あれでもちゃんと、己の力で店を長年守ってきたのだから大したものだ。

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2009年4月24日 (金)

[モヤさま] 恐怖の新高円寺 -新高円寺 前編-

イライラしている感じのメニューを掲げるレストランからはじまった新高円寺。この回は早々にとれ高サイコロの出番となった。
なぜか知らないが、白いとれ高サイコロに付着した血のような赤い汚れ。これを見た大江アナ、傍に住民がいるにも関わらず震えるような声で叫んだ。

「新高円寺、怖い!」

いきなり我が街に来られて「モヤモヤしてますよ。」などとよくわからないことを言われた挙句、名指しで「怖い!」と付け加えられた新高円寺。お寺が街の象徴だというのに、ちょっとした怪奇現象が発生した新高円寺。素敵な街だ。

血で汚れたサイコロの出目は「今すぐ三万円遣え!」。街に密着したロケを行う以上、放送で宣伝するだけでなく、直接お金を落としていくべきである。とれ高サイコロは地域振興にも役立っている。
手っ取り早く三万円を遣い切ろうとした三人は自転車屋に入った。ここで問題のあのシーンが発生するのである。

自転車にまたがろうとした大江アナ、サドルに座ったら足が届かない高さだったので、自転車のボディを脚で挟むような格好になった。それを見た三村は、彼一流の変態的なひらめきを発揮し行動に移した。自転車のハンドルを掴んで前後にスライドさせ、
「接地してる?」
と尋ねたのだ。三村は大江アナと大竹から制裁を加えられたが、大竹の顔は明らかに興奮しており、彼もまたハンドルを掴みスライドさせた。
…この行為、本当にダメだと思うよ。接地していなくても。

その後、大江アナに
「(サドルの)上に乗ってみろよ。」
と提案する大竹。これがさらなる深みに嵌る罠だと気づかなかった大江アナは、素直に乗ろうと努力するも、サドルの位置が高すぎ、座ろうと腰を伸ばしてもなかなか届かない。その姿を後ろで見ていた三村の発言。(ここには書けない。)

三村さん、大竹さん、判定は「有罪」です。
大江さん、いっそ頬を叩いてやればよかったのに。(視聴者を引かせず笑える程度に。)

顔の整体を受けることになった三村。整体を受ける「ビフォー顔」を、指名手配犯のように目の据わった感じでおさめた。その表情を見て、何となく「24」のジャック・バウアーを連想した。
三村さんは、時おり見せる真顔の険しさが、やっぱりこの人あまり健康じゃないのかなと不安にさせられる時がある。イビキがものすごいらしいし。

アロマオイルのようなものを顔全体に塗られ、いいように弄ばれる三村。歯科医の治療を受けている時と同じく、マッサージを受けている時の顔も人に見せられるものではないな。
整体師は己の指をおもむろに三村の鼻に入れ、その直後に三村の口の両端に突っ込んで引き伸ばした。……菌を摂取するリスクを冒してでも、鼻と口に指を入れる意味はあるのでしょうか。

何となくむくみが取れたように見える三村の顔。しかしこの後、まさに三村の身体は、内側から壊れる危機に直面するのだった。

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2009年4月22日 (水)

胃ガン摘出手術後、執刀医は言った。「鈴木宗男さんの腹は黒くなかった。」 -「汚名」より-

「汚名」 鈴木宗男 講談社

かつて、社民党の辻元清美議員に「疑惑の総合商社」などと呼ばれ、数々の「政治とカネ」の疑いをかけられた末に、東京地検特捜部に逮捕された元自民党衆議院議員(現在は新党大地党首で衆議院議員)、鈴木宗男氏。
つい数日前まで、私の中での「鈴木宗男」は、「疑惑の総合商社」と呼ばれたあの日のままの姿だった。渡辺喜美氏の著書「絶対の決断」(PHP)を買いにいったつもりが、その隣に陳列されていた鈴木宗男氏の著書「汚名」を手にとってしまったその日までは。

今になって、「一連の疑惑は外務省と検察のでっち上げだった。」などと言われても、最初はとうてい信じることはできなかった。
ただ、宗男氏が当時の報道通りに利権まみれの政治家だったとしても、あの時の報道の過熱ぶりは常軌を逸していた。彼がライフワークとしていた北方領土問題に関しても「二島返還で手打ちにしようとした国賊」などと決め付けられ、宗男氏の国会での答弁や離党会見での音声をサンプリングした「MUNEO HOUSE」なるダンスミュージックがインターネット上で流行するなど、人権侵害の域に達していたのではないかと思う。(ちなみに、管理人の自宅のCDラックを見てみたら、今も「MUNEO HOUSE」のCDは残っていた。
ましてや、それらの批判の根拠が「でっち上げ」なのだとしたら…。寒気がする。日本国民がよってたかって行った「いじめ」ではないか。並みの人間なら首をくくっていたかも知れない。
最近、民主党の小沢代表が絡んだ「西松建設疑惑」において、「国策捜査」などという言葉がよく使われるようになったが、宗男氏は、自分が逮捕されたのはまさに「国策捜査」だったと主張している。

2002年、鈴木宗男氏は、いわゆる「ムネオハウス」に象徴される数々の「政治とカネ」の疑惑をかけられた。疑惑の根拠として共産党議員が提示した証拠が、何と外務省の機密文書であったことから、宗男氏は己が外務省に嵌められたことを悟ったという。
やましいことは何もないから堂々としていよう。そんな彼の態度や表情が「ふてぶてしい」と見られたことと、疑惑を追及する社民党・辻元清美氏との「正義と悪の対決」の構図、「ムネオハウス」「ムネムネ会」などという面白いキーワードなど全てが不利にはたらき、宗男氏はメディアを通じて面白おかしく語られ、かつ徹底的に批判された。

2002年6月19日、宗男氏は製材会社「やまりん」からの斡旋収賄容疑をかけられ、東京地検特捜部に逮捕された。起訴事実を全て認めれば早々に保釈されると解っていたが、自分にやましいことは何もないと信じる宗男氏は徹底抗戦。遂に担当検事は、
「世論に押されてやりましたが、マスコミに出たもので何一つ、事件にすることはできませんでしたので……。」(P.124)
と、国策捜査であることを悪びれもせず認めてしまったという。

逮捕から437日後、ようやく宗男氏は保釈された。
やり残した使命を遂げる為、再び国会議員になることを決意した宗男氏だったが、保釈後に受けた人間ドッグで悪性の胃ガンが見つかった
死を覚悟した宗男氏は、手術を受けず衆院選に出馬し、残りの命でやれるだけのことをやろうと一度は決意したが、家族の説得により手術を受けることにした。幸い、ガンは胃の真ん中あたりにあったので摘出しやすく、転移もしなかった。

執刀した主治医がこんなジョークを披露する。
「先生は腹黒いとマスコミがいっているでしょう。どんなに真っ黒か楽しみだったんですが、お腹のなか、ホント、キレイなもんでしたよ。」(P.259)

2003年9月11日、「郵政選挙」と呼ばれた衆議院議員選挙で、「新党大地」を立ち上げた宗男氏は当選、国政の場に復帰した。たった一人の政党でもやれることはある。宗男氏は「質問主意書」を武器に、アイヌ民族の権利確立や、冤罪事件を無くすことを目的とした「警察の取調べの可視化」などの制度改革に取り組んでいる。

この本の最後には、かつての「宿敵」である辻元清美氏と、日々谷公園の派遣村で再会、和解したという事実が語られていた。

あの当時、彼女は憎むべき相手だった。でも派遣村で会った彼女は、ここで年を越すしかない人々をなんとかしようと真剣に考えていた。
「過去のことは水に流して、ともに弱者救済のために力を合わせましょう。」
私たちは握手をし、これからも協力をすることを約束した。(P.310)

「水に流した。」宗男氏はそう言ったが、かつて多くの国民がそうだったように、テレビに映る宗男氏を嘲い、嫌悪し、過去の功績を否定した「無責任な一般人」であった私のほうが、かえって心にわだかまりを抱えてしまう。
当時の「疑惑」報道を聞いては、「ああ、鈴木宗男は悪い奴だ。」と頭から信じ込み、時が経って鈴木氏の著書を読んだら、「そうだったのか、宗男氏は潔白な人物で、北方領土返還の為に命を懸けて働いた立派な人だったのか。」と、今までの思いを丸ごと引っくり返して、まるで正反対のことを信じようとしている。
メディアの報道でしか政治の「中身」を知りようがないにしても、この考えの軽さをどうすべきか。つくづく悩むものの、そうしているうちに、知らず知らずの間に同じ間違いを繰り返している気がする。

それでもさすがに、
「西松建設事件も宗男氏の疑惑と同じく、本当に国策捜査なんだ!小沢氏は潔白だ!」
という考えは持たないが。

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2009年4月20日 (月)

[ニュース新書] 4/18 臓器移植を待つ子供達とその親、複雑な思い。

「我が子が助かる為に、移植する臓器が提供されるのを待つ。それは、どこかで脳死する子供が現れるのを待つということ。思いは複雑だ。」

WHO(国際保健機関)は5月の総会で、国外での臓器移植を原則禁止する指針を打ち出すという。現在、日本国内の臓器移植法では15歳未満の臓器移植は禁じられており、移植が必要な子供は海外で移植手術を受けるしかない。それが将来禁止されるとなって、国内でも急速に、臓器移植法改正の動きが活発になっているという。

VTRでは、1年1ヶ月脳死状態のままで「生き続けた」子を持つ家族と、「臓器が誰かに提供されれば、どこかでこの子は生き続ける。」と考え、脳死した子の臓器提供を希望するも現在の日本では叶わなかったという経験を持つ家族の、それぞれの思いが語られた。
私は、子ではなく祖父が脳死になった経験があるが、やはり心臓が止まるまでの一週間、いつかほんの数分でも意識が戻るのではないか、最後にもう一度話せるのではないかと信じ、そう願っていた。ましてや幼い子供であれば……。

公式サイトの「田勢のあとがきのあとがき」では、田勢氏がVTRを見て胸が詰まってしまい、涙声になりながらも番組を進行させた大江アナに対し、自分は一言も発せられなかったと反省の言葉が書かれていた。やはりそこは、さすがにアナウンサーである。田勢氏の涙には正直、少々驚いたが、茶化すつもりは毛頭無い。
また、「大江アナのホッと一息」では、このVTRの時は出演者の二人だけでなく、スタッフの誰もが涙を抑えられず、番組後の反省会もいつになく重い空気になったという。

(よくは知らないが)WHOが海外での移植を禁止する目的は、貧困国の子供達が犠牲になっているという「臓器マーケット」の台頭に歯止めをかけるというのが主な目的であろうと思う。それが日本国内で起こらないとも限らないだけに、急進的な法改正にいくことは避けなければならないが、慎重に議論を重ねつつも、移植法の年齢制限はやはり撤廃されるのが望ましいと思う。

出演者とスタッフ、そして視聴者、誰もが同じ問題に涙した深刻な現実。泣いていても仕方ない。果たして立法の責任者達はどう判断するのか。やはり立法の争点になっているのは「脳死の判断基準」であるようだ。果たしてどのような議論が行われるか。

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2009年4月19日 (日)

[モヤさま] 月島-もんじゃ=セクハラ -月島-

完全に管理人の気まぐれで、このタイミングでDVD Vol.2収録、「月島」のレビューを。

月島と言えば、もんじゃ焼きがあまりにも有名。では、もんじゃ焼きを抜きにすれば月島にはどんな魅力があるのか。この回では「もんじゃ抜きの月島」にスポットを当てた。
しかし、もんじゃを抜いてしまったら他に何が残るのか。第一のモヤモヤスポットが「己の尻尾を必至にくわえようとする犬」になってしまったあたり、出だしは非常に不安定だった。

しかしこの月島の回は、「モヤさま」が隠れた人気番組となる為の重要な要素が発見された回である。それが何かは言うまでもない。「大江アナへのセクハラ」である。
……文字で書くと非常に抵抗があるが、他の表現が見当たらないので仕方ない。

もんじゃにちなんだデザインのTシャツを売っているクリーニング店「トーアクリーニング」。ここでもんじゃTシャツを買った三人は、せっかくだからとその場で着ることにした。この時に活躍したのが、「モヤさま」の陰の功労者、「青木さん」こと青木カメラマンである。
大江アナがワンピースの上からTシャツを被る姿を、下から上へと舐めるような動きでいやらしく撮る青木さん。着替えといっても重ね着しただけなのに、本来いやらしくない映像を、視聴者の見方しだいでいやらしく見られるように演出するのが青木さんの技である。
アホやな、この人……。いえ、これは褒め言葉ですよ。関西の方言です。

ガチャガチャで出てきた親指用の手錠と盗聴器。さまぁ~ずはこの手錠の「正しい使い方」を大江アナに教え、盗聴器では面と向かっては聞きにくい性的な質問をする。この頃はまだ、大江アナもそれらを言葉どおりの「セクハラ」として捉え、さまぁ~ずをたしなめていた。

この放送から半年ほど経過した頃に収録されたDVDの副音声で、それらに対する評判をまだ正確に把握していなかった大江アナ本人はこう言っていた。
「別にこれ(自分へのセクハラ)、(視聴者に)好評ではないですからね。」
それを聞いた構成作家のかつら氏は、
「いやいや、これが大好評なんです。」
と否定した。これはかつら氏のほうが正しい。

推測だが、大江アナはこんな風に考えていたのかも知れない。
「自分は芸能人ではなくアナウンサーなのだ。テレビには女優やグラビアアイドル等の魅力的な女性が大勢出ているのだから、会社員の私に性的なものを期待する視聴者なんてほとんどいないのでは。いてもそれほど本気ではないだろう。」
そんな定石通りにいかないからこそマニアなのだ。長渕剛の歌で例えるなら、飾られた華麗なバラよりも、路傍に咲く可憐なれんげ草のほうが良い、ということかも知れない。(HOLD YOUR LAST CHANCE)

この回をきっかけに、元々いやらしいさまぁ~ずと青木カメラマンはどんどん調子に乗り、逆に男のいやらしさには元々鈍感だったらしい大江アナは、警戒を強めるどころか感覚が麻痺し、受け流していく。それがマニアの心を捉えて離さなかった。
そんなマニアの心を理解できないテレビ東京の上層部は、「なんでこんなDVDが売れるんだ。」と首をかしげているという。日経新聞系列なんだから、マニア心理が動かす経済効果も充分に分析しておかなければならない。

全くの余談だが、以前にも書いたとおり、私も去年の夏に月島の「トーアクリーニング」にて、「回文 いたりややじんももんじゃやりたい」と書かれ た、あの店の中でも最も恥ずかしいデザインのTシャツを購入したのだ。そして家に帰って試しに着てみたら、血行が止まりそうなほどに窮屈だ。
おかしい、ちゃんとLサイズを買ったはずだと思ってラベルを確かめたら、そこには「ユースL」と書かれていた。「ユース」という言葉に馴染みがなかったので買った時は深く考えなかったのだが、もしかしてこれは、子供用のLサイズか。
結局着られなかったが、それならそれで、まあいいかとすぐに諦めがついた。どうせこのデザイン、間違えても外では着られないし。(パジャマ替わりに着ようとは思っていたのだが。)

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2009年4月18日 (土)

[モヤさま] タコの頭を裂く -天空橋②-

テレビ東京様、テレビ大阪様。少なくとも関西では、放送時間が替わったことがいまいち浸透していないようです。こんなblogにも毎日のように、「モヤさま テレビ大阪 打ち切り」という検索ワードで訪れる人がいます。
関西の皆様、テレビ大阪でも木曜深夜にやってますよ。

羽田プリンを食べた直後だというのに、いかにも「モヤさま」らしい置物がある居酒屋「ことぶき」を見つけてしまい、入らざるを得なかった三人。人気メニューは「タコ一匹」。名前の通りタコ一匹を丸ごとゆでた料理である。
三村と大竹は、生贄にされた一匹のタコを、ナイフで一本ずつ足を切り取ってじわじわとなぶった。そしてタコの頭を横に切り裂き、大江アナに「食え。」と差し出した。大江アナは怯えながらも、食べなければ自分が危険な目に遭うと感じたのか口に入れた。

彼らよりさらに残虐なのは小平Dで、
「頭を裂かれた無残な姿を、写真に撮って晒してくれようぞ。」
とカメラを持ち出した。撮られた写真は番組の携帯Webサイトで公開されるらしい。さすが「雨降らし」。まさに妖怪の所業である。

食事を終えた後で見つけた「さんきちグループ」を名乗る肉料理の店。なんと、全品サラダ付きの「さんきちグループ」は蒲田に拠点を置くチェーン店で、やはりサラダにはこだわりがあり、のれん分けを許されるには、グループの伝統であるドレッシングを完璧に作れなければいけないらしい。

とれ高サイコロは、その目が出なかったから良かったものの、
「大江が"Oh,yeah!"に改名したという体で。」
という出目は、かなり寒い結果になったと思うよ。
ちなみに関西には、"Uh,yeah!"という一発ギャグを連呼する「ウーィェイよしたか」などという名の芸人がいるが、まぁ……ね。本当に出なくて良かったね。

締めの喫茶店で遭遇した老婦人達の会合。「ブービークッション」のいたずらを行った三人に、黙って不快感を示したその威圧。まさか、と私は思ったのだ。
あの会合に出席していた顔ぶれ。もしかして彼女らは、天空橋界隈に幅をきかせる「さかなやファミリー」のゴッドマザー達ではないか。
ギリギリのところで回避したつもりが、結局、権力の逆鱗に触れてしまった。木曜昇格は波乱の幕開けである。

※ [念の為の注意書き]  この内容を鵜呑みにしないで下さい

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[モヤさま] シローの利用価値 -ハワイ お土産配り-

前回の続き

36歳(当時)にして、さまぁ~ずの番組の本編には出られず、前説のみ担当するつぶやきシロー。全盛期にマネージャーに向かって、「あまりに忙しいから仕事を減らしたいんだよね。」と言った過去を悔やんでみても、タイムマシーンは来ないのである。

お土産を買ってきたと聞かされ意外にテンションの上がったシローに、最初に渡されたのは大江アナ用のピンク色のアロハシャツ。
「値札が付けっぱなしなのは、高価であることをアピールしたいんですか。」
などと、やはり皮肉なコメントが出た。本来なら、さまぁ~ずの「ムカついたらブチ殺して良いルール」が適用されるところであるが、今回は秘められた目的があるのでお咎め無しだった。

「これ、小さい…。」
女物だけに、着るまでもなく気づいたシロー。代わりに着てみた大江アナの身体にぴったりだったのを見て、おそらくシローは「そういうことか。」と気づいたであろう。彼も騙されるのには慣れているだろうから。

次に渡されたのは、大竹の身体に合わせたアロハシャツ。柄を見て「これは良いわ。」と勢いよく羽織ろうとするシロー。しかしやはり小さかったらしく、背中のどこかが裂けるような音がした。露骨に焦る大竹のリアクションを見て、シローの嫌な予感は確信に変わったであろう。
肩幅が少し小さいと感じながらも、「大丈夫だよ。」と腕を激しく回すシローに、アロハシャツを無事に回収したい大竹は思わず武力行使。それでも諦めぬシローは、アロハシャツを着ている大江アナと並び、
「ほら、二人似合っているじゃない。」
などと気味の悪いことを言う。本気でイライラした大竹は強引に脱がせるも、それが仇となりボタンが弾けとんだ。これは独身男性である大竹には辛い。

最後に出てきた三村のアロハシャツ。これはサイズとしてはぴったりだったのだが、「俺のほうが合うよ。」と理由にならぬ言い分で回収され、替わりにセンスの悪い安物のアロハシャツを渡される。サイズも柄も質感も、シローにぴたりと合っていた。
(本当は大体のサイズを解っていた、という証拠である。)

「帽子もあるよ。」と渡されたのは、あのハワイ出雲大社のキャップ。良かったじゃないシロー。あのチームスバルのベルグちゃんとお揃いだよ。
くすんだ色のアロハシャツを着て、キャップを被ったシロー。完全に不審人物である。

三人の手玉にとられたシローだったが、その必至の抵抗ぶりがサディスティックな「モヤさま」スタッフの心を打ったのか、後に彼は「モヤさま」DVDの隠し映像である「モヤモヤしろぉ~ず2」の主役に抜擢されたのである。
この「モヤしろ」、中堅芸人のシローが若手スタッフにどこまでも冷たくあしらわれる屈辱の無間地獄であり、一般視聴者ではなく副音声の二人が爆笑する究極の内輪ウケ企画でもある。今回は「モヤしろ鉛筆」プレゼント企画のおかげで、それなりに注目されているようである。

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2009年4月17日 (金)

[モヤさま] はかりごと -ハワイ お土産選び-

これは、「モヤさま」DVD Vol.4,5の初回限定版に付いてきた特典ディスク、Vol.3.5に収録されていたハワイ編(2日目)のレビューである。

シローを騙すのが目的だったわけではない。目的の為にシローが必要だっただけだ。

ハワイの二日目は、用意された7万円分のお金を使ってお土産を買うというもの。お土産をあげる対象はサイコロの出目で決める。サイコロを振るのは3回。
目の中に「自分達の為にお土産を買え」という目が含まれていたことから、彼らはどうにかその目を出し、お金の配分もそこに集中させたいと考えた。恐るべきセコさである。

1投目は「大橋アナの迷惑がるお土産」、2投目は「愛川欽也へのお土産」。三人はそれらを極力安く抑え、残る3投目に祈りを込めた。しかし出目はよりによって、「つぶやきシローへのお土産」を買えというものだった。

皮肉屋のシローに高価なおみやげを買っていったところで素直に喜ばないのではないか。露骨にテンションが下がったものの、お金はたくさん余っているので、とりあえずビンテージ品を多数揃えるアロハシャツの専門店へ行くことにした。
「あいつのサイズが解らないから、色々なサイズを用意しておこう。例えば俺らが試着して、俺らのサイズで…。
大竹が提案した、天才的かつあまりに姑息な手段。出演者もスタッフも誰一人止めず乗っかってしまったこの瞬間、シローと「モヤさま」との因縁ははじまったのだ。それはシローにとって幸せなことだったのか、それとも…。

「つぶやきに合うものを選ぼうとしたらどうしても暗い色になってしまうから、一度、各自のセンスで選んでみよう。」
あくまでシローの為に、各自、自分が一番良いと思った柄を選んだはずだった。シローのサイズが解らないので自分のサイズで。そんなの、シローにあげるより自分が欲しいに決まっている。この展開を見れば、資金を節約した挙句の3投目がつぶやきシローになったのは、あまりに劇的である。
面白い展開になった幸運とは裏腹に、視聴率が極めて低かった不運。打ち切られずに済んだ今ではそれも良い思い出か。

結局、三人はそれぞれ、自分に合ったお洒落なアロハシャツを購入、余ったわずかなお金で、おそらくその店の中で最もセンスが悪いと思われるアロハシャツも買っておいた。

帰国後、三人はつぶやきシローのもとを訪ね、お土産を渡しに行った。お土産を買ってきたと伝えた時の、シローの意外な喜びようを見て、三人も多少は罪悪感を感じたであろうか。
ここから、我欲の為にシローを利用する三人と、必至に抵抗するシローとの戦いがはじまった。

続く

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民主党、牧義夫議員の秘書、障害者郵便悪用DMの発送に関与!?

「政局の化け物」がもう一匹現れた。

今日の読売新聞夕刊の一面を見て、寒気とも興奮ともつかぬ震えを覚えた。
最近世間で騒がれている、障害者団体向け郵便料金割引制度を悪用したDMの問題。
「企業は福祉制度まで食い物にするのか」と強烈な嫌悪感を持った意見も多く聞かれるこの事件に、何と、民主党衆議院議員、牧義夫議員の秘書が関与していたというのだ。

記事によると、郵便局に持ち込まれた障害者団体「白山会」の刊行物の返送先が「ベスト電器」になっていたのを、郵便局側は不審に思い発送を断った。しかしその後、白山会会長の陳情を受けた牧議員の秘書が郵便局に話を通し、「白山会の発行物」は発送されることになったという。
そして、白山会会長が自らの経営する会社名義で、牧議員側に24万円の献金をしていたことも既に明らかになっているという。

小沢代表の一連の疑惑に揺れる民主党に、追い討ちをかける形で発覚した今回の事件。額の多寡よりも、「福祉制度を悪用」という事件の特性が、有権者達にストレートな嫌悪感を与えるだろう。もはや「国民の生活が第一」などと言っても全て嘘くさくなる。

自民党政権への不信感を集めてここまで伸びてきた民主党がこの有様ではどうしようもない。かといって、「政界再編」を叫ぶ無所属議員達の存在感が増すかといえば、
「どうせ今回も無理」「夢物語」「政治家はもう誰も信用できない」
という受け止め方をされてしまう危険のほうが大きい気がする。

「脱官僚」どころではないのでは。

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2009年4月16日 (木)

[ニュース新書] 管理人も最近、偶然目にした親鸞上人の「仇桜」。

「週刊ニュース新書」公式サイトの新コンテンツ、「田勢のあとがきのあとがき」「大江アナのホッとひと息」の趣旨が解った。それらは、生放送ゆえに放送に入りきらなかった話を補完するものでもあったのだ。

4/11の放送についての「田勢のあとがきのあとがき」では、やはりこの回は民主党幹部複数に出演交渉をして、軒並み断られていたことが明かされている。その中で、野田佳彦氏だけが二つ返事で出演を受けたという。
田勢氏曰く、
「本番中、私に訴えかけるような(野田氏の)目が、ものをいいにくい今の民主党の空気をあらわしているようだった。」
かつて小沢氏の対抗馬として代表選に名乗りをあげようとした野田氏が、党を支える為に重い荷物を背負っている。それはそれで立派なのかも知れないが、やはり政界再編が起こって、そんな縛りやしがらみから解放された政治が行われることを祈りたい。

そして、「大江アナのホッとひと息」では、明かされぬまま桜の季節は終わると思われた、大江アナの「桜にまつわる好きな短歌」が発表された。
大江アナ曰く、
「桜にまつわる歌、それは親鸞上人が詠んだ和歌なんですが…。」
ここで私は、「まさか。」と思った。親鸞上人の桜を詠んだ歌、それはもしかして…。

明日ありと 想う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは

やはりそうだった。
この和歌、一週間ほど前の桜が満開になりつつあった頃、近所の寺の前に、住職自ら筆をとり書かれたものが貼り出されてあったのだ。
普段は目に入ってもすぐに忘れる寺の標語だが、その短歌には思わず足を止めて見入ってしまった。人生をある程度経験した者で、その歌に触れて何も思い当たるふしが見つからない者などいないのではないか。

大江「私は幼稚園の時に知って、なぜか幼稚園児の私の心にグサリと刺さった歌だったんですねぇ。」

幼い頃から感受性が強すぎる。ほんの4,5年の人生で何があったんですか。それに幼稚園児で既に「仇桜」という言い回しを理解できるとは。

私はこの歌を見た時、真っ先に亡き祖父のことが浮かんだ。無口な彼らしく、何も言い残さぬまま一週間ほど眠り、そして静かに呼吸を止めた祖父のことを。
嵐が過ぎた後で何を残し、何を創っていくか。それを考え直さねばならないと思い知らされた。妹の腹の中に宿っている命を思い出しながら。
…本当は長男の私こそ、果たさねばならぬ責任なのだが。

私は、自分が5月生まれのせいか、桜の木は可憐な花を咲かせる春でもなければ、紅葉の秋でもなく、新緑が輝く初夏の頃が最も好きだ。特に雨があがった後の、葉から落ちる雫が太陽の光で輝いている景色が最も良い。

ちなみに、まーごの愛らしい姿が映されていると思われる動画コンテンツ「こんにちは!まーごです」は一切見てない。

余談:
今週は「モヤさま」DVDレビューを一旦休み、書けないまま溜まっていたその他のコンテンツに力を注いだのだが、「モヤさま」以外のコンテンツはおそろしく人気が無いことを思い知った。

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2009年4月15日 (水)

平沼赳夫、「板垣退助になれなかった」安倍元首相へ苦言。 -「七人の政治家の七つの大罪」より(3)-

「七人の政治家の七つの大罪」 平沼赳夫 講談社

(前回の続き)

ここで取り上げるような内容ではないかも知れないが、同書の「第三の大罪 安倍晋三の『お友達内閣』」にあった安倍首相辞任に関する平沼氏の見解が非常に面白かった。

2007年9月、APEC首脳会議出席後の安倍総理は、「テロ特措法の再延長が実現しなかった場合、内閣総辞職をする。」と宣言、不退転の決意を示したはずだった。
しかし、9月12日、衆議院本会議の代表質問が行われる予定だったその日に、突如安倍総理は総理辞任会見を行った。
この突然の辞任には、平沼氏自身、本会議場に向かっている最中に記者から聞いて非常に驚いたという。

安倍氏自身が語った辞任の主な理由は、テロ特措法再延長に関する党首会談を民主の小沢代表に断られたから、というものだった。しかし平沼氏は、辞任の本当の理由は、もともと丈夫ではなかった安倍氏の体調によるものだと考えた。

安倍総理辞任会見直後に、平沼氏がマスコミに向けて発表したコメントは、
「身体が悪くて辞めるのなら、せめてもう一時間、我慢してほしかった。
というものだった。
この本では、その「非情」な言葉の真意を以下のように説明している。

「一時間我慢すれば、代表質問が始まっていた。(略)そして追求を受け、必至で答弁しながら、安倍氏が壇上で倒れていたら……。
おそらく、大騒動になっていたはずだ。同時に辞任に対する国民の見方も、大きく違っていたはずである。
『国民の皆様、どうかご理解いただきたい。私にもう一度、チャンスを与えてください。参院選で大敗しても、私にはやるべきことがある。この国に必要なことがある。命を懸けて、それに取り組ませてください。』
そんな言葉を残して担架で運ばれて行ったとしたら、安倍氏は『平成の板垣退助』になれたのではないか。(略)
参院選に大敗してもなお、体調不良を抱える中で続投を宣言したのなら、そこまでやってほしかったと想う。酷な言い方かもしれないが、そうすることで、政治家としての強い覚悟と決意を、国民に伝えることができたはずなのだ――。
 (P.131-132)

皮肉屋な私は、その場面を思い浮かべて少し笑ってしまったのだが、もしかしてこの平沼赳夫という人は本当に、政治家らしからぬほどの純粋な人物なのではないかとも思えてきた。そうでなければ、「かつて坂本竜馬が、反目し合っていた薩摩と長州が手を結ぶ橋渡しをしたように、自分が自民と民主との橋渡し役をしたい。」とした究極の理想論「救国大連合」など宣言できまい。

かつて平沼赳夫氏と安倍晋三氏は、日本人が日本人であることに誇りを持てるような、国の未来を創る真の教育改革に向けて共に働いた仲であった。それだけに、安倍首相の政権投げ出しには悔しい思いを感じたという。

その「教育改革」に関連する書籍として、「七人の政治家の七つの大罪」よりも前に偶然手に入れていた書籍がある。今さら気づいたが、この本の前書きを書いていたのは他ならぬ平沼赳夫氏(日本会議国会議員懇談会会長、とある)であった。

「サッチャー改革に学ぶ 教育正常化への道」 中西輝政(監修)・英国教育調査団(編) PHP

現代の日本と同じく、いわゆる「自虐史観」の歴史教育により自国に誇りを持てなくなった英国民の意識を変えるべく、「鉄の女」サッチャー首相が教育改革に取り組んだ。その教育改革の手法を、日本の政治家6人(自民・民主合同)が英国に赴き調査、その調査結果を発表した本である。非常に面白かったので近日このblogで紹介する予定。

(終)

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2009年4月14日 (火)

郵政選挙の軽さ -「七人の政治家の七つの大罪」より(2)-

「七人の政治家の七つの大罪」 平沼赳夫 講談社

前回の続き)

2005年の「郵政選挙」と呼ばれた衆院選を思い出すと未だに寒気がする。
参議院で否決された郵政民営化法案の「民意を問う」為に衆議院解散という辻褄の合わぬ行為。法案反対派は自民党の公認から外され、自ら見切りをつけて新党を結成する者もいた。そんな「造反議員」の選挙区に送られた「刺客」候補。特に、私の地元が地盤だった小池百合子氏が、「刺客」としてあっさりと地元を捨てたのは本当に呆れた。

郵政民営化は地方にとっては暴挙としか思えない。これを好機と見た民主党は「今こそ政権交代!」と気焔を吐いた。小泉首相はまさに「自民党をぶっ潰」したのだと信じていた。
しかし結果は自民党の圧勝。古館伊知郎の「ええっ、何これ!?」という驚嘆の声が今でも忘れられない。私も同じように叫んでいた。
選挙の争点は「自民 対 民主」の二大政党対決ではなく、「造反組 対 刺客」の骨肉の争いと化してしまった。東京、神奈川、大阪、兵庫など、郵便局が民営化になっても大して不便を感じない都市部で自民は圧倒的な勝利を収めた。パフォーマンスの巧みさに乗せられ流される「浮動票」はここまでの威力を発揮するのか。その程度の「民意」なのかと思い知らされた。

そんな郵政民営化を、当時の小泉首相、竹中郵政民営化担当相が強引なまでに推し進めたのは何故か。平沼赳夫氏は以下のように解説する。

「郵政民営化の主な目的は、財政投融資を廃止することとされていた。」 (P.33)
「郵政事業に集まったお金は約340兆円にもなる。このお金が民営化によって自由に動かせることになれば……。アメリカを中心とした国際的な金融ビジネスにとって、涎が出るほどのターゲットではないか。(略)郵政民営化の正体、それは日本国民の財産をアメリカにコントロールさせることではないかと私は危惧したのである。」 (P.34-35)

両氏が信奉する「自由経済」の市場に、郵政事業に集まったお金を投げ込もうとした。「リーマンショック」後の2009年、結果論でものを言うようだが、寒気のする話である。

さらに、「郵政選挙」で問うた郵政民営化の「民意」について、こんな興味深いことも書いてある。

「マスコミではあまり指摘されないことだが、この選挙において、自公の郵政民営化法案賛成候補が小選挙区で得たのは約3300万票だった。それに対して、自公以外の法案反対派が得たのは、約3400万票である。当選、落選は別として、得票だけを見れば郵政民営化に反対、あるいは慎重に議論すべしとした候補者たちへの票が100万票以上も上回っているのだ。 (P.50)

似たようなことはかつての神戸市でもあった。神戸空港建設の是非を問う住民投票では「反対」が多数を占めたのに、神戸市長選挙では、乱立する空港反対派が共食い状態となり、一本化された空港賛成派に市長の座を奪われ、当時の扇国交大臣がゴリ押しした神戸空港は完成してしまった。そして今、目的を果たした扇氏は隠居し、誰もが予想した通り神戸空港は閑散としている。

地方に利益を誘導することに熱心で、「族議員」と揶揄される自民党議員であるが、見方を変えればこうであるとも言えるそうだ。

「本来、自民党は地方の声を聞き、それを丁寧にくみ取ってきた。だからこそ長きに渡って支持され、その歴史の大半を与党として送ってきたのである。その声を小泉氏は無視したと言っていい。」 (P.61)

「郵政四事業分社化」によって郵便局の組織は縦割りになり、配達員が預金の出し入れを扱うなど、過疎地の高齢者達には無くてはならないサービスが行えない制度になってしまった。それに加え、小泉政権のもう一つの柱である「三位一体の改革」で、見せかけだけの地方分権と公共事業費の大幅削減が行われ、地方は干上がってしまった。

それらのツケが回り、2007年に安倍内閣が挑んだ参院選は自民党の歴史的大敗。都市部で圧勝した衆院選とは打って変わって、この選挙では「地方の反乱」が起こった。小泉改革で干上がった地方の有権者達が、「国民の生活が第一」を掲げる小沢民主党に一気に流れ、自民は「保守王国」とまで言われた地方の選挙区で壊滅的な敗北を喫した。時間差はあったが、やはり小泉元首相は、その言葉どおり自民党をぶっ潰した。自民が長年に渡って築いてきた、本来の支持基盤を潰してしまったのだ。

当時の私はまだ青臭く、そして世間知らずゆえの素朴で強烈な反自民党の思想を持っていたので、その結果は痛快であった。しかしあれも今思えば、精力的な地方回りと「国民の生活が第一」という解りやすいスローガンを掲げた、小沢一郎氏の「パフォーマンス」が功を奏した結果ではないかとも思える。

結局、解りやすさだけで右にも左にも簡単に振れていないか。そんな風に疑問を持つのだが、私もまた偉そうなことは言えない。
私はなまじ「深く理解しよう。」とするだけに、その人物の著書やインタビューなどで積極的にその人の考えを知ろうとする。そのうちに、気づけばその人の「理想」に心酔してしまっていることがよくある。自分の意見、信念というものが30前になった今でも固まっていない。私はまだ「大人」になりきれていない気がする。

それでもなお、平沼赳夫氏の政党を乗り越えた「救国大連合」構想には希望を抱いてしまう。「良いとこ取り」でしかない究極の理想論かもしれないが、政権奪取に執着するあまり小沢氏のスキャンダルに対して強い態度に出られず、「大所帯の弊害」を露呈した民主党を見せつけられた今となっては、政党そのものを解体するという発想に賭けたくもなる。

続く)

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2009年4月13日 (月)

[モヤしろ] レイニー・シロー -祐天寺-

 「モヤさま」DVD特典映像の「大江アナバースデー2年分」を見た。
段取りを間違えてケーキのロウソクに火が点いていなかったのを、さまぁ~ずが自分達のライターで無造作に点けてやるのが、どことなく「モヤさま」らしい飾り気の無い温かみを感じた。
そんな温かみが全く感じられないのが、「モヤモヤしろぉ~ず2」におけるたかはCと中田Dである。

本編である「モヤモヤさまぁ~ず2」が面白いのは、出演者である三人が三人とも「適度に大げさ」なところにあると思う。柔軟体操で身体が硬かったとか、ガチャガチャでハズレを連発したというだけでもそれなりに盛り上げて楽しむ。

まともに苦言を呈するのもどうかと思うが、その点、「モヤしろ」の二人は冷たすぎないか。
例えるなら、EPISODE0のとれ高サイコロで出た「三村を無視しろ!」の指令が永遠に続いているようなものである。
先ほど改めて見たのだが、今回の「モヤしろ」はそこそこ面白かったと思うよ。シローの実力ではなく数々のハプニングで。だから、シローの実力を冷徹に批評するだけでなく、もうちょっと乗っかってやれよ。出演者ではなく、スタッフの口から漏れた声でツッコミが入ってるし。

飛行機の玩具を飛ばしたら木の枝にひっかかって、バットで叩いて取ろうと思ったが全然とれない。玩具の日本刀で叩き落そうとしても取れなかったので、日本刀を投げたらそれも木にひっかかってしまう。いったん諦めてつぶやきネタを披露している最中に、何と飛行機が自然落下。落ちた飛行機が、映像ではシローの口から落ちてきたように見えたので、ネタに夢中なシローの口から唾液が落ちたのかと見間違えた。
そんな奇跡が起こったのに、シローがネタを披露していたせいで全員がシローに注目しており、落ちた飛行機をカメラが捉えられず。
シローは青木カメラマンをなじるが、それは酷というもの。ただし、それが飛行機の落下ではなく何らかのやらしい場面だったとしたら、例え青木さんのカメラがどこを向いていたとしても、すぐに察知してその映像を捉えに行ったと思うよ。この撮影の時は、その「何らかのやらしい場面」が起こり得ないから、今ひとつ気が入っていなかったかも知れないけど。

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2009年4月12日 (日)

[ニュース新書] 4/11 遼を見守る二人と、小沢一郎の消えぬ「金権体質」。

珍しく放送時間中に見ることができた。

4/11放送の「週刊ニュース新書」のゲストは、民主党広報委員長の野田佳彦氏。かつて民主党代表選で、小沢氏の対抗馬として名乗りを上げようとしたが断念したこともあったそうだ。この回、おそらくゲストは民主党有力議員の誰かで、と決まっていたであろうが、公式サイトの情報とインタビュー中の田勢氏の発言から、ギリギリまで誰が出るのか決まらなかったと思われるふしがある。

「小沢は自民党の金権体質そのもの。」
小沢氏に距離を置く民主党有力議員の口から出たと言う言葉。本当に、自民党竹下派の実力者として君臨していた彼(私も最近知ったのだが)のことを思えばその通りなのだが、「野党=大して権力が無い=潔白」という短絡的なイメージと、長年続いた自民党政治への溜まりに溜まった不信感と絶望感の裏返し、そして小沢氏を知らない若い世代からの単純な期待で、「小沢政権」はあと一歩のところまで近づいた。
しかし皮肉にも、「選挙管理内閣」麻生内閣の支持率が思いのほか低かったことから、麻生首相は衆院解散を行わず景気対策に取り組んだ。そうしているうちに出てきた小沢氏の献金疑惑。
「このタイミングで捜査が入るとは、これは国策捜査である。」
という意見も一部でいまだに根強いこの事件。それに対し、「月刊WiLL」5月号(図書印刷株式会社)の特集「さらば、小沢一郎」の中で、こんな意見が書いてあった。

「民主党の中でも良識のある人間は、『自分たちがこのまま政権を取ったら大変なことになる。最大のスキャンダルが代表から出てしまう。』と考えている。そのとき国民に与える幻滅は、いま現在のものと比較にならないでしょう。
今回の件は『国策捜査』『民主主義の危機』どころか、政権交代の一歩手前でギリギリ間に合ったというほうが正しい。国民の良識をたのみ、検察がパンドラの箱を開けてくれたといったほうが正しいのではないでしょうか。」
(ジャーナリスト 松田賢弥)

「『選挙前に逮捕なんて』という声は各方面から出ています。確かに検察も時期を選ぶ時はあります。本当に選挙直前ならば、野党第一党の公設第一秘書逮捕は相当の大打撃になるので、控えるかもしれません。
しかし、麻生総理になってから、マスコミは常に『選挙が近い』と言っていた。だから逮捕はできなかった。むろん、捜査は進行しています。
今年になって麻生さんは『解散よりも景気対策が先』と、選挙をしないと明確に言った。さらに、一部容疑は三月末に時効を迎えてしまう。ならば、動くのはこのタイミングしかない。二月に動くかと思いましたが、三月ギリギリまで待っての逮捕でした。
そもそもマスコミは小沢氏の正体を知っていた。彼が非常識な金集めをしていた人間であることは、岩手県の人間だけでなく、みんな知っていた。
にもかかわらず、何も書いてこなかった。小沢氏は書かれないのは自分が実力者であり、法律からもフリーなのだと、過信し、錯覚したのです。」
(元検事の弁護士 河上和雄)

…だそうです。

どうやら新年度から、繁田アナウンサーから松丸アナウンサーに交代したらしい最新ニュース報道。若干17歳で、ゴルフのマスターズ・トーナメントに初出場した石川遼選手だったが、結果はふるわず予選落ち。会社帰りの駅で私が見たタブロイド紙の見出しは全体的に「期待はずれ」と言いたげな書き方であったが、「ニュース新書」の二人は健闘を讃えると共に、未来への期待をかけた。

田勢「遼君は健闘したと思う。最初からあの大舞台で予選通過は無理だ。この先経験を積めば、必ずマスターを制覇する時がやってくる。」
大江「待っていましょう。」

温かい。

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2009年4月11日 (土)

[モヤさま] 幸せな母子の肖像 -田端-

「モヤさま」DVD第2弾のレビューは、過去に書いたのも含め主音声で見たものを書いている。副音声は二度目に見る時の楽しみに取っておいている。
また、レビューは基本的に見てすぐに書いている。つまり既にレビューを書いたものしかまだ見られていない。レビューなど書かなければとうに全話見終わっているだろうな。

冷凍庫でワキ汗を乾かし終わった後、三人が訪れたのは田端。
ここで出会ったのは写真家のダン和田。被写体となる人の自然な表情を引き出す撮り方には定評があるらしい。

「家族みたいな感じで撮ってもらいたい。」
三村が思いついたように言った言葉で、ダン氏の頭には即座にイメージが浮かんだらしい。三村と大竹を二人の息子、そして二人よりも一回りほど若い大江アナが母親という設定にしようと。
「産んだの?」
「産んでます。」
その華奢な身体で二人も産んだのか。女性は強いな。

長椅子を使い、三人に色々なポーズを指示するダン氏。
「息子立つか。」
「息子立つ!?」
いちいち下ネタっぽく強調するさまぁ~ず。三村が口にするのと同時に、同じことが頭に浮かんでしまった自分が許せない。
大竹の表情がいまいち硬いと思ったダン氏。ケチャップの容器を三人に向け、思い切り絞る。まさかと思ったが中から赤いものが線状に跳び出し、大江アナは思わず悲鳴をあげたが、ケチャップではなく赤い紐状のものが覗いただけだった。
三人の表情はほぐれるというより驚いた顔になったが、三人の反応を見たダン氏は大笑い。アンタが楽しんでどうする。

写真ができあがるのを待つ間、三人は田端の街をうろついた。
駐車場で出たとれ高サイコロの目は「麻理子大江のすべらない話」…。これはリスクの高い出目である。
何と大江アナは、「アド街」のオープニングで披露する一発ネタの中から、厳選した自信作(?)を披露。それはフジテレビ「ニュースJAPAN」に出てくるキャスター、滝川クリステルのモノマネだった。
大江アナ最大の誤算は、そこにいるのが峰竜太や薬丸裕英、山田五郎達では無いことだ。同じネタをやっても、心優しい彼らとは違い、さまぁ~ずは一切助けてくれないのだから。

大江アナが赤面しているうちに出来上がった、ダン氏渾身の作品。素晴らしい完成度である。
照れたようなはにかみ笑いを浮かべる「息子達」のさまぁ~ずと、その後ろから、慈愛に満ちた笑みで二人を包み込む「母親」大江アナ。両者の実年齢すら感じない、温かみのある幸せな母子の肖像に仕上がっている。さすが、被写体とカメラマン、どちらもプロである。

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[モヤさま] 二階ハウス -天空橋①-

記念すべき「バラエティ7」枠一回目の街は、羽田の隣、天空橋。
ところで、「ケロロみたい」って何のことですか。

海老取川でエビを獲っている漁師のおやっさん。獲ったばかりの生きているエビを、そのまま殻を剥いて食べてみなと勧めてきた。三人は思わず聞き返したがどうやら本気らしい。
いきなり生で食べて大丈夫なのか。露骨に嫌そうな顔で食べた三村だったが、「あっ、新鮮だ。」と食べた途端に表情が明るくなった。それを見て安心した大江アナと大竹も食べた。そして三人とも食べ終わったのを見とどけてからおやっさんが言った一言。
「これ一番怖いのは、大腸菌だけだから。」
うん、おやっさん、面白いよ。個人的にそういう不謹慎な冗談は好きだよ。でもね、おやっさん。テレビって怖いんだぜ。放送後、お役人の調査が入るかもよ。

街中で三人は、建築業の事務所兼自宅といった感じの家の敷地内に不思議な建物があるのを見つけた。家の隣に建っているもう一つの小屋。それは二階建てなのだが、一階だけでなくなぜか二階にも扉がある。しかし二階の扉に直接繋がる階段は設置されておらず、扉の横にハシゴがかかっているだけ。二階の扉を中からいきなり開けたら、そのまま落ちていくのでは。

その家のおかみさんに話を聞いたところ、小屋に見えたそれは倉庫らしく、道具が増えて倉庫が一つでは足りなくなったので、その上に同じ型の倉庫をもう一つ重ねたのだという。本人が建築家だけに、そんな大胆な設計でもいとも簡単にやってのけたらしい。
試しに二階へ上がらせてもらう「痛風」三村と「高所恐怖症」大竹。いくら私が不謹慎な冗談が大好きでも、さすがにこれで事故が起こったら笑えない。危なっかしかったが何とか無事に上り下りできたようだ。

天空橋駅周辺には、あらゆる業界に幅をきかせる「さかなやファミリー」が存在していた。その存在が気になった三人だが、権力に対し不用意に踏み込むのは危険を伴うと感じたのか、深くは触れず通り過ぎた。

試行錯誤を重ねた末、羽田が誇る名物「羽田プリン 大地」を編み出した居酒屋の店主。何と、商品開発中は一日平均20個もプリンを食べたという。自らピロリ菌を飲んだマーシャル教授に匹敵するほどの根性である。自らの身は顧みず、苦難の果てに辿り着いた「大地」。その味はまさに地上の楽園(食べたこと無いけど)。店主の突き出た腹は勲章である。

プリンは相当太るらしい。あの関根勤が小学生の頃、一年で365個のプリンを食べ、異常なほどの肥満体になったというエピソードは有名。しかしその後、いくら成長期で身長が伸びるとはいえ、一年ほどで標準体型に戻したのはさらに驚きだった。彼のことだから、気功法とかを駆使してダイエットしたのだろうか。幼少の頃から既に。
幼少の頃のエピソード一つをとっても、強烈にマニアックでクドい。反面、どんなに意味不明でつまらない芸でも、面白味を見つけてあげられる鋭い感性と包容力。私は関根勤師匠を本気で尊敬している。
あんな大人になりたい。そう思う。堅気の商売をしている者があんな風に生きても通用するのかは疑問だが。

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[モヤさま] そして悲願の系列6局同時放送

思えばこの「新大阪ノワール」(旧名:西中島南方の乱)ができた2008年8月時点では、関西では「モヤさま」は一旦打ち切られていた。
吉本興業が幅をきかせている在阪テレビ局ではそんなもんだと半ば諦めていたが、二度目のゴールデンスペシャル「日暮里舎人ライナー沿線」をきっかけに、関西での放送再開を求める声は高まった。

その甲斐あってか、もしくは予定通りだったのかは知らないが、2008年9月、「魁!セレソンDX」の再放送終了と共に「モヤさま」放送再開。しかし放送は関東の週遅れ(最長22日、最短でも8日遅れ)で、このようにblogでレビューを書く身としてはやりにくかったし、放送よりも先にインターネットで「重大発表」の内容を知ってしまうという楽しみの削がれる事態もたびたびあった。(「営業風」スペシャル放送決定の告知を聞くのが、「営業風」放送の一日後だったり…。)

そして2009年4月9日(木)、「モヤさま」は「バラエティ7」枠での系列6局同時放送となり、遂に週遅れ放送は解消された。今まで訴え続けていたものの、系列局同時放送が本当に実現するとは思わなかった。(系列局が少ないので「全国ネット」という言葉は使いづらい。)
こうして兵庫県の片隅で訴え続けてきたのは無駄ではなかったと思っている。なにせインターネットは、仕組みの上では全世界に発信されているのだから。
ともあれ、これでこのblogも本懐を遂げたというもの。本当に嬉しいね。もういつ止めても良いね。

系列局同時放送の記念すべき第一回目は天空橋。羽田空港の近くである。「羽田空港」と書いてあったらそのまま「はねだくうこう」と読めるのだが、単に「羽田」と書いてあったら、私はどうしても「はた」と読んでしまう。「小沢の傀儡」「普通のおっさん」羽田孜元総理。なりたくもないのに首相に担がれ、わずか2ヶ月で辞めさせられた哀れな人。絶品「羽田プリン」も、「はたプリン」などと読み間違えてしまったら食欲が失せる。

ちなみに管理人の住んでいる地域にも空港はあるのだが、去年、あの橋下大阪府知事が、
「今は関西空港があるから、お前らの街にある空港はもう必要無いッ!
という趣旨の発言をした時から大いに揺れている。我々は兵庫県民なのに……。

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2009年4月10日 (金)

[ニュース新書] 4/4 小沢代表の辞任と解散総選挙、カギを握るのは二階経産相の進退か。

4/4の「週刊ニュース新書」のゲストは、ジャーナリストの田原総一朗氏。テレビ番組の司会として有名な田原氏がゲストとして登場とは。やはり「ニュース新書」は一味違う。
「北朝鮮のミサイル実験や核実験は、アメリカへのラブレターだ。」
流石というべきか、視聴者の反感を恐れず、大胆な表現を使う田原氏。アメリカとの交渉のカードとして使われる軍事行動と受け止めている人は多いが、たいていは「恐喝外交」「脅迫」などと見たままの表現で語られる。それを、価値観のおかしい未熟な人間が行う屈折した愛情表現としてとらえた田原氏の表現は興味深い。

ゲストでありながら自らフリップを掲げ、
「田勢さん、どう思う?」
と「朝まで生テレビ」そのままの雰囲気で話をふる田原氏。骨の髄まで司会者である。

最大の衝撃発言が飛び出したのは、民主・小沢代表の辞任と解散総選挙をめぐる政局の話題。
「今は小沢代表も麻生首相も、またマスコミも皆、二階経済産業大臣に注目している。
二階氏の秘書が立件された場合、二階氏の立場は小沢氏と同等になる。これはあくまで噂だが、秘書が立件された場合、二階氏は『思い切った行動』を取る可能性があるという。つまり、場合によっては議員辞職をする可能性もあり得る。こうなったら民主・自民の攻守は逆転、小沢氏は代表を辞めるどころでは済まなくなる。」
田原氏はさらに続ける。
「二階氏が議員辞職したことで自民に追い風が吹いて、このタイミングで仮に麻生首相が衆院解散を行ったとする。そこを見計らって小沢氏が議員辞職するなんてことになったら、攻守がさらにひっくり返る。

まさか、傷だらけの「破壊者」小沢一郎、自民党を政権から引きずり下ろす為の最後の手段は「玉砕」なのか。
田原総一朗が語った大胆すぎる政局の展開。どこまでが現実のものとなるか解らないが、ますます目が離せなくなった。

「今日のあとがき」では、久保田万太郎が詠んだ春にちなんだ句を三つ紹介。
田勢氏に、
「何か好きな俳句はありますか。」
と訊かれた大江アナ。
「俳句ではないんですが、桜を詠んだ短歌で一つ。」
田勢氏は発表するよう促すが、既に「衣装協力」の字幕が出ており、我々視聴者にも終了まであと数秒であることが解る。私もまた、短歌そのものにも興味があったが、それで大江さんはどうするのだろうと注目した。しかし、
大江「だけど時間が無いので、また今度…。」
田勢「ああ、そうですか。(珍しく歯を見せて笑った。)」
と無難にブレーキがかかる。
いや、別に、無理に放送時間内に収めようとしてやたらと早口でよむとか、上の句をよんだあたりで放送が切れるとか、そんなちょっと面白いことを期待していたわけでは、決して……。

「ニュース新書」公式サイトがリニューアルされた。「田勢のあとがきのあとがき」は放送後のちょっとしたコラムで、「大江アナのホッと一息」は放送後に大江アナが感想を語っている動画。そしてまーごの動画「こんにちは!まーごです」。
大江アナのファンに、大の猫好き、そして田勢康弘マニアにまで行き届く充実したコンテンツとなった。

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2009年4月 9日 (木)

[ニュース新書] 3/21 「団塊の世代」は老いてなお盛ん。

書きそびれていたレビューを補完。3/21の「週刊ニュース新書」のゲストは、元経済企画庁長官、現在は作家の堺屋太一氏。
「団塊の世代」という言葉を作った堺屋氏。最初、この言葉を「だんかい」と読める人はほとんどおらず、「だんこん」の世代などと恥ずかしい読み間違いをされることが多かったという。
(「魂」ではなく「塊」であるのだが。)

堺屋氏は、団塊の世代が定年を迎えた今こそ、彼らが再び日本を大きく変える力を発揮すると提言した。
「団塊の世代は定年により年功序列の枠組みから離れたが、働く能力が無くなったわけではない。企業は経験豊富で優秀な人材を安価に雇えるようになった。これを有効に活用することで日本経済は非常に良くなる。
と。

また、
「高齢者はお金を持っているがお金を使わないと言われているが、それは高齢者にとって、今の社会ではお金の使い道が無いからだ。高齢者に向けた需要が無い。
と指摘。言われてみれば確かにその通りだ。日本は既に立派な「高齢社会」なのに、企業が「介護・医療」以外に、高齢者の欲求を満たすことをあまり考えていないような気がする。

しかし最近、日本の社会が前向きな方向での「高齢社会」にシフトしたと実感することも多くなった。それは電車の吊り広告で見るファッション雑誌の宣伝だ。「まだまだ50代」「かわいい大人」と、いわば我が子が成人するような年代の女性に対しても「女性であることを忘れるな」と呼びかけるような時代になってきていると実感する。「かわいい大人」などというと今はまだ「年甲斐も無く」という受け止められ方のほうが強いだろうが、すぐにそれが当たり前として受け止められる流れになってくるのではないか。堺屋氏の言う「不老長寿の理想」に多少近づくかも知れない。

多少脱線するが、私はジャズ・ファンで、1年半ほど前から毎週日曜にアルトサックスを習いに行っている。そこにいる仲間、つまり一緒に習っている生徒の中に、ちょうど「団塊の世代」の男性が一人いるのだ。引退後の趣味として習いはじめたらしい。
演奏する側としては同等だが(若い分、やはり私の方が少し上達が早い。)、ジャズ・ファンとしての年季は入っている。彼は本場アメリカのジャズ・ジャイアンツと呼ばれるプレーヤー達の演奏を生で聴いた世代であり、日本ジャズ界の重鎮である渡辺貞夫(ナベサダ)や日野皓正(ヒノテル)が活躍したジャパニーズ・ジャズ全盛期に青春を過ごした世代である。ジャズの歴史に対する造詣が深いので、非常に話題が豊富で面白く、20代の講師も思わずうなるような情報を色々と提供してくれる。
仕事だけではなく、むしろ趣味の世界でこそ「団塊の世代」と交流することは有意義であると私は思う。同じ趣味を持つ熟年と交流することで、まさに「温故知新」というべき発見があるのだ。

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2009年4月 8日 (水)

[モヤさま] 千円自販機に真の「夢」を見出した三人 -中野 後編-

六本木の「中華ミッキー」の師匠が中野に店を構えていた。
実は私も、「ミッキーラーメン」を食べてみたくて六本木の店まで行ったのだが、祝日だった為に休みだった。駅から随分離れていたのを、EZナビウォークを駆使して必至で辿り着いたのに……。
(辿り着いた時は午後4時前。朝食後から何も食べていなかった。)

中野にもあった、おなじみ千円自販機。「今後の入荷予定」とされる商品の中には、千円自販機の業者にとっては神様の如き存在である「モヤモヤさまぁ~ず2」のDVDも含まれていた。それも第二弾のやつが。
いいんですか、新作がいきなり千円で提供されても。まあ、アタリとして少量を混ぜるだけだし、業者が相場の仕入れ値で買い取ってくれるならそれで良いのかも知れないけど。
「舎人ライナー」スペシャルで、三村が「モヤさま」DVDのVol.1を当てた時はかなり笑えた。他ならぬ出演者が、それも番組の中で。

今回のハズレは、手榴弾の形をしたライターと、LEDで光るグラス(プラスチック製)。千円自販機の業者は、とりあえず何でもLEDで光らせておけば豪華に見えるだろう、とでも思っていないか。
今回もまたガラクタの山を築いて終わるのか。そんな雰囲気の中で大竹が当てたのは、何と、はじめて千円自販機と出会った時からの悲願であった「Nintendo DS Lite」

2年3ヶ月という長きに渡る戦いで、54,000円もの費用をかけてきた。それなりのとれ高と視聴率を稼ぎ、千円自販機業者からは「福の神」と崇められるほど密かなブームを呼んだものの、得たもののほとんどは珍ブランドや光るガラクタだった。
それが遂に、金曜25時(関東圏)最後の放送という節目において、彼らは見事に本懐を遂げたのだった。晴れやかな気持ちで木曜の「バラエティ7」枠に移れることであろう。

しかし、私は知らなかったが、どうやら最新のDSは「DS i」と呼ばれるものらしく、今回当てた「DS Lite」は既に型落ちの機種なのだそうだ。それゆえに余った在庫が千円自販機に出回ったということなのか。
2年3ヶ月の間に、時代は流れたということか。

来店した子供を対象に、無料でスーパーボールすくいをやらせてもらえるパン屋があった。ゲームをやらせてもらえる条件は、元気な声で、
「スーパーボールすくいをやらせて下さい!」
と言う事。
三村は大江アナに、「やらせて下さい。」と言うよう指示する。大江アナは「恥ずかしいなぁ。」という風にためらいながらも「スーパーボールすくいをやらせて下さい。」と言った。しかし店のおばさんに「大人は対象じゃない。」と断られる。
「もぉー、恥かき損じゃないですか!」
と叫び、恥辱に歪む表情を見せないようにとうつむく大江アナ。「辱しめ。」と書かれた字幕で追い討ち。
三村さん、よくやってくれた。
え?はい、私は失格です。

結局、特別にやらせてくれることになり、彼女の恥辱は無駄にはならなかった。
ここで大竹は、大人の小ずるいテクニックを使い、現役チャンピオンの少女の目の前であっさりと記録を抜いてしまう。やはり大人にやらせてはいけなかったのだ。

大人の女性に恥をかかせた三村と、頑是無い少女を傷つけてしまった大竹。さまぁ~ずは罪深いコンビである。

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2009年4月 7日 (火)

[モヤさま] 「大塚・目白③」と「中野 前編」を切り捨てたテレビ大阪

テレビ東京の22日遅れで「モヤさま」を放送していたテレビ大阪、木曜「バラエティ7」枠への移動にむけズレをどう解消するのかと思ったら、「大塚・目白③」と「中野 前編」を切り捨て、前回の「大塚・目白②」からいきなり「中野 後編」を放送。冒頭に「先週に引き続き中野」とそのままのナレーションが入ったが、服装も髪型も違うしごまかしきれない。

私は運良く東京で「中野 前編」を見ることができたし、「大塚・目白③」より「中野 後編」を見たかったので良いといえば良いのだが、「エロがちゃ」が出てきた「中野 前編」が関西圏で放送されないのは惜しい。どうせ切り捨てなければならないのなら「大塚・目白②」を切って「中野 前編」を放送して欲しかった。

願わくば、どこか深夜の空いた別枠で流して欲しいものだが、期待はできないだろう。
何せテレビ大阪は、「魁!セレソンDX」を再放送する為に、一時期「モヤさま」を打ち切った支局なのだから。(それもDVD第一弾が発売された直後に…。)

せっかく、「中野 前編」が関西でも放送された時には、改めて書くレビューの題は「天下」にしようと決めていたのに。
(「天下」は戦国時代風の発音をすると、その意味が解るかと。)

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[モヤさま] 粉砕! -駒込-

マスコットキャラ「しーちゃん」でお馴染みの「霜降銀座」は、日本一長い商店街らしい。(自信が無さそうだったが。)
ちなみに、管理人もよく出没する大阪市の肥後橋というところにある「肥後橋商店街」は、正真正銘の「日本一短い商店街」である。
まあ、日本一長かろうが短かろうが、だから何やねん、というところであるが。

姉妹みたいな親子の営んでいる老舗の玩具屋。ばあさん達を指して「アニメのキャラクターじゃないよね。」という大竹の感想もよう解らんが、三村の「実写だよ。」というツッコミもまたよう解らん。まあ、テレビで放送するのだから「実写」という表現もあるいは間違いではないのかも知れないが。
商品は何十年も触られるだけで買われずボロボロだったり、思い切り色あせたりしている。「2060円」という値札が、消費税が3%だった時代に取り残されたことを語っている。

マジックテープ付きのグローブで玉をくっつけて遊ぶ玩具を買った三人。バットも買って野球ゲームをしたら面白いと思いバットを買おうとしたら、ばあさんはバットはおまけすると言って金を受け取らない。(どちらも結構なばあさんなので、娘の方なのか母の方なのか解らない。)
それでも遠慮して代金を払おうとする大江アナに対し、財布から金を取り出す手を叩くまでして止めるばあさん。年寄りって変なところで異常に頑固だから困るんだよ。

しーちゃんの謎を追う三人。鞄屋を営む商店街の会長に尋ねると、しーちゃんは公募で選ばれたキャラクターだという。その時応募された他のキャラクターは会館に集まっていると教えてくれた。そこで飛び出した会長のダジャレ。
「会館に行けば快感を得られる。」
聞き流してやればいいのに、これを聞いたさまぁ~ずは、
「あれ、会長。」
と真顔で見つめる。そんなツッコミは無しだろ。やっぱり何か、大竹は妙なところでサディストの一面を覗かせると感じる。
公募キャラクターの、「ガーよろしく」「関係ないヤツが『しもふり』と言っているだけ」が個人的にツボだった。

ガチャガチャで出てきた「ひんやりアイスパック」は、袋の中に入っている素材を叩いて砕けば冷たくなるというもの。上手い具合に砕けない大竹に替わって、二児の父である三村が砕いてやろうとする。嫌な予感(期待?)が的中し、三村の拳を受け派手に破裂するアイスパック。袋の裂け目から冷える素材が噴き出して、大竹の剥き出しの腕に降りかかった。腕は痛いほどに冷えるが、驚いて額からは汗が流れ出る。
管理人は、こういう悲惨なハプニングで取る笑いが大好きだ。

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2009年4月 5日 (日)

郵政民営化に最後まで抗った造反議員、平沼赳夫。 -「七人の政治家の七つの大罪」より(1)-

「七人の政治家の七つの大罪」 平沼赳夫 講談社

花粉にやられた目を診てもらおうと眼科に行ったら二時間近く待たされたので、一気に読めてしまった。別に悪い意味で言っているわけではないが、政治家本人の書いた本は作家やジャーナリストのそれと比べ文章が平易で、読みやすい。

書名にもある「七人の政治家」とは、小泉元首相、竹中元郵政民営化担当大臣、安倍元首相、福田元首相、民主の小沢代表、麻生現首相、そして著者である平沼氏自身。

平沼氏は郵政民営化法案に反対し、自民党を離党することになった。「郵政選挙」と呼ばれた衆院選では無所属議員として立候補、刺客候補を負かし当選。
安倍内閣発足後、自身は自民党に復党する意思を失っていたものの、他の「造反組」無所属議員に強く頼まれた形で、彼らの代表として自民党との「復党交渉」に当たった。
平沼氏は、刺客候補に破れ落選した元自民党議員を含む全員の復党を要求。しかし自民党はあくまで当選議員を優先する考えで、おまけに造反議員達にとっては屈辱的とも言える内容の誓約書に署名することを求めてきた。
結局、平沼氏以外の無所属議員11名は誓約書に署名、自民党に復党した。

「造反議員」たちが自民党に復党すると、安倍総理は「お帰りなさい」という言葉で彼らを迎えた。ほんの少し前まで敵として扱い、刺客まで送り込んだ相手に対して、そう言ったのだ。また、この時に自民党に戻った議員の中には、その後閣僚や党三役になった者もいる。
これではもはや自由民主党ではない。自由自在党ではないか。私はそう思った。そして確信したのである。
自民党の賞味期限は、もう切れている、と。
(P.116)

事実、この「復党騒動」も一つの敗因となり、平成17年7月の参院選で自民党は歴史的大敗を喫した。

「復党」の一件は平沼氏にとって苦い結末であったが、復党を果たした議員達にとっては念願叶ったということになる。交渉役であった平沼氏は、彼らの復党を祝する会を催した。何と平沼氏は、この会の最中、脳梗塞で倒れたのだ。
一時は生命の危機に陥ったものの、二ヶ月半の入院生活の後、平沼氏は復帰した。

そして現在。不安定な政局から、自民、民主双方からの「平沼新党を結成すべき」という誘いを幾度となく受けたという。どちらも、衆院選後に連立を組み過半数を獲得する「手駒」として用意したいという意図は明白。平沼氏は、保守系無所属の同志を結集した「平沼新党」ならぬ「平沼グループ」を作るべきだと決意した。
総選挙後に平沼氏が狙うのは、三年間という明確な期限を定めた上で、党派を越え人材を結集する「救国大連合」。小泉政権以来続いたパフォーマンスとスタンドプレーの政治から脱却し、難局を乗り切るべきだと主張している。

このように、平沼氏の目を通して見てきた「戦いの歴史」だけを抜き出してまとめてみると、いかにも私の好みの「物語」であるように見えてしまうのだが、この本の本当に主張したいのはそこではなく、やはり最も注目すべきは「平沼赳夫はなぜ郵政民営化に反対したのか」という部分であろう。
そのレビューは次回としたい。

続く

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2009年4月 4日 (土)

[モヤさま] 酒と涙と女とゴンちゃん -東上野-

「ワキ汗」同様に語り草となった、「泥酔・号泣」の回である。

韓国料理の総菜屋で発見した高麗人参酒。「精力を強めたい」という三村のたっての希望で、三人とも飲ませてもらうことになった。
これはあくまで管理人の推測であるが、ここに来る前の「ブルブルマシーン」の一件で、心では興奮していたのに己の身体がその興奮を反映できなかったのを見て、三村は危機感を感じたのではないか。(本当に「興奮して凝視していた」という前提で書いているが。)

高麗人参酒のアルコール度数は35度。酒飲みのさまぁ~ずは一杯飲んだところでどうということもなかったが、あまり強くないらしい大江アナは、ストレートで飲むのはさぞかし厳しかっただろうが、おばさんの厚意を裏切ってはいけないと思い残さず飲んだ。
その誠実さが仇となった。

次に行った健康食品の店。おばさんの長話を聞いているうちに大江アナは酔いが回ってしまい、少し離れたところで立ちながら眠りそうになった。完全に目が据わった表情がちょっと色っぽい。話をろくに聞けていなかったくせに、おばさんが浄水器の話に入ったところですかさず反応し、
「そのお水飲ませて下さい。」
と所望。さまぁ~ずもこれは無理だと判断し、しばらくロケ中断。

そして次に訪ねたのが、地元の皆に愛された柴犬「ゴンちゃん」のいた駄菓子屋である。
ゴンちゃんは元は捨て犬だったが、ある時、店の息子が拾ってきて、そのままその店の飼い犬になった。
ゴンちゃんは人懐っこい性格で、店に来た近所の子供達にもすぐに懐いた。子供達もまたゴンちゃんを愛し、ゴンちゃんの店は近所の憩いの場となった。かつて東上野の街を孤独に彷徨っていたゴンちゃんは、大好きな人達に囲まれ幸せに暮らした。
しかしその幸せは突然奪われた。彼を襲った悲劇的な事故。その悲惨な事故はゴンちゃんの命を奪い、何百人もの人々から愛するゴンちゃんを奪ったのだ。事故の原因が何だったのかは解らないが、その代償はあまりにも大きく、取り返しがつかない。

過ぎ去りし日々の幸せを閉じ込めた写真と、しみじみと思い出を語る老夫婦の話から、彼らの胸の中で今も生き続ける「ゴンちゃん」に触れた三人。さまぁ~ずがふと振り返ると、感受性の強い大江アナの目から大粒の涙が流れていた。

何が驚いたって、こうして改めてDVDで見返した私(管理人)自身、泣くまではいかないまでも、不覚にも目に涙を滲ませてしまったということだ。30目前にして既に涙もろくなってる…?これを見た時、少々日本酒が入ってほろ酔いだったとしても。

事故を起こしてはならない。失われた命は決して戻ってこないのだから。そんな決意を新たにした。

ゴンちゃんの死に涙して少し酔いが醒めたのか、中華料理屋に入り、ビールを飲む三人。チャンポンは危険だろ。
ビールを飲んだ大江アナ、濃厚な高麗人参酒をストレートで飲んだ後では、ビールを飲んでも酒という感じがしないのか、
「水みたいなものですね。」
と。言いながらも顔真っ赤やないか。

(次回は駒込のレビューを書く予定)

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[モヤさま] オン カッパヤ ソワカ -合羽橋-

「モヤさま」スタッフの皆様、最初から「一本分にも足りませんでした。」というオチを意図していたわけでなく、本当にエロ抜きの吉原で二本分撮るつもりだったのでしょうか。

吉原にネタが無かったことで、急きょ決められた「道具抜きの合羽橋」。妖怪の「河童」ではなく雨具の「合羽」なのか。
どういうわけか、吉原の回より合羽橋の回の方が何かとエロかったのだが。

【エロ①】
避妊具の自動販売機を見て、無垢な表情で素朴な疑問を呟く大江アナ。
「値段の違いは何なんですかね?」
何でこの人は……。飛んで火に入る夏の虫か。
その後、妙に詳しい専門的な説明を聞かされ、動揺した大江アナ、さらに墓穴を掘る。
「使ったことないです!」
どっちの意味で受け止めれば良いのでしょう。

【エロ②】
夫婦ガッパの像を見て、夫ガッパの性器にやたらと注目するさまぁ~ず。顔をうつむかせる大江アナを見て調子に乗った大竹、お供えのキュウリを見てとんでもないことを…。
いや、気付いていなかったのなら、それはそれで良いのです。
すぐに気付いてしまう私はもう引き返せない。

【エロ③】
ダイエット効果のあるブルブルマシーンで、手を付いて揺らすと豊胸効果があると知り、とびついた大江アナ。気にしてたんかい。
大江アナの揺れる(?)胸元を覗き込んだ三村、まるでがっかりしたように、
「これ大江じゃねぇな、やる人。」
などと失礼なことを言う。
後に、この一言に傷ついたと告白した大江アナに対し、三村が真相を語った。(*)
「違うよ、あれは口ではあんな風に言いながら、本当は興奮してたんだ。」
「『大江じゃねぇな。』って言いながらも、凝視だったから。」
これを聞かされた大江アナ、思わず悲鳴を上げた後、
「興奮……。」
と絶句していた。
いかにも草食動物のような雰囲気の三村もやはり男。隠し持っていた獣性が覗いた瞬間であり、冗談半分の「セクハラ」から本気の「エロス」へと一歩踏み込んだ瞬間であった。
ちなみに、個人的には巨乳より小さめの方が……いや、やめておこう。

カッパを祀った神社で、「オン カッパヤ ソワカ」という適当すぎる真言(マントラ)を、ふざけたように唱えた三村。(ふざけてるのはどっちだ、という話であるが。)
カッパの祟りで足を踏みはずして膝を崩し、思い切り転ぶ。
痛風なのに!

三村の母が小沢一郎に似ているというエピソードに爆笑した。お母さんは政界きっての破壊者。

* DVD Vol.3の特典映像「大江が選ぶドイヒーセクハラBEST3」より。
 「大江じゃねぇな。」発言は第二位に選ばれた。

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2009年4月 3日 (金)

[ニュース新書] 平沼赳夫氏を呼んで欲しい

「週刊ニュース新書」のゲストを予想する。来週か再来週あたりに、著書「七人の政治家の七つの大罪」が話題の無所属議員、平沼赳夫(たけお)氏が出るのではないか。というより出てほしい。

【平沼赳夫】
無所属(元自民党)の衆議院議員。自身の1回目、2回目の選挙では「憲法改正」「教育基本法改正」という大胆な政策を掲げ落選。3回目で初当選。
小泉内閣で経済産業大臣を務めながらも郵政民営化法案に反対、「造反議員」とされ解散後の衆院選では無所属で出馬。自民党公認の刺客候補を負かし当選。
当選後の郵政法案再採決で、「法案に賛成すれば自民党復党を認める」と言われ、元自民党の無所属議員たちが賛成票を投じるも、平沼氏一人だけは反対票を投じ復党しない道を選んだ。

まさに「確信犯」というべき素敵な生き方だ。こういう「勝ち目の無い戦いを挑む」人物に惹かれる私の悪い癖も治らない。私のような人が、かつての「日本新党」細川元首相に「新しい風」を求め、見事に裏切られたのかも知れないが……。

職場の休憩時間に、携帯電話でニュースを見ていると、彼の著書「七人の政治家の七つの大罪」で、「麻生首相と小沢代表に新党結成を求められ」ていたことが明かされたというのを見て、また一つ読む本が増えたと思いながらも帰りに書店で買ってしまった。

七人の政治家、すなわち小泉純一郎、竹中平蔵、安倍晋三、福田康夫、小沢一郎、麻生太郎、そして七人目は平沼赳夫。自戒を込めた最終章の題は「平沼赳夫の『無力』」。

まだ第一章、もとい「第一の大罪 小泉純一郎の『郵政民営化』」の途中までしか読めていないが、官僚主導の政治に批判が集まる中で、小泉元首相の官僚を切り捨てた強引な改革こそ間違いと主張する平沼氏の説は興味を惹かれる。

今から「モヤさま」のDVDを見ようと思っていたのに、この本を読み進めるべきか、どちらにしようか迷う。

ところで、「ニュース新書」の公式サイトに、「大江アナのホッと一息」という新コンテンツ(動画らしい)が準備中になっているのが、妙に気になるのだが。

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[モヤさま] もはや自己破壊願望か -夏休みに家族で行ける吉原-

DVDを再生した時に最初に出てくる、著作権法に関する警告を見てふと思った。テレビ東京様、レビューを書くのは著作権法に抵触しませんよね。
まあ、私は書きますけど。

あの「破壊者」小沢一郎に匹敵するほどの、激しい自己破壊願望である。
お金をかけてロケを行ったハワイ編で思わぬ低視聴率を取ったことで、一時は番組の存続も本気で危ぶまれたのではないか。ここらで何とか挽回しなければと考えるべき時期だったであろう。
そんな時期に「モヤさま」スタッフが作った、狂っているとしか思えないこの特別企画。
「夏休みに家族で行ける吉原
江戸時代から続く日本屈指の色街やないか。何その「アド街」風のタイトルは。

「モヤさま」はその平和でゆるい内容から、録画で見ている小学生の視聴者も案外多いようである。録画が視聴率に反映されないとしても、「家族で楽しめる番組」という良いイメージは営業面でも貴重な要素であるはずだ。そんなご家族みんなで楽しんでいただいている視聴者の為に、と言わんばかりに出してきたのが吉原って。
「今日は君達の大好きなものを持ってきたよー。」と差し出したシュークリームの中身が、カスタードでなくカラシだったというようなものだ。

それでいえばハワイ編はまだ良かった。たまたま視聴率が悪かっただけで誰も怒っていない。それにひきかえこの回は、録画して子供に見せている保護者達をわざわざ怒らようとしているようなものだ。地元にドンキホーテができた時、ピンクのカーテンに隠された「秘宝館」と呼ばれる売り場に子供が突入し、そこから持ち出したものを見た親がヒステリーを起こした、あの光景を思い出す。(その後間も無く「秘宝館」は撤去された。)
それでもなお、そこに踏み込まずにいられないのは、テレビ東京の深夜放送としての宿命なのか。たとえ子供やその保護者を切り捨ててでも、孤独な独身男性視聴者の期待に応えなければならないのか。

結局、それらは杞憂に終わった。(別の問題が浮上したが…。)
子供でも見られる部分の吉原しか放送しなかった。その結果残ったのが、閉まったシャッターとカレー屋のみ。
このカレー屋、なぜか厨房のドアに「お手洗い」という札を付けている。これもまた自己破壊願望か。よりによってカレー屋だもの。
もともとこの部屋はトイレだったというのもありえんだろうし、わざわざ貼ったとしか思えん。
本当に元はトイレだった部屋だったらかなり嫌だが。食品衛生法上は完全にアウトだ。
どんなに本格派のカレーを出しても絶対に一流にはなれない。だが皮肉にも、あのカレーはかなり美味そうだった。(管理人はカレーには少々うるさい。)

とれ高は放送一回分にも満たなかった。特別企画のはずが逆に、放送時間を短縮する羽目になったとは。何がしたかったんだ。
一回分の放送で二度のエンディングを流すということをあえてやりたかった、と言われればそれ以上何も言えないが。

(次回、合羽橋のレビューを書きます。)

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2009年4月 1日 (水)

[モヤしろ] シロー濡れねずみ -祐天寺-

当管理人、DVD Vol.4-6の隠しコマンドを偶然解いてしまった。
「モヤしろ鉛筆」別にいらんけど、いちおう懸賞に応募はしたくなるのがファンの心理か。

(以下、「モヤモヤしろぉ~ず」の内容をばらしている為、知りたくない人は読まないで下さい。なお、隠しコマンドおよびプレゼントのキーワードは記載していません。)

真冬にも関わらず水遊びを再現するのかと思ったら、するまでもなく雨に濡れている。しかも公園が工事中。
水風船に濡れるのを嫌がったたかはCと中田D。しかたなくシローが独り濡れる。しかし笑いに繋がるわけでもなければ、彼が濡れて喜ぶ視聴者も皆無。
そして本編どおり、濡れたシローが着替え。「毛沢東」発言に笑ってしまった自分が許せない。

シローよ、済まぬ。あんたの必至な映像は早送りして、キーワードだけ拾ったよ。仕方ないじゃない。目的だけ済ませて、早く本編が見たいもの。

調子に乗って、Flash時計、さっそく携帯電話の待ち受け画面にした。ダウンロードしたのがちょうど午前0時で、「モヤモヤPOINT 0時ですよ」と出たのが笑えた。

とりあえず吉原あたりから見よう。

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