モヤモヤさまぁ~ず2

2009年11月15日 (日)

[モヤさま] 三時の貴方はキラキラ -阿佐ヶ谷①-

「モヤさま」スタッフの皆様。あの放送以来、「モヤさま マズい店」というキーワードで検索する人が急増したようなのですが…。

小平こと「妖怪 雨降らし」を調伏せしめたはずが、悪天候の続く「モヤさま」ロケ。雨の中訪れた阿佐ヶ谷では、独自の道を追求する三人の芸術家に出会った。

一人目の芸術家は米屋を営む「タマゴ師匠」。ある日、目玉焼きをつくろうと普通に卵を割ったら、中身が抜け落ちた後の殻を見つめ「何だか良い」と感じたのをきっかけに、「芸術作品としての卵の殻」を追求しようと思い立った師匠は、今では数々の自信作を店の中に展示している。まさに「抜け殻」となったそれの、無造作に破壊された後の残骸に退廃的な美を感じたのか。
おそらくタマゴ師匠以外の誰もが理解できないだろうが、自分一人にしか理解できないものこそが究極の芸術美であるかも知れない。私などは、台風が去った後の街に取り残された、無残に折れたビニール傘を見て、「雨をしのぐ」というたった一つ課せられた役目を無残に奪われた哀しみに美を感じた
ええ、病んでます。

卵の殻が集まっているのを見て、「タマタマ」という名のポケモンに例えた三村。そのポケモンの例えは解らないと大竹に指摘されたが、三村は無自覚なまま、テレビ東京で看板番組を任された者としての責任を果たしている。

三人が挑戦した「タマゴの殻アート」。これらを詳しく批評しようかと思ったが、放送の中で
「三角の穴を空けるという女性らしい気遣いがある作品」
などという文言が出た時、何だか先に言われてしまった感があったので止めておく。偶然ながら、いかにも私が好んで使いそうな言い回しを……。

二人目の芸術家は、商店街に掲げられたフクロウの絵を描いた服屋の店主。山崎努をスマートにしたような顔をしている。フクロウの絵は魔除けらしい。
この店には白いオウムがいた。このオウムは少し変わっていて、気が昂ぶると、あれはトサカというべきなのか、ライオンのたてがみのようなものを逆立てて威嚇してくる。それは王冠のようにも見えてなかなか高貴な感じがする。
今まで鳥に嫌われ続けてきた三村。戯れに、己の腕にオウムを乗らせようとした。意外にもオウムはトサカを降ろし、ゆっくりと片足を三村の腕に乗せてみたが、少し考えるように首をかしげた後、もう一つの足を乗せることはなく、腕に乗せた足をゆっくりと止まり木に戻した。そして再びトサカを逆立てて威嚇してきた。
街の魔除けをつくる店主に飼われたオウム。三村の大きな腹の中に潜む魔物の気配を感じたのだろうか。

青果店のおばさんが、三村に言った謎の言葉。
「今日はやらないんですか、ラジオ。三時からのキラキラ。」
キラキラ…。「きらきらアフロ」じゃないよね。まさか三村を鶴瓶とは間違えんだろう。あれもラジオじゃなくテレビ番組だし。

三人目の芸術家、「山の本の収集家」はかなり謎だが省略。

今回ははじめて、「DVD化しても多分入る特典映像」のコーナーがあったが、この回がDVD化されるのは一体何年後なのかね。今年はあと1回あるかと思っていたが、本当に年1回ペースでしかDVD発売されないのか。一般人が中心の番組だから許可を取るのも一年がかりなのだろうか。第三弾は大量リリースされれば良いのに。
そんな特典映像。相変わらずこの番組は、芸人ではなく会社員がオチをつけます

次回、天候はさらに悪くなり、ビニール傘が壊れるようだ。まさにあれこそが…。

結局、懸賞の応募ハガキは出さなかった。私は珍しい名字なので、万一当選したとしたら知人にすぐバレる。そんな危険は冒せなかった。
ましてや万が一、実生活での知人に「共食い狼」の正体がバレたとしたら、それは取り返しのつかぬ過ちである。

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2009年11月12日 (木)

疑い深い男 大竹の「友愛」の形 -「さまぁ~ず×さまぁ~ず」 11/10 放送(関西)の回-

この日の「さま×さま」は、さまぁ~ずの二人が番組のロケで人間ドックを受けたという話が出た。診断を受けた病院は去年受診したところと同じで、そこで働く医師や看護師の人たちも去年のことを覚えていたという。

全身麻酔を受けた時、文句を言わずおとなしく指示に従う三村は麻酔も弱めで、麻酔をかけられた後もうっすらと意識があったが、文句の多い大竹は即座に眠る量の麻酔をかけられたという。

三村はもうろうとした意識の中、彼が完全に寝ていると思い込んだ看護師達が、声を潜めず堂々と大竹のことを話しているのが聞こえたという。
「三村さんはおとなしいけど、大竹さんは口うるさいからねー。部屋が寒いだとか。」

そんな大竹、診断が終わった後、医師に、
「すぐに命に関わるような重い症状があるのかどうか、それだけでも今すぐ教えてくれ!」
と迫ったという。いささか度を越えているような気がするが……。

用心深く神経質な大竹。何事もまず疑ってかかる。ましてや病院など、一つ間違えればそのまま死へと繋がるのだから、ただ「ハイ、ハイ。」と従うようなことは絶対にしてはいけないと信じる。
そして大竹は、痛風や無呼吸症候群など、数々の爆弾を抱えている三村に対し、冗談なのか本気なのか解らないが強い調子で言った。

「お前が入院したら、絶対に俺がついて行って、『それで本当に大丈夫なんですか!?』って医者を問い詰めてやるから!」

愛を感じた。

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2009年11月10日 (火)

[モヤさま] アクセスMAPは出さんのか -おいしい店ランキング-

後半、つぶやきシローが出てきたあたりは早送りにした。いや、見なかったわけではない。8倍速の音声無しで見たんだ。

この回は、今までのロケで昼食を食べた店の中で、おいしかった店ベスト5を決めるというものだった。ちなみに、ロケ地の地名は出るものの、番組で店を紹介する時は当然あるはずのアクセスMAPは無い。それでも「モヤさま」の視聴者は行くのだ。もの好きだから。

ランキングは以下。

第5位 ニューてっぺい(高円寺) イライラ店主と三村たぬき腹
第4位 キッチンなかよし(大井町) 「大江が珍しく褒めた」店
第3位 満福(大森) 親子二代の情熱がマイクを焦がした
第2位 ロジェ(湯島) コーヒーの香りを打ち消すラーメンの匂い
第1位 麺新華(三河島) 「200%男」の女将がふるまう謎の肉

うち第3位の満福だけは私も行ったことがある。おやっさん、息子さん、息子のお嫁さん、おめでとうございます。
以前番組で紹介された時は、
「あれ以来、北は北海道から南は長崎まで、全国からお客さんが来てもう大変。特に放送翌日からの三日間はとんでもない忙しさだったねえ。」
とおやっさんは語っていた。今頃また嬉しい悲鳴をあげていることだろう。

この満福、「モヤさま」スタッフも密かに行っていたらしい。だからだろうか。私が前に行った時、息子が、
「お兄さんももしかして業界の人?」
と聞いてきたのは。その時は、「業界」と言ってもラーメン屋業界のことかと思っていたのだがテレビ業界かよ。私はIT業界だ。

せっかくなので満福の宣伝をしておこう。自慢のマーボー麺は半ライスと一緒に注文するのがおやっさんお勧めの食べ方だ。麺を食べた後はマーボー丼として二度楽しめる。ただしずいぶん腹が膨れるので覚悟したほうがいい。
この親子はとても話好きで、私が、白洲次郎の「武相荘」を訪ねようと思ったら休館日だった、と話したら、息子さんが、
「歴史に興味があるのなら靖国神社に行ってみるといいよ。そこにはとても大きな博物館があって、太平洋戦争だけでなく大昔の資料も展示されている。」
と親切に教えてくれた。遊就館の存在自体そこではじめて知った。とても感謝している。

満福の行き道も書いておきたいところだが、東京在住ではないのでその辺の地理は解らないし、大森駅から携帯電話の「EZナビウォーク」を頼りに行った。だから、行きたい方はそういったツールを活用して下さい。

湯島の「ロジェ」も行きたかったんだけど、ルートビアを飲んだせいで食欲が無くなったんだよなぁ、あの日。

ところで、麺新華が紹介された時の、

「らぁ~めん伸びちゃう♪ らぁ~めん伸びちゃう♪」

という歌はどこから見つけてきたんですか

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2009年11月 4日 (水)

[モヤさま] 夫婦の二択 -落合周辺③-

投稿者が本当に小学生なのか、という点は相当に疑わしいが、本当に小学生だとして考えればとんでもない話だ。

「Yes,No枕の意味が分かりません。大江さん教えて下さい。」

【Yes,No枕】
「新婚さん、いらっしゃい!」でもらえる賞品の定番。確かに実用的だが、その後本当に使っている夫婦はどれだけいるのか。ある日から、旦那が常に"No"を上にする時が訪れたり……。

その意味をよく知っているからこそ、大江さんの反応を見たい、大江さんの口から言わせたいと思っとるんやろが。さすがに小学生ではなく中学生か高校生くらいだと思うが、大人をからかうものではない。君たちもそれを経て生まれてきたんだ。そうだ、よく考えてごらん。身近なことで考えると、若干テンションが下がってきただろう。

長い坂の途中で見つけたお洒落な店、「Atelier.A」。そこは由緒正しき帽子の専門店。何と美智子皇后陛下のお帽子も手がけたことがあるという。皇后陛下のファッションセンス、特にお帽子のセンスは国際的に高く評価されており、過去に三度も国際ベストドレッサー賞に選ばれている。まさに世界が認める帽子職人。

店に陳列されている帽子を試着させてもらった大江アナ。高貴すぎて普段は被れないが、実によく似合っているではないか。
三村は狐の毛皮をまるごと使った帽子を試着。狐に頭からかじられているような格好になる。まるで山伏だ。もしくはレイザーラモンRGの「シルバーウルフ」か。

【シルバーウルフ】
私が説明するより、YouTubeで公開されている「シルバーウルフのお悩み相談」という動画をご覧いただいたほうがよく解るかと思う。ただし本当に面白くないので、忙しい方は見ないほうが良い。

やたらと長いインドきゅうりを見て、私はふと過去のできごとを思い出した。
それは10年ほど前か。私の妹が、はじめてゴーヤを見た時に言った言葉。

「お母さん、冷蔵庫の中のきゅうり、腐りすぎてエライことになってる!どんだけ長い間放っておいたん!?」

いやいや、どんな風に腐ったら、そんなに大きく膨れ上がってブツブツが出るようになるんや。それは腐ったどころか突然変異だ。しかも色ツヤだけは変わらず青々として。
私はとにかく可笑しくて、腹を抱えて笑い転げていたが、あらぬ疑いをかけられた母親は本気で怒っていた。長男の私ですら滅多に見たことの無い、まさしく鬼の形相。母は無垢な勘違いをした妹よりも、それを聞いて嫌味なほどに笑った私の方が許せなかったらしく、その後、私は……。

ようやく溜まっていた「モヤさま」レビューを消化。「ニュース新書」も更新しないと…。

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2009年11月 3日 (火)

[モヤさま] エルチュンメル引退 -落合周辺②-

藤子不二雄は元々、藤本弘(F)と安孫子素雄(A)のコンビだった。最初は、手塚治虫の足元にも及ばないという意味で「足塚不二雄」と名乗ったが、後に二人の名前から一字ずつ取って「足塚」を「藤子」に改名したそうだ。(Wikipediaより)

赤塚不二夫、藤子不二雄らが若い頃に住んでいたトキワ荘跡地は、今は法律関係の書籍を発行する出版社になっており記念碑のようなものはない(記念碑は近くの公園にあった)。
ちなみに管理人の住む街には、あの白洲次郎が少年時代に住んでいた屋敷の跡地があるが、今は自衛隊の官舎となり、やはり記念碑のようなものは見つからない。勿体無い。

柴又で別れた「雨降らし」小平に続き、三人はここでも、数々のロケを共にした仲間と別れねばならなかった。それは、大山の千円自販機で出会った「エルチュンメル」の財布。よく頑張ってくれたがやはり安物。丸一年で引退となった。

見つけた鞄屋で三代目モヤモヤ財布を選ぶ三人。あそこで出てきた折りたためる杖は、齢80の私の祖母も愛用している。ただし祖母は杖のたたみ方を理解していない。もちろん広げ方も解らないから、勝手にたたんでおこうものなら、いざ使う時に広げられず大騒動だ。

三村総理と大江財務相が選んだ財布は、「福の神」恵比寿様の絵が入った黄色い財布。小銭を入れるポケットが二つ付いている機能性と縁起の良さ、モヤモヤっぽさで迷わず選出。しかし他の洒落た財布を勧めていた店のおかみさんにしてみればまさかの選択だったらしい。
私も小銭入れが二つ付いている長財布を使っているが、これは本当に便利だ。片方のポケットに500円・100円・50円を入れ、もう片方に10円・5円・1円を入れておく。二つのポケットは大きく広がるので見やすく出しやすい。この財布に替えてから、小銭で無駄に膨らむことは無くなった。

引退したエルチュンメルは視聴者プレゼントとして提供されることになった。ここはひとつ私が引き取り、責任を持って財布供養に出そうかと思ったのだが、残念ながら放送から10日以上経っているし葉書の持ち合わせがない。ダメ元で葉書買って出してみるか…。

鈴木宗男先生そっくりの成果店のオヤジは、自称「読売巨人XXXX」。語尾がいまいちうまく聞き取れないのだが、
「俺はファンなんていう甘っちょろいもんじゃねえ!XXXXだ!」
平成の世には既に失われた古の言葉でしか、その熱くほとばしる想いを的確に表現できないのだろう。

そんなオヤジの応援の甲斐あって、今年も巨人はリーグ優勝を果たした。
「もう優勝してからはよう、飲んじゃいけねえものを飲みっぱなしだ。飲んじゃいけねえって止める人はいるけどよう、止め方が弱かったんだよなぁ。」
「飲んじゃいけねえもの」…。酒ではないとしたら何なのだろう。「XXXX」はテレビの前で言ってしまうのに、その「飲んじゃいけねえもの」の名は言えないのか。一体何を飲んでいるんだ。

財布屋で懸賞の告知、そしてその直後にオヤジの「XXXX」発言…。
まずいぞ、もし懸賞に応募してきた視聴者の多くが、
「成果店のオヤジは何と言っていたでしょうか?」
というプレゼントクイズ企画だと勘違いしたとしたら…!そんな葉書が数多く送られてきたら番組存亡の危機になる!

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[モヤしろ] シローには負のイメージが付きまとっている -北新宿-

文字を見るとどうしても目がチカチカするので、デザインを元に戻しました。

「モヤさま」は、ハワイ出雲大社の神主「ヌシカンさん」を人気者に仕立てたが、つぶやきシローを人気者にすることはできなかった

つぶやきシロー。「ボキャブラ天国」全盛期に一世を風靡したものの番組終了と共に表舞台から姿を消し、その後何度か訪れたお笑いブームにも乗りきれず、今は主にさまぁ~ずの前座を務めている。
そんなシローに遂に訪れたチャンスが、「ハワイのお土産」の回だった。この時の「ごまめの歯ぎしり」とも言うべき必至のふるまいが「モヤさま」スタッフのS心を刺激し、彼はDVD特典映像「モヤモヤしろぉ~ず」の主役に抜擢された。

「さまぁ~ずが適当にやっているように見える『モヤさま』だが、彼ら以外の人がやっても面白いのか?」
「面白くない」という結論ありきの検証としか思えない人選。

「モヤしろ」北新宿編のレビューだけ書いていなかったので書こうとしたが、特にとりあげるところも無かったので書きようがない。ただ、何が面白くなかったかと言えばこれも身も蓋もない話になるが、結局、シローに主導権を握らせたのが悪かった

シローが主導権を握るとつまらないが、前述したお土産の回での、三人の罠に必至の抵抗を試みた時の振り回されっぷりはかなり面白かった。
なので次回はメンバーを入れ替え、押しが強くて声が大きく、一緒にいて若干面倒くさい感じのスタッフ(いるかどうか解らんが)と共演させたら面白くなるかも知れない。街の人たちを本気で怒らせるかも知れないけど。

それと、いっそ「モヤさま」で既に行った街で「モヤしろ」のロケをするのではなく、逆に未開拓の街でまず「モヤしろ」のロケをして、その後で「モヤさま」のロケをして見比べたら面白いかも知れない。

まあ、DVD第三弾では別の映像特典を考えている、というのなら、そのほうが良いけど

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[モヤさま] 声に出して読めない日本語 -シンガポール 後編-

前回の続き)

軍の基地に潜入した三人。幸い、三人のいかにも呑気そうな風貌から敵意のある人物だとは見なされなかった。それどころか末端の軍人たちは非常に友好的で、三人に足湯を勧めてくれた。
そこは「センバワン温泉」と呼ばれるところで、軍の施設でありながら、足湯用の温泉として一般に開放されていた。
「これで俺の痛風も治るかも知れない。」
軍人たちの思いがけぬ厚意に心が満たされた三村、急に緊張が解けたせいで腸がゆるみ、至近距離にいた大江アナに迷惑をかける。温泉から漂う硫黄の臭いでは誤魔化せなかった。

まだ態勢は整っていない。いったん市街地へと抜けた三人だったが、大江アナをさらなる危機が襲う。ふと上を見上げていやらしい笑みを浮かべた三村、
「大江、あれ何て読むんだよ?」
指差した看板には「金玉保健」と書かれていた。
視聴者が「まさか」と思う暇も与えず、大江アナははっきりと音読(音声は修正されていたが、テレビ放送時の「DVDに入らない特典映像」では無修正だった)。恥ずかしくなって言えなくなる前にまず言ってしまうところが凄い。

何なのかはよく解らないが、三村、大竹の予想では、香港などに存在する、睾丸を指圧して精力を増強させるマッサージではないかと。
「言わせたからにはやってみせて下さい」と促す大江アナだったが、「元気になりたいのはやまやまだけど痛いのはイヤだ」と拒む二人のおじさん。それでも気になる大江アナは店の中を覗こうとする。そりゃあ、気になるだろうけどね……。

その次に現れた看板には「CHINCO ALARM」と書かれていた。これも大江アナははっきりと音読
「保健」はまだ解るが「ARARM」って何だ。何で日本人向けなんだ。それとお姉さん、店を覗くのはおよしなさい。若い女性に覗かれているのを見たら、きっと中の客が興ふ……。
はい、すみませんでした。調子に乗りました。
※ これら二つの音読は、DVD 第3巻特典映像の「大江が選ぶドイヒーセクハラBEST3」でも取り上げられており、そこではなぜか無修正で聴ける。

裏通りで待ち構えていた第二の刺客「オール前のギョーカイ人」の手から逃れた三人が辿り着いたのは、「リトルインディア」と呼ばれる活気に溢れた市場。どういうわけか、ここのゲームセンターにあった孔雀の乗り物に大江アナが乗せられる
硬貨を入れると孔雀は激しく前後に揺れると共に、インドっぽい派手な音楽が鳴り始めた。恥ずかしくなったさまぁ~ずは大江アナを放置して離れた。幼児向けの乗り物を一人楽しむ謎の日本人女性を現地の男性達が凝視。何という仕打ちだ。

リトルインディアで人気のガチャガチャは黒ネズミ。よく伸びるゴムでできており、触感はヌメヌメでベトベト。壁に強くぶつけると微妙に吸い付く。悪趣味の結晶、素晴らしい。

確かシンガポール編は全5回くらいあったと思うが、収録されていたのは前半2編のみ。残りはまた、DVD第三弾の初回特典になるのだろうか。それともお蔵入りか。

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[モヤさま] マレーシア人コーディネイター マイティ・モー -シンガポール 前編-

前回までのあらすじ:
綾瀬のリサイクルショップで、思いがけず四星球を手に入れた三人。
「まさかこんなところにドラゴンボールが…!」
その後、金町で二星球と三星球を発見し、いよいよ夢が膨らんだ三人。しかしどうやら残りの四つは、あの世界最強の殺し屋軍団、レッドリボン軍が持っているらしいことが判明。
マフィアを相手にことを構えるわけにはいかない。一度は怖じ気づいた三人だったが、
「子供たちの夢を守る為、ドラゴンボールが悪事に使われるのを阻止したい。」
と決意を固め、決戦の地、シンガポールへと渡った。ドラゴンボールを奪回し、神龍に三村の痛風を治してもらうのだ。

冗談はさておき、とれ高サイコロの「海外ロケスタンプ」が3つ集まったことで決定したシンガポールロケ。番組の命運を賭けたゴールデンスペシャルの結果が出ていないうちから(多分)さらにリスクの高い賭けにでるとは。

偽物のマーライオン(狛犬みたいなやつ)の前からはじまったシンガポールロケ。今回もモヤモヤマップは用意されたが、何を間違えたのか作成したコーディネーターはマレーシア人、通称「マイティ・モー」。日本の観光マップを間違えて台湾人に頼んだようなものだ。

ハワイの反省からか、いくら「モヤさま」でもマーライオン抜きのシンガポールはダメだろうということになったらしく、本物のマーライオンを見に行った三人。意外と大きい。
ここで衝撃だったのはマーライオンよりも、「モヤさま」では初登場となるさまぁ~ずのマネージャ、松本氏である。当時24歳、見た目だけでは性別不明。当時はまだリンスを使っていなかった頃と思われ、ショートカットが無造作に伸びたような感じのパサパサの黒髪。

【松本マネージャの髪】
「さまぁ~ず×さまぁ~ず」で大竹が言っていたが、松本マネージャは生まれてから20数年間、リンスを使ったことが無かったらしい。大竹に指摘され初めてリンスを使った時の感想は「最高です。」とのこと。ちなみに性別は女性

モーさんが自信を持ってお勧めするマレーシアのモヤモヤスポットは「Snow City」。参考としてハワイ編を見た時に「これだ!」と思ったらしいが、その判断は正解だと思う。

そこはスケート場ではなく人工スキー場。タイヤに乗ってソリのように斜面を滑る遊びが人気。それを入口で確認したわずかの間に大江アナが二回転んだ

今回は無事にソリ滑りを楽しんだ三人。次なるスポットには、何やらバケツのようなものが描かれている。それを見ただけではちっとも危険な風には見えなかった。
しかし、地図の場所が近付いてくるにつれ見えてきたのは、フェンスに囲まれただだっ広い土地。フェンスの上には有刺鉄線。そしてフェンスに掛けられた看板には、軍人らしき人物に銃を突きつけられた一般人の絵が。

「どうみてもここは軍の基地…。この看板は警告か。ここから先、おかしな真似をしたら容赦なく撃ち殺すと……。」

これは罠だったのか。モーさんの地図に従って歩いてきたら、何の準備も無いままレッドリボン軍の基地に辿り着いてしまった。
その時、三人に突如襲いかかった第一の刺客!フェンスの隙間から、緑色の蛇が牙を剥いた。
先手必勝。驚いて身をすくませた大竹、大江の後ろから、三村隊長が石つぶてで先制攻撃。
「逃げろ!」
三人は、蛇が飛びかかってくる前に全力で駆け抜けた。

続く

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2009年10月25日 (日)

やはり面白い 「さまぁ~ず × さまぁ~ず」

オーストラリアに行っていた末の妹が、御土産にカンガルーの干し肉(辛口)をくれた。さすが我が妹。食べてみたかったんだ。かつおぶしに似た風味で意外と美味いし

10月21日午前1時36分、テレビ朝日の関西支局、朝日放送で「さまぁ~ず × さまぁ~ず」の放送が開始された。本局での放送が土曜25:25~に移動になった(その前は知らない)タイミングで関西でも放送されることになったそうだが、「モヤさま」の時と違い全国同時放送ではなく、関西では火曜25:36~の放送である。各地域お間違えの無いように。
曜日が違うので例によって週遅れ放送だが、放送開始されただけでも有難い。私もこれで、テレビ東京以外のチャンネルも見るようになるというもの。放送開始されたのはきっと、関西でもDVDの売り上げが良かったのだろう。

ご存知かと思うが少し紹介しておくと、「さま×さま」は大竹、三村が二人だけでトークと大喜利を行うという至ってシンプルな番組である。

怒りとパニックの闘いに観客を引き込む「激しい男」大竹と、あり得ない勘違いの連鎖でズルズルと観客を引きずり落とす「ゆるい男」三村。「モヤさま」では二人ともゆるいような印象を受けるが、「さま×さま」では二人の持ち味がくっきりと分かれていて面白い。

この回の話題は、大竹がフィリピンのトイレで水が流れず往生した、という話など。第一回から、さまぁ~ずの真骨頂であるきつい下ネタが炸裂。
大竹が修羅場を再現するのを見て腹を抱えて笑いながらも、私はふと、昔の「罪」を思い出した。

あれはもう10年近く前か。学生だった私はカラオケボックスでアルバイトとして働いていた。
ある日、トイレの前で、当時の私よりも数歳年下くらいの、大人しそうな雰囲気の女性が遠慮がちに話しかけてきた。
「あの…、すっぽん、って言うんですか?あれ、貸して下さい…。トイレが詰まってるみたいで。」
彼女はためらいがちに、両手で棒状のものを引き上げるような身振りをして説明した。
「すっぽん…、ああ、あれですか。」

当時の私は「真面目な店員」ではあっただろうが「紳士」ではなかった。それどころか、女性の気持ちを察するということが根本的に欠けていた。自分が犯人だと疑われるようなこの申し出(決めつけてはいけない)自体、彼女にとってどれだけ勇気のいることか。そんな想像力すら無かったのだ。

私はトイレ掃除の用具一式を抱え、そして言った。
 私「わかりました。あとは私が。」
女性「えっ…!いえ、私がやりますから。」
 私「滅相も無い!お客様にそんなことをやっていただくわけにはいきません!」
私はすがりつく女性を押しのけ、戦いにおもむく戦士のように、得物(すっぽん)を片手に一歩踏み出した。あまり深くは考えず、ただ職務を全うしようとしただけだった。
女性「いやあぁぁ!」

結局、そこを通りすがった先輩の女性アルバイト店員が代わりに掃除をすることで、この一件は何とか収まった。
これは誰も悪くは無かった。女も、男も、それぞれが己の責任を果たそうとしただけだ。それが少しずつずれていった末に起こった悲劇だった。

少年たちよ、紳士たれ。

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2009年10月24日 (土)

[モヤさま] 洋食屋「香港」 -落合周辺①-

前回の放送で予告が無かったところを見ると、この「落合周辺①」、ロケから放送までのスケジュールがかなりきつかったのではないかと予想される。
新聞のテレビ欄で「香港でメシ」と書いてあったので、半分本気で「まさか香港ロケ!?」などと早とちりした自分を恥じております

遅い夏休み明け(?)の大江アナ、休みボケなのか出だしが冴えない。落合南長崎駅は新宿駅からいくつ目かと問われた時に「二つ、三つです」と曖昧な答え(実際は六つ目らしい)。
そして10円ゲームでは、三村、大竹が先にやっていたのをあまりちゃんと見ていなかったらしく、自分の番になって操作を間違える。
「どうした、悩みでもあるのか!?」
かえって心配する三村と大竹に対し、
「何だか気が散っちゃって…。」
と答えた為に、「モヤモヤスポット 気が散る10円ゲーム」などと表示されたが、10円ゲームに罪は無いと思います。

昼食が夕暮れ前まで延びた前回の反省から、今回は早目に食事をしようと決断した大竹食事大臣。「レストラン香港」と書かれた立派な看板を掲げた店を見つけメニューを見たら、中華料理ではなく明らかに洋食。まだ英国領なのだろうか。

何とこの店の店主、あの力道山が活動拠点としていた「リキ・スポーツパレス」の料理人を務めていた人で、アントニオ猪木と共に「新日本プロレス」を立ち上げた人だという。料理人でありながらプロレス界の重鎮ではないか。
そんな店主が腕をふるった料理は、どれもボリューム抜群の肉料理。これは太るぞ。

力道山が見込んだ腕だけあって味も最高。お腹が減っている絶好のタイミングに、美味しいだけでなく興味深い歴史もあり、しかも「モヤさま」らしさを損なわない店を選ぶという満点の仕事をした大竹食事大臣は、「ナイス、大臣!」とその功績を讃えられ、三村総理から新たに「改革大臣」(行政改革担当大臣?)に任命された。ここからは、官僚(スタッフ)の抵抗を押し切って、「剛腕」大竹による番組改革を進めていくのか。
※ 管理人は政治好きなので、「大臣」ネタには確実に食いつきます。

「チューダアメ(飴)」を売っている洋服屋で浮上した「微乳疑惑」はあまり触れないでおこう。(じゃあ書くなや、と言われそうだが。)

若き日の手塚治虫、藤子不二雄らが住んでいた「トキワ荘」近くにある肉屋では、眼鏡に白髪頭の兄と、石破茂似の丸顔の弟が営む肉屋があった。それを見たさまぁ~ず、兄に大竹、弟に三村を重ね合わせ、
「何だか、未来の俺達に会ったみたいだ。」
と呟く。四人一緒に横に並んでみると、確かにそんな風に見えてきた。

気を良くした肉屋兄弟、「食いねえ、兄弟。」と、三人にローストビーフやチャーシューを試食させてくれた。さらに肉を食うのか。
お代はいいから、と言ってもなお代金を払おうとする大江アナに対し、弟の言った言葉が、
「じゃあ、愛川(欽也)さんにツケておくよ。」
さすが未来のさまぁ~ず。熟成された小粋なジョークだ。

大井町でも流れていたけど、肉屋を訪れた時の、

(子どもの声で)「お肉食べよ♪ お肉食べよ♪」

という歌はどこから見つけてきたんですか

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2009年10月22日 (木)

暴君 手島優 君臨す -『さまぁ~ず式』DVD 第3巻 「手島自動車工場」-

TBS「神さまぁ~ず」DVD 全5巻に続き、その後継番組「さまぁ~ず式」DVD 全3巻が発売された。相変わらずヒドい

中でも私がお勧めするのが、第3巻収録の「手島自動車工場」である。前作「神さまぁ~ず」を見た人には、そのタイトルからして出演者と内容がはっきりと想像できるはず。そう、まさにその通りの内容だ。

さまぁ~ずとバナナマン日村、ブラックマヨネーズ吉田の四人が、小さな町工場で堅気の仕事を体験をするという、一見何の面白味もなさそうなこの企画。だが、その工場の「社長」として現れたのが、「インスタント女王様」でお馴染の、暴君 手島優。彼らが来るまで3時間も待たされたらしく、既にものすごくイライラしている。

過去に出演した「インスタント女王様」「クイズ ナイスですね!」では、手島は黒幕の指令を受け、可愛いアイドルが突然女王様に豹変するという「アメとムチ」的な働きを見せてくれた。
しかし今回の手島は鎖から放たれ、眠っていた攻撃性を剥きだしにして襲いかかってきた。

「今から作業をしてもらおうか。ただし、お前らの手は汚いから、ここに用意した消毒液で両手を消毒しろ。」

そうして用意されたのは消毒液ではなくローション(化粧水ではなくドロッとしたやつ。中野の「エロがちゃ」で出てくるやつ)。こんなものを両手に塗ったら、手が滑って怪我をするに決まっている。しかし男たちに拒否権は無い。町工場の中では社長が絶対権力者なのだ。

ヌルヌルの手で重いものや尖ったものを運ばされる。これだけでも相当厳しい罰ゲームのようなものだが、手元が狂って落とした時には、社長からさらに厳しい罰を受ける。エアーコンプレッサーの激しい風圧で顔面を苛まれるのだ。素早く目と口を閉じなければ本当に危険。
失敗したら口汚く罵られ、顔面を責められるが、奇跡的に成功してもねぎらいの言葉一つ頂戴できない。「アメとムチ」どころか「ロウソクとムチ」だ。まさに奴隷のような扱われ方。

男達の心と身体が限界に近付いた頃、工場の奥で激しい物音がした。一行が驚いて駆け付けると、「社長の旦那」こと坂本一生が無残な姿に。
坂本は、水の替わりにローションが張られたビニールプールの中に海パン一枚で沈められ、顔には一斗缶が被せられていた。社長に恨みを持つ元社員の犯行だろうか。
四人は直ちに坂本を救出しようとするが、自分たちの手も坂本の身体もヌルヌルで、顔の一斗缶すら満足に外せない。

それでも力を合わせ、何とかプールからすくいあげようとする四人。身体を持ち上げようとしたものの手がすべってうつぶせにしてしまい、ローションに溺れた坂本は本気で窒息しかける
半死人になりきる根性は見上げたものだが、緊急避難はちゃんと自分で行って下さい。しかし、芸能界は厳しいな…。

「さまぁ~ず式」DVDの映像特典は「青木パーク」。これは見ようによっては「モヤさま」と正反対の内容だ。すなわち、三村が青木アナの執拗なセクハラ攻撃に追いつめられる
最後の最後で逆襲を試みた三村。しかし勢い余って、二人は遂に…。

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2009年10月20日 (火)

[モヤさま] 「とてちてバード隊」の侘び寂び感 -大井町③?-

なぜかこの回、前週の予告も含め地名が一切出なかったのですが、大井町の範囲内と見なして良いのでしょうか。

デジタルカメラと携帯電話のカメラが普及したことで、すっかり忘れ去られたかに見えた使い捨てカメラ。今の若い人たちには馴染みが無いかも知れないが、我々の世代が子供だった20年前はどれだけ画期的だったか。操作が簡単で軽く、値段も安い。あれ以来、子供も気軽に写真撮影を楽しめるようになったのだ。
今では「夜景もくっきり映る」「防水加工」「手ブレに強い」と、専門性を持った使い捨てカメラが出ており、それぞれのシーンに合わせた機能のものを手頃な値段で買えるようになっているようだ。

手ブレに強いカメラを気に入った大竹。林家ペー並みに、ファインダーを覗くこともなく腕だけを使い連写。芸能人の大竹が、許可も得ずに地元の一般人を撮りまくるのだからあべこべだ。「ブレない男」大竹の暴走である。
ブレないカメラを試した大江アナ。何を勘違いしたのか手元ではなく自分(被写体ではなく撮影者)の顔をブレさせて撮影
……ボケたのではなく本気でやったようにしか見えないのだが。いや、まさか、さすがに…。

「大人買いの店」の駄菓子屋「奥谷商店」は、まさしく「モヤさま」の為に存在するような店だ。ここは駄菓子の問屋なのだろうか。
おもちゃの当てもの「チャンス チャンス ボックス」を箱ごと買い、公園で楽しんだ三人。デコレーションケーキにそのままフォークを刺して食べるかのような大胆さで、箱が空になるまで、順番に一つずつ開けていくことになった。

ただし、中にあるもののバリエーションは意外と少ない。ゼンマイで走る玩具の比率がやたら高い。
三人が特に気に入ったのは「とてちてバード隊」。これもゼンマイ仕掛けで前進するのだが、その歩みはまさに千鳥足。右足、左足と激しく横揺れするものの歩みは貧弱で、やがて力尽き静かに止まる。二つ横に並べて歩かせてみせると、なんだか長年連れ添った老夫婦を連想させられる。少し後ろを歩いていた婆さんが静かに止まり、いつの間にか婆さんがいなくなったのに気付いた爺さんもはたと止まる。そして静寂。……これこそが「侘び寂び」である。しめつけられるように切ない。でもなぜか心地良い。それは日本人特有の美学。

「チャンス チャンス ボックス」には、これも管理人の世代には懐かしい「けろけろけろっぴ」の腕時計の玩具も入っていた。この腕時計を大江アナが収録の最後まで身につけていたのは、懐かしくて気に入ったのか、それとも単に外すのを忘れていたのか。体温計をワキに挟んだまま報道番組に出たこともある大江さんだけに後者のような気がする。

特製ハヤシライスが自慢の「キッチンなかよし」。既にかき氷、メンチカツ、パンケーキを食しそこそこに腹が膨れていた三人だったが、「影の総理」大竹食事大臣の巧みな謀略により、三村総理が食べる羽目に陥ったのはよりによって「特大ハンバーグ」。ハンバーグの上に乗っかっている三個の目玉焼きだけでも過剰なコレステロールだ。
三村さんが太り続けるのは大竹さんのせいです。

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2009年10月19日 (月)

[モヤさま] 幸運のペンダントを君に捧げよう -大井町②-

 どういうわけか、さまぁ~ずは鳥に嫌われる

今でも記憶に残っているのは綾瀬のヨーム。あれはフジの某人気ドラマの裏番組として放送された回だった。
「ポンチャン!」
三村がその名前(?)を呼んだ瞬間、ポンちゃんは、
「気安く呼ぶんじゃねえ!」
とばかりに、「ギェー」とも「ギョー」ともつかぬ猛禽の叫び声をあげて三人を威嚇。三人が反省して去った後で、ポンちゃんは小馬鹿にしたように人間の言葉を発していた。

「『モヤさま』は他局だけでなく鳥ごときにまで馬鹿にされる番組なのか」

あの時に味わった悔しさをバネにして、「モヤさま」は宿敵「怒りオヤジ」を追い出し、今では色んな意味でテレビ東京を象徴している番組として君臨しているのである。

そんな苦い出来事を思い出させてくれたのが、久幸刃物店のオウム、その名も「ゴンちゃん」東上野の「神様になったゴンちゃん」と同じ名前だ。
「ゲーッ!」とも「グェーッ!」とも表現できぬ、これまた猛禽の叫び声をあげるゴンちゃん。せまい鳥かごに閉じ込められてノイローゼ気味になっているのか。

飼い主の爺さんいわく、
「こいつは美女の目の前では怒らないのさ。飼い主と一緒で女好きなんだ。」
何をバカなことを…って、大江アナが見つめると本当に大人しくなった。すごい。しかし奇妙な鳥だ。メスのオウムよりも人間の女性が好きなのだろうか。だとすれば爺さんに飼われてさぞかし不愉快だろうて。
なんとこのゴンちゃん、アルミ缶の底をクチバシで引きちぎって、とがったところを折り曲げて安全なように加工し、星型のペンダントを作るという特殊能力を持っている。何だか本当に凄いぞ。

「このペンダントを君に贈ろう。これは幸運のペンダントだ。身につけていると競馬の予想も当たるんだ。」

爺さんの解説(代弁)付きで、ゴンちゃんから大江アナに贈られた幸運のペンダント。きっとテレ東社内で、大江アナから競馬担当のアナウンサー(誰だったっけ)に託されます。さすがにあれを付けて「ニュース新書」や「アド街」に出るわけにはいかないだろう。
もしもあれを首にかけて「ニュース新書」に出たとしても、クールな田勢先生は一言もツッコんでくれない気がする。それが田勢康弘という男。

小さな本屋の前で見つけたのは、なんと大井町二つ目の千円自販機。新興勢力「BiG BOX」だ。中には「Summers~」という怪しげな記述が。あれとフォントも全く同じのが過去に出ていたような…。(過去ログを検索するとどうやら大山らしい

出てきたは"Papini"の欧風懐中時計、"TAIJISYA"の強烈にセンスの悪いTシャツ、"MEIDI homme"の外側だけ高級感ある身だしなみセット(紳士用)、そして"TWOK"のそこそこ高級そうに見える腕時計。うっとうしい名前のブランドが目白押しだ
そういえば大山の千円自販機でも、"ハオバンジャ","エルチュンメル","ムーングラス"などの声に出して読みたい珍ブランドが続出していた。もしかすると、英語で"Summers~"と書かれている自販機は珍ブランドの発生率が高いのかも知れない。

ただ残念なのは、この「BiG BOX」は箱が透明のプラスチックだったことだ。せっかく珍ブランドを揃えたのにこれじゃ活かせない。
白い箱が出てきて、まずは重さと大きさで期待度を測る。ちょっと緊張して箱を開ける。中から出てきた安っぽい品物。そして、
「えっ、何?Papini…。出たよPapini!ここにあったか、パピーニ!
これが千円自販機の楽しみ方、千円損したのを無理に忘れようとする楽しみ方なんじゃないか。

きっとこの放送後直ちに、
「箱を全て白い紙の箱に入れ替えろ!」
と指令が飛んだことだろう。

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[モヤさま] ものづくり日本の今 -大井町①-

今年の冬。三人は中野の千円自販機で「Nintendo DS」を当てた
これがテレビ番組の中での出来事で、おまけに放送枠移動前の最後の放送という節目の回だっただけに、自販機業者と示し合わせた「やらせ」なのではないかと受け止めた人も多いだろうが、「モヤさま」スタッフはそんな根回しをするほどマメでは無いよ。

放送枠が移動してもう半年ほどになるか。「バラエティ7」枠になってからは千円自販機は登場せず、もう都内の千円自販機はおおかた出尽くしたのかと見えたが、今回、久しぶりにあの自販機が登場した。ちゃんと、「あのモヤモヤした番組でDSが出た」と紹介されている。

「DSは出したが、iPodやデジタルカメラなど、まだ見ぬ夢が残っている。」
またあの戦いに身を投じるというのか。おそろしく千円の価値が軽くなってしまうあの戦いに。しょうもないものばかり生産する会社を利する無益な戦いに。

賞品① 田勢さんの話が長いから

一つ目の賞品は、「5秒ちょうどで止める」ゲーム専用のストップウォッチ。…わざわざそれに特化したものを作る必要はあったのか。
「アナウンサーとして生放送を担当している大江が一番上手いはず」などと言われていたが、大江アナ、実際は4秒にも満たぬうちに止めてしまう
確かに「週刊ニュース新書」は生放送だが、番組の最後の「きょうのあとがき」では、田勢康弘氏が放送時間内に話をまとめきれず、結論が解らぬまま終わってしまう時もある。その反動で早くなってしまったのだろうか。

賞品② ヌシカンさんへのプレゼント

2つ目の賞品は、綾瀬かどこかで見た覚えのある、LEDで光るサングラス。まさに取って付けたように紅葉のシールが貼ってある。
「これはヌシカンさん(ハワイ出雲大社の神主)にあげよう。」
なるほど、日本では派手すぎるが、ハワイではちょうどいいかもしれない。4度目のハワイも行く気満々か。

賞品③ プレミアムなひととき

3つ目の賞品は、ビールの缶の上の部分だけを切り取ったような模型。プルトップを開ける感触と、ビールを注ぎ泡立つ音を体感できるというもの。
…どこのどういうニーズを汲み取って商品化されたのだろう。

賞品④ 完全にスベってる

4つ目の賞品は「キラキラきんとと」。魚のかぶり物だ。魚の口の部分から被った人の顔がのぞく形になり、丸飲みにされたようになっている。
有名な人物やキャラクターのものでもなく、驚きも笑いも無い。確実にスベるかぶり物。

どれもこれもガラクタばかり。どれも消費者のニーズを全く無視した、使い道の無い品物ばかり、一度使っただけで飽きてしまうようなものばかりだ。
未曾有の不景気から抜けきれぬ今、いかに需要を掘り起こせる商品を生み出すかに躍起になっている中で、こんなしょうもないものを作っていてどうするんだ!

そんな千円自販機の後で辿り着いた自動ドアの製造会社。これぞ日本の底力とばかりに、様々なニーズに合わせた良質な自動ドアを見せてくれた。「モヤさま」ではなく「WBS」が来るべき会社だったかも知れない。
秀逸だったのは、新幹線のガードレールに使われた自動ドア。前に出すぎた「エロカメラマン」青木さんをしっかりとブロック。なかなか洒落っ気のある自動ドアだ。

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2009年10月 3日 (土)

[モヤさま] 濡れた小平 -柴又②-

「モヤさま」スタッフ達は焦っていた。
「もうすぐ夏が終わってしまう…。」

「モヤさま」は毎年、夏に勝負を懸けていた。はじまりは2年前の夏、言わずと知れた駒込でのあの騒動で最高視聴率を記録。今でも語り継がれるあの一件は番組大躍進のきっかけとなった。
それから1年後、不動と思われた最高視聴率の記録を塗り替えたのが、祐天寺での「びしょ濡れ・着替え」の回だった。
必勝の条件は3つ。「夏」に「大江アナ」が「濡れる」

そんなスタッフ達が導かれたかのようにたどりついた、老舗の玩具屋の「半額コーナー」。そこにあったのは、巨大・高性能・高額の為に売れ残った20年ほど前(推定)の水鉄砲だった。
往年の人気番組「風雲!たけし城」の風雲水鉄砲と、マシンガン式の水鉄砲「エアーウォーターガン」。それとわずか110円の最新式水鉄砲「スペースバスター」を購入。
この後の展開がどうなるか。おそらく一人の女性を除いた全員の思惑は一致していただろう。そして男性視聴者達の期待もそれと同じだっただろう。

しかし今回、一番の標的とされたのは大江アナではなく、この回で番組を卒業する「妖怪雨降らし」こと小平Dだった。
風雲水鉄砲は銃口のツマミを調整することで、レーザー、連射など撃ち方を切り替えられる。しかし標的が無ければ威力がいまいちよくわからない。そこで…。
「小平、ちょっとそこに立ってみて。」

命じられた小平に拒否権は無い。銃を構えた大竹の向かいに立った小平、まずは胸を攻められた。撃たれた瞬間、白いシャツの胸元に無数のシミが浮かび、小平はきつく目を閉じて顔をうつむかせ、「あっ…。」と小さくうめいた。
大竹「来てる?」
小平「来てます…。」
えっ…、もしかしてこの回の見どころはこっちなのか…?マニアックすぎないか。

銃は大竹から三村に手渡され、三村は小平の顔を目がけ、至近距離で容赦無く連射した。その時の三村の目には心が無かった。
大竹「来てるか?」
小平「来てますよ…。」
これは小平の卒業の儀式。「妖怪退治」の儀式である。そんな二人の「責め」を受けるのも今宵限り。
これは泣いているわけじゃない。水鉄砲の水を浴びただけさ。

そんな降魔調伏の儀式を見守り、完全に油断していた大江アナを三村が水鉄砲で急襲、そしてその後は「エアーウォーターガン」での副次的なセクハラ(詳しく説明するとアウトなので割愛)も発生した。しかし相変わらず不器用なお人だ。

激しい水鉄砲の銃撃戦で4人ともびしょ濡れになったが、祐天寺の時と違い、今回は小平だけが服屋で着替え。
小平のコーディネイトは「ROCKY RABBIT」の黒の上下。生地は柔らかくて動きやすく、朝のジョギング、部屋着、休日のパチンコと幅広く着こなせる。ポイントは首から胸元にかけての深い切り込み。涼しさとリラックス感を引き立てると共に、大人の男性のセクシーさが強調されている。

大竹「良いよ、すごく似合うわ。完全に寝間着だけど。
三村「お前はやっぱりこういう感じだったんだよ。」

リアクションの薄い小平をさりげなく引き立てるさまぁ~ずと、爆笑するスタッフ。やはりここが、「モヤモヤしろぉ~ず」におけるたかはC、中田Dと違うところである。やらせたからにはちゃんとフォローしなければいけないのだ。シローのやることなすことに無反応で「スベった」などと言うのは無責任だ。番組はチームプレーなのである。

結局着替えなかった三村。エアーウォーターガンの操作に失敗し濡れた股間はまだ乾いていなかった。そのシミを示し、大江アナに
「ここ触ってみ。濡れてるから。いや、本当に触ってみ。」
などととんでもないことを。…って、大江さん、本当に触ってはダメです。よけいに…(一線を越えることを書こうとしたが、寸前で思いとどまった。書いたも同然だが)。
「核心」には触れず、濡れた生地だけを触った大江アナ。
「ビッチョビチョだから。」
と三村が言葉で追い打ち。
やってしまった後で少し戸惑う大江アナの表情に青木カメラマンがすかさず迫った。さすがの仕事ぶり。

コスモキャベツの「モヤさまノート」で流行っているのは「三村排除の論理」

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2009年9月30日 (水)

[モヤさま] 銅像王国 亀有 -亀有から柴又へ-

9/26の「ニュース新書」、田勢先生の横にまさかの森本智子さんが立っているのを見て、「もしかして遅い夏バテが悪化したのか?」と思ったのは私だけではあるまい。遅い夏バテではなく遅い夏休みだったらしい。そして倒れていたのは大江さんではなく私(管理人)のほうだった

私も小学生の頃は「こち亀」が好きだった。過去形だ。最初に買ったコミックスは第70巻。タイトルロゴは豪華にも金箔(金紙)仕様だった。
言うだけ野暮だが、ここ数年は連載を続けること自体が第一の目的になっているという風にどうしても見えてしまう。ドラマはちっとも見なかった。

確か、何百話記念、という節目の時に掲載されるのが、両さんの少年編。亀有には両津巡査長像だけでなく、少年時代の悪ガキトリオの像もちゃんと用意されているようだ。しかも両津少年と握手ができるという心温まるもの。

私は亀有に両さんの像があるということ自体知らなかったが、何と、観光で見てみたい東京の銅像ランキング(goo調べ)で堂々の第一位。上野の西郷隆盛、渋谷の忠犬ハチ公、泉岳寺の大石内蔵助らを抑えて第一位である。第七位のウルトラマンってのも謎だが。

この回の食事は「名代 まづいや」。己で「まずい」なんて言ってしまったらかえって、本当に不味いものを出すわけにはいかない、これは自分に課したハードルなのだ、などというよく解らん理屈で名付けられたその店。
私はその店名を見て思わず恥じ入った。なぜか。自分の親戚にそれと同じような発想をしてしまった人がいたからだ。

その人は母方の親戚で、某県の海水浴場で海の家を営んでいた。その店の看板には、「○○海岸で一番まずい店」などと書かれていた。
「『まずい店』なんて書かれていたら、本当にまずいか試してみたくなるでしょう。」
などと親戚のおばさんは笑って言っていたが、「まづいや」の主人の言うとおり、「まずい」と名乗る以上は美味くなければならない。しかし親戚の店は、「不味い」とまではいかないまでも「微妙」だった。ソース多めの焼きそばの味は忘れられない。辛くてネットリ。

これまた同様の発想で、「クソババアのいる店」「おもろいブスが揃っている店」などと書かれたスナックの看板を見たこともある。私は30年間ずっと関西に住んでいるが、そんな関西のノリには未だに馴染めない。本気で関東に出たい。本職はIT系だし。

亀有の銅像は両さんだけではなかった。緑に彩られた通りに並ぶ、謎の幼児の銅像。三人が確認したのは全部で5つ。
①四つん這い ②膝立ち(鳥の汚物付き) ③馬跳び ④指しゃぶり後ろ体重 ⑤指笛

そのうち①~④までが三人の歩いている側で、⑤のみが反対側の道。おそらく反対側にはあと何体かあったものと思われる。
これまでも、色んな街で数多くの謎の銅像に出会ってきた「モヤさま」。
いっそ別枠で、街にある意味不明な銅像のルーツを探る「探偵ナイトスクープ」的な番組をやってみてはどうか。それなりの視聴率を獲得できるかどうかは難しいところだが、いかにもテレビ東京らしくて良いのではないかと私は思う。大穴ヒットになるかも知れない。本当に作ってみて大コケしても私は責任持たないが。

かき氷のシロップはレインボーにしたいというこだわりを持つ大竹、シロップかけ放題のかき氷で自作のレインボーに挑戦するものの、シロップが混ざってしまい、みるみるうちに暗く濃い色に。
出来上がったそれは黒よりも暗い色。深い歴史を物語るような苔の色。きっとクドい甘さ。

【探偵ナイトスクープ】
朝日放送(関西)制作のバラエティ番組。視聴者から寄せられた調査依頼をテレビの力で解明する。関西以外の地域でも妙な時間に放送されているらしい。
子供の頃に見た「マネキンと結婚したい女」の恐ろしさは未だにトラウマとして残っている。そのエピソードはDVD化されているので、オカルト好きな方は是非ご覧あれ。

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2009年9月21日 (月)

検証 ルートビアは本当に湿布の味がするのか -上野 アメ横にて-

解:本当に湿布の味がする

お前、湿布食ったことあるのかよ、と言われればあるはずもないが、湿布の味としか言いようがない。ハッカの味ではなく湿布の味である。要は口に入れて良いような味ではないのだ。
ちなみに私は、茶色の缶のほうを飲んだ。

ビールの風味は全く感じられない。湿布の香りが口中に広がった後で、安っぽい飴のようなしつこい甘さが広がる。ものすごく身体に悪そう。
缶の裏にある英文の説明書きを見ていると…。

"Natural and artificial flavor"

自然かつ人工的…?

当日気温30℃。午後3時。昼食は食べるタイミングを逃した。空腹で喉が渇いていたので顔をしかめながらも何とか飲み干した。褒めて下さい。

大江アナが「これは美味しいですよ。」と言っていたチェリーコークも微妙です。ルートビアと違いまだ飲めるけど、チェリー味の甘味はルートビアのそれと大して変わらない。チェリー味の正体は、シールで貼られた日本語の成分表によると「異性化糖液」だそうだ。とっても身体に悪そう。

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2009年9月 5日 (土)

[モヤさま] 上方訛りの自販機 -亀有①-

「雨降らし」最後の仕事は、少年漫画で有名な亀有。某ドラマのロケ地とは反対側をブラブラした。

オープニングの駅前で、自転車に乗ったオヤジがおもむろに撮影場所へ突っ込んできた。普段通っている場所をふさいで悪かったかなと思った一行が裏通りへ入ろうとすると、そのオヤジが先回りして待ち伏せていた。まるで瞬間移動だと驚く三人。
「俺はタクシー運転手で、あんた(三村)を何度か乗せたことがあるんだよ。あんた、南千住の生まれだろ?」
「えっ、ちょっと違いますけど…。」
自信満々に言っておきながら間違えるオヤジ。大竹には全く覚えが無いようだし、人違いかも知れない。

「ミドリガメを保護しています。」
という貼り紙を見つけた三人。それを見て思い出されるのは、ちょうど一年前、祐天寺で見た「ミドリガメを探しています」という、幼い子供の悲痛な訴えが書かれた貼り紙。まさか、あの亀が亀有に辿り着き、保護されていたというのか。
あの子の涙を止めることができるかも知れない。三人は、亀を保護した中山さんを訪ねた。街工場の経営者らしき中山さん。ポマードで固めたオールバックがダンディだ。

「あの亀は、桶の水を替えている間に逃げちゃいましたよ。意外と足が速いんですね、大勢で探しても見つからなくて。呼んでも返事しなかったし。」

……見かけによらず面倒くさそうな人だ。しかし残念だ。幼子を助けることができなかった。だが悲しい記憶は時と共に消え、乗り越えることができる。同時に、大切に思っていた気持ちを忘れられること自体が寂しいことでもある。

そんな中山さん。彼の家にはどういうわけか、亀の他にもツバメやフクロウなど、色々な生き物が迷い込んでくるらしい。家の中で保護しているフクロウを見せてもらった三人……って、なんでフクロウの籠の上に、自民党議員 平沢勝栄(だと思う)の写真が…。(検索してみると、葛飾区は東京17区で、平沢氏の地元のようだ。)

このフクロウはオスかメスかと訊かれた中山さんの答え。
「わからないけどメスじゃないですか。私のところに寄ってくるのは大体メスが多いですから。でも子供が出来る心配は無いから大丈夫。」
えっ、何、それ、どういう……。

サンリツ専門の御菓子屋を営む婆さん、さすが長年の経験で「モヤさま」の宣伝効果を嗅ぎ取ったのか、「これもサンリツだから」とサンリツの名を連呼しながらお勧め商品をまとめ、かなりの値引率で売ってくれた。
ずいぶん後になって、さまぁ~ずを改めて見て、
「あれ、どこかで見たことありますね。」
と言った婆さん。「テレビで見たんじゃない?」と訊くと、
「いえ、亀有で。」
…さっきのタクシー運転手といい、もしかすると亀有には、南千住で生まれた三村そっくりの人が出没しているのではないか。

会員制ポイ捨て場(単にあの区域のゴミ収集所だろ)の会員である、レコード店の店主、保坂さんがお勧めする「モヤモヤスポット」は、関西弁をしゃべるダイドーの自動販売機
あれ、管理人の家のすぐ近くにもあるぞ。お金を入れた時やジュースを買った時だけでなく、待機状態の時にもたまに、
「冷たいお飲み物、いかがですか?」(いかにもアニメっぽい女性の声で)
と突然話しかけてくるから、最初は驚いて思わず「気持ち悪ッ!」と叫んでしまった。
保坂さんが買ったのはやはり、復刻堂の「ウルトラサイダー」。定価100円のラムネ風味。味、デザイン、価格とどれも懐かしい。実は私も好きでよく飲んでいる。

前述したように、あの自販機は関西弁の男性の声と、標準語の女性の声とがランダムで現れる。私が利用する時は比較的女性の方が多いので、何らかのセンサーで客の性別を判別しているのではないかとも思ったが、そこまで凝った作りではないだろう。
ジュースを購入した後、女性の声で、
「ありがとうございました!午後からも、お仕事頑張ってくださいね!」
と励まされた時は、なんだか無性に虚しくなった。

鎧兜の店で武田信玄の兜を被ってみた三村、なぜかワキに汗が染みていないか確かめた。えっ、今年は三村が…。
大江アナもこの日はワコールの「スゴ衣」を着ていなかったのか、今日は危険だと警戒していた。それを聞いた大竹は
「チャンスだな。」
と呟いていた。
なぜだ。日本の男達はいつから…。

マニア達は女性の汗ジミそのものに執着しているのか、それとも大江アナの恥じらう表情に興奮したのか。せめて(というのもおかしいが)後者だと思いたい。
個人的には二度目は望まない。それは何か違うと思う。
まあ、これ以上突っ込んだ話をするのは止めておこう。もう充分に言ってしまった気もするが。

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2009年9月 3日 (木)

[モヤさま] 過去3回の「ハワイ編」をまとめてDVD化してはどうか

過去3年分のハワイ編を1枚(もしくは2枚組)のDVDに収録し、モヤモヤMAPも付けて(ちゃんと自力で行けるようにもうちょっと実用的な地図にして)商品化すれば、従来の「モヤさま」ファン以外の需要も掘り起こしてかなり売れるのではないか。ふとそう思った。
「モヤさま」が発掘したハワイの裏の魅力に光を当てることで、それなりに高い経済効果が見込めるだろうし、日ハ(日米)友好に多少なりとも貢献できるだろう。

「モヤさま」スタッフの皆様、いかがでしょう。

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2009年8月29日 (土)

[モヤしろ] メキシカン・ロック -下赤塚 カット映像復活 ②-

葉書を出す替わりに、ここで主張しておきたい。もうこれ以上、下赤塚での「モヤモヤしろぉ~ず2」の続きは要らぬ
DVDの映像特典で収録するのなら別に構わない。気が向いた時に見るのも、その気にならないので一生見ないのも自由だから。しかしレギュラー放送は毎週一回、決められた放送枠でいつもの三人が出演する新しい放送を楽しむものである。そこにシローが出てきたあの時には本当にテンションが下がった。しかもあの日は、世界卓球で一週休んだ上での放送だったのだから。

シローと同じ一発屋として、いつからか元猿岩石の有吉が再浮上してきた。だが、彼は(好きか嫌いかは別として)思いきって「憎まれ役」に徹し、話術のレベルもあの頃と比べ格段に上がっている。それに対し、つぶやきシローは未だにあの時のままではないか。

以前放送したシローのロケのダイジェストが流れていた時、BGMとして森田童子の「ぼくたちの失敗」が流れていたのは絶妙だと思った。まさに「ぼくたち」、つまりロケに同行していたスタッフ全員の自省の気持ちが現れていたのだと思う。

押しの強い感じが苦手なさまぁ~ずならば絶対に避けたであろう、陽の高いうちから既に盛り上がっているカラオケスナック。中からは橋幸夫の往年の名曲「メキシカン・ロック」が流れていた。さすがは歌謡曲の司会を務める大江アナ、その曲をよく知っているようだ。

店を開けると、ステージの中心では年配のご婦人二人がフルテンションで踊っていた。あの踊り、よく見ると案外クオリティが高いぞ。
シローが本気なら、あそこに飛び込んでご婦人と絡み、激しく踊り出すくらいのことはすべきだった。それをしたら、全国の視聴者は異常なくらい笑ったかもよ。きっとインターネットでも話題になり、あちこちで違法に配信されたことだろう。…まあ、それでスベったら目も当てられんが。

勝手に入っておきながら引き気味のシロー。何か一曲歌ってくれと言われ、
「リクエストはありますか?」
できもせんことを言うな。
結局はリクエストを無視し、安全地帯の「悲しみにさよなら」をふざけた感じで(モノマネとは認めぬ)歌った。露骨に白ける店内。

過熱気味だった店内が一気に冷えた後で、
「じゃあ、次はお嬢ちゃんが歌って。」
と振られた大江アナ。そこにいる熟年のご婦人方から見れば、彼女はまだまだ「お嬢ちゃん」扱いか。
大江アナが歌ったのはもちろん、彼女の十八番、テレサ・テンの「つぐない」。今回、イントロでは即興で軽く踊り、白けていた店内は再び盛り上がり始めた。
そしてその歌。今まで聴いてきた中でも格段に音痴だ。客達は遠慮も無く声をあげて笑い、シローの時は明らかに怒っていた老紳士もなぜか微笑んでいた。

アナウンサーが機転を利かせて放った「音痴ネタ」に助けられた形のプロ。このカラオケスナックでのシーンは、ちゃんとオチが付いたのでギリギリ放送に耐えるシーンだったのだろうと推測される。
そう考えれば、他のシーンなど恐ろしくて見る勇気が無い。そのままお蔵入りにしてもらいたい。

ちなみに管理人も去年、新宿の某カラオケスナックでおそらく3年ぶり(!)くらいにカラオケを歌った。関西から来たということで、BOROの「大阪で生まれた女」を歌った。
自分でも耳を疑うほど音を外していた。おかしい。学生時代の音楽の授業では、中の上くらいの歌唱力はあったはずだが…。やはり歌も歌わなくなれば下手になるのだろうか。

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[モヤしろ] 三村からシローへ「政権交代」 -下赤塚 カット映像復活 ①- 

無理やり話を膨らますため、途中まで桜新町②と同じ手法で書きます。

かつての古巣「怒りオヤジ党」を飛び出したあの時から数えて4年。「怒り党」から放送枠を奪取し、念願の政権交代を成し遂げた、三村マサカズ総理大臣率いる「モヤモヤ党」。

しかし政権奪取からわずか2ヶ月足らずのある日、下赤塚での公務中に、
「我々には次の仕事がある。ここからは新しい布陣でロケを続けてもらいたい。」
と、三村首相の口から突然の政権投げ出し宣言。大竹食事大臣と共に政権から離れると発表した。その騒動の裏では、総理秘書官の松本が絵を描いていたという。

三村首相を番組内での「長兄」、大竹食相を「次兄」のように慕っていた「妹」の大江サイコロ大臣は、涙を必至でこらえながら、立ち去ろうとする二人の前に立ちはだかった。
「これは、毎週さまぁ~ずを見る為にチャンネルを合わせてくれている視聴者達への大いなる裏切りだ。」
三村と大竹に向かって、はじめて公然と異を唱えた瞬間だった。

しかし今さら、次の撮影をキャンセルするわけにはいかない。二人は大江を押しのけて、松本と共に立ち去った。
「総理ともあろうものが、官僚の言いなりじゃないか…!」
大江は耐え難き無力感にさいなまれたが、愛局者の彼女は「親離れ」ならぬ「兄離れ」を決意すると共に、次期首相が例え誰であろうと、一度決まった以上は番組の為に命懸けで支えていく覚悟を決めた。大江は新政権で、首相を支える内閣官房長官に就任した。

三村前首相から禅譲される形で引き継いだのが、とうの昔に権力争いから脱落したと思われていたつぶやきシロー。民意を問わぬ不透明な経緯で首相に選ばれたことや、見切り発車で進むわりに方向性が定まらず迷走するシローの言動が不信感を生み、発足当初から視聴者の多くが白けてしまった。

大江 「爆笑を期待しています。」
シロー「そんなこと普段言わないよね?」
厳しくされると傷つくが、期待をかけられてもプレッシャーを感じ尻込みしてしまう。これはあまりにも重い荷物を背負ってしまった。大江は、三村と大竹が戻ってくるよう祈らずにはいられなかった。

(続く)

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2009年8月22日 (土)

[モヤさま] きつい猫 リカ -湯島②-

この回の昼食で利用した店は「ロジェ」。右から入っても左から入ってもロジェ。どうしてこういう店を毎回見つけられるんだ。
向かって左側はラーメン屋風のカウンター。右側はお洒落な喫茶店風。定食と喫茶を共に提供するこの店、コーヒーを楽しむ人がラーメンのにおいに邪魔されないように、という気配りで店の造りを半分に分けたものの、客がそのルールをうまく理解してくれず、喫茶スペースのところでも普通にラーメンの注文が入ったりするので、結局意味が無くなったらしい。
メニューにはなぜか小泉純一郎元総理の写真。店主と顔が似ているから、と言っていたが全然似ていない。でも店の外壁には民主党のポスター(モザイク入ってたけど)。やはり自民の支持基盤が揺らいでいる。

料理の味は、思わず表情が明るくなるほど美味かったようだ。
「食事大臣、やりましたね。」
大江サイコロ大臣に功績を讃えられた大竹食事大臣。政権交代の危機が現実のものとなった今、日本を守る「責任力」に目覚めたようである。国家にとって食糧とは安全保障なのだ。

湯島には、2002年の日韓ワールドカップを記念して設立された「日本サッカーミュージアム」が存在する。Jリーグチームのタオルを、どこのファンとかではなくデザインだけで選び購入しようとした三人だったが、レジ前に浮かんだ日の丸が目に入った大江アナ。それは日本代表デザインのタオルだった。
大江「替えてもいいですか。やっぱり日の丸が付いているほうが良い。」
大竹「俺もそれにしよう。」
三村「そうだよ、やっぱり日本全体を応援しよう。」
結局、三人ともデザインで選んだJリーグのタオルを止めて、日本代表のタオルに交換した。
それでこそ日本人。戦後の日の丸は、我々の祖先が取り戻した名誉と尊厳の象徴なのである。決して軍国主義の象徴などでは無い。むしろ平和への祈りが込められた国旗であると私は思っている。

地下には日本代表を疑似体験できるコーナーがある。選手達と円陣を組めたり、試合後のインタビューを受けるブースに立てたりする。円陣の宮本人形はちゃんとマスクド宮本にされているこだわりよう。
インタビュー体験で「おこぼれにあずかった」と言おうとした三村、いつものセクハラではなく本気で「おもらし」と言い間違えてしまった。これは恥ずかしい!

炭団坂の階段を下りたところで見た貼り紙は、昭和の下町といった風の情緒あふれる景色に似合わず過激だった。
「散歩中のワンチャン きつい猫がいます お気をつけ下さい」
「わたしリカです かわいいかおをしていますが ひっかきますので気をつけて下さい」
この貼り紙を見て、月島での「まみです 噛み付きます」という犬の写真付きの貼り紙を思い出したのは、きっと私だけではないだろう。
猛犬まみ VS きつい猫リカ の格闘が見てみたい気もする。

来週はスタッフが夏休みをとった時の調整らしく、湯島の続きが少し流れた後は、ハワイ編の未公開映像や、下赤塚での「あまりにヒドすぎてダイジェストになった」つぶやきシローのロケ映像完全版が見流れるらしい。
ほう、下赤塚のアレが…。大江アナに良い所を見せようとしてスベるシローと、どうすることもできなかった大江アナの、気まずい映像が見られるというのか。楽しみだよ。

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[モヤさま] イタズラの度が過ぎる -上野から湯島へ-

アメ横を抜けたところで見つけたのは、いたずらグッズが豊富な玩具屋。近くの飲み屋で宴会する会社員達が、宴会芸の仕込みにいたずらグッズを調達してくるので、次第にそれらの商品が増えたという。
まず目についたのはオードリー春日のマスク。しかし個人的には、その端に置いてあった麻生首相のマスクのほうが気になった。メイク無しでもアソウタロウの失言コントができるではないか。

見本で置いてあったパンの玩具。ひっくり返してみると中に絶望(ゴキブリ)が。玩具と解っていたはずが本気で驚く三人。
箱の中のトランプを引いてみると、箱から飛び出してきたのはやはりゴキブリ。瓶から飴を取り出そうとしたら電流が流れ、ペンをノックするとやはり電流。
ゴキブリと電流…。私はどちらもたまらなく大嫌いだ。こんなのはイタズラの度を超える。私がもし三人の誰かだったら、勝手に自分達のほうから訪ねてきたという立場も忘れて店主をどついてしまうかも知れない。

一つ、面白いイタズラを思いついた。スーツ姿で麻生首相のマスクを被り、実家のリビングに仰向けで倒れ、誰かが帰ってくるのを待ち構えたい
…通報されそうだから止めておこう。

上野を抜けて湯島に辿り着いた三人。ここにもあった、西洋風の井戸
「モヤさま」と井戸との縁は深い。そして見つけた井戸には必ず、それを守っている(?)オヤジがいる。北品川で遭遇したのは耳の遠い「ええっ!?」井戸おやじ。自由が丘では上品な紳士井戸オヤジ。そしてこの湯島にいたのは、白い蛇の神様「みーさん(巳さん)」を祀る井戸オヤジである。

「この水でこうやって、水神さまをお祀りしているからね。」
井戸の横にある像らしきものに、おもむろに水をかける井戸オヤジ。水やりの甲斐あって、その像(?)は蔓に覆われ、もともとどんな形をしていたのか全く解らない。ところどころに小さな白い蛇が見えるだけだ。
 大竹「それは誰が祀ったの?」
オヤジ「それは(何か説明しているが聞き取れず)」
 大竹「……なるほどねー。」
みーさんの歴史は霧の中。

みーさんの歴史はよく解らなかったが、この土地の井戸を滅ぼした「キリンビール」ならぬ「ライオンビール」の侵略の歴史を延々と語るみーさん井戸オヤジ。
三人は切り上げて立ち去ろうとしたが、井戸オヤジは自分が育てた植物の話をしはじめ、大江アナが捕まった。そこで二人は構わず立ち去るからすごい。

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[モヤさま] ノンアルコールビールは湿布の香り -上野①-

お待たせいたしました。お待たせし過ぎたかも知れません。「モヤさま」レギュラー回のレビューを再開します。

風雨の中ではじまった上野のロケ。上野と言えば西郷隆盛像。
三人の中では「大食いの人」としてのイメージしかないが、西郷隆盛と言えば明治維新最大の功労者の一人。しかし維新後は、「文明開化」の名の下に誇りを奪われた不平士族達を抑えきれず、かつての盟友、大久保利通に反旗を翻し(西南戦争)壮絶に散った男。自称「正義をつらぬく白い鳩」鳩山邦夫が憧れを抱く人物である。

三人が入ったのは有名な「アメヤ横丁」。ゴチャゴチャした活気に溢れた「モヤさま」らしい商店街である。私は韓国の南大門市場や、大阪の鶴橋、兵庫の尼崎商店街などを連想した。
いかにも怪しげでツッコミどころのある店が多いが、さまぁ〜ずは押しの強い店員がどうも苦手らしく、表通りは避けてすぐに裏通りに入ろうとする。
ああ、あの感じだったら、絶対に関西には来なさそうだな。

裏通りにあった眼鏡屋で、EXILEっぽいサングラスをかけてみた三人。
試しにサングラスをかけてみた大江アナ。なんと、彼女は三十年間、眼鏡をかける時の正しい位置を知らなかったということが判明。どうして今まで誰も教えてやらなかったんだ。
麻理子さんは世間の常識にとらわれず、のびのびと育ちました。

伊達眼鏡を買うことに決めた三人。ジョン・レノン風の丸眼鏡を試した三村。ふっくらしたその顔にその眼鏡、麻生首相が見たら祖父の面影(吉田茂)を感じることだろう。
丸いサングラスをかけてみた大竹。そういえば嘉門達夫(「替え歌メドレー」の人)は今、どうしているのだろう。
大江アナはペイリン風(米大統領選の共和党副大統領候補だった人)のお洒落な眼鏡を選んだ。「頭良さそうに見える」と言われていたが、ペイリンさんもたいがい、発言がユニークだよ。アメリカのNo.2を目指した人が、アフリカを一つの国だと思っていたのだから。

世界30ヶ国のお菓子を売る「芳屋」。アメリカ合衆国から南米メキシコに帰化した人面スイカのお菓子、何だアレ。ものすごい憎たらしい面してやがる。左目の黒目がちゃんと入っていない雑な作り。

米国製のノンアルコールビール「ルートビア」を購入した三人。それ、間違いなく不味いよ。飲めたもんじゃない。
休憩所で飲んでみた大竹と三村。
「何これ、湿布の味だ!」
やっぱり…。知ってるもの。子どもの頃にあれを飲んだら、きっと大人になってもビール飲めなくなるね。
米国に行った時、湿布味のガムも見つけたよ。ガム風の包みだけどこれはもはや湿布そのものなんじゃないかってよっぽど疑ったもの。

もう一つ過激なのは、スペイン製の「スパゲッティサワーコーラ」。まるでミミズのような形状のグミキャンディーである。スパゲティを名乗るだけあって原料は小麦粉で、これはちゃんとコーラっぽい味がするらしい。大江アナが「美味しいですよ。」と言っても、おじさん二人は
「それを食う奴の神経が解らない。」
と、彼女の人格までまとめて否定。
そうか、そんな素敵な食べ物があったのなら、サックスフォンの師匠(前に唐辛子チョコレートで苦しめた人)に買って来てあげたらよかったな。「(生徒の)子ども達と一緒にどうぞ。」と。
一目で嫌われるだろうな。

……まあ、前回の反省があって、師匠への東京みやげは今回、「ドラえもん人形焼き(カスタード)&かすてぇ〜ら焼」を買ってきた。これなら味も形も、子ども達は安心して楽しめるはず。
でももしかしたら、
「貴方が持って来た食べ物は、絶対に子ども達には食べさせません!」
と突き返されるかも知れない。ボタンの掛け違えとはいえ、失った絆は元に戻らないのである。(※)

※注:大分おおげさに書いてます。

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2009年8月17日 (月)

[モヤさま] ネックレスじゃなかったんだ -北赤羽② 手作りアクセサリ-

前回の続き)

北赤羽限定アイテム。それは、ジュースの自動販売機で売られているアクセサリ。しかも手作りの一点もの。定価1,000円。
それはプラスチックの円筒型の容器に入れられ、ジュース類と一緒にさりげなく、自販機の中に並んでいた。どうやらネックレスのようである。素材はおそらくプラスチック。

それを面白がった三村、大江アナに向かって、
「君にプレゼントしよう。」
とばかりに、まるで自分の金のように、番組の財布からおもむろに千円札を出して購入。その芝居に付き合ってあげた大江アナは無邪気に喜んで見せる。
それを見ていたクールな大竹は、
「お前、本当に付けろよ。」
とクギを刺した。

大江アナは約束を守り、二種類あったアクセサリの片方を「WBS」、もう片方を「アド街ック天国」で、それぞれ首にかけて出演したという。

その手作りアクセサリは、作成者曰く本当はネックレスではなく、鞄などに付けるストラップのようなものを意図して作られたそうである。「アド街」で大江アナが首に付けていたのを見て(もしくは人から伝え聞いたのか)、「よく入ったわねー。」というコメントが番組に寄せられたらしい。(副音声より)

そして北赤羽にも千円自販機は存在した。獲得したのは「レオポルド・バレンティノ」の新作と、後に番組で使われるワニ皮風の財布、そして米軍が身につけているようなドッグタグ。
ドッグタグが出た時の、show君の、
「これで迷子になった時も安心ですね。」
というコメントは三村をバカにしすぎだろ。事実、方向音痴だったとしても。
ちなみに管理人も筋金入りの方向音痴で、旅行に行った時などは本気で迷子になり、携帯電話の「EZナビウォーク」に何度も窮地を救われている。それでもなお方角を間違えて、ナビに「ルートを外れています」と怒られることも多いけどな。

最後に、「モヤさま」DVD第一弾で張られた伏線の「その後」について触れておこう。

千円自販機でNintendo DSを当てるという目標は、Episode0の放送からおよそ2年後、中野で実現した。DSの新機種であるカメラ付きの「DS i」が発売されたことで、カメラ無しの旧機種の在庫が千円自販機業界にまとまって流れたものと推測される。

また、「怒りオヤジの枠を奪おう」という三村の発言も、2年後に現実のものとなった。「怒りオヤジ3」は2009年春に放送終了となり、空いた枠に『モヤモヤさまぁ~ず2』が移動してくることで、関東ローカル(他の地域は週遅れ放送)だった「モヤさま」は晴れて全国同時放送となった。

そして、月島での、
「早く帰ろう、サンマが不味い。」
というメッセージの真意は、未だ解明されていない。

(以上、DVD第一弾のレビューは終了)

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2009年8月15日 (土)

[モヤさま] 「ここは北だ。南じゃないんだよ…。」 -北赤羽① 南北問題-

前回の続き)

桁違いの費用がかかったにも関わらず、番組の歴代最低視聴率を記録したハワイの次に訪れた北赤羽。
DVDではカットされているが、この回のオープニングで、お正月に放送されたEpisode0が想定の3倍の視聴率を記録し、その功績により「モヤさま」が社長賞に選ばれたことが発表されたらしい。
ハワイ編は大赤字だったが、社長賞を取った作品が1クールで打ち切りでは社長の顔が立つまい。そんな事情で何とか首の皮一枚繋がったのではないか。そう勘ぐってみたりもする。

東京都北区北赤羽。赤羽自体が北なのに、さらに北の北赤羽。昭和の雰囲気が色濃く残る、団地の中に存在する北赤羽商店街を訪れた三人。東京23区の中にありながら物価がえらく安く、東京駅周辺では1,000円で売られている雨傘は380円で売られている。そして20円で動くゲームセンターの乗り物も10円入れただけで勝手に動く。

どうしてこんなに安いのか。玩具屋のオヤジに訊いてみると、悲しい答が返ってきた。
「ここは田舎だ。東京の田舎だよ。ここは北区だ。北だよ、南じゃないんだよ。北なんだよ。
そうして顔をうつむけ、店の奥へと入りながらもう一度呟いた。
「北なんだよ…。」
この台詞を聞いた私は、ハリソン・フォードとブラッド・ピットが出演していた映画「デビル」のラストシーンを思い出した。IRAのテロリストが死に際に呟く言葉。
「アイルランドでは、ハッピーエンドはありえない。アメリカとは違うんだ…。」
世界的な大都市、東京23区のごく狭い地域の中でも、北と南で切り取って比べ、負い目を感じている。これは人間の宿命であろうか。

ロケ中、次から次へと婆さんが現れては流れを無視して口を挟み、延々と話し込む。
「赤羽って、川口と一緒なんでしょって言われたよ。」
全くオチの解らない赤羽ジョーク。話の流れからして川口という場所を格下に見ていて、そこと赤羽を一緒にされたけど「川口ほどじゃないだろ」というのがオチなのだろうが、その川口が解らない。是非一度、その川口を番組で訪れて比べてもらいたい。

北赤羽商店街限定通貨「山田10」を使って購入した、三つのうち一つだけが強烈に酸っぱい「ロシアンルーレット・ガム」を購入した三人。それを見て私は、ふと過去の罪を思い出した。
それは、韓国旅行に行った時に購入した「唐辛子チョコレート」。韓国に行ったことのある方ならば、それが韓国土産の定番であることはご存知であろう。ただし、さすがキムチの本場である韓国だけあって、その唐辛子の辛さは風味程度のものではなく、結構本気で辛い。ブランデー入りの高級チョコレートのように、チョコの中の空洞にそのエキスが入っているので、最初はチョコの甘みだけが感じられるが、あとからじわじわと辛みが広がり、エキスが全て舌に流れた時には本気で舌がしびれる。

このチョコレート、ちょっとしたいたずらグッズみたいなノリで、友人・知人の大人達に配っては、食べた時の反応や後から聞く感想を楽しんでいた。
だが一つだけ問題が起こった。それは、地元の音楽教室でサックスフォンの講師をやっている女性にあげた時だ。彼女は笑顔で私にこう言った。
「あら、こんなにたくさん、ありがとうございます。チョコレートだったら、教室に通っている子供達と一緒にいただきます。嬉しいなぁ。」
「えっ、子供達…!」
いや、風味程度の辛さじゃなくて、子供には危険なほど辛いですよ。そう忠告する前に、彼女は軽いステップで立ち去っていった。

仏陀様ー!私は深い罪を犯しました。子供達に優しい善人を、子供達を苦しめる悪人に仕立て上げてしまうという愚かしい罪を。
自他共に認める「隠れS」である私も、さすがに罪の意識で胸が痛んだ。罪悪にまみれた醜き心。しかしその痛みもまた官能。
そんな私は御仏の許には行けず、地獄に堕ちるであろう。

続く

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2009年8月14日 (金)

[モヤさま] セクハラをあきらめない -月島 盗聴器のガチャガチャ-

奇しくも衆院選の投票日、8月30日で当blogは一周年。今、こんな形で続いているだけでも奇跡だ。

前回の続き)

この月島の回からはじまった新パターン。
「もんじゃ焼きで有名な月島。では月島からもんじゃを抜いたら何が残る?
言わば残酷な企画かも知れない。
「僕は、トランペット吹くしか能が無い男だからさ。」
と、朝から晩まで夢中でトランペットを吹いているルイ少年から「やかましい!」と楽器を取り上げるようなものだ。

トーアクリーニングで買った「もんじゃTシャツ」を着た三人。このTシャツもディズニーランドにおけるネズミの耳と同じで、月島以外では恥ずかしくて着られないだろう。
でも、私も実際に会って会話したことがあるが、トーアクリーニングのオヤジは良い。実に味のあるオヤジだ。長生きして欲しい。

ところで、テレビ東京といえばやはり「アニメのテレ東」である。世界的に有名な「ポケットモンスター」をはじめ、「NARUTO」、そして「ケロロ軍曹」などは、通常のテレビ放送のみならず、劇場公開の映画でも毎回記録的なヒットを飛ばし、関連グッズでも高い利益を出している。まさにアニメの版権あってこそのテレ東。原作者の方々には足を向けて寝られない。そのくらいの気持ちがあって然るべきである。
間違っても、「はい、ケロロ。」などとハズレ扱いをされて良いものではない。

きっかけは、三村を見て「二村さん」と間違えたオヤジが経営する駄菓子屋の前で見つけたガチャガチャ。そこには、
「高性能 盗聴器 20m先の音もキャッチ」
とある。これに三人が飛びつかないはずは無かった。ただし、「見本以外の商品も入っています」と手書きの注意書きが添えられてあった。1回200円と高め。

早速やってみると、中に入っていたのはどう見ても盗聴器ではなく、小さなぬいぐるみだった。それは子供達に人気のケロロ軍曹。なぜかアフロヘア。
「ケロロ軍曹が出たよ!関係無えよ!
盗聴器が出なかったことで露骨に不機嫌になる大竹。そりゃあ盗聴器と関係無いけど…。

その後、大江アナがミニ手錠を出し、ちょっとしたセクハラ(番組初セクハラ)で盛り上がったことから多少機嫌が直るものの、二回目に大竹が出したのは「ケロロオニ」(ギロロ伍長。ケロロ小隊きっての原理主義者らしい)。さらに水兵タママまで出て、盗聴器が出る前にケロロ小隊が勢揃いしそうな勢いになった。それはそれでテレビ東京的には良い宣伝なのだろうが、テレビ東京社員なわけでもない三村と大竹は、盗聴器に一途なあまり、そんな風には頭が回らず。

いったんは諦めた三人だが、とれ高サイコロで「今すぐ7万円を使え!」の目が出たことで軍資金ができた。布団屋で大量に寝具を買ったものの4,500円余り、これを天の声と感じた三人、駄菓子屋に引き返して再び盗聴器に挑んだのだった。

大江アナがお金を出し、大竹がガチャガチャを回して、三村がカプセルを開ける。長期戦を覚悟し分業して挑んだ三人。
「はい、ケロロ。」
5つ中3つ、4つはケロロのキャラクター。完全に「ハズレ」扱いのケロロ小隊は山のように積み上げられ、
「これ、盗聴器のガチャガチャだよね。本当に入ってるの?」
と、脂汗をかきながら見守る駄菓子屋のオヤジをネットリとした視線で責める。

この消耗戦は駄菓子屋の勝利。三人は4,500円を使い切ったが盗聴器は出なかった。しかし敵城も陥落寸前、ガチャガチャの中に残るカプセルはあと数個だ。覚悟を決めた三村は自腹を切る決意を固め、延長戦に突入した。
そうして出た念願の盗聴器。これをどこかに仕掛け、離れた場所から音声を盗み聞きするのが本来の役目であるが、三村の使い方は逆だった。盗聴器のイヤホンを大江アナに渡し、遠くから普段訊きにくいセクハラ的な質問をしたのだった。
しかし盗聴器の性能は悪く(そもそも、本体とイヤホンが有線で繋がっているのは全然意味無いだろ)、風の音に遮られて質問の声は届かず。セクハラは失敗したかに見えた。

だがそれからおよそ一年後。この回がDVD化されることが決まり、大江アナが副音声を収録する為にこの映像を見返した時、その時聞き取れなかった音声を改めて聞いて、
「もう、またこんなこと言ってる!」
と今更のように怒っていた。まさかの時空を超えたセクハラ

大人たちには「ハズレ」と見なされたケロロのぬいぐるみは、大人たちがガチャガチャにムキになる様を見物していた子供達に進呈された。子供達は歓声をあげてケロロの人形に群がり、ケンカになるほどの勢いで取り合って、三村が慌てて止めに入るほどだった。
そう、これこそが人気アニメ「ケロロ軍曹」に対する正しい態度である。麻生首相の夢見た「とてつもない日本」はあの子達が担います。

参照したWebサイト:アニメ「ケロロ軍曹」公式Webサイト(サンライズ)

続く

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2009年8月12日 (水)

[モヤさま] 三人で「さまぁ~ず」なんですか? -東中野 償還(つぐない)-

前回の続き)

北新宿から橋を渡ると、そこは中野区、東中野。中野区は新宿区よりも公共事業が盛んなのか、橋を渡った途端に道路はきれいになったが、街並みの雰囲気は大して変わらず。

東中野に入ってすぐのところに、熱唱する女性をかたどった奇妙な銅像を発見した三人。それはカラオケスナックの看板がわりに立てられていた。和風な作りの店には不釣合いであるが、ここがカラオケの店だということは確かに一目で解る。
通りすがりの一見客は二の足を踏みそうな店だが、まさしくこういった店に飛び込んでいくのが「モヤさま」の使命である。三人は店の中に踏み込んだ。

そこは母娘2代続く老舗のカラオケスナック「富士の里」。銅像は、2代目ママの若い頃をモデルにつくられたものだそうだ。

ちょっとした発言から、ママに不快な気分を与えてしまったと感じ(本人は別に気にしていない風だったが)、真剣に反省しはじめた三村と大竹。
三村「自然に人を傷つけている…。」
大竹「俺もお前もな。」
三村「さまぁ~ずって、二人ともそういうところあるんだよ。」
自分たちの至らない点を告白した二人。それを聞いたママは素朴な疑問を口にした。

「(あなた方は)さまぁ~ずなんですか?…三人で、さまぁ~ず?」

そう、毎日毎晩一人で店を切り盛りしているママは、テレビを見る暇もないらしく、「さまぁ~ず」というお笑いコンビを知らなかったのだ。むしろ、男性お笑い芸人のコンビに女性アシスタント(タレントもしくはアナウンサー)という、バラエティ番組によくある編成パターンすらピンとこなかったらしく、こうしてロケを一緒にしているのだから、ここにいる出演者一括りで「さまぁ~ず」なのだろうと思ったらしいのだ。

ママの常識外れな勘違いを面白がった三人。なぜか大江アナはまんざらでもない風で笑って否定せず、三村は大竹と大江アナを指差し「この二人がボケ担当」と説明する。
年末のEpisode0とこのロケだけで、三村の中では既に、彼女の立場が「ツッコミ」ではなく「ボケ」に位置づけられていたというのは興味深い。

さらに調子に乗って、トリオ編成「さまぁ~ず」の設定を作る大竹と三村。
大竹「この子は歌担当なんですよ。」
三村「可愛いでしょ?さまぁ~ずの人気は彼女で持っているようなものですよ。」
普段おらんやんか。

この回から、「モヤさま」におけるさまぁ~ずはコンビではなくトリオとなった。何なら、普段の大竹と三村のコンビ編成は「さまぁ~ず」で、大江麻理子を加えたトリオ編成は「さまぁ~ず2」としてもいいかも知れない。そしたらインチキで付けた「2」も意味を持つ。

さまぁ~ずの歌担当として彼女が披露したのは、往年の名曲、テレサ・テンの「つぐない」。この年の正月に放送されたEpisode0のエンディング・テーマとしてアカペラで歌われ、その歌声はテレビ東京社員達の魂を熱く揺さぶったという。

この回で改めて、カラオケの伴奏付きで披露された大江アナの「つぐない」。
さすがアナウンサーだけに声質はとても良い。情感も込められている。テンポは少々ズレているか。そして音程は大胆なアレンジ。
煙草をくゆらせながら歌に聞き入る男達の表情が、ヤクザの幹部のように険しくなったのは、その歌詞を聞いて若き日の罪を思い起こしたのだろうか。

きっと後日、ママは常連客とこんなやりとりをしただろう。
ママ「この前ね、さまぁ~ずとかいう三人組がロケに来たのよ。」
 客「三人!?」
ママ「三人でしょ。美女と野獣二人で。歌担当のお姉ちゃんが『つぐない』歌ってたけど。」
 客「お姉ちゃん!?」
「モヤさま」の認知度が限りなく低かった当時では、普段テレビを見ないママが、いったい何をさまぁ~ずと勘違いしたのだろうと、常連客は首をかしげたに違いない。

続く

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2009年8月11日 (火)

[モヤさま] 「怒りオヤジ」をどかせてやる -北新宿 再び-

都合により、「モヤさま」レギュラー回と「ニュース新書」2回分は少し遅れます。
8/1分の「ホッとひと息」には爆笑した。あの振り付け!

前回の続き)

2007年末に収録された「モヤさま」Episode0。意外といけると確信した三村は、収録の終わりにこう宣言した。
「俺がテレ東の編成に話を通そう。いっそ『怒りオヤジ』をどかしちゃう?
かつて自分たちが手がけ、今(当時)は他人の手に渡っていた番組の放送枠を奪い返し、その枠でレギュラー放送できるように仕組もうかというのだ。テレビ業界は仁義なき戦い。

それから3ヶ月後。
この時はまだ「怒りオヤジ」を追い出すまでには至らなかったが、正月特番としてそこそこ好評だったので、関東ローカルの深夜番組として試しに1クール(約3ヶ月)やらせてみよう、という感じで本当にレギュラー化されたのであった。

あの時と同じように、わけのわからぬままテレビ東京に呼び出されたさまぁ〜ず。再び訪れた「休日の街」北新宿で、あの時と同じように、一人の女性が大きなサイコロを抱えて待っていた。
「私もレギュラー化しました!」
テレビ東京アナウンサー、大江麻理子。前回の放送で歌った「つぐない」がきっかけで、局内では「音痴の大江アナ」として親しまれるようになった上に、通っていた料理教室でも面が割れ、名声は巡り巡って故郷の母上のもとへと届いたという。人生、何がきっかけで飛躍できるか解らぬものである。その逆もまた然り。

季節は巡り、北新宿の街にも春が訪れていた。その日は春分の日。つまり祝日。訪れた店のいくつかは閉まっており、この番組が「テレビ的なやらせ」をしないどころか、ごく常識的な下調べも計画も何もしていないことが早くも露呈した。

例え店が閉まっていても、三人の大好きな「アレ」は常に動いているはず。元から無人で動いているのだから。
「アレ」とはもちろん、千円自販機である。
「モヤさま」がレギュラー化した今、「千円自販機でNintendo DSを獲得する」という決意を新たにした三人は、再びその厚い壁に立ち向かった。

賞品① 壊れかけのラジオ -アンコール-

千円自販機に異様なまでの執念を燃やす三村が当てたのは、前回と全く同じハンディラジオ。ガチャガチャでも最もテンションの下がる「ダブり」である。
新品でありながら壊れかけのラジオ。二つ揃えたところで、AMもFMも何も聞かせてくれない。僕の身体が昔より、大人になったからなのか。

賞品② 箱に手書きで「ウォッチ」

一般人に対する容赦の無さが見え隠れする大竹。箱を開けようとしたら、そこに手書きで薄く「ウォッチ」と書いてあったのが見えてしまった。
箱の中身はやはりウォッチ。OUDIE(オウディ)のステンレス製腕時計。これも前回当てたやつと微妙に被っている。

賞品③ LとかVとかは一番良いですね

千円自販機の女王、大江アナが当てた箱には何と「LV」のロゴが刻まれていた。まさかルイ・ヴィトンか。軽く驚きながらブランド名をよく見てみると、そこには「Leopoldo Valentino」(レオポルド・バレンティノ)と書かれていた。何て豪華!二大ブランドの結婚で生まれた出来の悪い二世。
その箱の中身は、紳士物のハンカチとペンのセット。どちらも紳士の必須アイテムである。

賞品④ 俺はパソカーじゃない

千円自販機は二週目に突入。三村が次に出したのはUSB接続の卓上クリーナー。いまやパソコン無しでは成り立たない会社員達にとってはそこそこに実用的な代物かも知れないが、全くパソコンに馴染みが無いらしい三村は、
「俺はパソカーじゃ無えんだよな。」
と、普通にパソコンを使う者であれば絶対に使わないような奇妙な造語を口にした。もしかしたらパソコン自体持っていないか、家にあったとしても自分は使わないのかも知れない。

賞品⑤ 著作権的にかなり危険

大竹の二週目は、一見ipod風のMP3プレーヤー「piedi」(ピエティ)。形がipodに多少似ているくらいならまだ、限りなく黒に近かったとしても灰色のうちに留まった。しかしipodのTVCMに出てくるダンサーのシルエットまで真似てしまったのは、さすがにアップル社を挑発しすぎだろ。これのせいで完全に黒となった。
音楽を保存するSDカードは別売り。本体より外部記憶媒体のほうが高いというパターンか。

賞品⑥ キャッシュバック

大江アナの二週目はちょっとした奇跡が起こった。賞品が出てきたと同時に、挿入口から千円札が戻ってきたのだ。戻ってきたお金を返す相手もいないので、これはキャッシュバックということで引き取るしかない。
タダで手に入った賞品はLED付きの野球帽。一般人が当てたら大ハズレだと思うだろうが、どうせタダで手に入れたのだし、三人はドクター中松(*)の発明品のごとき帽子を大いに楽しんだ。

この放送を見た千円自販機業者は、「LEDは喜んでもらえる」と思い込んだらしく、これ以降、各地で見つけた千円自販機で、実に様々なLED製品と遭遇するのだった。

【ドクター中松】
発明家。彼がフロッピーディスクを発明した、ということになっている。
羽柴誠三秀吉と肩を並べる選挙マニアでもある。次期衆院選では幸福実現党の公認候補として出馬するらしい。

続く

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2009年8月 8日 (土)

[モヤさま] 三村は放置 -北池袋-

前回の続き)

新宿を離れた三人が次に向かったのは北池袋。ここで振られた二回目のとれ高サイコロの出目は、三村が恐れていたあの目だった。

「三村を無視しろ!!」

その目が出てもなお、三村は彼らとの友情を信じた。しかしサイコロの指令は天の声。絶対にやり遂げなければならないのだった。
「静かだね。」
三村は二人に向かってさりげなく呟いた。すると、「静かだ」という三村の言葉を否定するかのように、さっきまで黙って歩いていた大竹と大江アナは二人だけで世間話をはじめる。
(しまった、独り言だと思われたみたいだ…。)
三村は、目の当たりにした事実を意図的に歪めることで、己の心を絶望から守ろうとした。

大江「大竹さんは最近、お忙しいんですか?」
大竹「年末はちょっとね。」
三村「休み無かったからね、全然。」
今度は三村が話を合わせる形で発言してみたが、三村が発言した瞬間、二人の会話は終わってしまった。そして三村からあからさまに目線を背け、わざとらしく、その反対側にある建物に目を向けた。
何て冷たい仕打ち!三村の全身は泡立ち、痛風の脚は今にも崩れそうだった。

大江「これ鉄工所みたいですよ。」
三村「でっかいトラックとか入ってくるんだろうね。」
二人「………。」
徹底的に三村を無視する二人。もう耐えられなくなった三村は、大竹に暴力をふるいながら叫んだ。
「寂しいよ!ちょっとの間でも寂しいよ!」
三村の泣きが入り、三村を無視するゲームは予定より早く中断された。

心優しい二人はすぐに三村を受け入れたが、もし私が彼らの立場だったらどうするか。
三村の泣きが入っても、もう少しだけゲームを続け、無表情のままおもむろに三村から目をそらしたかも知れない。
その時の三村の反応はどうか。
(えっ、何で!?もしかして本気で嫌われてる?)
と、その顔に本物の絶望の色が浮かんだかも知れない。
それ以上踏み込むと、さすがに三村も限界を越えてしまう。そのギリギリのタイミングですかさず、満面の笑みで、
「ごめんなさい、冗談です。驚きました?本当にごめんなさいね、許して下さい。」
と言ってやるのだ。

アメとムチを使い分ける。ただし、アメを与えるタイミングを意図的に少し遅らせる。そのほうがより効果的だ。
もし、最初にこういった「躾」を行っていたのなら、それ以降の三人のパワーバランスも今とは違った形になっていただろう。三村はセクハラを思いついても、実行した後に受けるお仕置きを恐れて二の足を踏んだかも知れない。

はい、すみません。冗談です。忘れて下さい。
(管理人はSかも知れない。)

続く

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[モヤさま] 殿様商売 -北新宿③ とれ高サイコロ-

前回の続き)

覆面屋で覆面を試着し、髪が乱れた三人。ここで初の「とれ高サイコロ」を振る。
「三村を無視しろ!」の目だけは出ないでくれと三村が祈る中、記念すべき初の出目は、
「今すぐ10万円遣え!」
もしかしたらこの目が出たことで、この回の製作費は赤字になったかも知れない。だが長い目で見れば、費用に見合うだけの効果はあったはずである。それに地元の経済の活性化にも貢献できる。

ここまでの流れで、10万円を遣う選択肢は4つ考えられる。
① クリーニング屋で木彫りの置物を買う
② おぎはら電気で家電製品を買う
③ 千円自販機をあと100回やる
④ 覆面屋で覆面を買う

「モヤさま」の趣旨からすれば④が有力だが、どういうわけかこういう時に限っては、三人は私生活で本当に使えるものを買おうとする。そうなれば②以外の選択はあり得なかった。

店の婆さんも、まさかあの一行が引き返してきて、しかも家電製品を買っていくと言い出すとは思わなかっただろう。
真剣に、家で必要なものを探す三人。電気カミソリに目をつけた三村、
「これ、おいくらですか?」
と婆さんに訊ねたが、それに対する婆さんの返答はあってはならないものだった。
「それ、値札付いてない?私、値札付いてないと商売できないのよ。
レジでバーコード読み取れば解るやろ!値札付いてないのはあんたらの怠慢やろが。どんな殿様商売や。…まさか今どき、バーコードリーダーすら用意されていないのか?
間の悪いことに、この時、息子は外出していたようである。

仕方が無いから値札の付いている商品を選ぼう。ここ以外に、10万円を一気に遣い切れる店は見当たらないのだから。そう考えた大竹、値札の付いた空気清浄機を手に取ったが、何となく妙な予感がして値札を剥がしてみると、そこには「非売品」の文字が。
恐るべし。見本用にメーカーから預かった品を勝手に売るとは…。放送を見たメーカーから怒られなかったのだろうか。しかもそれ、どんだけ誤魔化しても客が買う時にバレるやろ。
(だからこそ、こうして大竹が買ってくれるまで何年も売れ残っていたのかも知れないが。)

結局、三村は掃除機、大江アナは炊飯器、大竹は「非売品」の空気清浄機をお買い上げ。
必至でレジのキーをはじく婆さんを横目で見ながら、大竹は呟いた。
「どう考えても、あの空気清浄機は4万もしねえと思うんだけど…。品番が違うんじゃないのか。」
果たして大竹はその後、あの空気清浄機を家で使ったのだろうか。ちゃんと使えたのだろうか。

三点で合計102,240円。仕方ないから端数はまけてあげるわよ、などとサービスした風に言う婆さん。いや、あんた、タダで仕入れた見本品を、定価よりも高い値で売っとるやないか。

呑気でゆるい雰囲気に騙されていた。やはりここは「魔都」新宿だったのだ。油断をしてはいけなかった。

続く

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[モヤさま] 千円自販機との出会い -北新宿② 千円自販機-

久しぶりにほろ酔い状態でお送りする。書いているうちに泥酔状態となるだろう。

前回の続き)

「モヤさま」の定番と言えば、高額のガチャガチャ「千円自販機」である。「モヤさま」の三人が、北新宿のアダルトDVDショップの前(さっき気付いた)を通りがかったその瞬間、サギ同然だった千円自販機は「夢の自販機」と名乗ることを赦された。

「当たりはこんな商品が入っています」と示された写真の一覧を見た三村は、必ずこの自販機で「Nintendo DS」を獲得すると宣言。千円自販機との二年に渡る戦いはここからはじまった。

賞品① 壊れかけのラジオ(新品)

DSを狙う三村が当てた記念すべき第一号の賞品は、競馬ファンの必需品であるハンディラジオ。後日、大江アナがテレ東の局内で使おうとしたら、どれだけ回しても「ジィィィ」と言うばかりで何も聞かせてくれなかったという。本当の幸せ教えてよ。

賞品② 紳士のたしなみ

何気に引き締まった身体がセクシーと定評のある大竹が当てたのは、専用ケース付きのネイルケアセット。鼻毛切り鋏(はさみ)もついてお得感が増している。これで常に身だしなみを整え、男前に磨きをかけてもらいたい。

賞品③ 珍ブランド第一号

テレ東期待の新星、大江アナが当てたのはMingdu(ミングドゥ)のステンレス製腕時計。その国籍不明の響きには、エキゾチックな淑女の色香が漂っている。何だかすぐに壊れそう。

賞品そのものはガラクタだったが、使うお金は番組の経費だから、無駄な出費だと気にすることなく意外とわくわくした。この時三人は、「箱を開けるだけで笑いが取れる」という、とてもお手軽かつ他人に真似できない特殊能力を編み出した。
そして視聴者達は番組を通じて、究極的な無駄遣いの疑似体験ができるのである。

ここで止めたら勿体無い。千円自販機業者の術中に嵌ったと自覚しつつも、彼らはさらなる「夢」を求めて二週目に突入した。

賞品④ 珍ブランド第二号

三村が当てたのはHERBE(ハーベ)のキーケース。特にコメントのしようもない、本物のハズレ。

賞品⑤ またもやハサミ

大竹が当てたのはTEX JOY(テックス・ジョイ)の万能文房具セット。またもやハサミが入っている。他にはシャープペンシルとボールペン、それにターンクリップも一つ入っているのは案外お得感がある。芸能人の大竹はあまりピンとこないかも知れないが、堅気の商売では、ターンクリップが手元にあると助かる時も多い。

その後のロケ地でもしばしば遭遇することになる千円自販機。「モヤさま」の影響でじわじわと流行しはじめたらしく、各地の千円自販機は「『モヤモヤさまぁ~ず2』でお馴染み!」と宣伝文句に謳われるようになった。「モヤさま」は千円自販機業界を照らす福の神となったのである。
千円自販機と「モヤさま」は相思相愛。

続く

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2009年8月 5日 (水)

[モヤさま] 日本をあきらめない -北新宿① 電器屋の親子-

(前回の続き)

「眠らない街」新宿の中にありながら、師走の慌ただしさなど少しも感じられず、休日の雰囲気が漂う北新宿。

詳しくは知らないが、どうやら久しぶりに再会した雰囲気のさまぁ~ずと大江アナ。顔を見合わせた三人には「一体どうすればいいのだろう。」と言いたげな戸惑いが感じられる。
見渡す限り、生活感溢れるごく普通の住宅街。目に留まるのは山盛りになったゴミ袋。同行するのは異様なほどに笑うスタッフ達。

彼らが最初に出会った「モヤモヤ」は、チェーンソーで彫られた木彫りを売るクリーニング店。無造作に大木を切り倒すのが本来の用途であるチェーンソーを用い、彫刻刀で彫ったかのごとく精巧な木彫りを作る店主の腕はまさに職人芸。もし実践してもらえたならバラエティ番組にふさわしい映像が撮れたところだが、時間がかかって面倒なので強いて頼まず。

番組の目玉となったのは、職人技を持つクリーニング店ではなく、その向かいにある街の電器店だった。別に入る気は無かったのだが、中を覗いたら自動ドアが開いたから入らざるを得なかったのだ。
しかしこれが思わぬ「当たり」だったのである。やはり、「モヤさま」の三人とモヤモヤした地元民とは、磁石のように強く引きあうのであろうか。

地元密着の家庭的な電器店、「おぎはら電気」。なにが家庭的って、冷たい感じのする陳列用の什器など使わず、家庭で使われる食器棚やキッチンボードに家電製品を置いている。

確かに炊飯器などは実際に家で使う感じが出ていて良いかも知れないが、ちゃんとした提案用の陳列にしているというわけではない。本来食器を入れる棚の中に、ポットが窮屈そうに収納されていたりして、商品も値札も見えたものではない。どうしてこんな陳列にしているのかと店主に訊いてみると、
「電器屋を辞めたら、この家具、家で使っちゃおうかと思って。」
むしろ辞める日が待ち遠しいくらいの勢いで言わんで下さい。

そんな店主の母親である老婆が、店の真ん中にあるテーブルに向かって、店の風景と一体化しているかのように静かに座っている。齢92歳(当時)。

毎日毎日、こうして店番をしているという婆さん。家電製品に囲まれて暮らしている婆さん、もはや「生き字引き」的なほどに家電製品に詳しいのかと思い、試しに炊飯器の使い方を質問してみると、
「どんどん変わっていくでしょ。いまうちで使ってるやつはこれより古いやつだから(よく解らないけど)、でも大体みんな同じよ、目盛りが付いてるから。
そんなの家電製品じゃない。ただの計りだ。

この店のあまりにもゆるい商売の仕方を見て、家電量販店でしか家電製品を買ったことのない人達は、
「どうしてこんな店が、東京23区の中で今でもやっていけるんだ。」
などと驚いたかもしれない。

競争の激しい家電量販店では、豊富な品揃えと安さ、教育された店員と行き届いたサービスの提供が当たり前。確かにどれを見ても「おぎはら電気」よりも格段に優れている。しかし、日本国民の誰もがそれを望んでいるわけではない。

この北新宿のような下町(?)には、テレビはブラウン管、録画はVHS、アイロンはスチームの出ないもの、そして洗濯機は二層式でないと気が済まない人達が今でもたくさんいる。そしてそれらの家電製品を、本当に限界が来るまで、どうにか直して使えるようにしてくれる「街の電器屋さん」の存在が必要なのである。

エコロジーも新自由主義もいらない。私たちは「故郷」東京の中で、日本をあきらめずに生きていく。皆が寄り添い合って生きる日本を。
大都会と化した東京の隙間で、昔と変わらず、しぶとく、ゆるく生きていく地元民達に光を当て、応援していく。そんなテーマが「モヤさま」には感じられなくもない。完全に後付けだけど。

続く

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2009年8月 4日 (火)

[モヤさま] 魔都 新宿のB面を覗いた三人 -Episode 0 お正月スペシャル-

「モヤさま」評論と政治ネタの二本柱で構成している「新大阪ノワール」であるが、衆院選が公示される前の8月前半は「日本をあきらめない」キャンペーンと称し、「モヤさま」レビューを短期集中してお送りしようかと思う。

伊藤Pがさまぁ~ずの二人に対して言ったこの言葉。

「急きょ正月番組の枠が空いちゃったんですけど、どうせ捨て枠なんで、北新宿あたりを適当にブラブラして番組撮ってきて下さい。」

もしこれが、親しさゆえの軽口ではなく、半分くらいでも本気が混じっていたとするのなら、さまぁ~ずの所属事務所はテレビ東京に抗議していいと思う。

(詳しくは知らんが)所属する芸能事務所のお笑い部門では、さまぁ~ずは事務所の看板を背負って立つコンビの一つに数えられているはず。それを言うに事欠いて「捨て駒」とは何事か。言葉通り捨て枠なら、当時既に大量発生していた若手お笑い芸人の誰かにやらせれば良いのである。

最も、私も伊藤Pの言葉を額面通りに受け取っているわけではない。伊藤P自身がさまぁ~ずの持ち味を好んでいることや、正月3日の夕方というのんびりした時間帯にさまぁ~ずが適していること、プレッシャーの無い行き当たりばったりな展開でさまぁ~ずが力を発揮することなど、色々と伊藤Pなりの考えがあった上で選んだのだと思う。

さまぁ~ずが起用されたもう一つの理由として私が予想したのは、伊藤Pがふと思いついた「モヤモヤ」という言葉と、「さまぁ~ず」というコンビ名を組み合わすと妙に語呂が良かったからではないか、ということである。
「モヤモヤさまぁ~ず」。二つの言葉の相乗効果により脱力感が増して、とても良い感じだ。
一回限りの番組(当初の予定)だけど、ついでに「2」も付けて「モヤモヤさまぁ~ず2」にしちゃえ、としても、何だか許されそうな気がする。そんな不思議な響きである。

そんなゆるいさまぁ~ずの調整役(当初の予定)として付けられたのが、テレビ東京アナウンサーの大江麻理子。年末の忙しい最中、たまたまシフトが空いていたこの日に、やたらと大きい妙なサイコロを渡され、ロケの同行を指示されたようである。
この番組が、正統派と目されていた彼女の潜在能力を大いに引き出すとは、伊藤Pもおそらく予想していなかっただろう。

彼らが最初に向かったのは北新宿。新宿に馴染みのない人達は、「新宿」と聞けば真っ先に連想するのが「歌舞伎町」ではないだろうか。
「不夜城」「魔都」などと例えられる歌舞伎町。管理人の頭の中にある新宿のイメージと言えば、大沢在昌の小説「新宿鮫」(光文社)で描かれる新宿である。

【「新宿鮫」で描かれる新宿のイメージ】
暴力沙汰は日常茶飯事で、新宿の交番に勤務する警官は一年耐えられれば大きく成長する。
かつては日本のヤクザが幅をきかせていたが、暴対法が施行されてからは弱体化。南米系の麻薬カルテルが暗躍し、近年は力をつけてきた中国マフィアが台頭。
凶悪化する組織犯罪に対抗すべく、警視庁は組織犯罪対策部を新設。ある警察官僚は、外国人犯罪組織を憎むあまりに一線を越えた。ヤクザと裏で手を組み、外国人犯罪者を追い出して「昔のシンプルな形」に戻そうとする。

そんな新宿歌舞伎町のすぐ近くにある北新宿。同じ「新宿」でありながら、そこは日本のどの地域にでもあるような、ごく普通の住宅街だった。

(続く

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2009年8月 1日 (土)

[モヤさま] マーボー好きを唸らせる中華料理屋 マイクを燃やす -大森③-

最近の記事でいよいよ誤解されているようだが、私は別にマニアではない。好きなものを素直に好きと言っているだけだ。
えっ、充分マニアックだって?

長い長い一本道を抜けた後に発見したのが、小さな家の外壁に付けられたバスケットゴール。それに三人が喰いついたことで、その家の息子が女の子を部屋に連れ込んでいたことが母親にバレてしまった。
さすが家にゴールを付けるだけあってボール捌きは見事なもの。バスケットボール経験者である松本マネージャーがボールを奪おうとするもなす術が無かった。
フリースローに挑戦した大江アナ、相変わらずものすごい独特のフォームで投げるも、2投目で見事に入った(らしい)。しかし青木カメラマンが油断していたのかゴールの瞬間は映らなかった。

建設業の作業着を中心に様々なユニフォームを売っている「丸都ユニフォーム」にて、段ボールの角を片手で鷲掴みにできるほどの優れた握力を持つ軍手を見つけた三人。その品質に惚れ込んで、肉体労働者でもないのに購入した。
あの手の手袋は、私も量販店で商品管理に携わっていた頃にはお世話になった。本当に、長さ180cmほどの細長く重いバランスのとりにくい箱でも、掌にある滑り止めの吸盤に助けられ、しっかりと持ち運ぶことができる。

ただ気をつけなければいけないのは、手袋で底上げされるのは両手の握力であり、決して己の腕力が上がるわけではないことだ。手袋に慣れるうちに、己の肉体そのものを過信してしまい、腕や腰、脚などの関節を故障する人を多く見てきた。
それにゴムなので、汗が染みた時のにおいが非常に不快。かといってむやみに洗えるような素材でもない。

マーボーにこだわりのある大江アナ、前回放送された昼食時にマーボー豆腐弁当を食べたばかりだったが、「マーボー専門店」というのぼりを立てた中華料理屋に強く惹かれた。これを見過ごすわけにはいかないと中に入り、三人ともマーボーラーメンを注文した。
相当に辛そうだったがかなり美味そうだった。私も辛いもの好きなので一度行ってみたい。
中華料理独特の、フライパンから高く燃え上がる炎により、天井すれすれの高さに伸ばした音声スタッフのマイクが焦げるというハプニングが。

日本でもわりとあちこちで食べられるマーボー豆腐だが、日本のそれは本気で辛い四川風から、かつおだし風の味がしてまるで辛くない和風まで幅が広い。私も辛くてこそマーボーだと思っている一人であるが、本格的な四川料理の店に行くと、許容量の限界を越える辛さのものが出てくることも多い。そんな時は温泉たまごなどをトッピングするというまさに日本人的な手段もあるが、四川の人たちからすれば無粋な食べ方であろう。多分。
チェーン店では「陳麻家」がお気に入りだ。関西でも「日本一短い肥後橋商店街」の近くにある。(商店街の中ではない。)
ランチタイムは陳麻飯(マーボー丼)と坦々麺の定食が基本。陳麻飯のキレ味の鋭い辛さに驚き、慌てて坦々麺のスープを飲むと、今度はコクのある辛さに襲われる。辛さの挟み撃ちである。

提灯屋に発注した「テレビ東京 デジタル7チャンネル」の提灯は実に完成度が高かった。テレ東の夏のイベント(無いだろうけど)でそのまま使える品質だ。来年のハワイで「日本文化センター」に寄贈しては如何か。

かつて「執拗かつそのまんまのツッコミ」「西の浜田雅功 東の三村マサカズ」等、そのツッコミの実力が高く評価されていたさまぁ~ず三村。今はすっかり安定してしまい切れ味が鈍ってしまった。それを視聴者に指摘され焦る三村、かつての触れれば切れるような勢いを取り戻そうと、公園で大暴れのツッコミを披露したため、大江アナが足首に打撃を受けた。教室で暴れていた男子小学生が迎える気まずい結末。
…私は今の三村さんの方が好きです。ゆるくていやらしくて、子煩悩で不健康な三村さんが。

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2009年7月29日 (水)

『神さまぁ~ず』DVD第3巻 「クイズ ナイスですね!」

顔の見えぬblogだからこそ言えるが、私はこの「神さまぁ~ず」DVD全5巻で最も面白かったのは、この「クイズ ナイスですね!」だったと思う。

共食い狼が選ぶ「神さまぁ~ず」 BEST3
第一位 クイズ ナイスですね! (第3巻)
第二位 イジリー岡田レコード (第2巻)
第三位 インスタント青木様 (第1巻 特典映像)

この「クイズ ナイスですね!」は、私がまだ思春期を迎えていない頃に一世を風靡した(らしい)伝説の名監督、村西とおるが出題するクイズに答えるというもの。(何の「監督」であるかは言わなくてもお解りいただけよう。)

私はこれを「面白い」と紹介しているわけだが、決して、この回を皆様がご覧になることを強くお勧めしているわけではない。むしろ警告している。
この回は、未成年の方や妊婦の方、潔癖症または過激な性描写を不快に感じる方、自他共に認める紳士の方、皆に愛されて育った淑女の方などは決して見てはいけない。
それでも見たいと覚悟を決めた場合も、ご家族やお友達と一緒に見ることは避け、一人でご覧になることをお勧めする。

村西監督が出題するのはジェスチャークイズや、箱の中身当てクイズなど。
出題者である村西監督の身体の動き、発せられる言葉。それらを分析した上で導き出される解は一つ、それに間違い無いと確信した男性回答者達は、口々にその答を叫んだ。しかしなぜか音声は修正され、不正解のブザーを鳴らされる。
「そんな正解なわけ無えだろ!」
なぜか司会者の大竹に怒られるが、どう考えてもそれ以外に考えられない。悩んだ回答者達は、いささか表現が露骨すぎたかと、いくらかぼかした表現に言い換えてみたようだが、やはり音声は修正された。

骨の髄まで「監督」である村西には、いついかなる時にも、己の大好きな「それ」が目の前に見えているようだ。そして村西にはそれが見えているだけではなく、己の五感を使って触れようとしている。恐るべし。

クイズに正解した回答者には、ご褒美として、女王・手島優にきつい言葉で罵ってもらえる。
普段は女性に恥をかかされるよりも恥をかかせる方が好きなように見える三村、優勝したその瞬間、首にかけてもらえるはずのレイを床に捨てられ、
「口で拾いなよ。」
と命令された。他の回答者達が「まさか…。」と固唾を飲んで見守る中、大してためらいも見せず素直にひざまづき、レイを口で咥えた時の卑屈な笑みはなかなか良かった。過去三回の「インスタント女王様」で卑猥な言葉を言わされた三人のアイドル達は、女王様が仇討ちを果たしたのを見て溜飲を下げたことであろう。

同じ第3巻に収録されている「空想プレイボーイ」は、審査が青木アナに一任されている為、他のプレイヤーがどれだけ頑張っても、えこひいきにより三村の完全勝利。

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2009年7月25日 (土)

[モヤさま] ワコールは大江アナの味方 -大森②-

今日、関西は滝のような大雨だ。

この回の放送があった翌日、当blogのアクセス解析を確認したら、放送終了からわずか2時間くらいで、20~30件も「ワキ汗」で検索してきた人がいた。「何かあったな…。」と思わずにはいられなかった。
なんと昨日だけで、それに関する検索はちょうど40件である。
(有効な検索ワード:「ワキ汗」「腋汗」「ワキ汗パラダイス」「大江アナの仕草」「ワキ汗DVD」「大江ちゃんのワキ汗」
特に最後の輩などは、もはや私を笑かそうとしているとしか思えない。そしてここで晒されることを想定して書いているのではないかとすら勘ぐってしまう。「ちゃん」と付けただけでこんなに変態性が増すとは、という新発見にもなった。

大江アナはこの夏、ワコール社から寄贈されたワキ汗の染みないシャツ(「スゴ衣」という商品らしい)を着て「モヤさま」ロケに臨んでいるそうだ。さすがワコール。女性の味方。言い換えればマニア達の怨敵。パラダイス・ロストである。
そのシャツがどうなっているのかと大江アナの袖口をめくろうとした三村さん、最低です。あれは完全にセクハラです。しかし若干興ふ…いや、だからといって、むしろ、だからこそ許される行為ではありません。

こんなblogを運営している私の立場上、今さらこんなことを訊くのもどうかと思いますが、制作側も視聴者達も、なにをそんなにワキ汗に執着しているのですか。

検索してきた人は、「バラエティ7」枠になってから「モヤさま」を見始めてDVDも持っていない、駒込での一件を全く知らぬ人達なのだろうと推測される。だとすれば、昨日あたりからまたDVDの売れ行きが伸びはじめているのでは。

本編では、総菜屋で買った弁当を冷めないうちに食べたいと焦っていた三人だったが、「ミッキーズハウス」という名のたこ焼き屋が気になり寄り道。できたてのたこ焼きを食べる為に弁当が冷めるのは諦めた。「ミッキー」と言ってもべつに、黒い餡かけがかかったたこ焼きではない。
実はたこ焼きが大好きだったらしい三村、あまりにも大胆に丸ごと口の中に放り込み、焼け付く痛みを耐えながら食べていた。それが彼にとってのたこ焼きの正しい食べ方らしい。
私は結婚していないし子供もいないが、もし我が子がそんな食べ方をしようとしたら、その子のためにどついてでも止める。老人が餅を飲み込むのと同じくらい危険である。

今回、ワキ汗のハプニングはワコール社によって防がれたが、三村のたこ焼きでの火傷に加え、大竹も食事中に奥歯が欠けるという痛ましい事故が発生。二人とも口内に傷を負った。その後の大竹は何をやっても元気が出せず。
…歯が欠けるって洒落にならないのでは。

「ワキ汗」の検索がひと段落ついた後、今度は「サドル」で検索してくる人が7,8件断続的に現れた。
きっとその人たちは、情報収集後 amazon.co.jp あたりに行って発注したことだろう。結局、このDVDのセールスポイントはそこなのか…。

豆知識:
管理人が多用する"…"は、「てん」と入力し漢字変換すると出てくる。また、"さまぁ~ず"の"~"は、「から」と入力し変換すると出てくる。「Shift」+「へ」キーで出てくる" ~ "は、場合によっては文字化けするので避けたほうがいい。

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2009年7月18日 (土)

[モヤさま] UVカットの鉄仮面 -大森①-

 珍しい二階建てローソンと、たくさんの人の顔が埋め込まれた奇妙なオブジェに挟まれてはじまった大森。結局、人の顔のオブジェは何だったのだろう。あれと似たやつは私の母校である小学校の校庭にもあったが、それは確か太平洋戦争の犠牲を訴えるものであり、我々小学生達に反戦の決意と強烈なトラウマをしっかり植え付けていた。あれだから歴史の深い学校は怖い。

「モヤさま」らしい昭和の雰囲気が残る裏路地を歩き、「あとせ」「なを」という不思議な店名の看板を発見し、名前の由来に対し勝手な想像をする三人。
余談だが我が街の裏路地には「ベニス」という名の古いスナックがある。その看板のフォント、とくに濁点が微妙な感じで、そこを通る男子中高生の団体がなぜか(理由は解っているが…)看板を指差し異常なまでに笑う。
そんな光景を目撃するご婦人は、
「嫌な店ね。」
と呟くが、店に罪は無いと思います。

明治や大正、昔のドイツ製の眼鏡など、もはや眼鏡の博物館と化したような老舗の眼鏡屋。その木造の建物もちょっとした文化財のような趣がある。
そこの店主、明治や大正の眼鏡などもはや売れないのが前提の展示品としていたのか、開け閉めできない密封した陳列にしてしまっていた。店主もそれなりに、テレビの収録は時間がシビアだと解っているらしく、バリバリとためらいも無くケースを壊して、珍しい眼鏡をとり出してくれた。眼鏡文化の伝統を守る立場でありながら、替えのきくものは大胆に壊す。その落差が痛快

耳にひっかける部分が無い昔の眼鏡をかけて見せる店主。真ん中の鼻の筋だけで固定する作りなのだが、そんなものが安定するわけもなく、やはりすぐに落ちる。こんなの本当にかつては実用化されていたのか。眼鏡が落ちた時の、店主の「どうだ!?」と言いたげなしたり顔が若干憎たらしい。
あんなものをかけたまま、うっかり麺類など食べようものなら悲惨だ。

夏の日本の風物詩、オバハン方には欠かせないUVカットサンバイザーを装着した三人。常々から、テレビのタブーとされる「間延び」「沈黙」を好んで用いる過激派と目されている三人だが、今回は「顔を隠す」という新しいタブーに踏み込んだ。
実際に付けてみると案外視界良好らしいが、それと向き合う側は、あの人本当に前が見えているのかと不安にさせられる。私はそれを「鉄仮面」と呼んで恐れている。

UVカットサンバイザーを装着し、自転車のハンドルに装着する傘スタンドには日傘を取り付ける。前かごにはエコバッグ。そして後ろの荷台にもまた、紐で括りつけられたもう一つのエコバッグ。これがオバハン達の夏のニュースタンダードだ。
オバハン自身の重量も合わせると自転車の積載容量ギリギリ。坂を勢いよく下ってくるそれは非常に危険である。坂が終わって十字路にさしかかると、解放されていたブレーキが急に絞られ金切り声をあげる。あれには辟易させられる。

次回予告では、たこ焼きを丸ごと頬張った三村が、口の中の焼け付く刺激に苦しんでいた。あまり普段からたこ焼きを食べない人が陥りがちな間違いであるが、それをやると本当に舌をやけどするから。
そういう私も、それと同じ間違いをよくやってしまい、同席した人はしたり顔で、
「お前は大阪人失格や!」
などと言ってくるが、別に良いよ、兵庫県民だし、などと子供のような理屈で返すことにしている。実際、大阪府民と兵庫県民は似て非なるものなのである。ひと括りに「大阪人」などといわれるのはアイデンティティに関わるデリケートな問題にひっかかる。

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2009年7月11日 (土)

[モヤさま] 似顔絵オヤジは健在 -三度目のハワイ お土産プレゼント-

三村に対し「冗談でも『終わりたい』などというべきではない。」と指摘したが、思い出せば私も、「モヤさま」が全国ネット放送化した時に、
「これで念願が叶ったから、もういつ終わっても悔いは無い。
などという発言を何度かしたような気がする。…反省します。

「三度目のハワイ編」最終回は、今まで番組に寄せられたハガキの中から面白いものを抜き出して、ハワイで購入したおみやげを贈るというもの。

実は当管理人も、本名ではなくこの「新大阪ノワール」の管理人、共食い狼の名前でハガキを出したことが一度ある。番組へのご意見募集ということだったので、毎週感想を書いているこのblogのURLを送るのもアリかと思って送ってみたのだ。番組で紹介されることは無い(万一紹介されたらちょっと大変なことになるだろう)と承知で、もしそれを見て、スタッフの一人でも試しに見に来たら面白いかと思ったのだ。

結局、ハガキを送った後には、特にこれといった反応は無かった。まあ、あの時は相当に大量のハガキが送られただろうし、黒ボールペンで文章を書いただけのハガキは誰の目にも止まらなかっただろう。それはそれで良い。あんな奇策はあれきりにして地道に更新しようと思う。

約束通り大量の似顔絵ハガキを送ってきた、三軒茶屋の似顔絵オヤジ。その功績を讃えオバマTシャツがプレゼントされた。
視聴者の方々は、オヤジが本当に着ているだろうかと三軒茶屋まで見に行くのは止めておいた方が良い。私のように罵られるかも知れないから。

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[モヤさま] さまぁ~ず VS イルカ -三度目のハワイ タイアップロケ-

三度目のハワイロケには三つの目的があった。一つ目は、DVDのヒットと全国ネット放送昇格のお礼参り、二つ目は、モヤモヤMAP巡りの完遂。そして三つ目は、ハワイの某有名ホテルに立て篭もったテロリストの逮捕。(注:管理人の勝手な拡大解釈です。念の為。)

私も今回はじめて知ったのだが、実は「さまぁ~ず」の三人は、「24」でその存在が広く知られるようになった米国の国家機関、CTU(テロ対策ユニット)日本支部の捜査官だったそうだ。

某有名ホテルは歴代米国大統領ご用達の最高級ホテルとして知られている。そのホテルのビーチフロントスイートにテロリストが立て篭もったと通報を受けたチームは緊急出動した。メンバーはリーダーの三村、サブリーダーの大竹、そして若手の大江。その後ろに重装備部隊が控えている。

部屋に突入した三人。しかし部屋の中は妙に涼しく、人の気配はまるで無かった。既に逃げたかとも思われたが、物陰に潜んでいる可能性もあるので油断できない。
仕掛けてある罠は実に巧妙だった。窓があまりに透き通っていた為、庭を偵察しようとした偵察隊長の青木が窓ガラスに激突。チームは目を潰された形になった。

その時、テーブルの上に不審な気配を感じ、三人は一斉に銃撃。しかしその正体は珊瑚礁だった。敵の仕掛けた囮にまんまとはまり、彼らが弾を無駄遣いしている間に、敵はベランダからビーチに向かって逃げていった。
途中、疑心暗鬼にかられた大江が、三村に銃を向けるというハプニングが発生。いつ誰が裏切るか解らない極限状態、実践経験が浅い大江の精神は限界に近付いていた。

CTU本部からの情報により、テロの黒幕がイルカであることを突き止めた三人は、敵のアジト「ドルフィン・クエスト」へ向かった。
「武器を捨てろ!両手を頭の上に乗せろ、早く!」
アジトを急襲し、イルカの手先である女達に銃を向けた三人。
「イルカはどこにいる!?言え!言わないと脚を撃ち抜く!」
もはや時間が無い。三村の目を見て本気だと察した女達は、大人しくイルカのいる場所へと案内した。彼女らが持っていた防弾ベストを着込んだ三人は最終決戦の地へと向かう。

イルカと三人の死闘。途中、大江が脚をとられて負傷したものの、三人はイルカを制圧。観念したイルカは水中で仰向けになり、屈服したような態度を見せた。
しかしそれは罠だった。これで決着だと気を緩めた大江に向かってイルカが不意打ち。大江は凶弾に倒れた。
「大江!」

三村隊長は、冷たくなった大江の身体を抱えて言った。
「大江…!お前を危険に晒すような方法でしか奴を止められなかったことを、俺は本当に済まないと思う!」
涙を目に溜めた大竹は、三村を激しくなじった。
「三村!貴方の手段を選ばぬやり方は、常に多くの犠牲がつきまとう!僕は貴方のやり方が理解できない!」
「何ぃ!?」
三村は思わず大竹の胸ぐらを掴んだが、何一つ反論しなかった。仲間を犠牲にすることで確実に救える多くの命と、慎重な方法を選んだ結果として失われるかも知れない数え切れぬほどの命。それを天秤にかけることなど決して楽しいことではない。しかしそれを常に考え判断するのが己の使命なのだ。信頼を寄せていた相棒がそのことを解ってくれなかったのがたまらなく悲しかった。

この時二人の間に生じた大きな亀裂が後に、互いに銃口を向け合う悲劇的な戦いへと発展するのだった。

※管理人は「24」が大好きだ。

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[モヤさま] 「モヤさま」の経済効果 -三度目のハワイ 食事-

モヤモヤMAPに書かれた四角の中に「ア」一文字の正体は、日系人が営むシェーブアイス(かき氷)の店「AOKI」。その隣には、行列ができるほどに大繁盛している、同じく日系人が営むシェーブアイスの店「MATSUMOTO」がある。店のオリジナルTシャツも人気。

行列ができるほどのアイス屋の隣でこじんまりとやっているアイス屋をわざわざMAPに載せるのだから、やはりMAPを作ったコーディネーターは「モヤさま」の趣旨を正確に理解していると評価できる。そう、「モヤさま」はあくまで、カセットテープのB面、カップリング曲に光を当てるのだ。
(カセットテープのB面…。こんな例え、現代の10代の方々にはもはや意味不明であるのかも知れない。時代は流れたのだ。)
きっと今頃、「モヤさま」効果により「AOKI」の人気は急上昇しているだろう。来年の今頃には店が少し大きくなっているかも知れない。

例によって、おやつ的なものを食べた直後に昼食というパターンで立ち寄った、小エビを使った料理を出す屋台。落書きだらけの白い車に「モヤさま」ステッカーを貼って良いかと訊くと快諾されたので、とても目立つところに貼らせてもらった。
こうして予定外の新観光地がまた一つ増えた。これで放送日以後、この車をバックに写真を撮る日本人観光客が急増するであろう。まるで鉄門海上人の切り取ったアレの如き神通力を発揮するはず。

それはそれでとても良いことではある。しかしそれが評判となって妙に期待され、ハワイや日本国内で、「モヤさま」の誘致合戦みたいなものが万が一起こったらどうするか。
気負いも商売根性もなく、ただダラダラとやって、言いたい放題に言えるのが「モヤさま」の持ち味なのである。金儲けの期待が絡めば、「モヤさま」は「モヤさま」でなくなるのではないか。
「モヤさま」は金町のあの時のように、地元住民から「あり得ないよ。」「遂にこの街にも来たか…!」と言われる存在であって欲しい。

外国での長丁場のロケに疲れ、
「早く終わりたいからさっさとシメのコーヒーに行こう。」
などと言ってしまった三村。しかし今回のロケでモヤモヤMAPを回り切ったことを知り、己が悪いタイミングで言ってはいけないことを口にしてしまったことに気づく。
「さっき、早く終わりたいなんて言ってゴメンね。そんなこと言って、本当に終わってしまったら、もう…。」
ため息と共に煙草の煙を吹き出した三村の横顔は、北品川ルノナールにて、
「『モヤさま』終わりますか…。」
と呟いた時のあの表情と同じだった。

そう、例え冗談でも、そんな悲しいことを口にしてはいけないのである。
さまぁ~ずの舎弟であるつぶやきシローは、彼が最も忙しかった時期に調子に乗って、マネージャーに向かい、
「あまりに忙しいから仕事を減らしたいんだよね。
と軽口をたたいたら、その直後、本当に仕事を大きく減らされてしまったという過去がある。
最も彼の場合、比較的緩やかに仕事が減るか一気に減るかの違いだけで、どちらにしろ迎える結末は同じだったということに間違い無いと思うが。

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[モヤさま] 貴方の知らない間に -三度目のハワイ ヌシカンさん-

「モヤさま」がハワイを訪れた時、真っ先に行くべき所は一つ。チャイナタウンの中にあるハワイ出雲大社である。来るたびにお守りの種類が増えていることから、「モヤさま」に出会って以来、観光地としてのハワイ出雲大社の地位は劇的に変わったように見受けられる。

そうして一年ぶりに再会した、ハワイ出雲大社の神主「ヌシカンさん」こと天野大也さん。
「お変わりなさそうで。」
と挨拶すると、
「ハワイの気候と一緒ですよ。」
などと洒落た返事をするようになった。毎日多くの観光客と接するようになり、明らかに話術のレベルが上がっている。
一躍ハワイの人気者となったヌシカンさん、
「去年から、訪れる人たちに『ヌシカンさん』って呼ばれるようになったんですけど一体何のことなのか…。」
…そう言えば、DVD第3巻に収録されている一度目のハワイではまだ、「ヌシカンさん」の名前は出ていなかったか。そりゃあ自分のことだとは気付かんな。
今回、神主さんの呼び名は「ヌシカンさん」から、神主さんの本名に由来する「ダンちゃん」に付け替えられた。田端の写真家「ダン和田」と紛らわしいなどと思ったのは私だけだろうか。

毎年「大」一文字が刻まれたハワイ出雲大社のキャップをくれるヌシカンさんに、今回はモヤさまからお返しとして、下赤塚の刺繍屋の手による「モ」一文字が刻まれた帽子をプレゼント。「モ」帽子を被ったヌシカンさん、驚くほど似合っている。
上機嫌となったヌシカンさん、「モ」の下に書かれた「モヤってるかい?」という文字を見て、
出雲ヤってるかい?って感じで…。」
と呟いた。熟成された大人のジョークである。二年前にハワイ出雲大社キャップを受け取った時の「『大』の字が『大江』マーク」という大江アナの発想と同じだ。

ハワイ出雲大社はこれからも、「モヤさま」を明るく照らす太陽となってくれるだろう。

中野の千円自販機で獲得したバイクのラジコン、青木カメラマンの腕により、多少ふらつきながらもハワイの一本道を疾走する映像を撮ることに成功。
無人で走るバイクを見て、私は「ターミネーター4」の一シーンを思い出した。あの映画には人間の気配を感じると自動で追跡するバイク型のターミネーターが存在するのだ。反乱軍のリーダー、ジョン・コナーは、バイク型のターミネーターをおびき寄せて罠にかけ、ICチップを抜き取って無力化。ただのバイクと化したそれに乗り込み、機械軍の基地に突入する。クライマックスの見せ場の一つである。

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[モヤさま] 「仕方が無い」の精神は日本人の美徳 -三度目のハワイ 日本文化センター-

DVDが売れたら行けると約束されていたものの、訪れるタイミングとしては不意打ちだったハワイ。ヌーサンは既に使ってしまったから、現地でお揃いのビーチサンダルを調達した三度目のハワイ。

思えばDVD第一弾が発売されると決まったあの時は、
「出て早々、千円のワゴンセールにぶちまけられたら悲しいよね。」
などと悲観的な見通しで発売されたものの意外な大ヒット。第二弾はテレビ東京のDVD売り上げ新記録を塗り替えたというのだから、これほどコストパフォーマンスの高い番組はあるまい。

そんなモヤさまが訪れた三度目のハワイ。リゾート地としては世界一メジャーなハワイにおいて、三年がかりでマニアックな新名所を開拓するという、「鉄腕DASH」のDASH村に匹敵するほどの壮大で良質な企画である。

【DASH村】
人気グループTOKIOのメンバーが、山奥の村で文明の利器を使わぬ手作りの農業に取り組むという骨太な企画。私の父親はこの企画を「素晴らしい。」と絶賛、その影響もあり、定年後は家庭菜園をはじめた。私の家は父が作る作物で溢れ、そのせいか今年はゴキブリが多い。
私はゴキブリが大嫌いだ。「絶望」と書いて「ゴキブリ」と読んでいる。二日前も、出勤前のわずかな時間で「絶望」と戦った。

今回はじめて訪れた9番目のモヤモヤスポットは「Japanese Culutural Center of Hawaii」なる博物館。直訳すれば「日本文化センター」。生粋の日本人なら誰もがテレフォンショッピングを思い出す。
ここは、ハワイに骨を埋めることにした日本人達が、後世に伝えたいと思う祖国日本の文化を展示した施設であるという。そこには羽子板や招き猫など、たしかに日本の庶民が愛する文化が残っているのだが、その中になぜかキカイダー(特撮ヒーロー)のポスターも混じっている。
私がそこに展示物を寄贈するのなら、今は動かないセガサターンの本体にしようか、小沢一郎のポスターにしようか迷うところだ。

「日本文化センター」の展示物の中でも最も味わい深いのが、日本の美徳が刻まれた石碑。
「名誉」「責任」「忠義」といった武士道に深く関わるものから、「犠牲」「仕方が無い」などという悲壮感の漂うものもある。
三人は「仕方が無い」をオチのように受け止めていたが、私は「仕方が無い」という考え方こそ、まさしく日本語でしか的確に表現できない日本人独特の美徳であると思う。

そう、侍の国日本には、例え己の意に添わぬことであっても心を鬼にして踏みとどまらなくてはならない時がある。誰かを守る為に。
それは決して諦めではない。覚悟なのだ。

「仕方が無い」の例
・内閣を守る為に造反者達を切り崩す
・売国奴と罵られようとも終戦と早期講話に向けて活動する
・代表が言う限りは「消費税増税なし」を公約として調整
・逃げたレギュラー番組の替わりに人気ドラマの裏番組を担当

まさしく「モヤさま」的に、日本という重箱の隅を突いたような仕上がりの日本文化センター。ハワイの人たちにより一層、日本文化への誤解を深めてもらう為に、三人は税関を通すのも一苦労なとれ高サイコロを寄贈した。今回まだ一回も使わなかったのに…。

このサイコロの効果が出て、きっとこの日本文化センターにも日本人観光客が詰めかけるはずだ。その結果を見る為に、「我々は来年再びここに戻ってくる。」と約束した。
世界一有名なリゾート地であるハワイに、彼らはまた一つ新たな種を撒いたのであった。

この後、三人はカラカウア通りの店へお礼参りに向かった。大江アナ、チャイチーの店で試着したアロハに溺れる。
奇跡を呼ぶ女。

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2009年7月10日 (金)

悪魔 -『神さまぁ~ず』DVD第5巻 「インスタント女王様③」-

(インスタント女王様①レビューはこちら)
(インスタント女王様②レビューはこちら)

あのテレビ東京ですら青ざめるほどの危険な企画、TBS『神さまぁ~ず』の「インスタント女王様」。完結編となる第3回の設定は「お見合い」。

インスタント女王様のゲストプレーヤーは三回とも同じ。一見紳士風なサディスト、バナナマン設楽と、変態むき出しのマゾヒスト、南海キャンディーズ山里。
サディストとしてはずば抜けた実力を持ち、手島優を一躍「女王」に仕立てあげた設楽であるが、第1回、第2回と優勝を逃してしまった。ただならぬ意気込みで迎えた第3回。もともと強い攻撃性を持った設楽が本気になった為に、その責めはシャレにならなかった。

設楽は女を使って、山里にヘリウムガスを吸うように指示した。腹いっぱいにガスを吸わされた山里。さぞかし面白い声になっていただろうが喋ることは許されず。
その後はなんと、タバスコの瓶を山里に渡し、それを一気飲みするように強要した。山里に拒否権は無く、覚悟を決めて一口呑みこむもすぐにリタイア。水を飲まなければ危険なところだが、水の替りに渡されたのはヘリウムガス。

その後、山里は上半身を裸にさせられ、身体に落書きをされるという意味不明かつ屈辱的な仕打ちを受けた。普段の山里なら決して悪くない責められ方かもしれないが、タバスコの衝撃で楽しんでいる余裕も無く、体中から滝のように汗が流れた。マジックの落書きも汗で見事にはじかれてしまう。
ほとんどドクターストップが入ったような形で、ペットボトルの水を与えられた山里。
「山ちゃん、なに水飲んでんの?なんでビチョビチョになってんの?」
限界を越えた山里を見下ろして、犯人はまるで他人事のような顔で冷たく言い放ち、そして去って行った。山里には、設楽に対する本気の憎悪が残ったという。

設楽は山里のマゾヒズムを過信していた。アメとムチを使い分けられずムチばかりを与えてしまい、山里が悦びを感じられるだけの余裕を無くしてしまったのだ。
せめて最後には追い討ちをかけるような罵声を浴びせるのではなく、猫なで声で、
「ごめんね~、辛かったでしょう?本当にごめんね、許してね。」
と言いながら強く抱きしめてやればよかった。最後の最後にご褒美を与えてやるのだ。
激しく責め立てて心をさんざんに掻き乱した挙句に、偽りの優しさを与えて心を一気に溶かす。この二段構えの「責め」で完全に堕とせたはずだ。ただし女が嫌がるだろうな。

例によって番組の趣旨から外れ、獲物である男達ではなく操作対象の女に恥をかかせようとする三村。今回も卑猥な言葉を言わせ、男の目の前でブリッジをさせるという羞恥プレイを行った。
三村さん、どう責任をとるつもりですか。

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2009年7月 9日 (木)

[モヤさま] 「ハワイ編」は日ハ友好の大きな絵を描ける

 改めて言うが、やはりハワイの「モヤモヤMAP」を作成した現地コーディネーターの着眼点は優れていると思う。ハワイ出雲大社や日本文化センター等、今まで日本のテレビが気付きもしなかった珍スポットに光を当てた。日本人達は南の島に根ざしているかなり濃厚な日本文化を見て、格段に親近感が強くなったに違いない。

しかも、三人が何の変哲も無い店を訪ね、現地人と触れ合うことで、思わぬ観光スポットが次々と開拓されている。繰り返し彼らが訪れることで、思わぬところから観光地としてのハワイが育ってきているような気がする。
もしかするとこれは、かつて「ヨン様ブーム」により韓国人達の日本に対する感情がいくらか友好的になったのと同じように、「モヤさま」は日本とハワイとの間に新たな友好のパイプを築いていけるかも知れない。
もし、あのMAPを作った現地コーディネーターにまだ引き出しがあるのなら、来年の為に追加発注することをお勧めする。

北海道編は今一つふるわなかったようだが、やりようによっては、東京23区以外の地方に再び進出するのもアリなのではないかと思う。
一か八か、試しに関西に来てみてはどうでしょう。京都とか神戸とかいう洒落たところではなく、大阪と神戸に挟まれた阪神地域とかお勧めです。阪急線で小枝のように分かれている単線のあたりをブラブラするとか。(完全に管理人の地元だが。)
最も、いくら「モヤさま」といえど本当に何も見つけられまい。

話はやや脱線したが、この「ハワイ編」のような手法は、後からじわじわと効いてくるような経済効果を秘めていたのだと思う。偶然そうなったからこそ、二匹目のドジョウを狙うのは難しく危険かも知れないのだが、悪ノリをやりきったらそこそこに成功しました、という感じの成功がテレ東の持ち味(例:「ゴッドタン」DVD、美女木ジャンクション等)だと思うので、こういった形でこれからも飛躍していって欲しい。そうやって利益出して株主に還元してくれ。

「ニュース新書」公式サイトの動画で言っていたが、大江アナは「夏祭り にっぽんの歌」の生放送後、会社に残って眠らず、そのまま「週刊ニュース新書」に出演したらしい。やはりそうだったのか。
しかも翌日は「田舎に泊まろうスペシャル」と三日連続の生放送。そのわりに疲れた感じに見えなかったのは大したものだ。本当にお疲れ様でした。
それに引き換え私は、不況のせいで会社に行っても大して仕事は無く、余ったエネルギーをこんなblogに費やしているような日々を送っている。30にもなってこんなことをしていて良いのか。このままでは会社も人員削減は不可避。今のうちに次の一手を考えておかなければ。

久しく、世の中の役に立っている、誰かの為になっていると実感できるような仕事をしていないような気がする。世の中を良くする為に、何か一つでも変えられると実感できる仕事がしたい。
かといって政治家を目指す気はさすがに無いが。いっそ物書きを目指すか。(しないけど。)

「3度目のハワイ」編レビューは7/10(金)深夜から一気に書く予定。11日(土)13時くらいには書きあがっていると思います。

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2009年7月 8日 (水)

屈辱と復讐の挽歌 -『神さまぁ~ず』DVD第3巻 「インスタント女王様②」-

(「インスタント女王様①」のレビューはこちら

小娘に弄ばれる男達は屈辱感に震え、大先輩達に恥をかかせる女は恐怖感に震える。黒幕は己の手を汚さず、高みの見物で嘲う。これは究極の「責め」である。

関西圏では放送されていなかった『神さまぁ~ず』。私は家電量販店で偶然DVD第1巻を目にするまで、その番組の存在自体知らなかったわけだが、同番組の中でも最も人気だった企画「インスタント女王様」はまさに業界騒然だったらしい。特に、第1回で最も活躍した手嶋優は、その後各局で引っ張りだことなり、番組に出るたび、「神さまぁ~ず」で見せた容赦無い責めっぷりを要求されたという。ただし、本人はもともとサディストではないので、バナナマン設楽の指令無しにはやりようが無かったとか。

そんな「インスタント女王様」の第2回が、先月発売された「神さまぁ~ず」第3巻に収録されているので、購入して見てみた。すると、そこで思いがけない女性の姿を見たのである。
玲奈…。まさか、本当に玲奈なのか。」

【玲奈】
兵庫県出身のグラビアアイドル。三年ほど前だったか、関西ローカルのバラエティ番組「ジャイケルマクソン」に、多忙となったほしのあきの代役として準レギュラーに抜擢された。
本人も努力していたと思うのだが、番組は彼女を今一つ活かしきれず、「ほしのあきの代役」の域を出ないまま一年ほどで降板。その後は姿を見なくなった。
爽やかな笑顔とは裏腹に気が短いらしい。その点、手嶋優とは違い真性のサディスト気質であると言えるかも知れない。

玲奈を操ったのは南海キャンディーズ山里。三年ぶりに見た玲奈、爽やかな笑顔は今も変わらないかと思ったが、番組の趣旨をわきまえているのか、口元や目の奥に攻撃的な雰囲気がかすかに感じられた。

玲奈は特別審査員として出演していた、往年の人気番組「風雲!たけし城」の谷隊長こと谷隼人に迫った。
「谷さん、私、『たけし城』の谷隊長の大ファンなんですよ。谷隊長の『よくぞ生き残った我が精鋭達よ!』っていう決め台詞、やってみせて下さいよぉ。」
これを聞いた私は「嘘つけ。」と思った。もちろんこの台詞は山里が言わせているのだが、玲奈は「風雲!たけし城」を知っている世代ではあるまい。今年30の管理人でギリギリ知っているくらいなのだから。
懐かしいなあ、たけし城…。途中、たけしがフライデー事件で逮捕されて、たけしの着ぐるみが代役で出てたなぁ。

【フライデー事件】
ビートたけしが、自分の愛人に対するフライデー編集部のいきすぎた取材に怒り、たけし軍団を率いて講談社のフライデー編集部を襲撃した事件。
この時、たけし率いる本隊は階段を上って進軍。消極的だったそのまんま東(東国原英夫)は一人遅れて出撃、エレベーターに乗って編集部に行ったらまさかの一番槍。さすがは韋駄天そのまんま東。

その気になった谷隊長、若い頃を思い出して血が湧き、「行けー!」と力強く檄を飛ばした。しかし玲奈はおもむろに床に寝転がりうたた寝をした。
おだてられて照れ、ほのかに顔を赤らめた谷隊長、まんまと恥をかかされ真っ赤になった。そういう番組だって解っていたはずなのに、女の甘い誘惑と昔の栄光に酔い、判断が鈍ってしまったか。

このコーナー、アイドルを使って男達に屈辱を味わわせるのが趣旨であるが、女性の恥じらう姿が大好きな三村は、指令を与える体を装い、アイドルに恥ずかしい言葉を言わせようとして拒否された。
三村さん、あんたも娘を持つ父親なのだから…。

「インスタント女王様③」のレビューはこちら

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2009年7月 6日 (月)

[モヤさま] 青江二奈さんに捧げるブルース -見沼台親水公園-

日暮里舎人ライナー最後の駅は、埼玉県の目の前、「見沼台親水公園駅」。埼玉県の前でぷっつりと分断されたかのように線路が切れている。今後は埼玉に進出するのかとも見えるが、都営なのでその時は、どこまでが東京の管理でどこからが埼玉の管理になるのかでややこしくなりそう。

ここでシメの喫茶店として使われたのが、カラオケ喫茶「ワソステップ グラソプリ」
…解ってる。本当は「ワンステップ グランプリ」と書きたかったってことぐらい、英語の苦手な私でも解る。でも看板に書いてあるんだから仕方ないじゃない。ゼンリンとかの地図を作製する業者は、こういうのはあくまで表札や看板通りにしなければいけないらしいから、きっと公式な地図にも「ワソステップ グラソプリ」って書いてあると思うよ。

せっかくのカラオケ喫茶なのだから一曲歌おうという流れになった。歌うのはもちろん、お笑いトリオ「さまぁ~ず」の歌担当、大江麻理子。アナウンサーとして毎年「夏祭り にっぽんの歌」の司会を務めている彼女は、演歌・歌謡曲に造詣が深い。特に好きなのはテレサ・テン。

大江アナが歌ったのは、舎人ライナーゆかりの歌手青江二奈さんにちなんで、青江三奈の代表作「伊勢佐木町ブルース」。
この曲、イントロで発せられる「アァ…、アァ…。」という悩ましい声が有名であるが、色気を出すのが恥ずかしいらしい大江アナ、「ホゥ、ホゥ」と勝手にアレンジして誤魔化す。それを聞いた三村と大竹は露骨にがっかりする。

「もっと『ア~ン』と言いなさい。」
と三村が指示するもイントロは終わってしまった。そしてはじまる歌。素晴らしい歌声である。(これ以上の説明は必要あるまい。)
別に無理やりフォローするわけではないが、やたらと上手く歌う人より、音痴な人のほうが可愛げがあると思う。私はこの歌声を聴いて、
「ああ、『モヤさま』放送再開して欲しいなぁ…。」
と、なぜか郷愁にも似た気持ちを抱いたのを覚えている。

そんな日暮里舎人ライナーSP。裏で某人気ドラマが視聴率20%を越えていたにも関わらず善戦し、何と鉛筆生産のシーンでは10%に手が届いたという。(蛇足だが、某人気ドラマは前評判を大きく外し、回を重ねるごとに著しく低迷したという話を聞いた。)
敵わないまでも一矢報いた「モヤさま」。この回の視聴率は、普段この枠で放送されているレギュラー番組「お茶の間の真実」の平均視聴率を越えてしまい、その後すぐに「お茶の間の真実」は打ち切られてしまった。新たにその枠に収まったのは、「モヤさま」と同じく伊藤Pが手掛ける「やりすぎコージー」。

深夜で非常に根強いファンを持っていた(管理人もかつてはその一人だった)「やりすぎコージー」。当然の如くゴールデン昇格には既存のファンの猛烈な反発があったが、「モヤさま」の健闘により、この激戦区にこそ、テレビ東京が掘り起こせる潜在的な需要があると証明された。「ゴールデンに移っても基本スタンスは変えない。」と伊藤Pは宣言、ゴールデン昇格は現実のものとなった。

では、ゴールデンに昇格しても、本当に「やりすぎコージー」は変わらなかったか。そんなはずは無かった。私は昇格後、2回ほど見ただけで一切見なくなった。
最近の社長の定例会見でも、「やりすぎコージー」は思うように視聴率が伸びないと発表されていた。さもあろう。

テレビ東京が「新たな鉱脈」を失いたくないなら、間違っても「モヤさま」のレギュラー放送をゴールデンに昇格しないで欲しい。
最もそんなのは百も承知で、テレ東の編成は「バラエティ7」の枠に入れ、深夜放送のまま全国ネット放送化したのだろう。この位置にずっと居座り続けていて欲しいものである。

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2009年7月 5日 (日)

[モヤさま] 「トレたま」でも見られぬ珍商品 -西新井大師西-

初夏の強い西日が射し込む時間になって訪れた、日暮里舎人ライナー二つ目の駅は「西新井大師西駅」。その西口側の商店街で、三人はお馴染み千円自販機に遭遇。珍しく表通りに設置されていた。(さっき「設置」と変換しようとしたら「接地」のほうが先に出たのはどういうことでしょう。)
ここで出た商品が実に秀逸。無駄の無い優れた構成であった。

切り込み隊長三村が出したのが、何と「モヤさま」DVD Vol.1。他ならぬ出演者自身が当ててどうする。あまりの宣伝効果の高さに「千円自販機ヤラセ疑惑」が浮上したほどの素晴らしいタイミングであった。
定価2,900円のDVDが1,000円で出てきた。確かに当たりであるが、基本的に千円自販機をやる人は「モヤさま」ファンではないかと思うので、やる人はたいてい持っているのでは。

珍ブランドを当てる率の高い大竹が当てたのは、やはり珍ブランド「DESTINY」の缶詰。缶詰て。
これは「モヤさま」の千円自販機史上最も衝撃の強い商品であったと思う。缶の中に入っているのは何とアコヤ貝。真珠が原石の状態で入っているのである。それを取り出し、缶と一緒に箱の中に入っていたネックレスにはめ込むという代物である。
ドブみたいな色の水に浸かった貝から真珠を取り出してネックレスにはめ、それを首にかけた大江アナ。それを付けて「WBS」に出演すると約束した。
しかしこの「DESTINY」のネックレス、「WBS」に出るのならいっそ、これを生産している会社に前田アナか松丸アナを派遣して取材してきたらどうか。そう、「トレンドたまご」で取り上げるのだ。トレンドにはなり得ないけどな。

そして大江アナが当てたのは、これからの暑い季節には最適な、太陽電池で動くファンが付いた帽子。日射病を防げる上に涼風を受けることができる。しかも太陽光発電。とってもエコロジー…なわけがない。世の中の役に立たぬものを生産するのはそれだけで環境破壊である。

この後、老舗の玩具屋で見つけたのが、ものすごくリアルなカブトムシ型のリュック。普通は角や殻の表面だけリアルに作っていれば上出来だが、これは裏面、つまり腹や脚の感じまでものすごくリアルに作られている。ただし荷物を入れられるスペースは小さすぎて、リュックとしての機能はとても低い。
カブトムシのリュックが気に入った三村、息子へのお土産として購入。試しに大江アナに背負わせてみた。
どうしてこの人、こういうの身につけると妙に似合うんだろうね。

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[モヤさま] 地元民が証言「舎人ライナーは揺れる」 -赤土小学校前-

これを編集しながら見ていたのだが、意外と面白いじゃないか、「田舎に泊まろうスペシャル」。浪花節は苦手だが(関西人なのに)、山本高広の振り回されっぷりは面白かった。次回の放送も見ようかな。
大江さん、三日連続の生放送お疲れ様です。

舎人ライナー沿線最初の駅は「赤土小学校前駅」。SHOW君に、
「バス停みたいな名前の駅」
とツッコまれていたが、まさしくバスの替りとして造られたのである。

「モヤさま」の原点、北新宿と似た雰囲気だという駅前の風景。この街は、知る人ぞ知る大物歌手、青江二奈さんが活動拠点にしている。ものまね歌手なのか、たまたま似た名前だったのかは定かではない。

当時はまだ開通してから間も無い舎人ライナーに、地元民は乗ったことがあるのか。三人は、地元の雑貨屋の婆さんに話を聞くと、実際に乗ってきたという。では乗り心地はどうなのか。
「あのねえ、日暮里駅のはじめは曲がり角があってグラグラッと揺れます。私は恐いわね。それに運転手がいなくて無人で動いているからね。しかも高いところにあるし、みんな恐いって言ってますね。

果たして、この婆さんの言っていることは本当なのか。この年の夏、私は東京へ旅行に行った際に、宿泊地からは結構遠い日暮里までわざわざ足を伸ばし、ただ乗るだけが目的で日暮里舎人ライナーに乗ってみた。そして、婆さんの説明が非常に的確であったことを知ったのである。

舎人ライナーは高架の上を走っている。窓の外から見える景色はひたすら住宅街だが、斜め下を見ると車が走っているのが見える。そしてその高さに恐くなる。柵すら無いのだから。
日暮里駅を発車してすぐのところでずいぶん急なカーブがあり、実に激しく揺れる。うたた寝していた人も飛び起きるほどに揺れる。揺れるとあらかじめ知っていたはずが「あれ、ちょっと、もしかして…。」と思わされるくらい揺れる。

そして本当に運転手も車掌もおらず、全くの無人運転。駆け込み乗車は絶対にしてはいけない。
例えば関西であれば、私鉄の阪急電車は、駆け込んでくる人がいれば大抵の場合、閉めずに待ってくれる。対して大阪市営地下鉄はダイヤが密に詰まっている事情もあり、人を挟むギリギリのタイミングできっちりと閉める。開けざるを得ないような無理な駆け込み乗車をしようものなら、駆けつけてきた駅員にこっぴどく叱責される。現に叱責されているところを何度か目撃した。
(誤解の無いように付けくわえておくが、別に大阪市営地下鉄を批判しているわけではない。彼らは乗客の安全と正確なダイヤを守る為に真剣なのである。私はその点においては、優しい阪急よりも厳格な地下鉄の方が好きだ。)

前述の二つは、どちらも生身の人間である車掌の判断で行っているものだ。では日暮里舎人ライナーはどうか。無人であるのだから、扉が開いてから何秒後に閉める、という風にセットされているのだろう。無理に駆け込み乗車などしようものなら大変だ。きっと緊急の安全装置は、明らかに何かが挟まったと検出されない限り作動しないと思うよ。 最悪、身体の半分がはさまって外にはみ出た格好で動きだしたりしたらシャレにならない。

この街の裏路地にあった鉛筆工場で、後に「モヤさま」の名物となる「モヤさま鉛筆」が生産された。この時のキーワードクイズ、合言葉は5文字で「のまのまの」。ただし最後の5文字目はこの放送の中では発表されず、この日の昼に先に放送されていたらしい番宣用のミニ番組で発表されていたらしい。
そんなもん、本編しか放送されなかった関東圏以外の地域の視聴者には当てようが無いやないか!

私はてっきり、本当は4文字なのを5文字として、あとの1文字に何を入れますか、という大喜利的な趣向なのだと思っていた。しかし私は、こういったお題で面白い答を思いつく才能は無く、単純に「のまのま」と書いて「4文字ですよね。」と真面目かつ全く面白くないコメントを添えた。
ただしその後に、「関西での放送再開とDVDのシリーズ化を祈って応援し続けます。」と再開を望むコメントを書いておいた。どうやら関西圏でも懸賞の応募は多かったようで、その効果か秋には「モヤさま」が放送再開、翌年春には全国放送化された。声は届いたのである。
「モヤさま」の放送再開が無ければ、こんなblogなど、やや右寄りの若造が吠えているだけの思想的なblogになり果てていただろう。

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[モヤさま] DVDの宣伝番組だから -日暮里舎人ライナーSP-

余談:ゆうべ一晩中、絶望(ゴキブリ)と戦った。

足かけ三年、本日放送された三度目のハワイSPで、遂にモヤモヤMAPは制覇された。
DVDの売れ行きは絶好調で、局の取締役ですらその功績を認めている。今が最も良い時でありながら、三村はこの回でふと、番組が終わる時のことを思ったようだ。
「さっき、(疲れたから)早く終わりたいなんて言っちゃったけど、本当に終わっちゃったとしたらもう…。」
三村がそう言っていた時、私も同じことを考えていた。そう、ちょっとした軽口一つで本当に失ってしまうものもある。「言霊」という概念にも一種の真理があると思う時がある。

このblogでは何度か触れたが、去年の春が過ぎようとする頃、私が油断してしばらくの間「モヤさま」を見ていなかったら、いつの間にか関西でいったん打ち切られていたことがあった。なんとDVD第一弾が発売された直後である。在阪準キー局の恐ろしさを見せつけられた。

そんな打ち切り中のある日。今からちょうど一年ほど前に放送されたこの「日暮里舎人ライナーSP」。例によって、フジの人気ドラマ第一回の裏の枠で、レギュラー番組が逃げた穴を埋める為に放送された。きっとこの回は、その2カ月ほど前に発売されたDVD第一弾の宣伝番組という趣旨だったのだろう。うまいこと千円自販機から出てきたし。
今回は、ハワイのモヤモヤMAP制覇記念および、「モヤさま」が打ち切られませんようにとの祈りを込めて、特別に「日暮里舎人ライナーSP」のレビューを書こうと思う。

日暮里舎人ライナー。2008年3月に開通した都営のモノレール。ずいぶん地味なところを走っているとツッコまれていたが、車の交通量がとてつもなく多い都内で、バスに替って時間通りに運行できる交通機関が必要だ、ということで造られたものらしい。

日暮里舎人ライナー赤土小学校駅の前からはじまった、関西では久しぶりの「モヤさま」。今回はアドバルーン等の大道具も無く、普通に深夜のレギュラー回をそのままゴールデンで流したかのような静かなオープニング。
普段「アド街」や「WBS」を見ていなかった関西の視聴者達は、このオープニングで今さらのように呟いたという。
「あれ、大江さん髪切った?」
と。

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2009年7月 4日 (土)

[モヤさま] 東洋人の盗人 -一度目のハワイ③-

ハワイ編第2回の放送は、合計10ヶ所もある「モヤモヤMAP」を2カ所訪れただけで中断し、普段の「モヤさま」らしく街をブラブラする行き当たりばったりの進行でいくことにした。
アロハシャツを売る店で中国人の女性店員に怪しい日本語(業界用語?)を教える、とれ高サイコロの指令により現地女性とダンスを踊る、顔中がピアスと刺青だらけの男性に出くわすなどそれなりに面白かったが、小粒と言えば小粒。

この日、アイススケートの初体験に加え、実弾射撃の初体験も果たした大江アナ。「ヤりたがり大江アナ」などという嫌な感じの二つ名はこの時に付けられた。
銃の使い方を案内する日本人インストラクターは、カメラを前にして明らかに緊張しており、拳銃を持つ右手が震えている。大丈夫かよ。

先生「こちらが拳銃です。まず握り方です。銃は左手で持ちます。」
大江「それ右手…。」
先生「はぁァん…。」

間違えたのは手ではなく説明の方らしい。

先に三村と大竹が挑戦。わりと躊躇なく引き金を引いたものの、発射の轟音と衝撃が想像を遥かに超えており、やりたいと言い出した大江アナは怖気づく。
相当に頼りないイメージトレーニングの後、引き下がらずやる決意を固めた大江アナ。引き金を引いた後は腰が砕けてしまい、髪は冷や汗で濡れていた。(私は実弾射撃などやったことは無いが、この放送を見て絶対にやるまいと思った。)
「この衝撃はスケートどころではなかった。」
と語る大江アナ。やはり彼女に人殺しの道具は似合わない、などという言葉で締めくくろうとしたが、薄ら寒いので止めておこう。

ハワイ二日目となる第3回、第4回の放送は、日本にいる人達へのお土産を買うというものだったが、視聴率が悪かったせいでDVD Vol.3には収録されず。一年後、Vol.4,5の初回特典ディスク(Vol. 3.5)として収録された。
ただし特典映像として、店で大竹が「FBI」と書かれたTシャツを手に取っているまさにその時、その後ろを盗人が逃げて行って、三人も現地人と一緒に追いかけた一連のハプニングは収録されている。
決して平和な話ではないが、逃げていく盗人を住民たちが追いかけていくという光景は妙に懐かしい(管理人は小学生の頃、地元で一度だけ出くわしたことがある)。犯罪が凶悪化、巧妙化した現代日本では滅多に聞かなくなった。

この映像の面白いのは、よく見ると、いいかげん腰の曲がった婆さんまでもが、力を振り絞って必至に走って追いかけているところだ。あんたが行ってもどうにもならんだろうと思うのだが、目の前で起こっている以上は参加せずにいられないのか。
犯人は黒い服を着た東洋人風の男。その後捕まったらしい。
構成作家のかつら氏が「どうかしている」と太鼓判を押す「モヤさま」スタッフは、この盗人が逃げるシーンをスローで逆再生し、SHOW君のナレーションで、
「悪そうな人には見えないけどなあ。」
などとコメントを入れていた。

かつら氏はSHOW君のコメントを聞いて「どうかしている」と絶賛したのだろうが、私はそっちよりも、このシーンのバックで流れていた、日暮れの砂浜に似合いそうなムーディーなハワイアン音楽のほうが気になった。逃げる盗人のバックにサックスフォンの甘い音色が。
さすが「モヤさま」。スタッフが一丸となって、悪趣味な演出に命を懸けている。

DVD Vol. 3.5 収録、ハワイ編二日目のレビューはこちら

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[モヤさま] ヌシカンさんの心意気 -一度目のハワイ②-

モヤモヤMAPの2つ目のスポット、そこに描かれているのはどうみても神社の鳥居だった。
確かにそれは神社だった。それも決して米国西海岸の日本人村とかにあるうそ臭いやつ(実際に見てきた)ではなく、100年を越える歴史を持つ由緒正しき出雲大社の分社、「ハワイ出雲大社」である。
さすが正当な出雲大社だけあって、建物も日本の伝統的な神社の造りそのものである。ただしそれはチャイナタウンの中にある。東アジアとして大雑把に括られてしまった。寺ならば中国から伝来した仏教であるからまだ良いとして、日本神道なのに…。

この回が番組の存続を大きく揺るがすことになるとは思いもよらず、ハワイの神様に番組存続を祈る三人。もしかして、番組を浮上させた駒込のあの騒動は、ハワイの神様が吹かせた神風だったのだろうか。そう考えるならば、たとえ通常の回とはケタ違いの製作費を払ったとしても、毎年この時期にハワイへお礼参りに行くのは欠かせないだろう。

お参り後に社務所を訪ねた三人。ここで登場したのが、「モヤさま」の陰の功労者でありハワイの名物男となった、「ヌシカンさん」こと天野大也さん。神主に相応しい良い名前である。
ハワイ出雲大社で売っているお守りは、ちゃんと島根の出雲大社でお祈りされた上でハワイに輸出されているらしい。ハワイ出雲大社と刻まれたお守りを気に入った三人は、総額90ドルもの大量のお守りを購入。取材に来てくれた上に、お守りを気に入って大量に買ってくれたことに感激したらしいヌシカンさんは、ハワイ出雲大社100周年記念パンフレット(定価25ドル)を気前よく譲ってくれた。

しかしヌシカンさんの「モヤさま」に対する想いは、彼らが去った後にも溢れだして止まらず、気がつくとヌシカンさんは、帽子の束を掴んで社務所を飛び出していた。まだ間に合うかも知れない。
一行が車に乗り込もうとしていたところをギリギリ間に合ったヌシカンさん、スタッフ全員に、「大」一文字が刻まれた「ハワイ出雲大社キャップ」をくれた。
千円自販機で出た新品なのに壊れかけのラジオをアナウンサー室で使うなど、「モヤさま」で獲得した物を実際に活用している大江アナ。このハワイ出雲大社のサンバイザーもまた、
「『大』の文字が『大江』マークみたいで良い。」
と、日本に帰ってからもたびたび使っていたらしい。ヌシカンさんもさぞかし喜んだであろう。

(続く)

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[モヤさま] 棒 VS 大江 -一度目のハワイ①-

三度目のハワイの回を取り上げる前に、ここでいったん、DVD Vol.3に収録された1回目のハワイ編を振り返ろうかと思う。

三村の「いっそハワイでも行っちゃう?」という冗談を間に受けた形ですぐに実現したハワイ。こんな悪ノリが面白いでしょ、とテレ東らしい無茶をしてみたら、当時の最低視聴率を記録するというシャレにならないオチがついたハワイ。ただし、結果的にこのハワイ編は、「モヤさま」が隠れた人気番組となる為の投資だったと言うこともできる。

「ビーチ抜きのハワイ」。ただの旅番組にはせず、あくまでハワイのモヤモヤを追求するというルールは守った上での放送である。もしルールをあえて破り、「モヤさま」らしさは維持しつつも普通にハワイらしいスポットを取り上げていたら、もっと視聴率が低かった可能性が高いと思うし、番組は予定通り1クールで終わっていたかも知れない。

ハワイロケを行うにあたって用意されたのは、現地コーディネーターによって作成された「モヤモヤMAP」。私が思うに、このMAPは「モヤさま」のツボを押さえた秀逸な出来だと思う。これを活用して進行した1回目は本当にマニアックで面白かった。2回目で早々にMAPを破棄してしまったのが低視聴率の要因だと思う。

ハワイのモヤモヤスポットの1つ目は、ドーム型の人工アイススケート場。ハワイにアイススケート場があるなんて知っている日本人はほとんどいなかったのではないか。ハワイ旅行の時に行くかどうかは別にして相当なレア情報である。
ここで活躍したのが、お笑いトリオ「さまぁ~ず」の歌 兼 ボケ担当(ツッコミではない)である大江麻理子(*)。なんと人生初のアイススケートである。南国のハワイでアイススケートを初体験した日本人は、もしかしたら彼女が初かも知れない。

大江アナの凄いのは、補助器具を使ってもまともに立つことすらできず、補助器具に巻き込まれるようにして空周りしてしまっている。見ていると、腰に無駄な力が入っている→転ぶのを防ごうとして補助器具を掴んだ腕に体重をかける→補助器具がバランスを乱し傾く→補助器具が回転するという感じになっている。
補助器具の片方の脚に、自分の両脚を挟むような格好になってしまった大江アナに、「棒 VS 大江」などという意味不明な字幕が添えられた。補助してもらうはずの器具と対決してどうする。

私が思うに、バラエティ担当としての大江アナのキャラクターはこの回で確立した気がする。視聴者達は彼女を「面白い人」として認識し、それ以降、彼女がたびたび不思議な言動をしてもたいていのことでは驚かなくなった。

(続く)

※ 東中野の回で訪れたスナックにて、さまぁ~ずを知らなかった店主は、大江アナも含めた三人で「さまぁ~ず」というトリオなのだと勘違いした。
それを聞いた三村と大竹は図に乗って、
「彼女はボケと歌の担当で、さまぁ~ずは彼女の人気でもっているようなものですよ。」
などと大嘘を教えた。

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2009年6月27日 (土)

[モヤさま] 既に行ったのか、三度目のハワイ。

管理人はテレビ東京株を100株持っている(下がっていたので買い増して単元株にした)。日経平均が一時1万円に届いたかというところなのに、テレビ東京株はジリジリと下がり続けており、今は3,000円を切っている。
そんな中、6/26(金)は珍しく、一気に110円も上がっていた。ここ最近下がっていた分の買い戻しというだけかもしれないが、何か買い材料があったのか。

そう思いながら、その前日に放送された「モヤさま」を見ていると、予告で三度目のハワイに行ったことが伝えられた。まさかこれが買い材料に…ってそんなわけはないか。(逆に売り材料になりかねないかも。)

大江アナが「色々とでかけていた」と「出没!日記」に書いていたが、まさかその中にハワイが含まれていたとは思わなかった。どうやら今回で「モヤモヤマップ」は全て回り切ったらしい。ならば四度目のハワイはもう無いのか。

7月5日(日)のハワイスペシャルは関西でも放送されるようだ(テレビ情報誌に載っていた)。ようやく全国区の放送番組として認められたか。贅沢を言うなら、ついでに二度目のハワイを全国区で再放送してくれると嬉しいのだが。
最低視聴率を記録した一回目のハワイ、もう一度見てみよう。

テレビ東京の株主総会の議事録を見ていると、なかなか突っ込んだ興味深い質問が出ていた。今後機会があれば、ああいった場に一度出席してみたい。

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[モヤさま] エロスとバイオレンス -千歳烏山③-

娘御のご活躍をテレビで見守ってらっしゃる母君は、先週の予告と新聞のテレビ欄を見て、
「まさか、そんなわけない。」
と思いながらもご心配なされたのではないだろうか。

全国のマニア達の期待と局地的な心配が交錯する中で出た「とれ高サイコロ」の不思議な出目。
「エアー野球拳で盛り上がれ!」
なるほど、現代には「エアー」という概念が通用する。そんな手段を使うとは予想できなかった。さすが「モヤさま」スタッフ。作り手と視聴者の想像力をもって成立するエロスを追求している。
アホやな、こいつら…。(関西では褒め言葉です。)

そうして行われた、三村 対 大江アナのエアー野球拳対決。妙にテンションの上がった三村は三連勝という恐るべき強さを見せつけ、
「じゃあ靴を脱ぎます。」
「靴はダメだよ!」
とリアルな駆け引きをする。服を脱ぐふりをする大江アナ、その仕草に全く色気を出そうとしないころが彼女らしいというべきか。
三村と大竹の想像の中では、上半身が下着のみの姿になってしまった大江アナ。三村さん、本気やな…。あと大竹さんの「けっこう(中略)だね。」発言はアウトです。

人類と自我を持ったロボットとの戦争が描かれた、新ターミネーター三部作の第一作目「ターミネーター4」が話題になっている中、SHOW君よりも格段に滑らかな発音で喋るロボットと出会った三人。どうやらそこはロボット工場らしい。
まさかそこは、現実世界の「スカイネット」なのか。

ロボットを製造している有限会社「マイテク」。そこは、人間に替って労働を行うようなロボットではなく、人を楽しませることに特化したロボットを扱っているようである。イベントの案内やショー等の用途でレンタルも行っている。

「マイテク」のロボットは、見た目はメタルの骨格むき出し、駆動音の鳴るカクカクした動きでいかにもなロボットだが、セリフは人間の肉声そのままで、実に人間くさい。ただし録音された通りにしか喋れない。爺さんロボットと孫娘ロボットとの掛け合いは微妙な時間のズレがあり、娘ロボットは爺さんがセリフを言い終わらないうちに喋ってしまう。

やがて娘ロボット「アイちゃん」は、ロボットでありながら自然のすばらしさを讃える歌を歌いはじめた。とても美声である。しかし歌いだしでいきなり充電が切れ、動作が止まってしまう。
前半はとばし気味で勝手にはしゃぎ、後半はバテてしまい言うことをきかない。まさしく人間の子供と同じである。
そう、人間がロボットに支配されないようにする為の究極の方法は、やはりエネルギーを人間がコントロールすることだ。電力や燃料などのエネルギーを支配することは、機械の生殺与奪を握るのと同じこと。自力で充電できる機能など付けてはいけない。

シメの喫茶店では、相変わらず「コーヒ」「ジュス」などというカタカナ表記を間違えたメニューがあり、大竹は「もはや当たり前になってきた。」とコメント。
余談だが、私も身を置いているコンピュータ業界では
「コンピュータ」「サーバ」「カードリーダ」「フィルタ」
、カタカナ表記の語尾の伸ばす音を省略する慣例がある。ただし「ジュス」のように間の伸ばす音は省略しない。
なのでもしかしたら、東京の飲食業界でも同様に、業界独特のカタカナの使い方があるのではないか。
ただし、例えそうだとしても問題が二つある。一つは、接客業でありながら客の目線に立っていないこと。もう一つは、おそらく100店あれば100通りの表記法があり、業界統一の表記が確立されていないことだ。

ヒジに二つの刺し傷のような跡があり、養蜂場の蜂に刺された疑いが浮上した三村。だが、蜂に刺されたのなら相当痛くてロケどころじゃないはずだ。幼少の頃に刺された私が言うのだから間違い無い。
管理人は小学校低学年くらいの頃、アシナガバチに指を刺されたことがある。ちょうど夏休みだったので、祖父母の指示に従い朝顔の葉の汁を塗りこんだらすぐに腫れが引いた。朝顔の葉が効くというのは迷信という説もあるようだが、現に効いたと思う。

「千歳烏山②」の放送後、「大江アナ トゲ抜き」で検索して来る人がやけに多かった。
「僕も抜いて欲しい。」
などと思ったんか。純情よのう。

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2009年6月20日 (土)

[モヤさま] トゲ抜き特命担当大臣 -千歳烏丸②-

この回は三人にさまざまな危険が襲いかかった。特に三村は、危うく「政権投げ出し」の一歩手前にまで追い込まれた。

【危機① 群がる蜂】
「ボクにはできないけど、多分大丈夫じゃない?」
自らは万全の防具を装備している養蜂場の旦那。そんな軽い言葉に警戒心を抱きながらも、引っ込みがつかなくなって養蜂場を見学した三人。蜂の嫌がる煙だけを頼りに奥へと入った。大江アナが服の首周りをアゴの辺りまで伸ばし巾着袋のように絞って、ずいぶん面白い格好になっていたが本人は必至である。
なぜか虫に好かれる三村、気づかぬうちに、背中にたくさんの蜂が張り付いていた。何とか煙で撃退したものの結構危なかった。

【危機② トンネルの罠】
入り口の高さがわずか1.4mしかない高架下のトンネル。彼らが入ったほうの入り口は明らかにそのままでは通れない高さなのでかえって大丈夫だったが、もう一方の入り口はおよそ1.8mくらいある。高いほうの入り口から勢い良く入った場合は惨事になる可能性高し。
大江アナが自らの身をもって、どこで頭を打つか測定。ヒールを履いているのでおよそ170cmほどか。ほんの3,4歩ほど歩いたところですぐに頭をこすった。
しかしこの時はまだ、頭を打つことがわかっていたから無事だった。彼女が本当に痛い目に遭うのはこの後だった。

【危機③ 合気柔術になす術なし】
自宅の屋根裏部屋で開かれている「超絶新合気柔術」。三村と大竹が師範の説明を受けている後ろで、大江アナが屋根の出っ張った角に頭を打ち付け痛がっていた。ああいうのってものすごく痛いんだよな。
気で守られた師範を相手に、二人掛かりでもなす術の無いさまぁ〜ず。師範の反撃を受けた大竹が、そのたびに責めるような視線を師範に向けているのがちょっと面白かった。だいぶん手加減してやっているように見えても充分に痛いらしい。
日常から気功を注入されているせいか、師範の奥方は50代も半ばでありながら、引き締まったきれいな体型をしている。二人の「気功のある日常」のトークがマニアックで面白い。関根勤にとっては憧れの生活であろう。
そうして道場を出た後、三村は「師範の奥さんの身体を見ているうちにムラムラしてきた」などとカミングアウト。気功を注入されたおかげで、最近元気の無かっ……そんなところをツッコむのは止めよう。

【危機④ トゲが刺さった】
公園の木の柵に手をかけたら、指にトゲが刺さってしまった三村。しかも数本が束になって刺さったらしく簡単には抜けなかった。そんな三村をよそに、
「よし、ここでさっきの玩具をやろう。」
と相変わらずそっけない大竹。
「俺もう、家に帰っていい?」
度重なる危機に身も心もボロボロになり、まさかの政権投げ出し宣言をした三村総理。この有事を乗り越えるべく、ネオ・ニューリーダーの大江サイコロ大臣が、内閣府特命担当大臣(トゲ抜き担当)に任命された。
退屈そうな相方をよそに、多くのスタッフに囲まれ手当を受けた三村。
「痛かったですよねぇ。」
優しくトゲを抜いてくれる「慈母」大江アナに甘えた「息子」三村、毎度のことながら、彼女が何気なく言った言葉をいやらしく解釈する。その意を汲んだスタッフもとんでもない字幕を出す。きっと大江アナは、自宅で放送を見て驚いたことだろう。(放送を見てもなお、本人がその意図に気づいていない場合もあり得るか。いやまさか…。)
まあ、あのセクハラ発言は、トゲを抜くという間延びしたシーンを、番組として面白くする為にやったのだと好意的に解釈しておこう。男としては失格です。でもそんな三村さんは、嫌いじゃない。

【危機⑤ MDのお粗末さ】
トゲの危機を乗り切った後で使われた古い玩具「ミサイルゲーム」。領空侵犯してきた戦闘機をミサイル防衛システム(MD)で迎撃するという、昭和(多分)の日本で作られたとは思えない現代的なゲームである。
しかしそのミサイル、飛距離はやけに長いものの命中率は低く、当たってもかする程度では迎撃できず。おまけに、何発か連続で射ったら土台が崩れ落ちてしまうというお粗末なもの。
現実に起こりうる「有事」とその対策についての議論を避け続けてきた三村政権。その甘さが次々と露呈してきた。

予告を見る限り、次回はさぞかし高視聴率を取るだろうと思った。そんなわけない、と思いながらも期待している人が多いだろうな…。落としどころをどうするのか解らんが。

明日(6/21(日))は即身仏特番見てレビュー書きます。今度こそやります。絶対にやり遂げます。私は嘘はつきません。


【私は嘘はつきません】
1993年、選挙制度改革について、インタビューで
「絶対やり遂げます。私は嘘はつきません。」
と言い切ってしまった当時の総理大臣、宮澤喜一氏。しかし、議員達それぞれの思惑が複雑に絡んだ末に、親友・羽田孜との悲劇的な訣別。法案はまとまらず、内閣不信任案が可決され解散総選挙となった。
言質をとられた宮澤氏、「嘘つき解散」などと言われてしまったが、それはさすがに酷ではないか。

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2009年6月13日 (土)

[モヤさま] セクハラの防波堤となる -千歳烏山①-

東京23区の西端、千歳烏山。最初に、業界用語「しずる感」の説明があったのだが、残念ながら電車の走る音にかき消されて聞こえず。…そもそも、本当にそんな言葉があるのかどうかも含めて疑っている。

美容院の出入り口前に、美容師の日記が書かれた黒板が置いてあるのは全国共通らしい。「何も予定の無い休日もたまには良いものだ。」などというなんのひねりもオチもない日記だったが、一番最後にカタカナで書かれた女性の名前(一般人の為ここでは書かない。仮名「Sさん」とする。)になぜか喰いつく三村と大竹。
そんな流れで現れた特別ゲスト、普通の美容師Sさん。この美容院が休みの日に出没する場所など、結構突っ込んだプライベート情報を明かしてしまっているが大丈夫なのか。

「貴方ね、素敵ですから、これでこうしてあげます。」
突然、Sさんの道具入れから刷毛を抜き取り、彼女の首筋をはらう三村。これを見た大江アナの反応は早かった。
「止めて下さい、セクハラです!」
自分が受ける分には鈍感だが、他人がやられる分には非常に敏感。セクハラは出演者である私が引き受ける、一般人には絶対に触れさせないという毅然たる態度である。それでこそテレ東を背負った女。

そのすぐ後にもう一軒の美容室があり、同じような黒板があって、
「昨日、4年ぶりにお客様が来て下さいました。
などと書かれていた。こっちのほうがツッコミ甲斐があったね。
(正確には「4年ぶりにご来店されたお客様がいました。」という意味のはず。)

このタイミングで、食事大臣のポストをめぐる権力闘争の歴史がダイジェストで流れた。やはり、大江前食相が美味しい蕎麦屋を選んだことは、この番組としては「問題」として受け止められているらしい。
奇しくもこの回の放送日は、郵政の人事をめぐり鳩山総務相が事実上の更迭を受けた日であった。関係無いけど。
このダイジェストでバナナを食べるシーンが流されたことで、放送直後、「大江アナ バナナ」で検索してここにやってくる人が数名いた。見逃したんか。

ニワトリが放し飼いになっている豪邸。…って、ニワトリが映った途端、ケ○タッキー・フ○○ドチ○ンのCMで使われている曲を流すなんて、どういう神経しているんですか。
…今日の昼食はケ○タッキーに行こう。(追記:久しぶりに食べると案外美味かった。)

そんな豪邸で突如聞こえてきた
「そこ洗わないでいいの?」
という声に、なぜか三村が敏感に反応。しかも自分の股間に手をやり、
「洗ってなかったっけ?」
などと小学生並みのことを言い出す。(予想通りの反応だったが。)
そんな三村を見て表情を歪ませる大江アナの反応も期た…予想通りだったが、その後の
「洗って下さい。」
という真面目すぎるコメントを聞いた瞬間、私(管理人)は、飲んでいたコーヒーが鼻に入って苦しい目に遭った。
…大江さん、きっと洗ってますから。妙な心配せんでも…。

食事大臣に返り咲いた大竹、相変わらず、間食をさせた直後に昼食に踏み切るという行き当たりばったりの政策を行う。大竹食相の失策もさることながら、ここまで不祥事が続くと、三村首相のリーダーシップの欠如も問われることになる。
あまりに無茶をすると、下赤塚の時のように、つぶやきシローの野党連立政権に政権交代されてしまう可能性も無くはないので、それだけは喰いとめていただきたい。

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2009年6月10日 (水)

[モヤさま] 世界一不まじめな三人 -金町-

「後継者は三男の正雲に決定、長男の正男は亡命か。」という北朝鮮の政変が伝えられた途端、このblogに「金正男 ゲイ」の検索ワードで訪れる人が急増したのはどういうことですか。

常磐線SP最後の街は、千葉県と接する金町。

「あれ、モヤモヤさまぁ~ずだ。」
「ありえないよ…。」

来て早々、地元民からの露骨にテンションの下がる言葉で迎えられた三人。食事とカラオケとダンスが一緒に楽しめるという店「喫茶 YUKI」で、三村と大江アナは社交ダンスとプロレスを融合させた斬新なダンスを踊った。相変わらず、三村は無茶をする。

ダンスを終えた大江アナ、
「何か今、パンツ見えてたんじゃないかと思って。」
などと自分から言い出した。
こういう無防備な発言をしてしまう素直さが、マニアの心を鷲掴みにしているという恐るべき過失を、本人は気付いていないのだろう。本人がそれに気付いて控えてしまうとマニアががっかりするだろうから、今後はあまり指摘しないでおこう。

「大丈夫、そこはちゃんと青木さん(カメラマン)がよけてくれるから。」
三人が信頼をよせる青木カメラマン。撮ってもテレビでは放送できない露骨なエロシーンに背を向け、作り手と受け手の想像力をもって成立するエロスを追求する芸術家。
ただし、その腕に対する信頼は、ここから一年後、大山でのある出来事で大きく揺らぐことになるのである。

既に四星球を手に入れていた三人。何とこの街のガチャガチャの中に、残りのドラゴンボールが入っているのを見つけた。いくつかのハズレを引いたものの、二星球と三星球を手に入れることができた。まさか、常磐線沿線で三つも見つけるとは。
「残りの四つは、レッドリボン軍が持ってるんだ……。」
某人気ドラマに勝負を挑むという蛮勇を見せてくれた三人だが、さすがに世界一のマフィアを相手にことを構えるわけにはいかない。ここはいったん引き下がるしかなかった。

ガチャガチャで出たいたずらグッズを使ったさまぁ~ずに騙された煙草屋の婆さんは言った。
「びっくりするじゃないの、おたくらみたいな真面目な人がそんなことやるから。」
婆さん、人の良さそうな見た目に騙されちゃいけない。彼ら三人、世界一不まじめなテレビ番組を撮ってるのだよ。

無謀な戦いを挑んだ常磐線SPも、締めはやはり喫茶店。
「1%くらいいけば良いほうじゃない?」
「これはあくまで、深夜放送の宣伝だからね。」
そこは一貫して変わらない。自分達の居場所はあくまで深夜なのだ。レギュラー回をゴールデンタイムに昇格させたいなんて誰も思っちゃいない。今まで通り、深夜の枠で自由にやれればそれで良いのだと。

人々の夢を叶えるドラゴンボールを、マフィアの悪事に使わせるわけにはいかない。
残りのドラゴンボールを奪取し、レッドリボン軍の陰謀を食い止める。覚悟を決めた三人は、決戦の地、シンガポールへと渡ったのだった。

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2009年6月 9日 (火)

[モヤさま] リュウ、リュウ…。 -綾瀬②-

他局どころかヨームごときにまでバカにされ、何とか某人気ドラマに一矢報いたいと決意を新たにするが、頼みの千円自販機もそれほど目新しいものは出てこず決め手に欠けた。
焦る三人、リサイクルショップで思いがけぬものを見つけた。それは一筋の光か、それとも蜃気楼か。

三人が見つけたのは何とドラゴンボール。それも悟空の爺さんの肩身である四星球だ。
「ここにあったか…!」
ドラゴンボールに深く見入った三人。彼らはきっとこう思っただろう。
(勝てる…!七つ集めて神龍を召喚できれば、「モヤさま」はあの人気番組に視聴率で勝てるぞ!

誤解の無いように言っておきたい。わざわざ七つ集めて、神龍に
「視聴率を100%にして下さい。」
などと願い事を頼もうというわけではない。いくら神通力とはいえ、それをやったらイカサマだ。

この21世紀の東京で、大の大人三人が本気でドラゴンボールを集めるというロマンを提供する。懐かしいようで新しい。バカらしいようでいて楽しい。この「テレビ離れ」と言われる現代社会において、もう一度、家族みんなで胸を躍らせながら見ることができる番組を提供する。それが「アニメのテレ東」の美学ではないのか。そう、例え「ドラゴンボール」自体は、某人気ドラマをやっているあの局に権利があったとしても。

もしも本当に七つ集めて、神龍を召喚する瞬間を放送できたとしたら、あの「あさま山荘事件」を凌ぐ高視聴率を打ち出せるかもしれない。

【あさま山荘事件の視聴率】
1972年2月28日、連合赤軍が立て篭もった「あさま山荘」に機動隊が突入、人質が救出された瞬間、その事件のテレビ中継はNHK,民放合わせて89.7%を記録したと言われている。中でもNHKの報道特番は50.8%を記録したとか。
しかし、各局が報道合戦を繰り広げる中で、我らがテレビ東京だけは淡々と「工業高校講座」を流していた。あさま山荘に鉄球がさく裂したその日、テレ東は「軸を使った重力」の特集を流していたという珍事は、我らテレビ東京マニアの心に深く刻まれている。当時まだ生まれてなかったけど。
(参考資料:TV Bros. 平成20年4月12日号 特集「I Love テレビ東京」)

こうしてドラゴンボール捜しの旅に出た三人。途中、安陪晋三(安倍晋三元首相ではない)お勧めの店で、「脂がのっている」という感想を連呼した後は沈黙を続ける食事をした。この流れで、大冒険の展開を期待した数少ない視聴者を煙に巻いておいて、さらに、公園で食後の一服をするというだらけきったシーンをそのまま放送する。(テレビ業界の人達が見れば「大冒険」であることに違いないかも知れんが…。)
そして三村の口から発せられる最大のタブー。

「今、ガ○○オどんな感じかな?」
あろうことか、ただえさえ少ない視聴者に、某人気ドラマのクライマックスを確認するよう促す。食事のシーンで下げた視聴率を、口先介入でいっそ0近辺にまで下げようかというおそるべき自己破壊願望。さすが小沢一郎(にそっくりの母親)の子。

「一度確認して、戻ってきて下さったら、きっと金町あたりにいると思います。」
心配いらない。三村に促されてもなお、私は一瞬たりとも某ドラマを見ることはしなかった。最近は、脳科学者のドラマとやらを、宣伝も含め一瞬たりとも見ないように心がけている。

タイトルの元ネタ:ロシアのボリス・エリツィン元大統領が、橋本龍太郎元首相との引き裂かれた友情を嘆いた時の言葉。北方領土特命交渉の悲劇的なラストシーンとして知られる。橋龍を神龍とかけたのはわかりにくすぎるか。

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2009年6月 7日 (日)

[モヤさま] ヨームは「ポンチャン」と呼ばれるのが我慢ならなかった。 -綾瀬①-

ゴールデンタイムでありながら、間延びも沈黙も恐れぬ番組作り。この番組がそれなりに成功しても他局には真似できまい。そんな雰囲気の中で訪れた二つ目の街、綾瀬にて、この番組はもう一つのタブーに踏み込む。それは「可愛くない動物」

「あやせ鳥獣店」で見つけたヨームという種類の鳥。大型インコの一種らしく、このヨームの檻の横にも貼り紙で、「オハヨウ」「ドウシタノー」「ポンチャン」などという人間の言葉を復唱すると書いてあった。
試しに三村が話しかけてみた。
「おはよう!おはよう!」
ヨームは首をそむけたまま、睨むような目線を三村へ向ける。復唱する気は全く無さそうだ。
「ポンチャン!」
さらに話しかける三村。その気が無いところを執拗に迫られた上に、この「ポンチャン」がバカにされたと感じたのか、ヨームは人間の言葉ではなく、「ギェー」とも「ギョー」とも表現できないような、まさに猛禽の鳴き声と言えるおぞましく攻撃的な声を発した。完全に威嚇されている。
もしかしたらこの「ポンチャン」という意味不明な言葉は、店主が意図的に混ぜておいたNGワードだったのかも知れない。「オハヨウ」等の普通の言葉は、機嫌の良い時であれば復唱するが、「ポンチャン」と言われれば自分がバカにされたように感じ威嚇してくるのでは。

こんなカメラとかマイクとかの機材を抱えて、大勢で乗り込んだのがいけなかったのだ。一行は素直に反省して店を後にすると、店の奥から「ピー ピー」という鳥らしい高音の鳴き声と共に、何か人間の言葉らしきものを発している声が聞こえた。彼らがいなくなった途端、誰に指示されたわけでもないのに勝手に喋っている。
「完全にバカにされている……。」
他局どころか、鳥にまで嘲笑われるこの番組…。

「『今に見ていろ』ト云フ気持抑ヘ切レス。ヒソカニ涙ス。」
「モヤさま」一同はこの日を境に、そんな決意を新たにしたに違いない。表向きそんな風には全く見えないが、きっとそうに違いない。
このヨームとのやりとりが心に重くのしかかったらしく、まだ綾瀬の撮影は途中であるが、一旦日を改めることとなった。

そして次の収録日。
おなじみの千円自販機で出てくる商品はやはりLED率高し。生産コストが安上がりで、何にでも搭載できる手軽さ。そして「モヤさま」で出てくると案外盛り上がる。非常にコストパフォーマンスが高い。
今回も、千円自販機では最も引きが強いという大江アナ(何せ北新宿の時など、商品が出てきたあとで千円札が返ってきたからね。)が、LEDで光るサングラスを当てた。…これが当たりの部類に入るのだから、民間で地道に頑張っている勤め人は千円自販機など手を出さない方が良い。

この回の珍ブランドは、大竹が当てた「YEWEISI」のフランク・ミュラー風腕時計。何語やねん。今回のように時計とサングラスのセットだとか、ペンとハンカチのセットだとか、今一つ意味のわからないセットになっているのもこの手の珍ブランドの特徴だ。

そして三村が当てた意外にまっとうな商品は、付けてスイッチを入れるだけで身体の肉を引き締め痩せるという、通販でお馴染みの「BODY BLONIC」。三村さん、これは神のお告げです。

そんな神のお告げを無視し、この直後に発見したリサイクルショップで、自販機で出た商品を売り払ってしまおうとする。YEWEISIの腕時計とサングラスのセットは1,000円で売れプラスマイナスゼロだが、「BODY BLONIC」は供給過剰気味らしく買い取ってもらえなかった。
やはりそのベルトは、三村本人が使えという神のお告げなのだ。

それなのになぜ使わない!今もなお、少しずつ確実に腹が膨らんでいっている気がする。

私は使ったことがないので知らないが、「ただスイッチを入れて装着するだけで引き締められ、使い続けると腹筋が割れる」などというからには、やはり相当無理な力が働いているということらしく、あの類の機械を使って痩せるのもそう楽ではないという話は聞いたことがある。
使った後はものすごく痛くなって(一種の筋肉痛なのか?)、毎日続ける気になれないそうだ。ましてや、焦って一日20分なら20分と決められているところを、定められた時間より長くやっていたら本当に地獄を見るのだと。
結局、「そう簡単に痩せる方法などない」というのは永遠の真理なのかも知れない。

図らずしもこの「常磐線SP」、かなり引き延ばせる。ちっとも終わらない。

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2009年6月 5日 (金)

[モヤさま] サイコロの出目 -用賀②-

この回のメインは用賀の続きというよりも、携帯サイトで募集されたとれ高サイコロの出目の発表会だったような気がする。

例によって、黒いスーツを着て三人の前に現れる伊藤P。まさに「狼と羊飼い」状態で、今さら、暗い表情で
「不況だから、頑張っても頑張ってもダメだ。」
みたいなことを言っても、出演者達も視聴者達も、誰も本気で打ち切りだとは思わない。
三村が重い口調で、
「終わりますか…。まあ、好き勝手にやりすぎたっていう反省もあるよね。」
と呟いた、北品川ルノナールの時のような面白いことにはならないのである。

伊藤さん、そこで提案なのですが、いっそのこと一回本当に打ち切ってみては如何でしょう。もちろん再開する前提で。
本気で番組が終わっていくような雰囲気になって、出演者達も視聴者達も「いつまでチキンレースを続けるんだ。」と高をくくっている所を実際に終わらせてしまうのだ。
例えば、
「最後にもう一回ハワイ行こうか。モヤモヤマップを全て消化して終わろうか。」
って感じで、ハワイ出雲大社に本当のお礼参りをして最終回とか。
「これが原因で上層部は打ち切りを決めました。」と理由にできるような「不祥事」を事前に仕込んでおくのも良いかも知れない。

最終回には今まで出た街の人々のお別れのコメントとかもあって、出演者も涙を流しながら思い出を語って終わる。そうして半月ほど経ったら、新番組マークは付いているもののタイトルも「モヤモヤさまぁ〜ず2」のまま(「3」にしてもいいけど)、同じ放送時間ではじまる。そしてあの日のように、さまぁ〜ずが会議室のようなところに呼び出され、街で大江アナと合流してはじまる。

もし本当に「モヤさま」が一旦打ち切られたら、このblogも一旦閉鎖して、放送再開されたら何事も無かったように復活させよう。

こんなblogを書いておきながら、伊藤Pのblogは一回も見ていない。というより「モヤさま」の携帯Webサイトはまともに見たことがない。携帯電話のWeb機能を使うのは億劫だ。

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2009年6月 4日 (木)

[モヤさま] ちと早いがDVD第二弾の総評

まだレビューが最後まで終わっていないが、当blogの管理人、共食い狼が「モヤさま」DVD第二弾から独断で選出した「ノワール賞」各部門を発表しよう。
(今日は少々帰りが遅くなりDVDの続きが見られなかったので、総評を前倒しにして繋ごうかと。)

最優秀エピソード賞:
「Episode19 飲んで飲まれて東上野」

何の縁も無い犬の死に涙する大江アナと、逆にもらい泣きしてしまったおかみさん。それを見て不覚にも涙を滲ませた今年30の管理人。そして、副音声の収録で映像を見て、シラフにも関わらず鼻水が出るほど号泣した大江アナ。音声だけで良かったですね。
世にも不思議な「モヤモヤした感動」を提供してくれた名エピソードとして迷わず決定。
私の独断ではなく、番組で公式にアンケートをとったら「駒込」が一位なのは間違い無いだろうけど。

ゴンちゃんのご冥福をお祈りいたします。
(-人-) <南無大師遍照金剛

最優秀地元民賞(男性部門):
「田端の写真家 ダン和田」

実年齢からすればかなり無理のある「母子」という設定で、三人の本物の絆を引き出した見事な写真を撮った。その技術に敬意を表して選出。
惜しくも受賞を逃したが、浅草橋の人形屋「亀井静香」も結構お気に入りだ。北品川の井戸おやじはちとアクが強すぎる。

最優秀地元民賞(女性部門):
「三河島のおにぎり屋 ジーパン刑事」

生まれた二匹の猫を譲ろうとしたものの、情が移ってしまって手放せなくなったという微笑ましいエピソードと、「マカロニ」「テキサス」「そしてジーパン」という見事な三段オチを生んだ功績により選出。
一つだけ真面目な指摘をするなら、おにぎり屋での業務中に猫を抱くのはいかがなものかと。

ドイヒーセクハラ WORST3:
(今回はBESTではなくWORSTである。)

第3位:新高円寺 自転車屋にて
高い位置にあるサドルにどうにか座ろうとする大江アナを後ろから見た時の、三村の感想。
表現が露骨すぎます。これは本当にダメです。不快とまでは言いませんが軽く引きました。

第2位:田端 副音声につぶやきシローが乱入

呼ばれてもいないのに録音ブースに乱入し、「かつらお前、なんで今日はオシャレしてんだ?」などと冷やかした上に、大江アナの目の前で「ワキ汗」について語りその反応を楽しむというおぞましき所業。オール巨人師匠がこれを見たら、
「ちょっとよろしいか。兄さん、あんた嫌われてまっせ。」
と指摘するだろう。

【オール巨人師匠】
関西のベテラン漫才師「オール阪神・巨人」の大きい方。正義感が強く腕っぷしも強い巨人師匠は、横暴なふるまいで嫌われている先輩に対し、若手の気持ちを代弁して意見しに行くことがしばしばあったという。


第1位:北品川 常磐線SPを告知しに来た伊藤Pの発言

ワキ汗が当時の瞬間最高視聴率を記録したという事実と、それをチーフプロデューサーの口から放送の中で発表し、「ワキ汗」が永遠に残る伝説となってしまったこと。

以上。

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2009年6月 3日 (水)

[モヤさま] 噛む音が聞こえる -三河島②-

一つ訂正を。以前、金正男は金正日の四男だと書きましたが、正しくは長男でした。お詫びの上訂正いたします。
どうして四男だと思い込んでいたのか自分でもわからない。結局は三男の正雲が後継者になるようだし。権力の座を追われた正男、いっそ新宿二丁目のスターとして第二の人生を歩むか。

七曲署と化したおにぎり屋を後にした三人は住宅街へ入り、奥まった民家の門に貼られた「定休日」と書かれた紙を見つけた。

大竹「おっ、店あった。」
三村「店じゃねえよ。」

どう見ても普通の家なのだが、よく見ると、出入り口のガラス窓にうっすらと「麺」の文字が見える。いちおう中華料理屋なのか。
おそるおそる戸を開けてみると「いらっしゃいませ」と書かれたのれんが見えた。それでもなお、店なのか民家なのか判断がつかない三人。退くに退けなくなってインターホンを押してみると、二階の窓から「200%男」(三村談)な風貌のおばさんが現れた。

聞くと元々は町屋にあったが、立ち退きで三河島に引っ越してきて、この住宅街で常連客だけを相手にやっているというこの店。人気メニューは「バク肉」。確かに美味そうだ。
奇しくも、あの「アド街」のスタッフですら見つけられなかった穴場を見つけた「モヤさま」。やはり「裏のアド街」として多少はライバル意識があるのか。

余談だが、私はこの番組を見て、小汚くて一度も入ったことが無いが、自分が幼い頃からそこにあるような地元の飲食店を、休日の昼に試してみるようになった。
ただし番組と違って、それが美味かった試しが無い
以前、いちおう○将の系列らしい地元の中華料理屋で日替わり定食を頼んだ時など、味の無いガムみたいな唐揚げ、鮮度の悪そうな玉子を使ったかに玉(カニではない変な魚?が入っていた)、甘さと酸っぱさと苦さが不協和音を奏でている酢豚など、食べたら早死にしそうな料理が少しずつ盛られていた。あれ以来、中華は避けている。

バク肉が美味かったのでラーメンも注文し、ちゃんとした昼食になった。スープを一口飲み「美味い…。」と感激するように呟いた後は、ひたすら黙って味わう三人。
聞こえるのは麺をすする音と噛む音、箸が食器にぶつかる音、空調の風が流れる音さえ聞こえてくる。
この光景はまさしく、管理人とその妹が一緒に食事している時の光景に似ている。別に仲が悪いわけでもないしお互い無口なわけでもないのだが、わざわざ「食べる」と「喋る」を同時に行わない。それだけだ。
たまに私が牽制して、
「みそ汁もちゃんと飲みなさい。味噌は肌に良いんだぞ。」
と言っても、
「んー。」
と曖昧な返事をするだけで、決してみそ汁を入れようとはしない。だが、食べる前に私が妹の分も入れてやって、黙って食卓の上に置いておくと一応飲む。

「モヤさま」での食事のシーンは、出演者達とスタッフ達のチキンレースが繰り広げられる。出演者達は、業界通ぶった視聴者に「放送事故」と言われながらもどこまで黙って食べることができるか。そしてカメラマンやディレクターは、そんな食事のシーンをどこまで放送で使うか。一見、清流のように静かなこの光景だが、映像には見えないところで無数の突きが交錯している。
しかし、チキンレースというのは結局、誰かが「チキン」にならなければ全員が死んでしまう運命にある。心中ギリギリのところで泥を被るのも、三兄妹の長兄である三村の役目である。

「しゃべれよ!『美味い』以外の感想があるだろうが!」
テレビの常識を覆すノリツッコミである。

テレビでありながら、どう美味いのかを伝えず、ただ自分たちが味わって食べる。どこぞのぴったんこ何とかだとか、○イン○ィ○インのやっているバカ高い料理ばかり食べてるアレとは違うのだ。一口食べて、バカみたいに「美味しいー!」などとはしゃいでおいて後は残す。そんなテレビの嘘も偽善もいらない。お金をかけて贅沢なものを食べるなんてナンセンスだ。我々はただ、思いがけず美味しいものが食べられた幸せを噛みしめ、ちゃんと残さずに食べるのだと。
(ただし最近は、大竹食事大臣の采配ミスにより昼食を残すことも多い。大臣はもう一度、国民目線に立ってムダ遣いを改めていただきたい。)

この後、大江アナが足を噛んできた蚊を叩きつぶす、噛まれたところがかゆくてしきりに掻く、かゆさに耐えられずムヒをテカテカになるまで塗るというあまりに自然体なふるまいを見せた。
この辺りで私は確信した。これはもはやテレビ番組ではない。ホームビデオだ。
あの笑福亭鶴瓶は、「喫茶店でのダラダラした喋りをバラエティ番組として成立させた男」(今田耕司談)と評価されているらしいが、さまぁ〜ずと大江アナは、ホームビデオ並みの内容をギリギリのところでバラエティ番組として成立させたような気がする。それを面白いと感じる視聴者が一定の勢力となってしまった今になって考えてみれば、いわゆる「テレビ離れ」現象もえらい所に行き着いてしまったものである。

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2009年6月 2日 (火)

[モヤさま] 太陽に吠えたおにぎり屋 -三河島①-

カマキリが己の手の鎌を振り上げて、向かってくる車の車輪に立ち向かおうとしているようなもの。
同じ時間帯に放送された某人気ドラマと競った、という風にしか見ないのであれば、まさしく中国の故事にある例えの通りであっただろう。

逆立ちしても勝てないのは解っている。しかしターゲットとする視聴者層も違っているのだ。
これは最大手である某局との戦いではない。テレビ東京の名誉と尊厳をかけた戦いである。このスペシャル番組がそれなりに健闘し、深夜のレギュラー放送の視聴率が底上げされて、結果として放送が続くのなら、それこそが本当の勝利である。

空は曇り空。コンクリートの塀とアスファルトの道。全体的にくすんだ映像の中で、どこからともなく聞こえてきたのが、草笛で奏でられた「荒城の月」。
この静かすぎるはじまりには早くも不安になったが、駄菓子屋の「朝定食」という謎の看板が出てきて、それを見た三人はあれこれと想像をめぐらせる。ああ、こういうノリなのかとだいたい掴めてきた。こういう何も生まない、何の役にも立たない感じの気の抜けたバラエティ番組は、若い頃によく見ていた関西ローカルの深夜番組と同じにおいがして懐かしかった。

そして、私の心を決定的に掴んだのは、おにぎり屋にいた二匹の子猫に名前を付けた時である。
おにぎり屋にちなんだ名前が良いのではないかと思いついた三村、おにぎりと一緒に並んでいたマカロニサラダを見て、一匹の猫に「マカロニ」と名付ける。ここで多くの視聴者が、
「なんだか『太陽にほえろ!』みたいだな。」
と予感したのではないか。そして視聴者が予感したタイミングで間髪入れず、もう一匹の猫に
「テキサス!」
と名付ける。「おにぎり」で連想していたはずが完全に「太陽にほえろ!」にシフトしてしまったのがポイントだ。ここまでは基本中の基本である。
しかし三村はここでさらに一歩踏み込み、ジーンズを穿いているおかみさんを見て、
「そしておかみさんは『ジーパン』!」
と、おかみさんまでひっくるめて「太陽にほえろ!」の刑事に仕立ててしまった。おかみさんはボスじゃないのか。

二匹の猫がその後、本当に「マカロニ」「テキサス」と命名された可能性は低いと思うが、今もまだ、おにぎり屋のおかみさんの元で飼われている可能性はかなり高いと思う。その後、テレビを見たお客さんに、おかみさんが「ジーパン」と呼ばれることもあっただろう。
「おにぎりにちなんだ名前」と三村が言った時、大江アナが「ツナちゃん」と提案していたが、案外良いと思う。「マカロニ」と「ツナ」で良かったのでは。

三村がおかみさんに「ジーパン」と名付けたあの時。もし、「太陽にほえろ!」で連想することばかりに気を取られて、間違えて「ゴリさん」の方が口から出てしまったら、一気に嫌な空気になっただろうな。

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2009年6月 1日 (月)

[モヤさま] 「モヤさま」をはじめて見たあの日 -常磐線SP-

気が変わった。今週で「モヤさま」DVDレビューに決着をつけよう。

2007年10月15日。共食い狼(管理人)28歳。完全に「テレビ離れ」していた。政治や経済に興味も無く、読む本は池波正太郎などの時代小説や、『ビッグコミック』などの漫画ばかり。
その日もまた、見たい番組など一つも無いだろうと思いながら、新聞のテレビ欄を隅から隅まで眺めていた。完全に諦めたわけではなく、何かを待っていたのだ。

「フジは相変わらず、いかにも金をかけましたって感じのドラマを作るんだな…。」
その日にはじまる新ドラマの紹介を見て、いかにも「テレビを見なくなった若者」らしき皮肉を口にした。
「私はそんなドラマは絶対に見んぞ。そんなものを見るくらいなら、この『街の謎を解き明かす』という、『モヤモヤさまぁ〜ず2』とやらを見てやるわ。」
出会うべくして出会ったのだ。

一方、この常磐線スペシャルの収録の日、チーフプロデューサーの伊藤Pはこう言ったという。
「これはゴールデンに昇格する為の特番じゃなく、深夜の放送を見てもらう為の宣伝番組みたいなものなんで。」(参考資料:Quick Japan Vol.74)
これは冗談ではなく本心だったと思う。あのドラマの裏にこんな番組をやって誰が見るか、などという人も大勢いたかも知れない。だが、人気ドラマといっても、視聴率で考えれば見ているのはせいぜい全世帯の2割強。録画を含めても3割前後だろう。
逆に、誰もが認める「人気ドラマ」という分厚いフィルタを通してもなお、わざわざテレビ東京のよくわからぬバラエティ番組にチャンネルを合わせる視聴者が少しでもいるのなら、そんな少数派の視聴者の期待を確実に汲み取っていくのがテレビ東京の使命ではないのか。私はこの番組を見た時、まさしくそこを狙っているのではないかと予感した。

実はこの頃まで私は、さまぁ〜ずのことはあまり好きではなかった。まだ「さまぁ〜ず」に改名して間もない頃だったと思うが、三村の執拗かつそのまんまのツッコミが流行した時期があり、そのイメージしか私の中には無かった。

そんな風に、何も期待しないままはじまった「モヤさま」の放送。テレビなどタダだし、飽きればすぐ消せばいいやと思っていたら、オープニングからいきなり、線路沿いの銅像の前。あまりに静かで殺風景な映像にかえって見入ってしまった。
二人は少女の銅像を下から見上げて言った。

大竹「これ、穿いてないね。」
三村「この銅像、大江に似てるな。」

管理人「何言うとんねん、こいつら……。」
消す寸前までいったが、その「大江」さんらしき女性が現れたのでとりあえず思いとどまった。本当に似ているか確認してやろうと……いえ、冗談です。さっき思いつきました。
(当時はまだ、今と違って良識があったという証拠であるが。)

テレビをまるで見ていなかったので、大江麻理子さんを見たのも当然これが最初だった。名前の表示をちゃんと見ていなかったので、あろうことかこの放送を最初に見た時、私は彼女をテレ東のアナウンサーと認識せず、芸能人だと思い込んでいたのだ。(録画で見返した時に気づいた。)
この番組の作りからして、アナウンサーが参加しているとは思わなかった。それにアナウンサーとは思えないほど、声質も口調もおっとりとしているように感じた。しかしその声は耳に心地良かった。
(報道番組では声の印象がずいぶん変わることを知ったのは、ここから半年以上経った後だった。)

この番組は、地元のケーブルテレビ局が作っている、地元の名所を紹介する為の番組と大して変わらない。いや、地元の紹介ならまだ、それなりにまともな下調べを行った上で撮っているだろうが、「モヤさま」は本当にいきあたりばったりの感がある。
そんなケーブル局の街紹介にすら劣るほどの素材を、気の抜けた即興で繋ぎ、面白いバラエティ番組として成立させている。この手の番組こそ私は「面白い」と思うのだが、大抵は深夜のローカル放送とかで細々とやって、わりと短命で終わってしまう。それがゴールデンタイムで流れているというのは信じられなかった。
民放5局の中で最も規模の小さいテレビ東京だけが、「テレビ離れ」の視聴者に真剣に向きあっているような気がした。
出会うべくして出会ったのである。

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2009年5月30日 (土)

[モヤさま] シャンク、シャンク、シャンク! -桜新町から用賀へ-

以前このblogで、テレ東公式サイトのミイラ特番の記事に誤植があったと指摘したのだが、その後で何気なく確認してみたら修正されていた。気づいたらしい。もしかしてテレ東の管理者がこのblogを見たのか…って見たわけないか。

ずっと三村の着ていた服の絵柄が気になっていた。神社の鳥居が描かれていて、アルファベットで何か書かれている。最初に「Y」があるので、もしかして「靖国」だったらどうしようと思ったが「横須賀」と書かれていた。横須賀の米軍基地らしい。

噂には聞いていた軍隊の「戦闘糧食」。ノッチに水を入れたら沸騰して米が炊ける…ってどうなっているのか全く解らない。さすがに軍隊が扱うものだけあって、使い方を間違えると危険だ。密封が甘く、沸騰した湯気が出てきて中の飯が発火しそうになっていた。食事前に攻撃を受けた時は罠に転用できるかも知れない。

余談を挟むが、軍隊と言えば、管理人は陸上自衛隊駐屯地の近所に住んでいる。なので、たまに仕事が深夜作業になってタクシーを拾う時は、解りやすいからと思って駐屯地まで行ってくれと言う。そうするとたまに、
「門限大丈夫なんですか?」
と訊かれてしまう。…本物の自衛隊員と間違えられているのだ。(そんな馬鹿な、と思うだろうが実話である。)
それを最初に訊かれたのが、折しも自衛隊員のイラク派遣が決定しそうな時期だったので、話を合わせて、
「イラクに派遣される前に、馴染みの女に会いに来ました…。」
などと神妙な顔つきで言おうとしたが、国際社会の平和を守る活動を茶化してはいけないと思い直し、ちゃんと否定しておいた。
(運転手曰く、私の肩幅が広いのと、妙に早足で歩く姿を見て、それなりの訓練を受けた職業だと思ったらしい。)

あのヌーサンというものの用途はよく解らない。ハワイで使うと言っていたが、足の裏を粘着で引っ付けているだけなら、あれで砂浜とかを歩いたらすごく不快になると思うのだが。
それにしても、この番組は本当に三度目のハワイに行くつもりなのか。行くのは良いが、今度はちゃんと関東圏以外でも放送していただきたい。地方のファンにとっては、違法なネット配信で見るか否か、という踏み絵を迫られることになるので。私はこんなblogを作っている立場上、著作権法違反は犯したくない。
(レビューは著作権法違反ではないと認識しているが実際どうなのだろう。引用元を明らかにしていれば合法なのだろうか。まあきっと、こんな記事でも番組を盛り上げるのにいくらかの貢献はしていると思うので、もしテレビ東京の関係者の方がこのblogを目撃しても、どうかお目こぼしいただきたい。)

とれ高サイコロの「箱根の硫黄」発言を聞いて、小学校の修学旅行で行った大湧谷を思い出した。強烈な硫黄の臭いで気分が悪くなった生徒が続出した大湧谷。何の為に行ったんや。
硫黄の臭いと共に、大湧谷の名物である「黒玉子」なるものを校長が食して喉に詰め、本当に窒息死しかねない事態になったというとんでもない思い出が今でも鮮明に蘇る。本当に、危険を冒してまで行くような所だったのだろうか。温泉に入るわけでもなかったのに。(修学旅行のメインは東京ディズニーランドだった。)
とれ高サイコロの悩み相談の話に戻るが、私は例え夫婦であっても、若いうちはそれなりの緊張感、というと硬くなるが、ある程度の節度は保ったほうが良いと思う。相談者は25歳だというから、そんな若いうちから……などという意見は、長男でありながら結婚を真剣に考える気もなく、妹に先を越されてしまった私のような親不孝者に語る資格は無いのかも知れない。

天狗のような一本足の下駄。大竹は見事なバランス感覚で履きこなしたが、スケートのできない大江アナはつま先立ちがやっとだった。もしかして彼女は、あの結果を見て、バランス感覚を養う為にティラピスをはじめたのだろうか。

ゴルフの練習場でシャンクを三連発する神主。シャンクというものをはじめて見た。確実にシャンクを放つというのも一つの才能では。

この日の収録はまさかの4本録り。微妙に放送時間が長くなったことでロケが厳しくなるかと思ったが、頑張れば4本録れるらしい。

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2009年5月22日 (金)

[モヤさま] 「お友達内閣」三村政権 三つの大罪 -桜新町②-

「破壊者」の異名を持つ小沢一郎(にそっくりの母親)の子、三村マサカズを代表とする「モヤモヤ党」。実権は「豪腕」大竹一樹幹事長が握っているとされる「院政」疑惑や、テレ東史上まれに見るバラマキと批判された視聴率刺激策「ハワイロケ政策」の見事な失敗により、一時は解党の危機に追い込まれた。
しかし、大江麻理子副代表のもたらした「ワキ汗景気」により政党の支持率は急上昇。後に大江副代表が公務中に泥酔するという不祥事を起こしたものの、クリーンなイメージを持つ大江副代表の国民的人気と、直後に行われた涙の釈明会見により支持率はむしろ上がった。

そして今年4月。「怒り党」竹山内閣の任期満了に伴う解散総選挙で、「モヤモヤ党」は遂に政権交代を成し遂げ、結党依頼の悲願であった「モヤモヤ党」三村内閣が発足した。

入閣した閣僚の面々を見て、実質は論功行賞人事の「お友達内閣」と危惧する声は高かった。
その不安は的中した。内閣発足から間もなく、「食事大臣」大竹が昼食前にプリンを食べるという痛恨の判断ミスを犯し、お腹のふくれた閣僚たちは昼食を食べ残してしまった。
「無駄遣い」「環境汚染」と世論の批判は高まった。大竹は食事大臣を辞任したが、これは事実上の更迭だった。食事大臣は、ネオ・ニューリーダーと呼ばれる大江サイコロ大臣が兼務することとなった。
長年三村を支えてきたという自負のある大竹が、一度だけの失敗で無役となり、若手の大江に権限が集中することとなった。大竹にとって面白かろうはずがなかった。
野党時代には「政権奪取」という目標により一枚岩の団結力を発揮していた党内が、政権を手にした途端、権勢欲と嫉妬による内向きの争いで大きく揺らぐこととなった。

【第一の大罪 大竹一樹の「間食」】

八百屋「ライオンストア」にて、おやつ感覚でそのまま食べられる珍しい人参「スイートキャロット」を見つけた三人。まだ昼食前だが、これを食べるくらいなら大して腹は膨れなかったはずだ。
しかし問題はその後だった。八百屋を後にしようとしたところで大竹は、
「小腹が空いたからバナナを買って食べよう。」
と、腹の膨れるバナナを食べようと提案した。
三村と大竹は、皮をむいたバナナを縦に揺すった後でいやらしい感じにくわえ、大江に「こうしてみ?」と促した。東麻布での一大スキャンダル「ぬか漬け疑獄」の再現である。しかし大江はそれを無視し、バナナをいきなり根元近くでへし折ってから口に入れた。若さゆえのワキの甘さを指摘され続けてきた大江だったが、既に相応の経験を積んできたのだ。二度と同じ罠にはかからなかった。

【第二の大罪 大江麻理子の「まともな蕎麦屋」】

大竹のバナナを使ったセクハラは失敗したものの、腹を膨れさせ、大江食事大臣の初仕事を邪魔するという二つ目の目的は達成された。
大江食相が昼食をとる店に選んだのは、老舗の雰囲気漂う「丸新」という蕎麦屋。世間一般の基準からすれば至極まっとうな決断だが、どうみてもまともで美味そうな店を避け、どこか怪しい雰囲気の漂う「モヤモヤしている店」を選ぶという、党の基本方針を定めた「伊藤談話」に反している。
テレビ東京の生え抜きである大江大臣は愛局者であり、確信犯だった。
「伊藤談話は『自虐食感』である。素敵な店で美味しいものを食べて幸せな気分になる、それが人として当たり前の、食事というもののあるべき姿ではないのか。」
万事が後手に回っていると批判されていた三村総理も、この時ばかりは早かった。三村はその場で大江を更迭。大竹が再び食事大臣となった。
結果的に大江は大竹に陥れられたわけでなく、自らの信念が仇となって食事大臣の地位を追われた。

【第三の大罪 三村マサカズの「無力」】

肉屋の「ミート マサヒロ」から、ペット用の魚を売る店に商売替えした「大森商店」。ここでは三村総理自らの手で、ウーパールーパーに餌の赤虫を振る舞ったものの、「お腹が空いていない時に無駄にばら撒くらいなら、もっと有効な使い道があるはず。」と見向きもされず、かえって支持率は下がった。
気を取り直して裏庭にある鯉を見に行き、そこでは大竹が鯉に餌をやった。当初、少量を与えた時には鯉の反応は薄かったものの、思い切って大胆にばら撒くと、一匹の鯉が餌に気づいたのをきっかけに、他の鯉達も争うようにして餌を貪りはじめた。「豪腕」大竹の本領発揮である。
動物達は勘が鋭く、そして正直だった。権力の二重構造が明るみに出た三村内閣、今後の政権運営は大荒れが予想される。

三村の「俺が総理大臣」発言にひらめき、こんな風にしてみたのだが、この脚色を面白いと思えるのは管理人本人だけかも知れない。普段と比べて書くのにものすごい時間かかった。平沼赳夫議員の著書のパロディなど、普通の「モヤさま」ファンにはとうてい理解されまい。

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2009年5月17日 (日)

[モヤさま] 天地局長、平和への祈り。 -桜新町①-

人との絆は、一度離れた時にこそ強く実感する。
「前回のロケは、お二人が途中でいなくなったから寂しかったです。」
とさまぁ〜ずに告げた大江アナ。この言葉をシローが聞いたら、面白くないと言われるよりも深く傷ついたかも知れない。俺じゃダメなのか、貴方の心の寂しさを埋められなかったのかと。
(DVDの副音声で、シローは下心があるようなことを自ら語っており、前回せっかく二人きりでロケができたというのに、楽しそうには見えなかった。自信が無いゆえか。)
シローの仕事ぶりは、たかはCが三村にさんざん告げ口をしたらしく、三村はシローを呼びつけて叱責したそうだ。思うのだが、たかはCはシローのことが本気で嫌いだろ。

おもちゃコレクターの店主が営む酒屋「まんとよ」にて、三人は年代ものの「テッカマンカルタ」をやらせてもらう。使われず箱にしまわれたままで古くなったので、重なった札がへばりついてしまっている。
カルタゆえに、原作にないようなエピソードでもむりやり作って、50音全て揃えなければならない。
「ほ」の札は「星空を見つめる天地局長」。背負った責任の重さを物語っている深いシワの刻まれた顔で、遠い目で星空を見上げる局長が描かれている。この果てしない戦いがいつか終わり、平和が訪れることを強く祈っているのだろう。

模型屋の前で見つけた「金の卵」のガチャガチャ。一見珍しいがかなり姑息である。カプセルを金の卵風にしただけではないか。「金の卵」そのものを売りにしている為に中身は何でも良く、透明のカプセルと違って何が入っているかも見えない。実際、中身も亀の形の財布とかヒドいものだった。
金の卵の中からは、かつて物議を醸したキャラクター「パックリコ」も入っていたが軽く流された。

稲荷神社の赤い鳥居を見つけた三人。
「俺、まだ後厄だから。」
という三村の意向でお参りをすることにした。厄はあったのかと尋ねられ、
痛風にかかっちゃって。」
と呟いた直後に、足を踏み外して膝を痛める三村。まさか、2回連続でロケをリタイアかと戦慄がはしったが、本当の危機はそこではなかった。

気づいた時、敵は既に、三村の心臓を狙っていた。三村の胸元に付けられたマイクに隠れていたカメムシ
「ちょっと、取って、取って!」
三人が動揺している間に、カメムシはマイクのコードを伝い、三村ののど元へと向かった。大江アナは財布を武器にして何とか追い払おうとするが腰が引けている。虫が苦手らしい大竹は見守るだけで手を出さない。

…大江さん、手で掴むのが怖くても、何とかして助けてあげようとした気持ちは解ります。財布では分厚すぎてやりにくかったのも解ります。でも、財布の中から千円札を出して、それで引っ掻くようにして取ろうとしたのは面白すぎませんか。

カメムシは三村の口を迂回し、鼻へと近づいた。
「くっせえ!」
臭いにたまりかねた三村は、己の手で乱暴に払い落とした。最初からそうしなはれ。

例によって、二拝二拍手一拝の正式な作法で参拝する三人。最後の礼は、大江アナだけが妙に長かった。
番組でお参りする時は、常に「モヤさま」の存続を祈っていると言っている彼女だが、今回妙に長かったのは、きっとこういうことではないか。
「番組が続きますように。他の人ではなく、さまぁ〜ずのお二人と一緒に続けられますように。」
と。

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2009年5月 9日 (土)

[モヤさま] 煮ても焼いても食えぬ奴 -下赤塚②-

「週刊ニュース新書」で久しぶりに見たムネオはやはり凄かった。
「次期衆院選で2議席獲得を目指す。2議席を獲得したら、新党大地は大きな力を持つ。」
わずか2議席の党に大きな力を見出すあの自信。おそるべきエネルギーである。

卓球で一回分休みを挟んだ回の、後半がアイツって……。
裏の人間は表に出てきてはいけなかった。しかも何でアイツが登場する時には雨が降るんだ。すすり泣くような弱々しい雨が。奴こそが本物の「雨降らし」だ。

私の認識が誤っていた。DVD特典に出ていた奴の「モヤモヤしろぉ~ず」は、奴本人の非力も当然あるが、同行する二人が冷たすぎるから広がっていかないのだと思っていた。
実際は、冷たくあしらう以外にやりようがなかったのか。

ダイジェストで映っていた弁当屋あたりは、きっと普段の三人なら面白くできたような気がする。

テンションが下がったから今回はこんな感じで。

そういえば、「モヤさま」の携帯Webサイトは、鉛筆抽選の応募に一回アクセスしただけで一度も見ていない。

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[モヤさま] 番組の終わりを告げるとき -常磐線SPの告知-

北品川「ルノナール」にて、収録の終わりに一杯のコーヒーを楽しむ三人。そこに現れたのは、「モヤさま」のチーフプロデューサーである伊藤P。なぜかスーツにネクタイ姿という、ロケ現場らしからぬ正装である。

「いつもロケ大変ですね。」
ごくありふれた世間話から切り出した伊藤P。それがかえって彼らしくないと、三兄妹の長兄である三村は逸早く察したようだ。
三村は、普段から表情の読み取りにくい伊藤Pの顔を横目で見た。みなまで言うな、解っている。辛い一言はお前の口からは言わせない。俺が背負うべきだ。三村は煙草の煙を吐き出し、そして言った。
「終わりますか…。『モヤモヤさまぁ~ず』、終了します、ね?」
それを聞いた大竹も薄々感づいていたのか、
「終わっても、しょうがないよね…。」
と、普段通りを装いあえて冷淡に言った。大江アナは寂しげな表情で黙って頷いた。涙をこらえていたのかも知れない。

伊藤Pはかすれたような声で言った。
「満を持して、お金をかけて行ったハワイが、史上最低視聴率…。」
「ハワイ、きれいにコケたね。」
何のタイアップも無しに企画したハワイロケがきれいにコケた。そりゃあ終わっても仕方ない。

「局アナとして、ワキ汗を…。」
伊藤Pが言い終わらぬうちにコーヒーを噴き出す大江アナ
「あれが最高視聴率…。」
「本当ですか!?」
「ハワイが最低で、ワキ汗が最高って!?」
大江アナは思わず、今は染みていないワキを手で隠してしまう。
ここで大江さんに一つ忠告しておきたい。そういう何気なくやった仕草一つが、よけいにマニアを悦ばせることになるから、気をつけてもっとやったほうが良い。
えっ?いま私なにか、変なこと言いましたっけ。

まるでこの話の流れだと、ワキ汗が最高視聴率を取った事実も含めて、局の上層部は打ち切りを決めたように聞こえる。そんな「モヤさま」に最後のチャンスとして与えられたのが、福山雅治主演のドラマ「ガリレオ」第一回と同じ時間帯に放送される、ゴールデンタイムの90分スペシャル。かつての正月特番の時と同じく、全2枚くらいの企画書を提出してみたらなぜか編成が通したという。
「これ、視聴率1%とか出ちゃうかも知れない。でも、怪我するのはお二人(さまぁ~ず)ですから。」
最低なセリフを平気で口走る伊藤P。やはりこの人は狂っている。制作の責任者はあんたなんだから、あんたの未来も断たれるだろうよ。それとも、いっそ楽になりたいのか?
「テレビ東京って、どんな企画でも通るんじゃないかって気がしてきました。」
常軌を逸した先輩に合わせるようにして呟いた大江アナ。しかしその言葉を聞いた伊藤Pは、
「そんなことないよ!」
と、急に酔いが醒めたかのように怒りだす。なんでそこだけ怒ったんや。自分で言う分には良いけど、後輩に言われるのは嫌なんか。困った人だ。

伊藤Pとテレビ東京の編成は、別に狂ったわけでもなければ自棄になったわけでもなく、人気ドラマ「ガリレオ」に関心を持たない、既に「テレビ離れ」になっている少数派の視聴者を掘り起こしたかったのかも知れない。まさに、当blogの管理人などはその一人である。
伊藤Pはこのゴールデンスペシャルを「深夜枠でのレギュラー放送の宣伝の為」と言ったそうだが、冗談ではなく本当にそのつもりだったのだろう。そして、それは確実に、今に繋がっていると思える。
まあ、それでも、この伊藤Pが狂っていることには違いないと思うけどな。

(常磐線SP本編はまだ見ていないので、いつレビューを書けるか解りません。)

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2009年5月 6日 (水)

[モヤさま] 北品川ルノナール -北品川③-

 「モダンバレエ研究所」。教室ではなく研究所である。大竹は、バレエを実践するのではなく机上での研究を行っているところではないかと予想したが、そんなはずはなく、この近辺でバレエの講師を行っている先生たちが集い、研究を行う為の場所であった。

なりゆきで、バレエを実践することになった大江アナ。私は、彼女は細身で身長も高めだから、身体はむしろ柔らかいのではないかと根拠の無い先入観を持っていたのだが、わりと硬いらしい。
そこで、股割りをさせられる羽目になった大江アナ。本人の限界を超えて開いた両脚を一本ずつ先生達に押さえられ、上げた腕を一本ずつさまぁ~ずの二人につかまれた。何だこの格好。
「恥ずかしいでしょ?」
とすかさず言う三村。そうか、やはりあんたはそういう趣味か。

あまりの変な格好と間接の痛さに叫んだ大江アナ。
「産まれる!本当に産まれますー!」
わけがわからん。爆笑したけど。脚を支えていた先生方が必至で笑いをこらえていたのが印象的だった。
この後、「ワキ汗」と共に「産まれるー!」は大江アナの持ちネタとなった。東京駅周辺のフィットネスクラブでは第二子を出産、祐天寺の水遊びで産まれた第三子は早産であった。

【祐天寺の第三子】
三村が大江アナの服の中に水風船を入れ、服の中で割ろうとしたが失敗。水風船はそのまま落ちていき、大江アナのスカートの下から出てきた。それを掴んだ大江アナ、咄嗟に
「産まれたー!」
と叫んだ。天才的なアドリブである。

そういえば大江アナは、既にマサカズと一樹を産んでいたのか。(田端の回より)

締めの喫茶店の名は「ルノナール」。…何か聞いたことのある名前だけど、どことなく訛っているような違和感が。
名前の経緯について聞いてみると、最初は「ルノアール」という店名にしたのだが、銀座ルノアールからクレームが入り、一文字変えたら黙認すると言われたので「ルノナール」になったのだそうだ。それやったら全く別の名前にしたら良かったのに。

ちなみに、当blog「新大阪ノワール」の「ノワール」は、「虚無的・悲観的・退廃的」という意味だそうだ。(wikipediaの「フィルム・ノワール」の項より
単に管理人が、「インファナル・アフェア」「男たちの挽歌」などのいわゆる「香港ノワール」が好きだった為に、それの語呂あわせで「新大阪ノワール」と付けただけであり深い意味は無い。

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2009年5月 5日 (火)

[モヤさま] 井戸おやじとの邂逅 -北品川②-

雨がおさまったところで三人はパチンコ屋を後にして、「モヤさま」の基本方針にのっとり、何もなさそうな裏路地に入った。この何もないようなことろで普通はありえないものに遭遇するのは、彼ら独特の不思議な「引力」ともいうべきものが働いているのであろうか。

三人が見つけたのは洋風の井戸。囲いも何もなく、コンクリートの道路の真ん中にこつ然と設置されている。試しに動かしてみるとちゃんと水が出る。
三人が井戸をいじくっていると、井戸のすぐ傍にある家の窓が開き、ランニングシャツ姿で頭の禿げあがった爺さんが顔を覗かせた。面構えは、加藤紘一氏の天敵である「ひろむちゃん」こと野中広務元幹事長を面長にした感じか。
この人こそ、北品川の「え!?」井戸おやじである。

「この井戸、使われているんですか?」
「え?」
「井戸、使ってるんですか?」
「使ってますよ。」
「何に使ってるんですか?」
「え!?何すか!?」

こんな風に、とにかく耳が遠い。いや、三人が疑う通り本当は耳が遠いのではなく、単に「え!?」と一回は聞きなおすのが一種の口癖になっているような気がする。
「モヤさま」にしばしば登場する、全く同じパターンを繰り返せば繰り返すほど面白くなっていく、「基本タイプ」の名物オヤジである。(同類:三軒茶屋「覚えたの」似顔絵オヤジ

この井戸おやじが面白いのは、耳が遠いだけでなく、言うことがいちいち投げやりで皮肉っぽい。
「(井戸を何に使うのかは)そりゃ使う人に聞いてくださいよ。」
「(井戸水は飲めるのかと訊かれ)知らないよ。飲みたい人は飲んでるでしょうよ。」
「(おじさんは飲まないのかと訊かれ)水道があるんだから。」
よくよく考えれば、「井戸おやじ」と呼ぶのはふさわしく無いかも知れない。たまたま井戸の傍に住んでいるだけで、井戸には何の思い入れもなさそうだ。

「向こうにも井戸はありますよ。」
「こっちの井戸とあっちの井戸はちょっと違うのかな。」
「(聞き直さず)そんなこと無いでしょうよ。」
「あれ、聞こえてる?」
「ええっ!?」

何やねん一体…。「聞こえてる?」とつっこまれてちょっと笑ってしまっているところを見ると、はやり全部聞こえていたのでは。

先日、このblogに「北品川 井戸おやじ 正体」という検索ワードで訪れた人がいた。
何やと思ったんや。妖怪やと思ったんか。
ちなみに、この番組にたまに出てくる「妖怪雨降らし」の正体は小平ディレクターである。いや、小平ディレクターの正体が「雨降らし」という名の妖怪なのか。彼は大江アナの一つ後輩だと言っていたから、もしかして管理人と同い年なのか。
きっと、パチンコ屋にいた時に降った土砂降りの雨は小平Dの仕業だ。

シャボン玉好きの大江アナが膨らませたポリバルーンを、思い切り手で叩き割る大竹。いたなぁ、幼い頃にこういう奴が。大竹も女の子に嫌われたタイプだっただろうな。
まあ、そういう私も……。ポリバルーン独特のいやなにおいと、幼い頃の我ら兄妹の姿を思い出しつつ、私もあまり良い兄では無かったかも知れないなとほろ苦い思い出に浸ってみた。

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[モヤさま] 通気性の良い服 -北品川①-

おそろしく高い湿度の中ではじまった北品川のロケ。品川の南側に位置するのになぜか北品川。
番組冒頭から、
「今日はワキ汗大丈夫か?」
と訊かれた(期待された?)大江アナ。この日は前回の反省があったのか、袖口が広くゆったりした通気性の良さそうな服を着ている。

早いもので、あのワキ汗騒動からもう2年経とうとしている。いいかげん、大江アナを「ワキ汗」から解放してあげては如何か。そう思った頃に「モヤさま」DVD第二弾が発売され、ワキ汗騒動は永遠に残ることになった。

テレビでは出せない店名の床屋で、ズンズン伸びるフェイスエステを受けた三村。よくわからぬオイルを顔中に塗られて乾かされ、ゴワゴワに固まってひび割れた顔を見て、私は、ちょうどこの放送があった2年前の春に自身がかかった、謎の皮膚病を思い出した。

【謎の皮膚病】
ものすごく寒くて乾燥した機械室の中で連日作業をしていたら、乾燥と埃にやられて、顔を中心に皮膚病にかかった。それ自体はそれほど大したことはなかったのだが、強いステロイドの軟膏を使ったのが災いして、皮膚がステロイドに負けて、重度のやけどのようにドロドロに溶けてしまった。薬のせいでかなり悪化したのだ。
これはまずいと皮膚科を替えたら、「まずはそのドロドロになった皮膚を固めましょう。」と言われ、石膏のように患部が固まる薬を渡された。
ドロドロに溶けていた皮膚が、にわかに乾燥して白くなりひび割れていくのを見た同僚は、冗談抜きで、いよいよ命にかかわる病気になったのかも知れないと思ったらしく、大丈夫かと訊かれたので、私は「メドゥーサの瞳を覗いてしまった。」と冗談を言ったが通じず、死病だという疑いは解けなかった。しかし、乾燥した皮膚が崩れ落ちた後、うそのように皮膚が蘇り完治した。皮膚科を替えて本当に良かった。

【メドゥーサ】
ギリシア神話に出てくる、髪が蛇になった美女。瞳を覗いた者は石化する。
かわぐちかいじの漫画「メドゥーサ」では、学生運動の闘士であるヒロイン、榊陽子が「メドゥーサ」の異名を持つ。この作品、政権交代を成し遂げ総理大臣となる主人公、榊龍男の盟友として小沢一郎(をモデルにした人物)が出てくる。すると龍男は羽田務か?

廃墟のようなパチンコ屋でそこそこの当たりを出し、「当時の最新型」である(世の中のあらゆるものが当てはまるでしょうが)電気カミソリを獲得した三人。外に出ようと自動で開く力を無くした自動扉を開いたら、まさかのハード・レイン。
雨の牙を逃れようと、客のいない店内でとれ高サイコロを振ったら、出た目は「素人からひと口もらえ!」
「おっかねえ!」
思わず叫んだ大竹。おそるおそる、パチンコ屋の爺さんに何かひと口くれと頼む三人。その時、なぜか三村が手に槌(ゴムハンマーっぽい)を持っていたのだが理由が解らない。

爺さんが差し出したのは、景品として用意していた「とんがりコーン」。思わず裏面の賞味期限を確かめる。
「2007年…。」
とうに切れとるやないか!と一瞬思った後で、「ああ、違う。」と気付いた。何度も言うように、これは二年前の放送を収めたDVDなのだから。

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[モヤさま] 人形屋 亀井静香 -浅草橋 後編-

ゴールデンウィークだというのに政治がらみの話ばかり書いていたら、それらはおそろしく不評で、いいかげん「モヤさま」レビューに戻ろうと思ったのだが、偶然にもこの回、人形屋のおかげでまた政治っぽくなってしまった。

雨が降り続く中、三人は花火の専門店と化している人形屋に入った。その人形屋の店主の面構え、まさしく元警察官僚の「どん亀」亀井静香そっくり。ただし声はかなり高い。

【亀井静香】
亀井静香は警察官僚でありながら、学生時代はマルクス主義を学んでおり、連合赤軍の思想にも一定の理解を示していたが、際限なく暴走する学生達から国家の秩序を守る為、彼らの敵側に回り鎮圧の指揮を執った。社会主義に理解を持つ人が警察庁に入庁するのはあまりに意外だが、それがかえって「敵を知っている」と評価されたのか。

そんな人形屋静香がお勧めする花火は、人間の顔に向かってくる(!?)「コブラ」、火を出しつくした後は潔く自爆する大和魂を持った「戦車」、大人の花火「暴れん坊」、火を点けた人の性格がわかる「ハート占い」など。さすが静香。過激な品ぞろえだ。
「ハート占い」を見て、三村が「これは大江にやってもらおう。」と呟いたのを聞いて、人形屋静香が高い声で言う。
「きっと『明るい天然ボケ』だと思うけどね。」
言われちゃいましたね。

電光掲示板に「ナイスショット」と表示されたのを見て、大竹が呟いた。
「いやらしいやつかな。」
何でやねん。
大竹のこの発言により、そんなわけないと思いつつも、「いやらしいやつ」という先入観が刷り込まれてしまったのだ。その後に表示された「ヘッドチェック」という文字を見て、大江アナが驚くほど見事に罠に嵌る。
「ベッド…。」
なんでこの人は、疑問に思う前にまず音読してしまうのだろう。そこが良いところなのだけど。人形屋静香の性格診断が、花火に火を点けるまでもなく、いとも簡単に証明された。
三村「ベッドチェック!?今、完全に大江が言いました。」
大竹「(次に表示された文字を見て)グリップチェック!?それはXXXXか。」
さまぁ~ずの真骨頂である、めくるめく下ネタの応酬。うん、面白いけど、どう見てもそれ、一目でゴルフだって解るよね。

このゴルフ教室にて、三村はショットのコントロールは悪いが、スピードは片山晋吾プロよりも上であること、大江アナがたった一人のゴルフサークルで部長であったことが判明した。実にモヤモヤしている。
たった一人のサークルで部長って、まるで「新党大地」のムネオさん…、また政治の話になるのでやめておこう。

雨上がりの公園で三人は花火をやった。戦車は上下から激しく火を噴いたものの、自爆は不発。生き恥を晒してしまった。
浅草橋の回は面白い店が意外と多かったものの全2回で、花火のシーンは短かった。「コブラ」や「暴れん坊」、「ハート占い」などが根こそぎカットされたのはさすがに驚いた。
まあ、戦車が放送されて、それらがカットされたことを考えると、おそらく戦車以上に期待外れだったのだろうけど。

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2009年4月28日 (火)

[モヤさま] ローソクが燃え尽きても、どうか泣かないで下さい。 -浅草橋 前編-

「モヤさま」初の雨天ロケとなった浅草橋。雷門で有名な浅草とは関係無いらしく、さまざまな商品の問屋が並んでいる。

三人が最初に見つけたのは、わずか5mmの出っ張りがあれば引っ掛けられる「どこでもハンガー」を売る問屋。ハンガーの先にマイクのような黒い出っ張りがあり、これが吸い付くように引っ掛かって強く固定されるようである。
考案したのは浅草橋「マジで」ハンガー社長。「モヤさま」が訪ねる店の店主は60代、70代の人が多いが、自分で商売をやっていると常に気が張っているからか、不思議と老人といった感じがしない。

扉の上のわずかな出っ張りに「どこでもハンガー」を引っ掛けてみる。確かに落ちない。では普通のハンガーならどうなるかと試してみたら、予想通り、やっぱり引っ掛かる。もっと重たいコートとかを用意しておくべきだったのでは。
これではよく解らないからと壁に取り付けられた鏡の上で試してみる。普通のハンガーでは当然引っ掛からない。では「どこでもハンガー」ではどうか。引っ掛かった、と思いきやすぐに外れた。
結局、社長の個性は伝わったものの、「どこでもハンガー」の効果はそれほど正確に伝わらないという「モヤさま」らしい結果に終わった。

次に訪ねたのはローソク問屋。お勧めは、火を点けたら明かりに反応してテープが作動し、録音された般若心経が流れるというもの。読経は一回あたり2分半。ローソクはかなり大きいので、毎日読経一回分使ったとして三年もつという。
つまり、毎日ちゃんと使ったとしたら、
「あら、もうすぐ三回忌ね…。もうそんなに経ったかしら。」
と、燃え尽きるローソクを見て故人を偲ぶこともできるのではないでしょうか。

「SM用のローソクもありますか?」
と尋ねる大竹。アンタの頭の中でローソクと言えばそれなんかい。
案の定、SM用の赤いローソクを大江アナに渡して、
「これ持って笑ってみ?」
などという三村。素直にやってしまう大江さんも……。いや、良いんですけどね。
ここにいるのがさまぁ~ずではなくダチョウ倶楽部だったとしたら、えらいことになっていただろうな。

昔、ダチョウ倶楽部の上島が言っていたが、あの赤いローソクはちゃんと人体用になっていて、皮膚に落ちてもギリギリ火傷しないように作られているらしい。
彼が新婚の頃、赤いローソクをうっかり切らしてしまったものの欲情を抑えきれず、仏壇に供えるような普通の白いローソクを使ってやってみたら、とんでもないことになったと語っていた。本気で火傷したと。
ロウを垂らされて興奮する心理は全く理解できん。

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2009年4月25日 (土)

[モヤさま] 1,000円でなれるデヴィッド・ボウイ -下赤塚①-

記念すべき100回目の放送は、埼玉県に接する下赤塚。名物は「大仏サブレー」

大仏サブレーを売っているのは、「造ってうる店 フランス製菓」。あまりに知名度が低いが、東京・赤塚には、奈良、鎌倉に次ぐ大きさの大仏があるらしい。歴史はわずか25年。
25年前…。その前年として、何を鎮めるために造られたのか、1983年の出来事を検索してみた。
「日本海中部地震」「三宅島噴火」「ロッキード事件の裁判で田中角栄に実刑判決」
三宅島の噴火が最もそれらしいが、関係あるのかは不明。

激安の服屋「のとや」、Tシャツやジーンズが100円、おばさんが履くようなゴム入りのズボンが50円というありえないほどの安さ。この店、こんな値段でも商売が成り立つのなら、原価はいくらなんだ、こんなに安くできるのなら、あのユニクロも実はボロい商売やってんじゃないか、などと憶測を呼び、同業者に迷惑がられてはいないか。
近所の床屋のマスターも「のとや」を愛用し、ベージュのジャケットに白いパンツというコーディネイトにリーゼントで、デヴィッド・ボウイ風に決めていた。

【デヴィッド・ボウイ】
英国のミュージシャン。私には「戦場のメリークリスマス」で坂本龍一にキスしていた美青年、というイメージしかない。

5人兄弟で営む刺繍屋の職人芸を見て、ぜひ自分達も刺繍をしてもらいたいと思った三人は、先ほどの「のとや」で刺繍をしてもらう服を買いにいこうと思いつく。
前回の予告で、三人とも刺繍入りのジャケットを羽織り、ギャング風の帽子を被って颯爽と歩く後姿があったのはそれだったのか。あれは何なのだろうと楽しみにしていたのだが、それは後編に持ち越された。来週か…って、卓球のせいで再来週?

卓球にはまるで関心が無いのでがっかりだ。仕方ないから、来週は杉作の「妄想恋愛」でも見ておくか。

「週刊ニュース新書」のゲストは国民新党の「どん亀」亀井静香氏か。また過激な発言が飛び出すのかと期待している。「ニュース新書」が終わったら「レイン・フォール 雨の牙」を観に行きたい。混んでるかな。

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[モヤさま] 三村たぬき腹 -新高円寺 後編-

土曜は朝8時頃に起き、朝食後にこのレビューを書こうとパソコンとテレビを点けるのが基本の流れになっている。テレビを点けると、いつもテレビ東京はペンギンのアニメをやっているのだが、このアニメ、シュールすぎないか。

新高円寺だけに、高円寺という寺があるのではないか。そう思いついた三人は近くの松應寺というお寺に入り、聞き込みを行った。
神社や寺にお参りするたび、「モヤモヤさまぁ~ず」が続きますようにと祈願する三人。その気持ちは大切である。幸せは、それが当たり前のようになってありがたみさえ意識しなくなった時、突如消えていくものなのだから。
ちなみに管理人は、かつては夢だった幸せが続けば続くほど、だんだんと失うその日が怖くて逃げたくなるような……いや、ここで個人的なトラウマは語るまい。(ほとんど言ってしまったが。)
予想通り、高円寺に向かうという目的は忘れられたまま、この回は終わるのであるが。

お寺で一服した後、イライラした感じのレストランに戻った三人。店内にも貼り紙はたくさんあり、「足元にお気をつけ下さい」「お水はセルフサービスで」「ごはん大盛りは無料。ただし少しでも残すと+50円いただきます」など、お客を気遣っているようでどこかイライラ感が見え隠れする文言。

三村「おすすめは何ですか?」
店主「今はおいしい肉はなかなか無いですね。みんな同じですよ。」

言い方よ、言い方。言葉を選びなさい。「どれも美味しいですよ。」って言えばそれで良いじゃない。全部不味いみたいに聞こえるじゃない。

けっこうな量の肉を注文した上に、ライスを大盛りにする三人。思えば「大盛り」という日本語も曖昧なもので、ここの大盛りは「なか卯」での牛丼ミニくらいの小さい丼に、まさしく山盛りに盛られていた。そうか、この量を残すなと……。
肉だけじゃなくて、大盛りご飯の量も何gか書いておきなさいよ。残されたくないのなら。
大竹、大江アナは健闘したが、さすがに全部食べることはできなかった。しかし三村は、410gの肉と山盛りのご飯を完食。凄い。
店を出た後、明らかに大きくなった三村の腹。顔のむくみを取ったばかりなのに、肝心の腹が突き出てしまった。人間、こんなわずかな時間でここまで太れるのか。

謎めいた美容院、「サウンドカット ヒロ」。ドアの向こうから胸が黄色、頭が青の毛色をした奇妙な犬が覗く。人間の染毛剤で染められたのは明らかだが、犬の本来の愛らしさが損なわれている。
美容師でありながら、自らはカツラ(ヘアーウィッグ)を装着しているマスター。彼は趣味で四コマ漫画も描いているのだが、自称「芸術家」にありがちな、奇抜な演出にこだわるものの物語は破綻している意味不明なものだった。ああいうの見せられた時、感想を言うのが本当に困るんだよな。

モヤさまの定番である、メニューのカタカナを間違える喫茶店。ちゃんと書けていない上に、自分の書いたカタカナを読めていない。あれでもちゃんと、己の力で店を長年守ってきたのだから大したものだ。

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2009年4月24日 (金)

[モヤさま] 恐怖の新高円寺 -新高円寺 前編-

イライラしている感じのメニューを掲げるレストランからはじまった新高円寺。この回は早々にとれ高サイコロの出番となった。
なぜか知らないが、白いとれ高サイコロに付着した血のような赤い汚れ。これを見た大江アナ、傍に住民がいるにも関わらず震えるような声で叫んだ。

「新高円寺、怖い!」

いきなり我が街に来られて「モヤモヤしてますよ。」などとよくわからないことを言われた挙句、名指しで「怖い!」と付け加えられた新高円寺。お寺が街の象徴だというのに、ちょっとした怪奇現象が発生した新高円寺。素敵な街だ。

血で汚れたサイコロの出目は「今すぐ三万円遣え!」。街に密着したロケを行う以上、放送で宣伝するだけでなく、直接お金を落としていくべきである。とれ高サイコロは地域振興にも役立っている。
手っ取り早く三万円を遣い切ろうとした三人は自転車屋に入った。ここで問題のあのシーンが発生するのである。

自転車にまたがろうとした大江アナ、サドルに座ったら足が届かない高さだったので、自転車のボディを脚で挟むような格好になった。それを見た三村は、彼一流の変態的なひらめきを発揮し行動に移した。自転車のハンドルを掴んで前後にスライドさせ、
「接地してる?」
と尋ねたのだ。三村は大江アナと大竹から制裁を加えられたが、大竹の顔は明らかに興奮しており、彼もまたハンドルを掴みスライドさせた。
…この行為、本当にダメだと思うよ。接地していなくても。

その後、大江アナに
「(サドルの)上に乗ってみろよ。」
と提案する大竹。これがさらなる深みに嵌る罠だと気づかなかった大江アナは、素直に乗ろうと努力するも、サドルの位置が高すぎ、座ろうと腰を伸ばしてもなかなか届かない。その姿を後ろで見ていた三村の発言。(ここには書けない。)

三村さん、大竹さん、判定は「有罪」です。
大江さん、いっそ頬を叩いてやればよかったのに。(視聴者を引かせず笑える程度に。)

顔の整体を受けることになった三村。整体を受ける「ビフォー顔」を、指名手配犯のように目の据わった感じでおさめた。その表情を見て、何となく「24」のジャック・バウアーを連想した。
三村さんは、時おり見せる真顔の険しさが、やっぱりこの人あまり健康じゃないのかなと不安にさせられる時がある。イビキがものすごいらしいし。

アロマオイルのようなものを顔全体に塗られ、いいように弄ばれる三村。歯科医の治療を受けている時と同じく、マッサージを受けている時の顔も人に見せられるものではないな。
整体師は己の指をおもむろに三村の鼻に入れ、その直後に三村の口の両端に突っ込んで引き伸ばした。……菌を摂取するリスクを冒してでも、鼻と口に指を入れる意味はあるのでしょうか。

何となくむくみが取れたように見える三村の顔。しかしこの後、まさに三村の身体は、内側から壊れる危機に直面するのだった。

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2009年4月19日 (日)

[モヤさま] 月島-もんじゃ=セクハラ -月島-

完全に管理人の気まぐれで、このタイミングでDVD Vol.2収録、「月島」のレビューを。

月島と言えば、もんじゃ焼きがあまりにも有名。では、もんじゃ焼きを抜きにすれば月島にはどんな魅力があるのか。この回では「もんじゃ抜きの月島」にスポットを当てた。
しかし、もんじゃを抜いてしまったら他に何が残るのか。第一のモヤモヤスポットが「己の尻尾を必至にくわえようとする犬」になってしまったあたり、出だしは非常に不安定だった。

しかしこの月島の回は、「モヤさま」が隠れた人気番組となる為の重要な要素が発見された回である。それが何かは言うまでもない。「大江アナへのセクハラ」である。
……文字で書くと非常に抵抗があるが、他の表現が見当たらないので仕方ない。

もんじゃにちなんだデザインのTシャツを売っているクリーニング店「トーアクリーニング」。ここでもんじゃTシャツを買った三人は、せっかくだからとその場で着ることにした。この時に活躍したのが、「モヤさま」の陰の功労者、「青木さん」こと青木カメラマンである。
大江アナがワンピースの上からTシャツを被る姿を、下から上へと舐めるような動きでいやらしく撮る青木さん。着替えといっても重ね着しただけなのに、本来いやらしくない映像を、視聴者の見方しだいでいやらしく見られるように演出するのが青木さんの技である。
アホやな、この人……。いえ、これは褒め言葉ですよ。関西の方言です。

ガチャガチャで出てきた親指用の手錠と盗聴器。さまぁ~ずはこの手錠の「正しい使い方」を大江アナに教え、盗聴器では面と向かっては聞きにくい性的な質問をする。この頃はまだ、大江アナもそれらを言葉どおりの「セクハラ」として捉え、さまぁ~ずをたしなめていた。

この放送から半年ほど経過した頃に収録されたDVDの副音声で、それらに対する評判をまだ正確に把握していなかった大江アナ本人はこう言っていた。
「別にこれ(自分へのセクハラ)、(視聴者に)好評ではないですからね。」
それを聞いた構成作家のかつら氏は、
「いやいや、これが大好評なんです。」
と否定した。これはかつら氏のほうが正しい。

推測だが、大江アナはこんな風に考えていたのかも知れない。
「自分は芸能人ではなくアナウンサーなのだ。テレビには女優やグラビアアイドル等の魅力的な女性が大勢出ているのだから、会社員の私に性的なものを期待する視聴者なんてほとんどいないのでは。いてもそれほど本気ではないだろう。」
そんな定石通りにいかないからこそマニアなのだ。長渕剛の歌で例えるなら、飾られた華麗なバラよりも、路傍に咲く可憐なれんげ草のほうが良い、ということかも知れない。(HOLD YOUR LAST CHANCE)

この回をきっかけに、元々いやらしいさまぁ~ずと青木カメラマンはどんどん調子に乗り、逆に男のいやらしさには元々鈍感だったらしい大江アナは、警戒を強めるどころか感覚が麻痺し、受け流していく。それがマニアの心を捉えて離さなかった。
そんなマニアの心を理解できないテレビ東京の上層部は、「なんでこんなDVDが売れるんだ。」と首をかしげているという。日経新聞系列なんだから、マニア心理が動かす経済効果も充分に分析しておかなければならない。

全くの余談だが、以前にも書いたとおり、私も去年の夏に月島の「トーアクリーニング」にて、「回文 いたりややじんももんじゃやりたい」と書かれ た、あの店の中でも最も恥ずかしいデザインのTシャツを購入したのだ。そして家に帰って試しに着てみたら、血行が止まりそうなほどに窮屈だ。
おかしい、ちゃんとLサイズを買ったはずだと思ってラベルを確かめたら、そこには「ユースL」と書かれていた。「ユース」という言葉に馴染みがなかったので買った時は深く考えなかったのだが、もしかしてこれは、子供用のLサイズか。
結局着られなかったが、それならそれで、まあいいかとすぐに諦めがついた。どうせこのデザイン、間違えても外では着られないし。(パジャマ替わりに着ようとは思っていたのだが。)

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2009年4月18日 (土)

[モヤさま] タコの頭を裂く -天空橋②-

テレビ東京様、テレビ大阪様。少なくとも関西では、放送時間が替わったことがいまいち浸透していないようです。こんなblogにも毎日のように、「モヤさま テレビ大阪 打ち切り」という検索ワードで訪れる人がいます。
関西の皆様、テレビ大阪でも木曜深夜にやってますよ。

羽田プリンを食べた直後だというのに、いかにも「モヤさま」らしい置物がある居酒屋「ことぶき」を見つけてしまい、入らざるを得なかった三人。人気メニューは「タコ一匹」。名前の通りタコ一匹を丸ごとゆでた料理である。
三村と大竹は、生贄にされた一匹のタコを、ナイフで一本ずつ足を切り取ってじわじわとなぶった。そしてタコの頭を横に切り裂き、大江アナに「食え。」と差し出した。大江アナは怯えながらも、食べなければ自分が危険な目に遭うと感じたのか口に入れた。

彼らよりさらに残虐なのは小平Dで、
「頭を裂かれた無残な姿を、写真に撮って晒してくれようぞ。」
とカメラを持ち出した。撮られた写真は番組の携帯Webサイトで公開されるらしい。さすが「雨降らし」。まさに妖怪の所業である。

食事を終えた後で見つけた「さんきちグループ」を名乗る肉料理の店。なんと、全品サラダ付きの「さんきちグループ」は蒲田に拠点を置くチェーン店で、やはりサラダにはこだわりがあり、のれん分けを許されるには、グループの伝統であるドレッシングを完璧に作れなければいけないらしい。

とれ高サイコロは、その目が出なかったから良かったものの、
「大江が"Oh,yeah!"に改名したという体で。」
という出目は、かなり寒い結果になったと思うよ。
ちなみに関西には、"Uh,yeah!"という一発ギャグを連呼する「ウーィェイよしたか」などという名の芸人がいるが、まぁ……ね。本当に出なくて良かったね。

締めの喫茶店で遭遇した老婦人達の会合。「ブービークッション」のいたずらを行った三人に、黙って不快感を示したその威圧。まさか、と私は思ったのだ。
あの会合に出席していた顔ぶれ。もしかして彼女らは、天空橋界隈に幅をきかせる「さかなやファミリー」のゴッドマザー達ではないか。
ギリギリのところで回避したつもりが、結局、権力の逆鱗に触れてしまった。木曜昇格は波乱の幕開けである。

※ [念の為の注意書き]  この内容を鵜呑みにしないで下さい

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[モヤさま] シローの利用価値 -ハワイ お土産配り-

前回の続き

36歳(当時)にして、さまぁ~ずの番組の本編には出られず、前説のみ担当するつぶやきシロー。全盛期にマネージャーに向かって、「あまりに忙しいから仕事を減らしたいんだよね。」と言った過去を悔やんでみても、タイムマシーンは来ないのである。

お土産を買ってきたと聞かされ意外にテンションの上がったシローに、最初に渡されたのは大江アナ用のピンク色のアロハシャツ。
「値札が付けっぱなしなのは、高価であることをアピールしたいんですか。」
などと、やはり皮肉なコメントが出た。本来なら、さまぁ~ずの「ムカついたらブチ殺して良いルール」が適用されるところであるが、今回は秘められた目的があるのでお咎め無しだった。

「これ、小さい…。」
女物だけに、着るまでもなく気づいたシロー。代わりに着てみた大江アナの身体にぴったりだったのを見て、おそらくシローは「そういうことか。」と気づいたであろう。彼も騙されるのには慣れているだろうから。

次に渡されたのは、大竹の身体に合わせたアロハシャツ。柄を見て「これは良いわ。」と勢いよく羽織ろうとするシロー。しかしやはり小さかったらしく、背中のどこかが裂けるような音がした。露骨に焦る大竹のリアクションを見て、シローの嫌な予感は確信に変わったであろう。
肩幅が少し小さいと感じながらも、「大丈夫だよ。」と腕を激しく回すシローに、アロハシャツを無事に回収したい大竹は思わず武力行使。それでも諦めぬシローは、アロハシャツを着ている大江アナと並び、
「ほら、二人似合っているじゃない。」
などと気味の悪いことを言う。本気でイライラした大竹は強引に脱がせるも、それが仇となりボタンが弾けとんだ。これは独身男性である大竹には辛い。

最後に出てきた三村のアロハシャツ。これはサイズとしてはぴったりだったのだが、「俺のほうが合うよ。」と理由にならぬ言い分で回収され、替わりにセンスの悪い安物のアロハシャツを渡される。サイズも柄も質感も、シローにぴたりと合っていた。
(本当は大体のサイズを解っていた、という証拠である。)

「帽子もあるよ。」と渡されたのは、あのハワイ出雲大社のキャップ。良かったじゃないシロー。あのチームスバルのベルグちゃんとお揃いだよ。
くすんだ色のアロハシャツを着て、キャップを被ったシロー。完全に不審人物である。

三人の手玉にとられたシローだったが、その必至の抵抗ぶりがサディスティックな「モヤさま」スタッフの心を打ったのか、後に彼は「モヤさま」DVDの隠し映像である「モヤモヤしろぉ~ず2」の主役に抜擢されたのである。
この「モヤしろ」、中堅芸人のシローが若手スタッフにどこまでも冷たくあしらわれる屈辱の無間地獄であり、一般視聴者ではなく副音声の二人が爆笑する究極の内輪ウケ企画でもある。今回は「モヤしろ鉛筆」プレゼント企画のおかげで、それなりに注目されているようである。

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2009年4月17日 (金)

[モヤさま] はかりごと -ハワイ お土産選び-

これは、「モヤさま」DVD Vol.4,5の初回限定版に付いてきた特典ディスク、Vol.3.5に収録されていたハワイ編(2日目)のレビューである。

シローを騙すのが目的だったわけではない。目的の為にシローが必要だっただけだ。

ハワイの二日目は、用意された7万円分のお金を使ってお土産を買うというもの。お土産をあげる対象はサイコロの出目で決める。サイコロを振るのは3回。
目の中に「自分達の為にお土産を買え」という目が含まれていたことから、彼らはどうにかその目を出し、お金の配分もそこに集中させたいと考えた。恐るべきセコさである。

1投目は「大橋アナの迷惑がるお土産」、2投目は「愛川欽也へのお土産」。三人はそれらを極力安く抑え、残る3投目に祈りを込めた。しかし出目はよりによって、「つぶやきシローへのお土産」を買えというものだった。

皮肉屋のシローに高価なおみやげを買っていったところで素直に喜ばないのではないか。露骨にテンションが下がったものの、お金はたくさん余っているので、とりあえずビンテージ品を多数揃えるアロハシャツの専門店へ行くことにした。
「あいつのサイズが解らないから、色々なサイズを用意しておこう。例えば俺らが試着して、俺らのサイズで…。
大竹が提案した、天才的かつあまりに姑息な手段。出演者もスタッフも誰一人止めず乗っかってしまったこの瞬間、シローと「モヤさま」との因縁ははじまったのだ。それはシローにとって幸せなことだったのか、それとも…。

「つぶやきに合うものを選ぼうとしたらどうしても暗い色になってしまうから、一度、各自のセンスで選んでみよう。」
あくまでシローの為に、各自、自分が一番良いと思った柄を選んだはずだった。シローのサイズが解らないので自分のサイズで。そんなの、シローにあげるより自分が欲しいに決まっている。この展開を見れば、資金を節約した挙句の3投目がつぶやきシローになったのは、あまりに劇的である。
面白い展開になった幸運とは裏腹に、視聴率が極めて低かった不運。打ち切られずに済んだ今ではそれも良い思い出か。

結局、三人はそれぞれ、自分に合ったお洒落なアロハシャツを購入、余ったわずかなお金で、おそらくその店の中で最もセンスが悪いと思われるアロハシャツも買っておいた。

帰国後、三人はつぶやきシローのもとを訪ね、お土産を渡しに行った。お土産を買ってきたと伝えた時の、シローの意外な喜びようを見て、三人も多少は罪悪感を感じたであろうか。
ここから、我欲の為にシローを利用する三人と、必至に抵抗するシローとの戦いがはじまった。

続く

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2009年4月13日 (月)

[モヤしろ] レイニー・シロー -祐天寺-

 「モヤさま」DVD特典映像の「大江アナバースデー2年分」を見た。
段取りを間違えてケーキのロウソクに火が点いていなかったのを、さまぁ~ずが自分達のライターで無造作に点けてやるのが、どことなく「モヤさま」らしい飾り気の無い温かみを感じた。
そんな温かみが全く感じられないのが、「モヤモヤしろぉ~ず2」におけるたかはCと中田Dである。

本編である「モヤモヤさまぁ~ず2」が面白いのは、出演者である三人が三人とも「適度に大げさ」なところにあると思う。柔軟体操で身体が硬かったとか、ガチャガチャでハズレを連発したというだけでもそれなりに盛り上げて楽しむ。

まともに苦言を呈するのもどうかと思うが、その点、「モヤしろ」の二人は冷たすぎないか。
例えるなら、EPISODE0のとれ高サイコロで出た「三村を無視しろ!」の指令が永遠に続いているようなものである。
先ほど改めて見たのだが、今回の「モヤしろ」はそこそこ面白かったと思うよ。シローの実力ではなく数々のハプニングで。だから、シローの実力を冷徹に批評するだけでなく、もうちょっと乗っかってやれよ。出演者ではなく、スタッフの口から漏れた声でツッコミが入ってるし。

飛行機の玩具を飛ばしたら木の枝にひっかかって、バットで叩いて取ろうと思ったが全然とれない。玩具の日本刀で叩き落そうとしても取れなかったので、日本刀を投げたらそれも木にひっかかってしまう。いったん諦めてつぶやきネタを披露している最中に、何と飛行機が自然落下。落ちた飛行機が、映像ではシローの口から落ちてきたように見えたので、ネタに夢中なシローの口から唾液が落ちたのかと見間違えた。
そんな奇跡が起こったのに、シローがネタを披露していたせいで全員がシローに注目しており、落ちた飛行機をカメラが捉えられず。
シローは青木カメラマンをなじるが、それは酷というもの。ただし、それが飛行機の落下ではなく何らかのやらしい場面だったとしたら、例え青木さんのカメラがどこを向いていたとしても、すぐに察知してその映像を捉えに行ったと思うよ。この撮影の時は、その「何らかのやらしい場面」が起こり得ないから、今ひとつ気が入っていなかったかも知れないけど。

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2009年4月11日 (土)

[モヤさま] 幸せな母子の肖像 -田端-

「モヤさま」DVD第2弾のレビューは、過去に書いたのも含め主音声で見たものを書いている。副音声は二度目に見る時の楽しみに取っておいている。
また、レビューは基本的に見てすぐに書いている。つまり既にレビューを書いたものしかまだ見られていない。レビューなど書かなければとうに全話見終わっているだろうな。

冷凍庫でワキ汗を乾かし終わった後、三人が訪れたのは田端。
ここで出会ったのは写真家のダン和田。被写体となる人の自然な表情を引き出す撮り方には定評があるらしい。

「家族みたいな感じで撮ってもらいたい。」
三村が思いついたように言った言葉で、ダン氏の頭には即座にイメージが浮かんだらしい。三村と大竹を二人の息子、そして二人よりも一回りほど若い大江アナが母親という設定にしようと。
「産んだの?」
「産んでます。」
その華奢な身体で二人も産んだのか。女性は強いな。

長椅子を使い、三人に色々なポーズを指示するダン氏。
「息子立つか。」
「息子立つ!?」
いちいち下ネタっぽく強調するさまぁ~ず。三村が口にするのと同時に、同じことが頭に浮かんでしまった自分が許せない。
大竹の表情がいまいち硬いと思ったダン氏。ケチャップの容器を三人に向け、思い切り絞る。まさかと思ったが中から赤いものが線状に跳び出し、大江アナは思わず悲鳴をあげたが、ケチャップではなく赤い紐状のものが覗いただけだった。
三人の表情はほぐれるというより驚いた顔になったが、三人の反応を見たダン氏は大笑い。アンタが楽しんでどうする。

写真ができあがるのを待つ間、三人は田端の街をうろついた。
駐車場で出たとれ高サイコロの目は「麻理子大江のすべらない話」…。これはリスクの高い出目である。
何と大江アナは、「アド街」のオープニングで披露する一発ネタの中から、厳選した自信作(?)を披露。それはフジテレビ「ニュースJAPAN」に出てくるキャスター、滝川クリステルのモノマネだった。
大江アナ最大の誤算は、そこにいるのが峰竜太や薬丸裕英、山田五郎達では無いことだ。同じネタをやっても、心優しい彼らとは違い、さまぁ~ずは一切助けてくれないのだから。

大江アナが赤面しているうちに出来上がった、ダン氏渾身の作品。素晴らしい完成度である。
照れたようなはにかみ笑いを浮かべる「息子達」のさまぁ~ずと、その後ろから、慈愛に満ちた笑みで二人を包み込む「母親」大江アナ。両者の実年齢すら感じない、温かみのある幸せな母子の肖像に仕上がっている。さすが、被写体とカメラマン、どちらもプロである。

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[モヤさま] 二階ハウス -天空橋①-

記念すべき「バラエティ7」枠一回目の街は、羽田の隣、天空橋。
ところで、「ケロロみたい」って何のことですか。

海老取川でエビを獲っている漁師のおやっさん。獲ったばかりの生きているエビを、そのまま殻を剥いて食べてみなと勧めてきた。三人は思わず聞き返したがどうやら本気らしい。
いきなり生で食べて大丈夫なのか。露骨に嫌そうな顔で食べた三村だったが、「あっ、新鮮だ。」と食べた途端に表情が明るくなった。それを見て安心した大江アナと大竹も食べた。そして三人とも食べ終わったのを見とどけてからおやっさんが言った一言。
「これ一番怖いのは、大腸菌だけだから。」
うん、おやっさん、面白いよ。個人的にそういう不謹慎な冗談は好きだよ。でもね、おやっさん。テレビって怖いんだぜ。放送後、お役人の調査が入るかもよ。

街中で三人は、建築業の事務所兼自宅といった感じの家の敷地内に不思議な建物があるのを見つけた。家の隣に建っているもう一つの小屋。それは二階建てなのだが、一階だけでなくなぜか二階にも扉がある。しかし二階の扉に直接繋がる階段は設置されておらず、扉の横にハシゴがかかっているだけ。二階の扉を中からいきなり開けたら、そのまま落ちていくのでは。

その家のおかみさんに話を聞いたところ、小屋に見えたそれは倉庫らしく、道具が増えて倉庫が一つでは足りなくなったので、その上に同じ型の倉庫をもう一つ重ねたのだという。本人が建築家だけに、そんな大胆な設計でもいとも簡単にやってのけたらしい。
試しに二階へ上がらせてもらう「痛風」三村と「高所恐怖症」大竹。いくら私が不謹慎な冗談が大好きでも、さすがにこれで事故が起こったら笑えない。危なっかしかったが何とか無事に上り下りできたようだ。

天空橋駅周辺には、あらゆる業界に幅をきかせる「さかなやファミリー」が存在していた。その存在が気になった三人だが、権力に対し不用意に踏み込むのは危険を伴うと感じたのか、深くは触れず通り過ぎた。

試行錯誤を重ねた末、羽田が誇る名物「羽田プリン 大地」を編み出した居酒屋の店主。何と、商品開発中は一日平均20個もプリンを食べたという。自らピロリ菌を飲んだマーシャル教授に匹敵するほどの根性である。自らの身は顧みず、苦難の果てに辿り着いた「大地」。その味はまさに地上の楽園(食べたこと無いけど)。店主の突き出た腹は勲章である。

プリンは相当太るらしい。あの関根勤が小学生の頃、一年で365個のプリンを食べ、異常なほどの肥満体になったというエピソードは有名。しかしその後、いくら成長期で身長が伸びるとはいえ、一年ほどで標準体型に戻したのはさらに驚きだった。彼のことだから、気功法とかを駆使してダイエットしたのだろうか。幼少の頃から既に。
幼少の頃のエピソード一つをとっても、強烈にマニアックでクドい。反面、どんなに意味不明でつまらない芸でも、面白味を見つけてあげられる鋭い感性と包容力。私は関根勤師匠を本気で尊敬している。
あんな大人になりたい。そう思う。堅気の商売をしている者があんな風に生きても通用するのかは疑問だが。

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[モヤさま] そして悲願の系列6局同時放送

思えばこの「新大阪ノワール」(旧名:西中島南方の乱)ができた2008年8月時点では、関西では「モヤさま」は一旦打ち切られていた。
吉本興業が幅をきかせている在阪テレビ局ではそんなもんだと半ば諦めていたが、二度目のゴールデンスペシャル「日暮里舎人ライナー沿線」をきっかけに、関西での放送再開を求める声は高まった。

その甲斐あってか、もしくは予定通りだったのかは知らないが、2008年9月、「魁!セレソンDX」の再放送終了と共に「モヤさま」放送再開。しかし放送は関東の週遅れ(最長22日、最短でも8日遅れ)で、このようにblogでレビューを書く身としてはやりにくかったし、放送よりも先にインターネットで「重大発表」の内容を知ってしまうという楽しみの削がれる事態もたびたびあった。(「営業風」スペシャル放送決定の告知を聞くのが、「営業風」放送の一日後だったり…。)

そして2009年4月9日(木)、「モヤさま」は「バラエティ7」枠での系列6局同時放送となり、遂に週遅れ放送は解消された。今まで訴え続けていたものの、系列局同時放送が本当に実現するとは思わなかった。(系列局が少ないので「全国ネット」という言葉は使いづらい。)
こうして兵庫県の片隅で訴え続けてきたのは無駄ではなかったと思っている。なにせインターネットは、仕組みの上では全世界に発信されているのだから。
ともあれ、これでこのblogも本懐を遂げたというもの。本当に嬉しいね。もういつ止めても良いね。

系列局同時放送の記念すべき第一回目は天空橋。羽田空港の近くである。「羽田空港」と書いてあったらそのまま「はねだくうこう」と読めるのだが、単に「羽田」と書いてあったら、私はどうしても「はた」と読んでしまう。「小沢の傀儡」「普通のおっさん」羽田孜元総理。なりたくもないのに首相に担がれ、わずか2ヶ月で辞めさせられた哀れな人。絶品「羽田プリン」も、「はたプリン」などと読み間違えてしまったら食欲が失せる。

ちなみに管理人の住んでいる地域にも空港はあるのだが、去年、あの橋下大阪府知事が、
「今は関西空港があるから、お前らの街にある空港はもう必要無いッ!
という趣旨の発言をした時から大いに揺れている。我々は兵庫県民なのに……。

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2009年4月 8日 (水)

[モヤさま] 千円自販機に真の「夢」を見出した三人 -中野 後編-

六本木の「中華ミッキー」の師匠が中野に店を構えていた。
実は私も、「ミッキーラーメン」を食べてみたくて六本木の店まで行ったのだが、祝日だった為に休みだった。駅から随分離れていたのを、EZナビウォークを駆使して必至で辿り着いたのに……。
(辿り着いた時は午後4時前。朝食後から何も食べていなかった。)

中野にもあった、おなじみ千円自販機。「今後の入荷予定」とされる商品の中には、千円自販機の業者にとっては神様の如き存在である「モヤモヤさまぁ~ず2」のDVDも含まれていた。それも第二弾のやつが。
いいんですか、新作がいきなり千円で提供されても。まあ、アタリとして少量を混ぜるだけだし、業者が相場の仕入れ値で買い取ってくれるならそれで良いのかも知れないけど。
「舎人ライナー」スペシャルで、三村が「モヤさま」DVDのVol.1を当てた時はかなり笑えた。他ならぬ出演者が、それも番組の中で。

今回のハズレは、手榴弾の形をしたライターと、LEDで光るグラス(プラスチック製)。千円自販機の業者は、とりあえず何でもLEDで光らせておけば豪華に見えるだろう、とでも思っていないか。
今回もまたガラクタの山を築いて終わるのか。そんな雰囲気の中で大竹が当てたのは、何と、はじめて千円自販機と出会った時からの悲願であった「Nintendo DS Lite」

2年3ヶ月という長きに渡る戦いで、54,000円もの費用をかけてきた。それなりのとれ高と視聴率を稼ぎ、千円自販機業者からは「福の神」と崇められるほど密かなブームを呼んだものの、得たもののほとんどは珍ブランドや光るガラクタだった。
それが遂に、金曜25時(関東圏)最後の放送という節目において、彼らは見事に本懐を遂げたのだった。晴れやかな気持ちで木曜の「バラエティ7」枠に移れることであろう。

しかし、私は知らなかったが、どうやら最新のDSは「DS i」と呼ばれるものらしく、今回当てた「DS Lite」は既に型落ちの機種なのだそうだ。それゆえに余った在庫が千円自販機に出回ったということなのか。
2年3ヶ月の間に、時代は流れたということか。

来店した子供を対象に、無料でスーパーボールすくいをやらせてもらえるパン屋があった。ゲームをやらせてもらえる条件は、元気な声で、
「スーパーボールすくいをやらせて下さい!」
と言う事。
三村は大江アナに、「やらせて下さい。」と言うよう指示する。大江アナは「恥ずかしいなぁ。」という風にためらいながらも「スーパーボールすくいをやらせて下さい。」と言った。しかし店のおばさんに「大人は対象じゃない。」と断られる。
「もぉー、恥かき損じゃないですか!」
と叫び、恥辱に歪む表情を見せないようにとうつむく大江アナ。「辱しめ。」と書かれた字幕で追い討ち。
三村さん、よくやってくれた。
え?はい、私は失格です。

結局、特別にやらせてくれることになり、彼女の恥辱は無駄にはならなかった。
ここで大竹は、大人の小ずるいテクニックを使い、現役チャンピオンの少女の目の前であっさりと記録を抜いてしまう。やはり大人にやらせてはいけなかったのだ。

大人の女性に恥をかかせた三村と、頑是無い少女を傷つけてしまった大竹。さまぁ~ずは罪深いコンビである。

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2009年4月 7日 (火)

[モヤさま] 「大塚・目白③」と「中野 前編」を切り捨てたテレビ大阪

テレビ東京の22日遅れで「モヤさま」を放送していたテレビ大阪、木曜「バラエティ7」枠への移動にむけズレをどう解消するのかと思ったら、「大塚・目白③」と「中野 前編」を切り捨て、前回の「大塚・目白②」からいきなり「中野 後編」を放送。冒頭に「先週に引き続き中野」とそのままのナレーションが入ったが、服装も髪型も違うしごまかしきれない。

私は運良く東京で「中野 前編」を見ることができたし、「大塚・目白③」より「中野 後編」を見たかったので良いといえば良いのだが、「エロがちゃ」が出てきた「中野 前編」が関西圏で放送されないのは惜しい。どうせ切り捨てなければならないのなら「大塚・目白②」を切って「中野 前編」を放送して欲しかった。

願わくば、どこか深夜の空いた別枠で流して欲しいものだが、期待はできないだろう。
何せテレビ大阪は、「魁!セレソンDX」を再放送する為に、一時期「モヤさま」を打ち切った支局なのだから。(それもDVD第一弾が発売された直後に…。)

せっかく、「中野 前編」が関西でも放送された時には、改めて書くレビューの題は「天下」にしようと決めていたのに。
(「天下」は戦国時代風の発音をすると、その意味が解るかと。)

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[モヤさま] 粉砕! -駒込-

マスコットキャラ「しーちゃん」でお馴染みの「霜降銀座」は、日本一長い商店街らしい。(自信が無さそうだったが。)
ちなみに、管理人もよく出没する大阪市の肥後橋というところにある「肥後橋商店街」は、正真正銘の「日本一短い商店街」である。
まあ、日本一長かろうが短かろうが、だから何やねん、というところであるが。

姉妹みたいな親子の営んでいる老舗の玩具屋。ばあさん達を指して「アニメのキャラクターじゃないよね。」という大竹の感想もよう解らんが、三村の「実写だよ。」というツッコミもまたよう解らん。まあ、テレビで放送するのだから「実写」という表現もあるいは間違いではないのかも知れないが。
商品は何十年も触られるだけで買われずボロボロだったり、思い切り色あせたりしている。「2060円」という値札が、消費税が3%だった時代に取り残されたことを語っている。

マジックテープ付きのグローブで玉をくっつけて遊ぶ玩具を買った三人。バットも買って野球ゲームをしたら面白いと思いバットを買おうとしたら、ばあさんはバットはおまけすると言って金を受け取らない。(どちらも結構なばあさんなので、娘の方なのか母の方なのか解らない。)
それでも遠慮して代金を払おうとする大江アナに対し、財布から金を取り出す手を叩くまでして止めるばあさん。年寄りって変なところで異常に頑固だから困るんだよ。

しーちゃんの謎を追う三人。鞄屋を営む商店街の会長に尋ねると、しーちゃんは公募で選ばれたキャラクターだという。その時応募された他のキャラクターは会館に集まっていると教えてくれた。そこで飛び出した会長のダジャレ。
「会館に行けば快感を得られる。」
聞き流してやればいいのに、これを聞いたさまぁ~ずは、
「あれ、会長。」
と真顔で見つめる。そんなツッコミは無しだろ。やっぱり何か、大竹は妙なところでサディストの一面を覗かせると感じる。
公募キャラクターの、「ガーよろしく」「関係ないヤツが『しもふり』と言っているだけ」が個人的にツボだった。

ガチャガチャで出てきた「ひんやりアイスパック」は、袋の中に入っている素材を叩いて砕けば冷たくなるというもの。上手い具合に砕けない大竹に替わって、二児の父である三村が砕いてやろうとする。嫌な予感(期待?)が的中し、三村の拳を受け派手に破裂するアイスパック。袋の裂け目から冷える素材が噴き出して、大竹の剥き出しの腕に降りかかった。腕は痛いほどに冷えるが、驚いて額からは汗が流れ出る。
管理人は、こういう悲惨なハプニングで取る笑いが大好きだ。

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2009年4月 4日 (土)

[モヤさま] 酒と涙と女とゴンちゃん -東上野-

「ワキ汗」同様に語り草となった、「泥酔・号泣」の回である。

韓国料理の総菜屋で発見した高麗人参酒。「精力を強めたい」という三村のたっての希望で、三人とも飲ませてもらうことになった。
これはあくまで管理人の推測であるが、ここに来る前の「ブルブルマシーン」の一件で、心では興奮していたのに己の身体がその興奮を反映できなかったのを見て、三村は危機感を感じたのではないか。(本当に「興奮して凝視していた」という前提で書いているが。)

高麗人参酒のアルコール度数は35度。酒飲みのさまぁ~ずは一杯飲んだところでどうということもなかったが、あまり強くないらしい大江アナは、ストレートで飲むのはさぞかし厳しかっただろうが、おばさんの厚意を裏切ってはいけないと思い残さず飲んだ。
その誠実さが仇となった。

次に行った健康食品の店。おばさんの長話を聞いているうちに大江アナは酔いが回ってしまい、少し離れたところで立ちながら眠りそうになった。完全に目が据わった表情がちょっと色っぽい。話をろくに聞けていなかったくせに、おばさんが浄水器の話に入ったところですかさず反応し、
「そのお水飲ませて下さい。」
と所望。さまぁ~ずもこれは無理だと判断し、しばらくロケ中断。

そして次に訪ねたのが、地元の皆に愛された柴犬「ゴンちゃん」のいた駄菓子屋である。
ゴンちゃんは元は捨て犬だったが、ある時、店の息子が拾ってきて、そのままその店の飼い犬になった。
ゴンちゃんは人懐っこい性格で、店に来た近所の子供達にもすぐに懐いた。子供達もまたゴンちゃんを愛し、ゴンちゃんの店は近所の憩いの場となった。かつて東上野の街を孤独に彷徨っていたゴンちゃんは、大好きな人達に囲まれ幸せに暮らした。
しかしその幸せは突然奪われた。彼を襲った悲劇的な事故。その悲惨な事故はゴンちゃんの命を奪い、何百人もの人々から愛するゴンちゃんを奪ったのだ。事故の原因が何だったのかは解らないが、その代償はあまりにも大きく、取り返しがつかない。

過ぎ去りし日々の幸せを閉じ込めた写真と、しみじみと思い出を語る老夫婦の話から、彼らの胸の中で今も生き続ける「ゴンちゃん」に触れた三人。さまぁ~ずがふと振り返ると、感受性の強い大江アナの目から大粒の涙が流れていた。

何が驚いたって、こうして改めてDVDで見返した私(管理人)自身、泣くまではいかないまでも、不覚にも目に涙を滲ませてしまったということだ。30目前にして既に涙もろくなってる…?これを見た時、少々日本酒が入ってほろ酔いだったとしても。

事故を起こしてはならない。失われた命は決して戻ってこないのだから。そんな決意を新たにした。

ゴンちゃんの死に涙して少し酔いが醒めたのか、中華料理屋に入り、ビールを飲む三人。チャンポンは危険だろ。
ビールを飲んだ大江アナ、濃厚な高麗人参酒をストレートで飲んだ後では、ビールを飲んでも酒という感じがしないのか、
「水みたいなものですね。」
と。言いながらも顔真っ赤やないか。

(次回は駒込のレビューを書く予定)

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[モヤさま] オン カッパヤ ソワカ -合羽橋-

「モヤさま」スタッフの皆様、最初から「一本分にも足りませんでした。」というオチを意図していたわけでなく、本当にエロ抜きの吉原で二本分撮るつもりだったのでしょうか。

吉原にネタが無かったことで、急きょ決められた「道具抜きの合羽橋」。妖怪の「河童」ではなく雨具の「合羽」なのか。
どういうわけか、吉原の回より合羽橋の回の方が何かとエロかったのだが。

【エロ①】
避妊具の自動販売機を見て、無垢な表情で素朴な疑問を呟く大江アナ。
「値段の違いは何なんですかね?」
何でこの人は……。飛んで火に入る夏の虫か。
その後、妙に詳しい専門的な説明を聞かされ、動揺した大江アナ、さらに墓穴を掘る。
「使ったことないです!」
どっちの意味で受け止めれば良いのでしょう。

【エロ②】
夫婦ガッパの像を見て、夫ガッパの性器にやたらと注目するさまぁ~ず。顔をうつむかせる大江アナを見て調子に乗った大竹、お供えのキュウリを見てとんでもないことを…。
いや、気付いていなかったのなら、それはそれで良いのです。
すぐに気付いてしまう私はもう引き返せない。

【エロ③】
ダイエット効果のあるブルブルマシーンで、手を付いて揺らすと豊胸効果があると知り、とびついた大江アナ。気にしてたんかい。
大江アナの揺れる(?)胸元を覗き込んだ三村、まるでがっかりしたように、
「これ大江じゃねぇな、やる人。」
などと失礼なことを言う。
後に、この一言に傷ついたと告白した大江アナに対し、三村が真相を語った。(*)
「違うよ、あれは口ではあんな風に言いながら、本当は興奮してたんだ。」
「『大江じゃねぇな。』って言いながらも、凝視だったから。」
これを聞かされた大江アナ、思わず悲鳴を上げた後、
「興奮……。」
と絶句していた。
いかにも草食動物のような雰囲気の三村もやはり男。隠し持っていた獣性が覗いた瞬間であり、冗談半分の「セクハラ」から本気の「エロス」へと一歩踏み込んだ瞬間であった。
ちなみに、個人的には巨乳より小さめの方が……いや、やめておこう。

カッパを祀った神社で、「オン カッパヤ ソワカ」という適当すぎる真言(マントラ)を、ふざけたように唱えた三村。(ふざけてるのはどっちだ、という話であるが。)
カッパの祟りで足を踏みはずして膝を崩し、思い切り転ぶ。
痛風なのに!

三村の母が小沢一郎に似ているというエピソードに爆笑した。お母さんは政界きっての破壊者。

* DVD Vol.3の特典映像「大江が選ぶドイヒーセクハラBEST3」より。
 「大江じゃねぇな。」発言は第二位に選ばれた。

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2009年4月 3日 (金)

[モヤさま] もはや自己破壊願望か -夏休みに家族で行ける吉原-

DVDを再生した時に最初に出てくる、著作権法に関する警告を見てふと思った。テレビ東京様、レビューを書くのは著作権法に抵触しませんよね。
まあ、私は書きますけど。

あの「破壊者」小沢一郎に匹敵するほどの、激しい自己破壊願望である。
お金をかけてロケを行ったハワイ編で思わぬ低視聴率を取ったことで、一時は番組の存続も本気で危ぶまれたのではないか。ここらで何とか挽回しなければと考えるべき時期だったであろう。
そんな時期に「モヤさま」スタッフが作った、狂っているとしか思えないこの特別企画。
「夏休みに家族で行ける吉原
江戸時代から続く日本屈指の色街やないか。何その「アド街」風のタイトルは。

「モヤさま」はその平和でゆるい内容から、録画で見ている小学生の視聴者も案外多いようである。録画が視聴率に反映されないとしても、「家族で楽しめる番組」という良いイメージは営業面でも貴重な要素であるはずだ。そんなご家族みんなで楽しんでいただいている視聴者の為に、と言わんばかりに出してきたのが吉原って。
「今日は君達の大好きなものを持ってきたよー。」と差し出したシュークリームの中身が、カスタードでなくカラシだったというようなものだ。

それでいえばハワイ編はまだ良かった。たまたま視聴率が悪かっただけで誰も怒っていない。それにひきかえこの回は、録画して子供に見せている保護者達をわざわざ怒らようとしているようなものだ。地元にドンキホーテができた時、ピンクのカーテンに隠された「秘宝館」と呼ばれる売り場に子供が突入し、そこから持ち出したものを見た親がヒステリーを起こした、あの光景を思い出す。(その後間も無く「秘宝館」は撤去された。)
それでもなお、そこに踏み込まずにいられないのは、テレビ東京の深夜放送としての宿命なのか。たとえ子供やその保護者を切り捨ててでも、孤独な独身男性視聴者の期待に応えなければならないのか。

結局、それらは杞憂に終わった。(別の問題が浮上したが…。)
子供でも見られる部分の吉原しか放送しなかった。その結果残ったのが、閉まったシャッターとカレー屋のみ。
このカレー屋、なぜか厨房のドアに「お手洗い」という札を付けている。これもまた自己破壊願望か。よりによってカレー屋だもの。
もともとこの部屋はトイレだったというのもありえんだろうし、わざわざ貼ったとしか思えん。
本当に元はトイレだった部屋だったらかなり嫌だが。食品衛生法上は完全にアウトだ。
どんなに本格派のカレーを出しても絶対に一流にはなれない。だが皮肉にも、あのカレーはかなり美味そうだった。(管理人はカレーには少々うるさい。)

とれ高は放送一回分にも満たなかった。特別企画のはずが逆に、放送時間を短縮する羽目になったとは。何がしたかったんだ。
一回分の放送で二度のエンディングを流すということをあえてやりたかった、と言われればそれ以上何も言えないが。

(次回、合羽橋のレビューを書きます。)

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2009年4月 1日 (水)

[モヤしろ] シロー濡れねずみ -祐天寺-

当管理人、DVD Vol.4-6の隠しコマンドを偶然解いてしまった。
「モヤしろ鉛筆」別にいらんけど、いちおう懸賞に応募はしたくなるのがファンの心理か。

(以下、「モヤモヤしろぉ~ず」の内容をばらしている為、知りたくない人は読まないで下さい。なお、隠しコマンドおよびプレゼントのキーワードは記載していません。)

真冬にも関わらず水遊びを再現するのかと思ったら、するまでもなく雨に濡れている。しかも公園が工事中。
水風船に濡れるのを嫌がったたかはCと中田D。しかたなくシローが独り濡れる。しかし笑いに繋がるわけでもなければ、彼が濡れて喜ぶ視聴者も皆無。
そして本編どおり、濡れたシローが着替え。「毛沢東」発言に笑ってしまった自分が許せない。

シローよ、済まぬ。あんたの必至な映像は早送りして、キーワードだけ拾ったよ。仕方ないじゃない。目的だけ済ませて、早く本編が見たいもの。

調子に乗って、Flash時計、さっそく携帯電話の待ち受け画面にした。ダウンロードしたのがちょうど午前0時で、「モヤモヤPOINT 0時ですよ」と出たのが笑えた。

とりあえず吉原あたりから見よう。

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2009年3月31日 (火)

[モヤさま] 明日DVDが届く -大塚から目白へ-

この回、残念ながらこれといってレビューに書けるような材料が無かったので、思うまま断片的にダラダラと綴ってみようと思う。

このblogのアクセス解析で検索ワードを集計していると、何というか本当に、この番組のファンはやらしい人が多い。「大江アナ」とのAND検索でくっついてくるのは「ワキ汗」「接地」「金玉保健」「えろガチャ」「青木カメラマン」など、セクハラ的キーワードが常に上位を占める。
たまに、あのリンボーダンスに失敗した瞬間の、正面から撮った映像を必至で探しているらしき人の足跡を見つけるが、そんなもん流出してるわけないでしょうが。

彼らがテレビ東京の番組で満たされたいと思っているのは「エロス」ではなく「フェチシズム」の欲求である。直截的な性ならその手のビデオを見ればいいわけだが、彼らはそれとは違った、言わば日常の中で偶発的に発生するような、興奮とはいかないまでもちょっとした驚きを求めているのではないか。
こんなことを書くと、「客観的に分析した風を装わないで、お前もこちら側の人間なのだから、自分の意見として堂々と言え。」と言われるかもしれないが、それは心外である。

大塚の裏通りはカレーの匂いが充満しているらしい。カレーといえば、職場の近くにある焼き鳥屋がランチメニューとして出すチキンカレーが、「尋常ではないほど辛い」と話題になっていた。辛いもの好きを自負する私も挑戦してみたのだが、あの日以来私は、「辛いものが好き」などと生意気なことを言うのは止めようと思った。「辛い」は「つらい」とも読む本当の意味を知った。
最初こそ「辛くて美味い」と強がっていたが、中盤からはとにかく「辛くて暑くて痛い」。カレーひと口に対しグラス一杯の水。雨に打たれたかのように額から流れ出る冷や汗。汗まみれになりながらも何とか食べ切り店の外に出ると、春冷えの風を受け一気に身体が冷え、体調が悪くなった。翌日になっても胃の中がヒリヒリしたほどだ。
「もしかしてこれこそインドのカレーなのでは。」
そんな風に思い、数日後、その焼き鳥屋からわりと近くにあるインド料理屋でカレーを注文、食べ比べてみた。インド料理屋のカレーはまろやかで、全く辛くない。日本人用にしてあるのだろうが、それにしてもずいぶん甘口だ。
そのインド料理屋の店員に、焼き鳥屋のチキンカレーの話をすると
「あれは無理。」
と…。インド人を泣かせた恐るべきカレー。インドに近づこうとするうちにインドを追い越してしまったのか。

以前東京に出張に行った時、三軒茶屋の裏通りを歩いていたら、似顔絵オヤジらしき人に怒鳴りつけられた。…放送後、マナーの悪い視聴者にからかわれたりして気分を害したのだろうか。

あと、このblogでも以前取り上げた、関西某所にあった藤崎奈々子のラーメン屋が、いつの間にか潰れていた。久しぶりに通りがかったら、既に別のラーメン屋に替わっていた。短命なのは予想通りだったが、それにしても一年足らずで潰れるとは……。

明日、「モヤモヤさまぁ~ず」のDVDが届くらしい。それのレビューは随時更新予定なのでご期待いただきたい。

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2009年3月29日 (日)

[モヤさま] 放送時間変更に伴いWebサイトがリニューアルされたが…。

「モヤさま」の放送時間が変更されたので、公式サイトが一応リニューアルされた。相変わらず、放送時間とDVD情報が書かれているだけで、随時更新する気は全く無さそう。

アップロードされている写真、さまぁ~ずの二人の顔を見た時、思わず「嫌なんかい。」とツッコまずにはいられないほど表情が険しい。もしくは体調がかなり悪いのか。昔の知り合いが見たらしみじみと「こいつら老けたなぁ。」と言われる類の写真だ。ポーズも曖昧だし。
二人とは対照的に、大江さんだけは首を少し傾けて微笑しており、可愛く写っている。
……何かこの写真、妙に面白い。一緒に写っておきながら、さまぁ~ずと大江アナとの表情の違いは何なのだ。 この日のロケで何かあったんですか。

公式サイトの紹介文より抜粋。
「そんなモヤモヤを街歩きの達人さまぁ~ずがスッキリ晴らす!」
晴らしてへんことも多いと思うけど。晴らすかどうかも成り行きと気分次第のような気が。そのへんのルールさえも徹底されていないがゆえに「モヤモヤ」か。

3/28の「ニュース新書」は、政治ジャーナリスト田勢康弘の本領発揮といった感じで見ていて興奮した。記者会見で語られた言葉を額面どおりに受け取らず、むしろ意図的に言及を避けた内容に真意を見出す。廊下で漏れ聞いた話から本音を探る。心なしか、田勢氏が普段よりも活き活きとしていたように感じた。
「ニュース新書」レビューは日曜(もう今日だけど)更新予定。3/21の回はまだ見ていない。

「音楽ば~か」、シーズン2最終回らしいので見てみた。マリ……子さんが出とる。曰く、
「毎週拝見してます。」
そらぁそうでしょうね。お役目だもの。あれをシラフでやっている貴方は本当に偉い。
シーズン3も美女木ジャンクションが引き続き出演するかのような伏線があった。もしかして、公募して採用された新メンバーと対決して、彼女らが負ければ脱落だとか、もしくは増員メンバーのオーディションだとか、そんな展開とちゃうやろうな。

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2009年3月23日 (月)

[モヤさま] 関西も木曜「バラエティ7」枠に昇格決定

今日、仕事の帰りにテレビ番組情報誌を立ち読みしたら、4/9(木) 0:12~の枠に「モヤモヤさまぁ~ず2」と書いてあった。(正確な日付で言えば4/10(金)である。念の為。)

…時間帯が同じになったのは良いのだが、確か東京は4/2からじゃなかったっけ?
(関西の4/2は、「セレぶり」の最終回を放送するらしい。)
放送日時が同じになってもやはり週遅れなのか、それとも間は切り捨てられるのか。
放送する回は関東に合わせて、間の回は深夜にまとめて放送してもらえると一番有難いのだが。(テレビ大阪の前例を考えると嫌な予感がする…。)

ともかく木曜深夜の放送になるようなので、私は録画して金曜に見て、土曜の午前中までにはレビューをアップロードするようにしようと思う。

追記:HDレコーダーの番組表を確認したら、どうやら「スポパラ」は「バラエティ7」に変わるらしい。

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2009年3月22日 (日)

[モヤさま] ブスすぎるだろ -大塚駅 南口-

「モヤさま」で奇妙な人物に遭遇するところを見た時、私は「ジョジョの奇妙な冒険」での、見えない敵にスタンド攻撃を受けた時の場面を連想する。

[スタンド攻撃を受けたような場面]

気がつくと特殊な空間に迷い込んでいる→「罠」の引き金を引いてしまう→攻撃を受ける→敵が姿を現す。敵を認識した時には既に相手のテリトリーに入っている。

「落としてみたい10万円」などという意味不明な願望が書かれた貼り紙を見つけた三人は、その謎をつきとめる為に「サカエヤ」という名の店に入った。しかし店の中は無人で、設置している内線で店主を呼ぶように書かれていた。
おそるおそる内線をかける三村。受話器の向こうは眠そうなおっさんの声だったという。普通、この感じからして降りてくるのには少し時間がかかると思うものだが、受話器を置くや否や、彼らのすぐ後ろにあるエレベーターからおばさんが不意打ち。

そんな不意打ちおばさんの、
「伝統あるから。ホコリ(埃)だらけ、ホコリ(誇り)高きアレで…。」
というダジャレ。三人が全く反応してくれないから後半はためらい気味だった。
この悲惨なダジャレを、スタッフはわざわざ字幕におこして「こんなしょうもないこと言ってますよ」と示しておきながら、show君のツッコミは入れてあげない。相変わらず、一般人に対しても容赦無い編集だ。

おやっさんは終始パントマイムで、おやっさんに訊かれた質問も全ておかみさんが替わりに答えるという、ノッポさんとゴン太君のような菓子屋の夫婦。七福神の人形焼で間引かれた七人目の神は誰なのかが個人的に気になる。

こけし収集家の夫である床屋のオヤジは、ラジオへの投稿で活動する三軒茶屋の似顔絵オヤジに続き、Web上で活動する似顔絵アニメオヤジである。(件のWebサイト「アニメの世界」はこちら)
コレクターとかけて「コレ、クタクタ(の妻)」などという最低な冗談を言うオヤジ、おそらくはこけしに絡めた何らかの下ネタを三村に耳打ち、それは三村から大竹に伝えられた。
オヤジの個性と三村・大竹の反応から、相当強烈なものと推測される。女性ゆえに仲間はずれにされた大江アナは「何ですか?」としきりに訊くが、二人は教えてくれず。
どんな内容なのかは私には解らないが、教えてくれなかったのはむしろ二人の配慮だとお思いなさい。きっと相当に酷い。

そんなオヤジの描いた大江アナの似顔絵アニメブスすぎる。

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[モヤさま] テレ東を背負った女  -中野 えろガチャ-

青木カメラマンに続く「仕事人の矜持」第二弾である。ちなみにこのblog、「青木カメラマン」で検索してやってくる閲覧者が意外に多い。やはり彼の仕事ぶりはマニアに高く評価されているのか。テレビカメラマンが一般視聴者に名指しで評価されるなどなかなか無いと思う。(「青木カメラマンの矜持」記事はこちら

かつて伊藤Pは言った。テレビ東京がエロを扱うのは「チャンネルに与えられた使命」だと。

中野の裏通りにある「えろガチャ」、大江アナが当ててしまったそれは、あのケンドーコバヤシに「もう恋なんてしない。」とまで言わせた堕天使の道具。
それが何なのか知らなかった大江アナは、そいつの商品名をはっきりと音読。男達に戦慄が走り、その空気を感じて初めて、気軽に呼んではいけないものだと気付いたようだ。
(「えろガチャ」なのだから、基本的にそういうものしか入っていないと思うが‥‥。)

さらに彼女は、よせばいいのに、それに書いてある英文の説明書きを音読。さすがに危ない単語には気付いて咄嗟に"owner"と言い換えたが、本人をはじめ、その用途を知らなかった人たちも、それの恐ろしさを知ってしまった。
そんな恐ろしいものを生産している会社が、世の中にはあるのだよ。

それにしても、警戒してまず黙読しようとはせず、いきなり音読する潔さは本当に凄い。

例え卑猥な内容でも、情報は正確に伝える。それが大江アナウンサーの矜持。

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2009年3月21日 (土)

[モヤさま] 東京で中野編を見た

えろガチャで出てきた商品の音読に絶句した。この回はマニア騒然であろう。周りの反応を見てはじめて気付くとは‥‥。
やはり大江さんはショートカットの時がより可愛い。髪切ったかと訊かれていたが、収録がおそらく1ヶ月以上前だと思うのでややこしい。
行くところが無くなってきたので中野に行ってみるか。中野編後編を見られるのは1ヶ月先か‥‥。
(放送直後、寝つけなかったので携帯電話で更新)

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2009年3月15日 (日)

[モヤさま] 「スポパラ」改め「バラエティ7」木曜の枠に昇格決定。関西の放送枠は?

表題の件であるが、当blogのアクセス解析を調べている時に「昇格」という言葉を見つけて気づいたものである。関西は放送が三週遅れなので前触れすら無かった。(現在、「自由が丘 完結編」まで)
どうやら、(関東では)木曜の「スポパラ」枠にいる「怒りオヤジ3」が終わるらしく、その後の枠に「モヤさま」が入るようである。EPISODE0で三村の言った「『怒りオヤジ』をどかしちゃう?」(レギュラー放送化を狙うと宣言した時の発言)という言葉が、奇しくも今になって現実となった。

これによって遂に関西も、3週遅れ放送の不便から免れるかと思ったのだが、それはまだわからない。関西では「スポパラ」各番組の放送曜日が関東と違っているからだ。
「怒りオヤジ」は月曜(おそらく一週遅れ)にやっている。ならば月曜になるんじゃないかというとそうでもない。

関西の「スポパラ」放送曜日 (3/15現在の確認情報)
※ ()内は関東の放送曜日
月(木) 「怒りオヤジ」終 →(4月から)「ドラマ24」
火(火) 「ありえへん世界」
水(水) 「ゴッドタン」
木(金) 「ドラマ24」移動 → (4月から)「モヤさま」?
金(月) 「きらきらアフロ」

関東では、4月期の「ドラマ24 湯けむりスナイパー」が金曜に放送される。しかし関西支局の「テレビ大阪」のみ月曜に放送されることは同番組の公式サイトで確認済み。
つまり、断定はできないが、「モヤさま」は関東と同じく木曜24:12~の放送になり、関東との放送日のズレも解消されるものと私は予想する。もしそうであれば、関西地方に住むファンにとっては念願が叶ったと言える。(他地方も同じだという保証は私にはできないが)

当blogのレビューも、新年度からはリアルタイムでお送りできるかも知れない。当blogのレビューを毎回読んで下さっている閲覧者の皆様、ご期待下さい。

私の予想通り週遅れ無しの全国放送化となるのなら、私はテレビ東京の編成を高く評価する。

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2009年3月14日 (土)

[モヤさま] 東京タワーの下でぬか漬けを弄ぶ。 -東麻布 「咥えてみ?」事件- 

「QuickJapan」Vol.80の「モヤモヤ座談会」にて、番組に大江アナが参加することの意味を訊かれた時、さまぁ~ずと伊藤Pはこう答えた。
「俺達二人だけでロケをやると、話が弾まず、一回りしただけで終わってしまうと思う。下ネタも言わないわけでしょ?大竹に向かって『きゅうり咥えてみ?』って言っても仕方ないし。」
「大江は本当に真面目で上品な人ですよ。だからこそ下ネタを言いたくなる。下ネタいくらでもやりそうなイケイケ風の女性だったら、言う方としてはかえって面白くない。」
と。良い趣味をしているものだ。

さて、件の「きゅうりを咥える」場面があったのが、この東麻布編である。テレビに映りたくて仕方ないらしい八百屋のおかみさんが、一人一本ずつきゅうりのぬか漬けをくれたのだ。ぬか漬けをきゅうりの形そのままでかじるなどなかなか無い。ましてやそれを手に持ってかじりながら、外を歩いている人なんて見たことが無い。
「ソフトクリームやクレープなら見たことあるけど、ぬか漬けかじってるって。」
誰からともなく、きゅうりのぬか漬けを縦に振って弄びはじめた三人。それを見て三村と大竹はよからぬ連想をした。二人がそれぞれ同時に、同じようなことを思いついたらしい。

「これをこうしてみ?」
二人は大江アナに指示をした。三村はきゅうりを激しく振った後、大きな口を開けてきゅうりを咥え込んだ。大竹は唇を尖らせ、きゅうりの先をつつくような仕草をしてみせた。それらの露骨すぎる表現には、鈍感と言われる大江アナもさすがに「やってはいけない」と気付き、ただきゅうりを振ってみせただけで笑ってごまかす。
三村さん、大竹さん、判定はアウトです。

「さすがにダメだろ。」
最初にこのシーンを見た時に私は思わず呟いたのだが、ちょうどこのシーンの時に副音声で大江アナ自身が、
「でもさまぁ~ずのお二人のセクハラは別にいやらしい感じがしないし、私も不快ではないですよ。」
と。これを聞いた時、「凄い」と本気で感心した。される方も、する方も。
三人の人柄と信頼関係の強さから、普通に見れば明らかにセクハラの言動でさえ、彼らの中では独特のコミュニケーションとして成立しているのだ。そんな雰囲気が伝わるからこそ、マニアが興奮するだけでなく、良識あるファンでも安心して笑えるのである。

だがあえて忠告しておきたい。この「きゅうり咥えてみ?」発言は、世間一般の基準で見れば結構過激なセクハラですよ、と。

「ゴッドタン」で戦い続ける松丸アナも、きっと先輩の背中を見て、私も負けないようにと勇気付けられているだろう。同番組の男性三人は実に非紳士的だ。有吉まで加わった回は本当にヒドい。

以上で東麻布編のレビューは完了。三つに分けた見どころの三つとも下ネタやないか。

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[モヤさま] おっさんの手の温もり -東麻布 とれ高サイコロ-

二人の仲が良いことで有名なさまぁ~ずを、彼らも出演する「リンカーン」という番組は「長年連れ添った夫婦のような絆」と評した。
コンビの片方だけに旨い話をもちかけ、もう一方に嫉妬と疑心暗鬼を抱かせて仲違いさせようとする悪質なドッキリをかけられた時、さまぁ~ずはお互い協力するように話し合って難なく乗り切ったのだ。
大竹「お前が海外で仕事してる間は、俺が一人でレギュラーの仕事して、ギャラも倍もらえるんだったら全然良いけどね。」
三村「それいいんじゃない?」
という風に、あえてセコい提案をすることで、相手に後ろめたさを感じさせないような配慮さえ感じられ、素直に感動したものだ。

そんな「長年連れ添った夫婦」に下されたサイコロの指令。それは、
「次の場所ではさまぁ~ず同士でずっと手をつなげ!!」
本物の熟年夫婦であってもかなり抵抗のあるこの指令。ましてや男同士のコンビである。大竹は心臓に強い圧迫感を感じたという。
手を繋ぐというスタートだけでも、大竹には覚悟を強いられたというのに、その手を取った三村は一気に一つのゴールへと導く。大竹の手を引っ張って、己の秘所にあてがったのだ。激怒し暴力に訴える大竹と、軽く引く大江アナ。
そこからミナミちゃんのいる寿司屋までのわずかな距離であったが、二人は出会った頃を思い出しながら、並んで手を繋ぎ歩いたのだった。

サイコロの二投目もまた、彼らのお互いに対する気持ちを試すようなものであった。
「ぶつかった瞬間、三村と大竹が入れ替われ!!」
つまり三村は大竹、大竹は三村を演じなければならない。言い替えれば、相手のフィルタを通して見た自分の姿を確認できることにもなる。
「意外と似てんだよ。」
やる前に三村はそう前置きした。確かにそうかも知れない。結果としては入れ替わっても言うことは一緒。下ネタの連発だ。違いと言えば眼鏡を触る癖があるか無いかだ。
「これもう、ダメ!」
下ネタの応酬に表情を歪ませ、珍しく本気でダメ出しをする大江アナ。きっとマニアの方々は満足したことであろう。

もしもの話、三村と大竹があのままずっと手を繋ぎ続け、それぞれ片方の手でお互いの手を握り、もう片方の手で八百屋でもらったきゅうりを持って、それをかじりながら仲良く歩くような映像が続いていたとしたら……。
きっとハワイ編を最終回にして、番組は打ち切られていただろう。
そんな「もしも」を想像してしまった自分がよく解らんが。

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[モヤさま] 東麻布音頭「OとかVとか」 -東麻布 靴屋の親子-

今週の土曜、関西では「モヤモヤさまぁ~ず2」の放送が無い。来週私は東京出張で家にいないので、このままだと2週連続で更新を休止することになる。
なので今回は特別に、DVD第1弾から東麻布編を選び出してレビューしようと思う。
この東麻布編を通じて、三人と街の人々との絆、三村と大竹の絆、さまぁ~ずと大江アナの絆を読み解いていこうと思う。全三回の予定。これはもう一つの「絆」キャンペーンである。
…などと大層に書こうとしたが、管理人が勝手に脚色してレビューを書くだけのこと、つまりいつも通りである。

最初にとりあげるのは靴屋でのシーンだ。
店の前に置かれた椅子に腰掛ける老婆は、街の風景と一体化したような優雅で穏やかな風情を醸し出している。しかし、この老婆が語った自らの出生の秘密は壮絶だった。
「親がお餅つきをやってたらおまたから落っこっちゃった。」
老婆の母親は、臨月にも関わらず自ら杵をとって餅をつくほどの豪傑。餅の中に産み落とされ(うつぶせに落ちたら窒息死したと思う)、そこから拾われたから「ひろみ」と名付けられた。しかも誕生日を偽って届けられている(*)。

そんな豪快な一族の血を引いた靴屋のおやっさん。やはり血筋である。このおやっさんも一見は穏やかそうだが、細かいことは気にしない、よく言えば器の大きい人物である。
靴屋でありながら壁には視力検査の表が貼られ、陳列棚の空きスペースには漫画と、なぜかアラビア語の単語帳まで置いてある。

「私は、自分が面白いと思ったら何でも置く。」
関根勤並みに何でも受け入れる靴屋のおやっさん、おすすめの靴はどれかと訊かれて出してきたのが、「ルチアーノ バレンティノ」の婦人用サンダルである。あの世界的に有名な高級ブランド「VALENTINO」とは関係無い。たまたまデザイナーの姓が「バレンティノ」だっただけだと思われ、決して俗に言う「偽ブランド品」ではない。

そんな「偽物」とレッテルを張られがちな「ルチアーノ バレンティノ」を、おやっさんは
「OとかVは一番いいですね。」
と、腕で丸を作って「O」、ピースサインを出して「V」と表現しながら、意味不明ながらも最上級の賛美を与える。向かいに立っている大江アナ、そのジェスチャーが気に入ったらしく思わず真似てしまう。まるで西条秀樹の「YMCA」である。
「それでOK!とかね。そしてV。」
意味不明なジェスチャーをさらに続けるおやっさん。ツボにはまって腹を抱える大江アナの横で、三村は彼の中に眠っていたサディズムがむらむらと沸いてきたらしく、
「何言ってんですか。」
と、あろうことか手に持っていた靴ベラで、おやっさんの股間を急襲。

それに対するおやっさんは意外と冷静だったが、
「いや、ダメですよ本当に。もう今、ちょっとね。歳とともに今、ちょっと、ね。」
と、訊いてもいないデリケートな悩みを、テレビカメラと母親の前でカミングアウト。
「何お母さんの前で下ネタ言ってんの。」
と三村のツッコミが入ったが、おやっさんの言葉を聞いて私が思ったことは少し違っていた。
今でも元気だったら、三村のイタズラに対しどうしたというのだろう
、と。
え?そんなこと言ってないって?

※ 蛇足であるが、管理人の祖母も本当は1月7日生まれなのに、戸籍上は1月1日生まれになっている。昔の親は子供の生まれた日を、縁起の良い日とかに勝手に書き換えて届けるようなことがあったらしい。

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2009年3月 8日 (日)

[モヤさま] 小平なみだ雨 -自由が丘 完結編-

かつて大江アナは「Quick Japan」Vol.77の手記の中で、こんなことを書いていた。
「モヤさま」の魅力の一つとして、「モヤモヤしっぱなす」というのがある、と。
かつてシンガポールにて、さまぁ~ずの二人は大江アナに「金玉保健」と書かれている店の看板を音読させてはしゃいでいた。しかし中には入ることはなく、「どんな店なんだろうね。」と言いながら通り過ぎていった。
ちなみにこの時、テレビ東京を代表するアナウンサーである大江さんははっきりと音読。かえってひるむ二人に対し、少し表情を歪ませながらも「金玉ですって。」と付け加えた。そのすぐ近くに「チンコアラーム」という店もあり、これもまたはっきりと音読。
あの辺りには、日本人男性の生殖器にニーズを絞った、何らかの商売が盛んらしい。何なのだろう。勃起不全の治療か?そうだとしてもなぜ日本語?ものすごくモヤモヤする。

今回、ちょっと上流っぽい感じの家に「ムーミン谷」という表札があったのを発見しても、彼らはそれ以上立ち入ることもなく、「どんな人が住んでいるんだろうね。」と言いながら住人には会わずに通り過ぎた。
私の予想では単に谷さんという人が住んでいるのかと思ったが、その表札の横に「宮澤」という普通の日本人名が。
その時ふと、田勢氏の「宮澤(喜一元総理)らしい常識の無さ」という言葉が頭をよぎったが、あの宮澤氏とは関係無いだろう。

「デジタル110番」の看板を掲げる街の電器屋を発見。2月はテレビ東京のデジタル7チャンネルPRの強化月間ということで(関西での放送は既に3月だったが…。)、三人は電器屋の中に入り、デジタル放送の警官を自称するおやっさんにコメントを求めようとした。
しかし、
『「モヤさま」で出会う住人は本来の自分の役目を果たさない。』
という法則がここでも証明された。何と店内で使われているテレビはブラウン管。アナログ放送の画面に表示される「アナログ」という表示は、お上の脅迫であると「SAPIO」誌ばりの意見を述べ、
「デジタルに移行するからテレビを買い換えて下さいと言ったって、誰もが買い換えられるほど裕福ではないッ!」
と、あろうことかアナログユーザーの気持ちを代弁。アンタ、テレビ売る気無いんか。

「とれ高サイコロ」では久しぶりに、今すぐお金を使えという目が出た。ここで三村は、番組の企画の為にネルシャツを接収されてしまった小平(こだいら)ディレクターへの補償の為、お洒落にコーディネートされた服一式をプレゼントしようと提案。
「妖怪雨降らし」と仇名を付けられたほど、地味で薄幸そうな見た目の小平Dが、(何と表現したら言いか解らないが)ど派手なチンピラ風の男に変身。化粧をしたわけでもないのにまるで面影が消えている。絶対に二度と着ないだろ。

DVD第二弾は第一弾に続き、隠し特典の「モヤモヤしろぉ~ず」と、大江アナと誰か(多分前回同様、作家のかつら氏)の副音声が収録されているという。
収録風景に出ていた、いかにも文系のお姉さんといった感じの姿には一瞬「誰だ?」と思った。テレビに出ない日はあんな感じなのだろうか。ああいう地味な格好も案外、個人的には好きだが。むしろ、元は良いのに普段は地味な格好しかしない女性が好きだ。どういう経緯でそんな性癖ができたのか自分では解らない。
「モヤモヤしろぉ~ず」、DVDがamazonから届いたら、とりあえず第一弾と同じコマンドを入力してみよう。まさか同じではあるまいな。

お知らせ:来週、テレビ大阪はスノーボードの大会か何かを放送するらしく、「モヤさま」の放送は一回休みだ。まさかこれで、テレビ東京の22日遅れで放送となるのか!?勘弁してくれ。

余談:
この記事のタイトルは、「鬼平犯科帳」(TVドラマのやつ)の一編、「忠吾なみだ雨」とかけてみたのだが、誰も気づくまい。
原作である小説の原題は「お雪の乳房」といい、盗賊の娘の肉欲に溺れる若き同心、忠吾のまぬけさが描かれていた。それがドラマ化される際に「忠吾なみだ雨」と改題。真剣に惚れた女が盗賊の娘と知り、お役目を捨てて女と共に逃げてしまいたいと一度は考えたものの、断腸の思いで彼女の親である盗賊を捕らえる忠吾の悲恋となった。テレビの規制が生んだ名エピソードである。

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[モヤさま] 麻理子との再会 -自由が丘(2)-

梱包材を売っている店でプチプチを買う三人。あの「プチプチ」は、私が店に勤めていた時は「エアパッキン」と呼ばれていた。それが正式名称なのかは解らないが、映っていたように芯に巻かれたでかい塊で仕入れる。あれでよく割れ物を包んだものだ。
包むものもないのにエアパッキンを3m買い、つぶしても音が鳴らなかった人が負けというゲームをはじめる三人。…これって、テレビ番組だよね?
さすが「モヤさま」。深夜に見ている人が眠くならないかとか、そんな些細なことを気にしない番組づくりである。視聴者に対し従順ならざるテレビ番組。

酒屋で聞いた井戸を探す途中、カメラの撮ってないところで、突如「久しぶりー。」という女性の声。何と、大江アナが大学時代の友人に偶然遭遇
「素敵な再会だね。」と呟いた「泣かない男」三村。言葉とは裏腹に顔が引きつっているのは、「これは長くなりそうだ。」と思ったからか。しかしそれよりもさらに冷たいのは大竹で、文句を言わない代わりに、さきほど酒屋で買ったお菓子をおもむろに食べはじめる。お友達が挨拶をしても食べるのを止めないのはさすがに失礼では。

自由が丘の井戸オヤジは普通に上品な感じの老紳士で、井戸も最近付け替えたらしく(未だに井戸を売っている業者があるのか?)清潔。自分の声はでかいくせに耳は遠い、しかし実は聞こえているという疑いもかけられた、北品川の「ええっ!?」井戸オヤジとは大違いで少し拍子抜けである。井戸オヤジとの邂逅は来月発売のDVDに収録されているようなので、実に楽しみである。

全品サラダ付きが売りの焼肉・トンカツの店「さんきち」。看板に書いてあるくらいなら、定食ではなく例えばベーコンエッグなどのサイドメニュー的なものにもサラダは付いてくるのかと検証したら、本当にベーコンエッグにもサラダは付いてきた。本当に例外なく「全品」サラダ付きなのかと思いきや、納豆にはサラダは付いてこない。
つまり、ベーコンエッグは料理なのでサラダ付きだが、納豆は単品料理というよりはトッピングなのでサラダは付かないという線引きか。その理屈で言えば、ビールなどの飲み物にも付かないのか。いや、お通しみたいな感じで付く可能性も考えられる。うーん…。

show君のナレーションで、
「サラダがたくさん食べられるので、ベジタリアンにお勧め」
などと言っていたが、そもそもが「焼肉・トンカツ」の店だろうが。肉を注文してはじめて出てくるサラダだろうが。
食の好みとしてのベジタリアンなら、肉が大好きな大食漢と一緒に行ったらちょうど良いかも知れないが、思想的なベジタリアンにとってはありえない店である。
(しかしそれを言い出したら、思想的なベジタリアンはほとんど外食など出来まい。どうしているのだろう。最も、いまどき寺の住職でさえ肉を食べているようだが。)

DVDの特典映像は、今回は捏造を封印し、大江アナと「偽大江」こと中田D、そして20数年リンスを使わなかったというさまぁ~ずのマネージャーが恋愛話をする「モヤモヤスーボー」とやらが入るらしい。
私は、女性同士の恋愛話は男が聞くべきではないと思っているので、これは見ないかも知れない。

さまぁ~ずが大江アナの誕生日を祝った映像2年分というのはちょっと興味がある。あの人らも、ちゃんと祝ってあげていたんだ。どうせとんでもないプレゼントとか用意したんだろうな。
「ダブルエー」公式blogで、大江アナが二人の後輩アナウンサーに誕生日ドッキリを仕掛けられた映像は感動した。わりと殺伐とした職場環境にある私にとっては実にうらやましくもあった。

あと、さまぁ~ずの悩み相談なんてのもあったが、相談者はどうせ小平Dなんじゃないのか?

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2009年2月25日 (水)

[モヤさま] 共食い狼(管理人)が選ぶ ドイヒーセクハラBEST5

「ワースト」ではなく「ベスト」と捉えて選び出すところが、私もしょせん、ただの男である。
幸いというべきか、「モヤさま」には、見ていて本気で不快になるようなセクハラは無い。その一線はさすがに守っている。(サドルはさすがに、本当に接地していたらアウトだった。)
「ゴッドタン」や「アリケン」には多々あったが…。

【第5位】 DVD Vol.1 特典映像の捏造エピソード
なぜか自ら、積極的に捏造に参加する大江アナ。彼女自身の口から出た衝撃のオチ、
「(めくれあがったスカートに)青木さんのカメラがズームイン!
テンションの上がった大竹、勢いで
「パンチラじゃなくてXXチラじゃねーか!」
と、DVDでなければ絶対に収録できなかった過激発言(実際の発言は無修正)。売り上げの為に捏造を企てた伊藤Pもまた、「我が意を得たり」と二つの意味で大興奮。
副音声で、元ハガキ職人の構成作家、かつら氏が、
「プロデューサーは本来、不正とかを厳しく監督しなきゃいけない立場なのに、彼は自ら捏造を主導している。」
と、まっとうな苦言を呈す。

【第4位】 祐天寺
水を入れられパンパンに膨れ上がったロング風船、割れそうで割れなかったのが、大江アナがつまんだ途端に破裂。その時の三村のコメント。
「大江が先っちょを触るから。俺だったら破裂するよ。
本気の欲望はやめて。
しかし三村さんは、大江アナだからこそ安心して言えるのであって、青木アナに対しては、相手が本気にしたことを考えると怖くて言えないだろう。

【第3位】 三軒茶屋
任天堂の古い玩具「HIP FLIP」の、手の平を模した部分を大江アナの胸にあてがう三村。直接自分の手で触ったわけではないにしても、両手がおもむろに両胸を触っている形の映像が完全にアウトだ。さすがにあれは怒ってもいいと思う。

【第2位】 舎人ライナー沿線(残りカス)
麺をすする唇をアップで撮る、仕事人、青木カメラマン。この日に塗っていた口紅には光沢があり、妙に艶かしい。
ものすごいアップの映像で撮られていたのに気づいた大江アナ、焦って、
「わっ、大きい…!」
と呟いてしまい痛恨の自爆。

【第1位】 東京駅周辺
北品川のバレエ教室での惨劇が繰り返された、フィットネスクラブでの第二次「産まれるー!」事件。強制的に開脚し、股関節を柔らかくするという拷問に似た器具を体験した大江アナ。ここでも青木カメラマンは大活躍した。
スカートの下には黒いズボンを履いていたものの、大開脚のアップはあまりにはしたなく、焦った大江アナ、苦悶の表情で必至に手を伸ばし隠そうとする。それがいけなかった。隠さずにいたらストレッチに見えたのに、隠すからかえって……。

はい、私は失格です。
紳士でありたいと思いつつも、心の中ではそれを期待している私達もまた、彼らと同じ罪を背負っているのです。罪悪にまみれた醜い心。その痛みもまた、官能。

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2009年2月24日 (火)

[モヤさま] 飽きたら替えられる時代へのアンチテーゼ -DVD Vol.1~3を見返す-

テレビ東京が急遽空いた放送枠を埋める為、たまたま休みだったさまぁ~ずに、たまたまシフトが空いていた大江アナを付けて適当に作った番組、「モヤモヤさまぁ~ず2」。
裏は細木数子やダウンタウン浜田という強豪を使っていたにも関わらず、想定の3倍ほどの視聴率(分母が低すぎたのだが)を取り、レギュラー化が決定した。この初回のスペシャルから数えると2年以上経った今も、深夜枠で熱狂的なファンに支えられ、続いている。

初回のスペシャルが好評だったのはそれほど意外ではない。細木数子やダウンタウン浜田の出演する「人気番組」に嫌気がさした視聴者が「モヤさま」を見たのだ。

リモコンが当たり前になった現代人はテレビとの付き合い方が変わってしまい、少しでも退屈を感じたらすぐにチャンネルを替えてしまう。それだけに「レッドカーペット」の一分間のネタ、「みなさんのおかげでした」の細かすぎるモノマネ等、チャンネルを回しているタイミングだけ見ても成立する番組が人気だという。

各局の各番組が、いかに飽きられないか、例え1分や2分でも見てもらえるようにするかに必至になっている中、「モヤさま」は視聴者にとって、従順ならざる唯一のテレビ番組である。それこそが伊藤Pのプリンシプルなのかも知れない。
ダラダラと長回しをする替わりに、いつ奇妙な地元民が現れるか、いつ奇妙な建物に遭遇するかが予測不能で迂闊にチャンネルを替えられない。
最も、あんな深夜に他のチャンネルを回してもろくなものをやっていない、というのもあるが。わざわざ起きて見ている人は大したものだ。
(私は録画で見るので替えようも無いが、つまらない番組だと早送りをするか停止してしまう。)

「モヤさま」研究家を自認する私は、DVD Vol.1~3をもう一度見返した上で、「モヤさま」の魅力を以下のように分析してみた。

魅力① しつこい
西新宿「ブルージーンズ」にて、看板や貼り紙の書き間違いを根こそぎ洗い出し、月島の塾講師に「お洒落ですね」「普通だよ」の水掛け論を延々と繰り返す。東麻布の靴屋では宝探し的に変なものを彫り尽くした挙句、何の脈絡もなくおやっさんの股間を狙い撃ちする三村。普通、一箇所であそこまで長居をすると視聴者は飽きてくるが、飽きかけるところで妙なトリップ感に似た面白さが沸いてくる。

魅力② 諦めない
千円自販機やガチャガチャに異常なまでの執念を燃やす。千円自販機などは値が張るわりに役に立たないものが出てくるのは解りきっているが、彼らを通じて疑似体験をするのは楽しい。彼らが千円自販機で大量に買い物をすることで、新興国・途上国の中でも成長が遅れ気味の企業が支えられているかも知れない。
この番組でさまぁ~ずは、箱を開けるだけで笑いを取れる、変なブランド名を読み上げるだけで笑いを取れるという能力を身につけた。

魅力③ いやらしさが無い
さまぁ~ずとの相乗効果とかが計算されたわけでなく、たまたま空いていたので出演することになった大江アナ。顔は綺麗だが色気があまり無く(褒め言葉です)、セクハラに対しても心が広い、というより気づいていない