« [ニュース新書] 6/27 岡田克也インタビュー (3) 涙を流した若者たちがいた | トップページ | [モヤさま] 「ハワイ編」は日ハ友好の大きな絵を描ける »

2009年7月 8日 (水)

屈辱と復讐の挽歌 -『神さまぁ~ず』DVD第3巻 「インスタント女王様②」-

(「インスタント女王様①」のレビューはこちら

小娘に弄ばれる男達は屈辱感に震え、大先輩達に恥をかかせる女は恐怖感に震える。黒幕は己の手を汚さず、高みの見物で嘲う。これは究極の「責め」である。

関西圏では放送されていなかった『神さまぁ~ず』。私は家電量販店で偶然DVD第1巻を目にするまで、その番組の存在自体知らなかったわけだが、同番組の中でも最も人気だった企画「インスタント女王様」はまさに業界騒然だったらしい。特に、第1回で最も活躍した手嶋優は、その後各局で引っ張りだことなり、番組に出るたび、「神さまぁ~ず」で見せた容赦無い責めっぷりを要求されたという。ただし、本人はもともとサディストではないので、バナナマン設楽の指令無しにはやりようが無かったとか。

そんな「インスタント女王様」の第2回が、先月発売された「神さまぁ~ず」第3巻に収録されているので、購入して見てみた。すると、そこで思いがけない女性の姿を見たのである。
玲奈…。まさか、本当に玲奈なのか。」

【玲奈】
兵庫県出身のグラビアアイドル。三年ほど前だったか、関西ローカルのバラエティ番組「ジャイケルマクソン」に、多忙となったほしのあきの代役として準レギュラーに抜擢された。
本人も努力していたと思うのだが、番組は彼女を今一つ活かしきれず、「ほしのあきの代役」の域を出ないまま一年ほどで降板。その後は姿を見なくなった。
爽やかな笑顔とは裏腹に気が短いらしい。その点、手嶋優とは違い真性のサディスト気質であると言えるかも知れない。

玲奈を操ったのは南海キャンディーズ山里。三年ぶりに見た玲奈、爽やかな笑顔は今も変わらないかと思ったが、番組の趣旨をわきまえているのか、口元や目の奥に攻撃的な雰囲気がかすかに感じられた。

玲奈は特別審査員として出演していた、往年の人気番組「風雲!たけし城」の谷隊長こと谷隼人に迫った。
「谷さん、私、『たけし城』の谷隊長の大ファンなんですよ。谷隊長の『よくぞ生き残った我が精鋭達よ!』っていう決め台詞、やってみせて下さいよぉ。」
これを聞いた私は「嘘つけ。」と思った。もちろんこの台詞は山里が言わせているのだが、玲奈は「風雲!たけし城」を知っている世代ではあるまい。今年30の管理人でギリギリ知っているくらいなのだから。
懐かしいなあ、たけし城…。途中、たけしがフライデー事件で逮捕されて、たけしの着ぐるみが代役で出てたなぁ。

【フライデー事件】
ビートたけしが、自分の愛人に対するフライデー編集部のいきすぎた取材に怒り、たけし軍団を率いて講談社のフライデー編集部を襲撃した事件。
この時、たけし率いる本隊は階段を上って進軍。消極的だったそのまんま東(東国原英夫)は一人遅れて出撃、エレベーターに乗って編集部に行ったらまさかの一番槍。さすがは韋駄天そのまんま東。

その気になった谷隊長、若い頃を思い出して血が湧き、「行けー!」と力強く檄を飛ばした。しかし玲奈はおもむろに床に寝転がりうたた寝をした。
おだてられて照れ、ほのかに顔を赤らめた谷隊長、まんまと恥をかかされ真っ赤になった。そういう番組だって解っていたはずなのに、女の甘い誘惑と昔の栄光に酔い、判断が鈍ってしまったか。

このコーナー、アイドルを使って男達に屈辱を味わわせるのが趣旨であるが、女性の恥じらう姿が大好きな三村は、指令を与える体を装い、アイドルに恥ずかしい言葉を言わせようとして拒否された。
三村さん、あんたも娘を持つ父親なのだから…。

「インスタント女王様③」のレビューはこちら

|

« [ニュース新書] 6/27 岡田克也インタビュー (3) 涙を流した若者たちがいた | トップページ | [モヤさま] 「ハワイ編」は日ハ友好の大きな絵を描ける »

モヤモヤさまぁ~ず2」カテゴリの記事